JPH0650620Y2 - 電気錠駆動回路 - Google Patents

電気錠駆動回路

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JPH0650620Y2
JPH0650620Y2 JP1987146842U JP14684287U JPH0650620Y2 JP H0650620 Y2 JPH0650620 Y2 JP H0650620Y2 JP 1987146842 U JP1987146842 U JP 1987146842U JP 14684287 U JP14684287 U JP 14684287U JP H0650620 Y2 JPH0650620 Y2 JP H0650620Y2
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JP
Japan
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JP1987146842U
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JPS6450571U (ja
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一仁 栢木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、錠ソレノイドを使用した電気錠駆動回路の改
良に関する。
〔背景技術〕
近時、錠ソレノイドを使用し、錠ソレノイドに供給する
電源電圧の極性を反転させて、錠を施錠,解錠する電気
錠駆動回路が、従来のモータ式の電気錠に替えて使用さ
れている。
第5図は、このような錠ソレノイドを使用した電気錠駆
動回路の基本的構成を示したものである。この図を参照
して説明すると、不図示の施錠,解錠スイッチを操作す
ると、制御接点r1が切換わり(例えば、施錠スイッチを
操作すると接点Sが閉じ、解錠スイッチを操作すると接
点Rが閉じる)、電源Eより保持タイマ回路T1,保持タ
イマT2に電源電圧が供給されると、各々の保持タイマT
1,T2は、電源電圧の立ち上がりを検出して保持信号を出
力する。すなわち、保持タイマT1は主接点rをその設定
時間だけ閉じ、他方の保持タイマT2は、錠ソレノイド3
側に設けた極性切換接点r′の切換操作のために設けた
ラッチングリレーS,RのトランジスタQ1又はQ2を駆動
し、これによって接点r′を作動してR,Sのいずれかの
接点を閉じる。
直流電源Eから錠ソレノイド3への電源供給は、錠ソレ
ノイド3が作動するのに十分な時間だけ主接点rが閉じ
て行われ、この主接点rが閉じられるまでの時間に上記
トランジスタQ1,Q2が駆動され、これによって極性切換
接点r′が切り換わる。
かくして、錠ソレノイド3が駆動されると、施解錠検知
スイッチ4が作動し、錠状態表示器5に設けた施錠,解
錠表示ランプ(不図示)が点灯される。
以上のような構成の電気錠駆動回路におていは、施錠,
解錠スイッチが操作され、保持タイマT1が作動して主接
点rが閉じられたときに、直流電源Eは極性切換接点
r′を介して錠ソレノイド3に電源を供給するが、錠ソ
レノイド3は駆動時に大きい電流を瞬時的に供給する必
要があるため、ソレノイドの定格が大きい場合には、電
流容量も大きい電源が必要となり、電気錠駆動回路も大
型化せざるを得なかった。
第6図は、以上のような動作をなす電気錠駆動回路の等
価回路を示しており、第7図(a)は主接点の動作、同
図(b)は錠ソレノイドに供給される駆動電流を示して
いる。
〔考案の目的〕
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、錠ソレノ
イドを用いた電源の負担の軽い電気錠駆動回路を提供す
ることを目的としている。
〔考案の開示〕
上記目的を達成するため提案される本考案は、施錠,解
錠スイッチの投入による電源電圧の立ち上がりを検出し
て、上記錠ソレノイドに供給する駆動電圧の極性を切り
換える極性切換接点の切換制御回路と、定電流回路を介
して直流電源によって定電流充電されるコンデンサを有
した充電制御回路と、制御接点を有し、上記コンデンサ
に並列に接続されており、上記コンデンサの充電電圧が
所定の動作レベルに達したときに上記制御接点を所定の
時間閉じて上記コンデンサに充電された電荷を上記極性
切換接点を介して上記錠ソレノイドに供給する放電制御
回路と、上記直流電源と定電流回路との間に介装された
主接点を有し、施錠,解錠スイッチの操作により上記直
流電源の立ち上がりを検知し、その立ち上がり時点より
上記充電制御回路によって充電されたコンデンサが上記
放電制御回路によって放電を開始して、上記錠ソレノイ
ドが駆動されるまでの時間、上記直流電源より上記錠ソ
レノイドへの通電を許容する主接点制御回路とを備えた
ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下に、添付図とともに本考案を説明する。
第1図は、本考案の電気錠駆動回路の基本的構成を示し
たブロック図である。
図に見るように、本考案の電気錠駆動回路は、錠ソレノ
イド3の電源供給側に設けた極性切換接点r2を切換える
切換制御回路Aを有しており、この切換制御回路Aは直
流電源Eより施解錠制御接点r1を介して供給される電源
電圧の立ち上がりを検出して動作する保持タイマT2と、
この保持タイマT2の保持出力によって施錠,解錠動作に
対応したラッチングリレーS,Rを駆動するトランジスタQ
1,Q2を設けており、ランチングリレーS,Rの駆動時には
接点r2を作動させてS,R側の接点を閉じる構成となって
いる。
また、BはコンデンサCoを定電流を充電する充電制御回
路であり、コンデンサCoと定電流回路1を設けて構成さ
れている。この回路Bでは、後述する主接点rmが閉じら
れて、施錠,解錠スイッチの制御接点r1を介して直流電
源Eが供給さたときに、定電流回路1によってコンデン
サCoを定電流で急速充電するものである。
一方、Cは、制御接点rcを有した放電制御回路であり、
この回路CはコンデンサCoの両端電圧が所定のレベルに
達したかどうかを判別するレベル判別回路2と、このレ
ベル判別回路2によってコンデンサCoの端子電圧が所定
のレベルを越えたときに駆動される保持タイマT3を組合
わせて構成されており、保持タイマT3の保持出力によっ
て制御接点rcは所定時間閉状態に保持される構成として
いる。
更に、Dは直流電源Eからの電源供給を許容する主接点
を有した主接点制御回路であり、この回路Dを施錠,解
錠スイッチ(不図示)の操作時にその制御接点r1がS側
又はR側閉じの状態になったときに、電源Eより供給さ
れる電源電圧の立ち上がりを検出して駆動される保持タ
イマT1を有しており、このタイマT1の保持信号により主
接点rmを所定時間だけ閉じて、直流電源Eから定電流回
路1側への電源供給を許容する構成としている。
なお、4,5の錠の状態を視認出来るようにするため設け
た検知スイッチと、表示器である。
今、第1図を参照して本考案の電気錠駆動回路の動作を
施錠スイッチが操作された場合を例に採って説明する。
施錠スイッチが操作されると、制御接点r1はS側が閉じ
るので、保持タイマT1,T2には、接点r1を介して直流電
源Eが供給される。
そして、このとき各タイマT1,T2は、電源電圧の立ち上
がったことを検出すると、保持信号を所定の時間出力し
て制御接点rmを閉じるとともに、トランジスタQ1をONに
してラッチングリレーSを駆動する。このラッチングリ
レーSの駆動により、極性切換接点r2はS側が閉じられ
て、錠ソレノイド3を施錠動作するように設定する。こ
こに、保持タイマT2の保持出力は、ラッチングリレーS
が駆動して接点r2が確実に切換えられる時間に設定され
ており、他方の保持タイマT1は、直流電源Eの投入によ
って定電流回路1よりコンデンサCoに定電流を供給して
急速充電した後、放電制御回路Cのレベル判別回路2が
保持タイマT3を作動すると接点rcを閉じ、これによって
錠ソレノイド3にはコンデンサCoからの放電電流と定電
流回路1からの定電流が同時に供給される。保持タイマ
T3の設定時間は、このようにして錠ソレノイド3が作動
されるのに十分な時間に設定されている。
以上のようにして、主接点rmが閉じている間に、定電流
回路1からコンデンサCoに急速充電が行われ、コンデン
サCoの端子電圧が所定のレベルVthを越えると、制御接
点rcが閉じられ、錠ソレノイド3にはその接点rcが閉じ
られた時間だけ電流が供給されることになり、錠ソレノ
イド3はこのときの駆動電流により作動され、タイマT1
がタイムアップして主接点rmが開くことによって1回の
動作は完了する。
第2図は、以上の動作を示したタイムチャートであり、
(a)は主接点の動作、(b)は電源電圧の立ち上がり
時に発生する保持タイマ#1の起動信号、(c)はコン
デンサCoの端子電圧の波形図、(d)はレベル判別回路
より出力される保持タイマ#3の起動信号、(e)は保
持タイマ#3の保持出力、(f)は錠ソレノイドに供給
される駆動電流の変化図を示している。
以上のような動作をなす本考案の電気錠駆動回路は、第
3図に示した電気回路によって等価的に説明され、第4
図は、第3図の電気回路の動作を示したものである。同
図(a)は主接点rmの動作、(b)はコンデンサCoの両
端電圧の変化図、(c)は制御接点rcの動作を示してい
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、施錠,解錠スイッチの操作の毎に、コ
ンデンサに定電流で急速に充電して蓄積した電荷を定電
流回路からの定電流とともに錠ソレノイドに供給する構
成としているので、電源の負担が軽減され、電源を小型
に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気錠駆動回路の基本構成を示す図、
第2図はその動作を説明するタイムチャート、第3図は
本考案の原理を説明する等価回路図、第4図はその動作
を説明するタイムチャート、第5図は従来の電気錠駆動
回路の基本構成図、第6図はその原理を説明する等価回
路図、第7図は第6図に示した等価回路の動作を説明す
るタイムチャートである。 (符号の説明) A……極性切換接点の切換制御回路 B……充電制御回路 C……放電制御回路 D……主接点制御回路 1……定電流回路 E……直流電源 Co……コンデンサ rc……制御接点 rm……主接点 r1……施,解錠操作スイッチの制御接点 r2……極性切換接点 2……レベル判別回路 3……錠ソレノイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】錠ソレノイドに供給する駆動電圧の極性を
    切換えて、施錠,解錠を行うようにした電気錠駆動回路
    において、 施錠,解錠スイッチの投入による電源電圧の立ち上がり
    を検出して、上記錠ソレノイドに供給する駆動電圧の極
    性を切り換える極性切換接点の切換制御回路と、 定電流回路を介して直流電源によって定電流充電される
    コンデンサを有した充電制御回路と、 制御接点を有し、上記コンデンサに並列に接続されてお
    り、上記コンデンサの充電電圧が所定の動作レベルに達
    したときに上記制御接点を所定の時間閉じて上記コンデ
    ンサに充電された電荷を上記極性切換接点を介して上記
    錠ソレノイドに供給する放電制御回路と、 上記直流電源と定電流回路との間に介装された主接点を
    有し、施錠,解錠スイッチの操作により上記直流電源の
    立ち上がりを検出し、その立ち上がり時点より上記充電
    制御回路によって充電されたコンデンサが上記放電制御
    回路によって放電を開始して、上記錠ソレノイドが駆動
    されるまでの時間、上記直流電源より上記錠ソレノイド
    への通電を許容する主接点制御回路とを 備えたことを特徴とする電気錠駆動回路。
JP1987146842U 1987-09-26 1987-09-26 電気錠駆動回路 Expired - Lifetime JPH0650620Y2 (ja)

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JP1987146842U JPH0650620Y2 (ja) 1987-09-26 1987-09-26 電気錠駆動回路

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JPS6450571U JPS6450571U (ja) 1989-03-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5212928U (ja) * 1975-07-17 1977-01-29
JPS5627320Y2 (ja) * 1976-04-30 1981-06-29

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