JPH0117071Y2 - - Google Patents

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JPH0117071Y2
JPH0117071Y2 JP1983096048U JP9604883U JPH0117071Y2 JP H0117071 Y2 JPH0117071 Y2 JP H0117071Y2 JP 1983096048 U JP1983096048 U JP 1983096048U JP 9604883 U JP9604883 U JP 9604883U JP H0117071 Y2 JPH0117071 Y2 JP H0117071Y2
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timer
switch
turned
transistor
electromagnet
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JP1983096048U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はタイマー回路に係り、例えば焙焼装置
などにおいて、機械式タイマーにて制御されるタ
イマースイツチと併用して被制御物への通電を制
御する回路構成に関する。
(従来の技術) 従来の焙焼装置に用いられるタイマー回路は、
一旦電源スイツチをオンすると、電磁石にて自己
保持され、外部力にて解除機構を作動させ、電磁
石の吸引力に抗して電源スイツチをオフしない限
り計時動作を継続する構造が採られていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のタイマー回路は、例えば、焙焼装置
において、機械的タイマーを作動させて焙焼動作
を行なつているときに、誤つて電源スイツチをオ
ンすると、タイマー回路に通電されて不必要な計
時動作が開始され、無駄な電力が消費されること
になり、また機械式タイマーによる計時動作の終
わり近くにタイマー回路が動作されたときには、
機械式タイマーの計時動作が完了しても、タイマ
ー回路による計時動作が続行され、焙焼時間が長
くなる問題があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
機械式タイマーの作動時はタイマー回路の作動を
禁止し、消費電力を押え、かつ正確な計時が行な
えるようにしたタイマー回路を提供することを目
的としたものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のタイマー回路は、コンデンサと抵抗と
で決められる時定数回路を有し、機械式タイマー
にて制御されるタイマースイツチに並列に接続さ
れた電源スイツチがオンのときのみに作動するタ
イマー回路において、前記電源スイツチを自己保
持する電磁石と、前記コンデンサの端子電圧が設
定電圧に達するまでの間前記電磁石を通電駆動す
るトランジスタと、前記機械式タイマーにて制御
されるタイマースイツチのオン時このタイマース
イツチに連動して前記トランジスタのバイアス抵
抗を短絡保持し前記電磁石への通電を解除させる
解除スイツチとを備えたことを特徴とするもので
ある。
(作用) 本考案のタイマー回路は、機械式のタイマーに
よりタイマースイツチをオンすると、被制御物の
負荷に設定時間通電される。また電源スイツチを
オン動作すると、被制御物の負荷に通電される。
そしてコンデンサに充電が開始され、この時点で
はコンデンサの電圧は略OVであるため、トラン
ジスタはオンとなり、電磁石は通電励磁され、電
源スイツチはオン状態に保持される。次いで、時
定数回路にて設定された時間経過後、コンデンサ
の端子電圧が所定電圧に達し、トランジスタがオ
フし、電磁石は非励磁となり、電源スイツチはオ
フされる。また機械式タイマーの設定時間の途中
で解除スイツチをオンしても、機械式タイマーに
連動する解除スイツチがトランジスタをオフして
おり、電磁石は非励磁に保持され、電源スイツチ
はオフを継続する。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、この実施例は焙焼装置に用いた場合で
ある。
第1図は焙焼装置1を示す図で、前面を扉体2
にて開閉可能に形成された焙焼室の上下には第2
図にて示す上部ヒータ3および下部ヒータ4が設
けられている。また、前面一側にはヒータ電力切
換摘み5、タイマー時間設定摘み6、ランプ7、
ボリウム摘み8、解除釦9およびタイマー回路作
動摘み10が設けられている。
第2図は焙焼装置1のタイマー回路を示す図で
ある。この図において、11はAC100Vを出力す
る交流電源で、両端間にはタイマースイツチ12
と電源スイツチ13,14との並列回路を介し
て、上部ヒータ3、下部ヒータ4およびヒータ電
力切換スイツチ15が接続されている。なお、タ
イマースイツチ12は機械式に形成されておりタ
イマー時間設定摘み6にて設定された時間オンと
なる。電源スイツチ13,14はタイマー回路作
動摘み10が引き下げられたときオンし後述する
電磁石57にて自己保持される。また、切換スイ
ツチ15はヒータ電力切換摘み5の操作にて接点
a,bが切換えられるようになつている。
電源スイツチ13,14の接続点と交流電源1
1の一端との間には、抵抗16とランプ7との直
列回路が、また、直流定電圧電源が接続されてい
る。この定電圧電源は、抵抗18,19,20,
21,22、コンデンサ23,24、ツエナーダ
イオード25,26およびダイオード27にて構
成されている。
この定電圧電源の(+)端と(−)端との間に
は、ダイオード28を介して抵抗29とコンデン
サ30との時定数回路が接続されている。このコ
ンデンサ30には並列にツエナーダイオード31
と抵抗32とがそれぞれ接続されているととも
に、低抗33、ボリウム34およびコンデンサ3
5の時定数回路が接続されている。
コンデンサ35には並列に抵抗36,37、
NPN形トランジスタ38、PNP形トランジスタ
39およびコンデンサ40からなる放電路が接続
されている。
また、ボリウム34とコンデンサ35との接続
点は抵抗41を介してNチヤンネル接合形FET
42のゲートに接続され、このドレインは抵抗4
3を介し(+)端に、また、抵抗44,45を介
してNPN形トランジスタ46のベースに接続さ
れるとともに、さらに抵抗47を介して(−)端
に接続され、ソースは抵抗48を介して(−)端
に、また、トランジスタ46のエミツタに接続さ
れている。トランジスタ46のコレクタは抵抗4
9を介して(+)端に、また、抵抗50を介して
PNP形トランジスタ51のベースに接続されて
いる。このトランジスタ51のエミツタは(+)
端に、また、コレクタは抵抗52を介してトラン
ジスタ53のベースに接続され、さらにバイアス
抵抗54を介して(+)端に接続されている。
バイアス抵抗54にはこれを短絡する解除スイ
ツチ55,56が接続されている。この解除スイ
ツチ55は解除釦9が押されている間のみオン
し、解除スイツチ56はタイマースイツチ12と
連動してオン、オフする。
トランジスタ53のコレクタは電磁石57とダ
イオード58との並列回路を介して(+)端に、
また、抵抗59を介してトランジスタ38のベー
スに接続されており、エミツタは(−)端に接続
される。
次にこの実施例の作用を説明する。
タイマー回路を使用する場合は、まず、タイマ
ー回路作動摘み10を押し下げる。すると電源ス
イツチ13,14がオンされ、切換スイツチ15
の状態によつて上部ヒータ3および下部ヒータ4
に通電が開始され、ランプ17も点灯される。
同時に、定電圧電源から直流電圧が出力され、
抵抗29,33およびボリウム34を介してコン
デンサ30,35に充電が開始される。そして、
この時点ではコンデンサ35の電圧は略OVであ
るためFET42はオフ、トランジスタ46,5
1,53はオンとなり、電磁石57は通電励磁さ
れ電源スイツチ13,14をオン状態に自己保持
する。
次に、ボリウム摘み8の操作にて設定した時間
が経過すると、コンデンサ35の端子電圧が所定
電圧に達しFET42をオン状態とする。すると、
トランジスタ46,51,53がオフし、電磁石
57の通電励磁が解かれ電源スイツチ13,14
もオフする。また、このとき、トランジスタ53
のコレクタは一瞬「H」レベルとなるため、抵抗
59を介してトランジスタ38がオンし、トラン
ジスタ39もオンするため、コンデンサ35の電
荷は瞬時に放電される。また、コンデンサ30の
電荷は抵抗32を介して、焙焼室およびヒータ
3,4の冷却に相関して放電される。このため、
焙焼室およびヒータ3,4が完全に冷却される以
前に再度タイマー回路を使用して焙焼動作が行な
われた場合は、コンデンサ35の端子電圧が所定
電圧に達するまでの時間が短かくなり、焙焼時間
も短かくなる。
なお、焙焼動作の途中で、焙焼を中止したい場
合は、解除釦9を押す。すると、解除スイツチ5
5がオンされ、トランジスタ53のバイアス抵抗
54が短絡され、これによりトランジスタ53は
オフとなる。
このため、電磁石57の通電励磁が解かれ、電
源スイツチ13,14はオフされヒータ3,4へ
の通電は停止される。また、同時にトランジスタ
38,39がオンされ、コンデンサ35の電荷は
放電される。
また、タイマー回路ではなく、機械式のタイマ
ーを用いる場合は、まず、タイマー時間設定摘み
6を操作し時間を設定する。すると、タイマース
イツチ12がオンされ、これに連動して解除スイ
ツチ56もオンし、タイマースイツチ12を介し
て上下両ヒータ3,4への通電を開始する。
そして、設定時間が経過するとタイマースイツ
チ12はオフし、焙焼動作を完了する。
なお、この焙焼動作の間にタイマー回路作動摘
み10を押し下げ、電源スイツチ13,14をオ
ンした場合でもトランジスタ53のバイアス抵抗
54が解除スイツチ56にて短絡されているた
め、トランジスタ53がオンされることはなく、
電磁石57は通電励磁されることがない。このた
め電源スイツチ13,14はオン状態に自己保持
されることなくオフとなり、タイマー回路に電流
が流れることがなく、むだな電力を消費すること
はない。
なお、前記実施例では解除釦9にてオンする解
除スイツチ55と、タイマースイツチ12に連動
する解除スイツチ56とを別々に設けた構成とし
たが、両機能を備えた1つのスイツチにて構成し
てもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来のように外部力により作
動する機械式の解除機構を用いず、電磁石への通
電駆動を禁止する解除スイツチを設け、この解除
スイツチを機械式タイマーのタイマースイツチが
オンされている間オンするため、機械式タイマー
の作動時には誤つて電源スイツチが操作された場
合でもこの電源スイツチが電磁石にて自己保持さ
れることがなく、すぐにオフとなる。このため、
タイマー回路にて不必要な電力が消費されること
がなく、経済性を向上でき、また、計時時間が設
定時間より長くなるという不都合が生じることも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のタイマー回路を用いた焙焼装
置の斜視図、第2図はタイマー回路の一実施例を
示す図である。 12……タイマースイツチ、13,14……電
源スイツチ、29,33……抵抗、34……ボリ
ウム、30,35……コンデンサ、53……トラ
ンジスタ、54……バイアス抵抗、56……解除
スイツチ、57……電磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンデンサと抵抗とで決められる時定数回路を
    備え、 機械式タイマーにて制御されるタイマースイツ
    チに並列に接続された電源スイツチがオンのとき
    のみに作動するタイマー回路において、 前記電源スイツチを自己保持する電磁石と、 前記コンデンサの端子電圧が設定電圧に達する
    までの間前記電磁石を通電駆動するトランジスタ
    と、 前記機械式タイマーにて制御されるタイマース
    イツチのオン時このタイマースイツチに連動して
    前記トランジスタのバイアス抵抗を短絡保持し前
    記電磁石への通電を解除させる解除スイツチとを
    備えたことを特徴とするタイマー回路。
JP9604883U 1983-06-22 1983-06-22 タイマ−回路 Granted JPS603632U (ja)

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JP9604883U JPS603632U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 タイマ−回路

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JPS603632U JPS603632U (ja) 1985-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5896047A (ja) * 1981-11-30 1983-06-07 Sumitomo Chem Co Ltd カルボン酸エステルおよびそれを有効成分とする殺虫剤

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