JP2542648Y2 - 電気錠制御装置 - Google Patents

電気錠制御装置

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JP2542648Y2
JP2542648Y2 JP3518391U JP3518391U JP2542648Y2 JP 2542648 Y2 JP2542648 Y2 JP 2542648Y2 JP 3518391 U JP3518391 U JP 3518391U JP 3518391 U JP3518391 U JP 3518391U JP 2542648 Y2 JP2542648 Y2 JP 2542648Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、出入口の前の人や車
等を検出する起動スイッチにより、ドアを開閉制御する
自動ドアに関し、特に、人が手で直接ドアを開けるのを
禁止するため全閉状態のドアをロックする電気錠を、起
動スイッチと連係させながら制御する電気錠制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動ドアは、図6、図7に示すように、
ドア(1)の外側と内側に設けた内外の起動スイッチ
(2)(3)、およびドア近傍に配置した安全スイッチ
(4)によりドアを開閉制御する。すなわちドアを通過
しようとする人や車等を、内外の起動スイッチ(2)
(3)で検出して、ドアエンジン(モータ)によりドア
を自動的に開けさせ、安全スイッチ(4)によってドア
を通過中の人等が検出されている限りドアの開放状態を
継続させ、各スイッチ(2)(3)(4)が、物体を検
出しなくなるとドアを閉じる。
【0003】なお、上記起動スイッチ(2)(3)とし
ては、光線スイッチ、マットスイッチ、押しボタンスイ
ッチ、タッチスイッチ、無線スイッチ、磁気カードスイ
ッチ、テンキースイッチ、光線式フットスイッチ(検出
用の凹部内に爪先を挿入する)、プルスイッチ(引き紐
スイッチ)等がある。また、安全スイッチ(4)として
は、ドアと近接して平行に光線を走らせ、この遮光の有
無を検出するものがある。
【0004】この自動ドアにおいても、通常のドアと同
様に、夜間、休業時等には施錠を行なって盗難を防止す
る必要がある。しかし、自動ドアは、開閉が電気的に自
動制御されるので、通常の鍵を付けると破損の恐れがあ
り、ドアの制御系と連動する電気錠を付ける必要があ
る。
【0005】この電気錠(5)は、図8に示すようにド
ア(1)の全閉位置に設けられ、施錠時に爪片(6)を
ドア側に突出させ、ドア(1)に固定した係止片(7)
を係止して、ドアの開動作を禁止する。爪片(6)の突
出・退入動作は、電気錠(5)内に設けたソレノイド
(8)とその復帰スプリングにより行なわれ、ソレノイ
ド(8)は電気的な解錠信号により制御される。この電
気錠(5)は、ドア(1)を動かすときは、破損防止の
ため必ず解錠状態としておく必要がある。このため、電
気錠(5)には、ソレノイドのアーマチュアの動きによ
り、実際に解錠状態にあることを検出するリミットスイ
ッチ(9)を設け、解錠確認信号Kを発生させている。
各起動スイッチの検出信号があったときは、この解錠確
認信号Kがあることを条件に、ドアコントローラ(1
1)に起動信号(開放信号)を与え、ドアエンジン(モ
ータ)(12)を動作させていた。
【0006】ところで、自動ドアの起動方式(起動スイ
ッチの種類の組み合わせ方)は、自動ドアの取付け場所
によって、異なるものを選択採用する必要がある。起動
方式の例を次に列挙する。
【0007】(A型)標準方式 ドアの開放に条件を付けない一般的な使用方法では、外
部側の起動スイッチ(2)、内部側の起動スイッチ
(3)、および安全スイッチ(4)のいずれかがオン出
力をしていれば、起動信号をドアコントローラ(11)
に送ってドア(1)を開く。この場合の電気錠(5)の
制御は、自動ドアに電源が接続されたときは常に解錠状
態とし、電源が切られたときは施錠状態とする通電時解
錠方式(以下A1型という)と、電源が切られると施錠
するが通電状態になっただけでは解錠せず、手動の解錠
スイッチを投入して初めて解錠状態にできる解錠スイッ
チ方式(以下A2型という)が採用される。
【0008】(B型)特定者識別方式 外部からは特定者のみが入れ、内部からは誰でも出るこ
とができる起動方式では、外部から来た特定者を識別す
るため、その特定者に、所定コードの無線装置またはカ
ードキーを携帯させるか、テンキーに入力する暗証番号
を記憶してもらい、外部側の起動スイッチに、これに対
応した装置を用いる。この場合の電気錠(5)の制御
は、常時施錠状態とし、起動スイッチが出力する毎に解
錠状態とする都度解錠方式(以下B型という)が採用さ
れる。
【0009】(C型)時間制限方式 外部側からの通過を時間的に制限する方式、例えば、銀
行のキャッシュコーナーの出入口のドアにおいて、正規
の営業時間内は内側からも外側からも出入り自由である
が、営業時間が過ぎると既に入店している客は外に出る
ことができ、外部から新たに客が入店するのを禁止する
方式では、外部起動スイッチの起動信号を、ビル管理シ
ステム等から送られる外部タイマー信号(例えば午前9
時から午後5時までオン)の発生条件下でのみ有効とし
ている。この場合の電気錠の制御は、外部タイマー信号
がオンのときは常に解錠状態とし、外部タイマー信号が
オフのときは、内部起動スイッチ(3)が起動信号が発
生する毎に解錠を行なうタイマーオフ時都度解錠型(以
下C1型という)、または外部タイマー信号のオン・オ
フに関わりなく内部起動スイッチが起動信号が発生する
毎に解錠を行なう全時間・都度解錠型(以下C2型とい
う)が採用される。
【0010】自動ドアの起動方式は、これら以外にも考
えられるが、従来は、各起動スイッチの出力から、電気
錠に解錠信号を送りドアコントローラに起動信号を送る
所定の論理を持つ電気錠制御装置を、様々な起動方法の
目的に対応させて、リレー等の組み合わにより個別に設
計・製作していた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】上述したように、電気
錠制御装置を使用目的別に製作すると、1つの自動ドア
に対して複数の電気錠制御装置を製造して在庫管理し、
ユーザーの自動ドアの使用条件を確認してから機種選択
を行なって発送する必要があり、製造・管理・販売コス
トが高くつくことになっていた。そこで、この考案は、
結線方法を変えるだけで、1台で、様々な起動方法に対
応できる電気錠制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアの外部側
および内部側に夫々設けられ、物体の存在を検出してド
アを開くためのオン信号を発生する外部側および内部側
の起動スイッチと、ドアに近接配置されドア近傍の物体
を検出してオン信号を出力し、物体が残った状態でのド
ア閉じ動作を禁止する安全スイッチと、全閉位置のドア
をロックする電気錠と、ドアエンジンの駆動制御を行な
うドアコントローラとを備え、各スイッチの信号によ
り、電気錠の制御を行いながら、ドアを開閉制御する自
動ドアにおいて、
【0013】外部タイマー信号Tの入力端子と、主とし
て外部側起動スイッチを接続する第1入力端子と、主と
して内部側起動スイッチを接続する第2入力端子と、安
全スイッチの入力端子と、ドアが全閉位置にあるときオ
ン状態の全閉信号Cを発生する全閉リミットスイッチの
入力端子と、
【0014】ドアの全閉信号Cがオフ(ドア開状態)の
とき、安全スイッチの入力端子に現れたオン信号を通過
させる第2ゲートと、第1ゲートの出力側、第2入力端
子、または第2ゲートの出力側のいずれかにオン信号が
現れたとき、起動予備信号Yを発生する第3ゲートと、
入力端に外部タイマー信号の入力端子に現れる信号Tを
受け、これを出力端に通過させるか否かを、タイマー解
錠ジャンパー線の接続の有無により決定する第3ジャン
パー端子と、起動予備信号Y、タイマー解錠ジャンパー
線を通過したオン状態の外部タイマー信号T、オン状態
の全閉信号Cのいずれかがあるとき解錠信号Rを発生す
る第4ゲートと、第4ゲートの出力する解錠信号Rを電
気錠に出力する第1出力回路と、電気錠が実際に解錠状
態になったとき電気錠から出力される解錠確認信号K
と、起動予備信号Yが同時に発生したとき起動信号(ド
ア開放命令)Sを発生する第5ゲートと、第5ゲートの
出力する起動信号Sを、ドアコントローラに出力する第
2出力回路とを具備したことを特徴とする電気錠制御装
置である。
【0015】
【作用】上記構成の装置は、各種起動スイッチ、安全ス
イッチ、全閉リミットスイッチ、外部タイマー信号を、
選択された所定の組合せで、各入力端子に接続・入力
し、タイマー解錠ジャンパー線の接続の有無を決定する
だけで、各種起動方法に対応した解錠信号と起動信号の
出力論理を構成できる。
【0016】
【実施例】この考案の電気錠制御装置の1実施例を図1
について説明する。この回路は、所定の入力条件に対し
て、所定の論理判断を行なって、解錠信号Rと、起動信
号Sを出力するものである。
【0017】入力条件は、外部タイマー信号の入力端子
(20)、第1入力端子(21)、第2入力端子(2
2)、安全スイッチの入力端子(23)、全閉リミット
スイッチ(12)の入力端子(24)、解錠確認信号の
入力端子(25)に現れるオン信号である(この実施例
では入力端子がロウレベルのときオン信号とするのを標
準とする)。また条件の1つとしてタイマー解錠ジャン
パー線の第3ジャンパー端子(26)への接続の有無も
ある。
【0018】外部への出力端子としては、解錠信号の出
力端子(27)、起動信号の出力端子(28)、解錠確
認信号Kの出力端子(29)、ドア閉報告信号の出力端
子(30)を持つ。
【0019】所定の論理判断を行なうゲート回路として
は、第1ゲート(31)、第2ゲート(32)、第3ゲ
ート(33)、第4ゲート(34)、第5ゲート(3
5)を持つ。
【0020】次に各部分を、さらに説明する。外部タイ
マー信号の入力端子(20)は、ビル管理システムのコ
ンピュータ等から送られるタイマー信号T(例えば午前
9時から午後5時まで短絡入力)を受けるのが標準であ
るが、後述するように使用されない場合や、ジャンパー
線によって短絡される場合もある。
【0021】第1入力端子(21)は主として外部側起
動スイッチ(2)を接続し、第2入力端子(22)は主
として内部側起動スイッチ(3)を接続する。これら内
外の起動スイッチ(2)(3)は、自動ドアの取り付け
場所に適応させて、任意形式の物が使用できるが、特定
者のみを通過させるテンキースイッチや、カードスイッ
チは、外部側起動スイッチ(2)として用いられること
が多い。
【0022】入力端子(23)に接続される安全スイッ
チ(4)は、通常は、図6、図7で説明したように、ド
ア(1)と近接して平行に光線を走らせ、この遮光の有
無を検出するものが使用される。
【0023】入力端子(24)に接続される全閉リミッ
トスイッチ(12)は、図8に示すようにドア(1)の
全閉位置付近に配設され、ドアの全閉状態を検出してオ
ン状態の全閉信号を出力する。
【0024】解錠確認信号の入力端子(25)は、電気
錠(8)のリミットスイッチ(9)に接続される。
【0025】第3ジャンパー端子(26)に接続される
タイマー解錠ジャンパー線(26a)は、オン状態(図
面上この位置ではハイレベルがオン)の外部タイマー信
号Tを通過させるか否かを決定するもので、必要に応じ
て接続される。
【0026】電気錠(8)に送出する解錠信号Rの出力
端子(27)は、第1リレー(36)の出力接点で、通
電時解錠型の電気錠と通電時施錠型の電気錠にいずれに
も対応させるため、常開接点(a)と常閉接点(b)を
持つ。
【0027】起動信号Sの出力端子(28)は、第2リ
レー(37)の常開接点で、図8に示すドアコントロー
ラ(11)に起動信号(ドア開信号)Sを送出する。
【0028】解錠確認信号Kの出力端子(29)は、第
3リレー(38)の常開接点で、電気錠(8)が実際に
解錠されていることをドアコントローラ(11)に報告
する。
【0029】ドア閉報告信号の出力端子(30)は、第
4リレー(39)の常閉接点で、各起動スイッチがオフ
(ドア起動が全く開始していない状態)で、ドア(1)
が全閉位置にあるとき閉状態を保つ。この端子(30)
は、全閉リミットスイッチ(12)が、元々接続されて
いたドアコントローラ(11)の入力端子に、このスイ
ッチ(12)に代えて接続されるものである。
【0030】第1ゲート(31)は、外部タイマー信号
Tがオン状態のとき第1入力端子(21)に入力された
オン信号を通過させるものである。この一方の入力信号
である外部タイマー信号Tは、入力端子(20)におい
てロウレベルがオン状態を表わすときは、第1ジャンパ
ー端子(40)を短絡し、同端子(20)においてハイ
レベルがオン状態を表わすときは第2ジャンパー端子
(41)を短絡して入力される。
【0031】第2ゲート(32)は、ドアの全閉状態が
検出されていない、全閉リミットスイッチ(12)の入
力端子(24)がオフ状態(ハイレベル)のとき、安全
スイッチの入力端子(23)に現れたオン信号を通過さ
せる。これは、安全スイッチ(12)による起動信号の
維持を、ドアが一旦開いた後に開始させるもので、これ
によって、例えばカードキーを持っていない人が、ドア
付近に手を出すことによりドアを開けてしまうような不
正操作を防止できる。
【0032】第3ゲート(33)は、2つのオア回路を
組み合わせたもので、第1ゲート(31)の出力、第2
入力端子(22)への入力、または第2ゲート(32)
の出力のいずれかが、オン状態となったとき、起動予備
信号Yを発生する。
【0033】第4ゲート(34)は、起動予備信号Y、
タイマー解錠ジャンパー線(26a)を通過したオン状
態の外部タイマー信号T、オン状態の全閉信号Cのいず
れかがあるとき解錠信号Rを発生する。この解錠信号R
は、第1リレー(36)を有する第1出力回路(42)
により電気錠(8)に出力される。
【0034】第5ゲート(35)は、電気錠(8)が実
際に解錠状態になったとき電気錠(8)のリミットスイ
ッチ(9)から出力される解錠確認信号Kと、第3ゲー
ト(33)が出力する起動予備信号Yが同時に発生した
とき起動信号(ドア開放命令)Sを発生する。この起動
信号Sは、第2リレー(37)を有する第2出力回路
(43)によって、ドアコントローラ(11)に出力さ
れる。なお、第3リレー(38)に出力される解錠確認
信号Kは、ロウレベルでオン状態のため、インバータ
(44)を通して反転させている。また、第4リレー
(39)に出力されるドア閉報告信号Cは、第6のゲー
ト(45)を通して与え、施錠状態にあるが起動予備信
号Yが出力された場合には、全閉リミットスイッチ(1
2)が全閉状態を検出していても、開状態の報告をさせ
るようにしている。
【0035】なお、各入力端子の後段にはノイズ除去回
路(f)が設けられ、この装置の動作電圧は内蔵された
定電圧電源回路(46)により供給されている。
【0036】上記電気錠制御装置の使用方法について説
明する。この装置の特徴は、結線を変えれば、1台で、
種々の起動方法に対応できることである。
【0037】そこで、この結線方法の1例として、従来
例で説明した、(A型)(B型)(C型)の各起動方式
に対応する結線方法を説明する。
【0038】(A型)標準方式 ドアの開放に条件を付けない一般的な使用方法では、図
2に示すように結線を行なう。すなわち、無条件で起動
予備信号Yを発生させる第2入力端子(22)に、外部
側の起動スイッチ(2)、内部側の起動スイッチ
(3)、および安全スイッチ(4)の全てを接続する。
また入力端子(20)で、解錠状態を決定するため、第
1および第3ジャンパー端子(40)(26)を短絡す
る。この場合は、内外の起動スイッチ(2)(3)、安
全スイッチ(4)のいずれかがオン信号を発生すれば、
起動予備信号Yの発生に続いて、解錠信号R、解錠確認
信号K、起動信号Sが順に発生する。解錠条件が通電時
解錠方式(A1型)の場合、外部タイマー信号の入力端
子(20)を短絡し、電源が投入されれば、無条件で解
錠信号Rを発生させる。また、解錠条件が解錠スイッチ
方式(A2型)の場合は、外部タイマー信号の入力端子
(20)に解錠スイッチ(47)を接続する。
【0039】(B型)特定者識別方式 外部からは特定者のみが入れ、内部からは誰でも出るこ
とができる起動方式では、図3に示すように結線する。
この場合、外部タイマー信号の入力端子(20)と、第
1のジャンパー端子(40)を短絡し、外部側起動スイ
ッチ(2)には特定者を識別するため、無線装置の受信
器、カードキースイッチ、テンキースイッチを用い、内
部側起動スイッチ(3)、安全スイッチ(4)、全閉リ
ミットスイッチ(12)は、正規の入力端子に夫々接続
する。
【0040】(C型) 時間制限方式 この場合は、図4または図5に示すように、ビル管理シ
ステム等から送られる外部タイマー信号(例えば午前9
時から午後5時までオン)を外部タイマー信号の入力端
子(20)に接続し、第1のジャンパー端子(40)を
短絡する(外部タイマー信号Tがハイレベルでオン状態
を表わす場合は第2のジャンパー端子(41)を短絡す
ることになる)。外部側起動スイッチ(2)、内部側起
動スイッチ(3)、安全スイッチ(4)、全閉リミット
スイッチ(12)は、夫々、正規の入力端子に接続す
る。図4と図5の違いは、第3のジャンパー端子(2
6)を短絡するか否かで、ここを短絡する図4のタイマ
ーオフ時都度解錠型(C1型)では、外部タイマー信号
Tがオンのとき常に解錠状態となり、外部タイマー信号
Tがオフのときは起動予備信号Yが発生する毎に解錠を
行なう。第3のジャンパー端子(26)を短絡しない図
5の全時間・都度解錠型(C2型)では、外部タイマー
信号Tのオン・オフに関わりなく起動予備信号Yが発生
する毎に解錠を行なう。
【0041】以上に説明した(A型)(B型)(C型)
の起動方式は例示であって、これ以外の起動方式に対応
させて結線方法を変えてよいことは、当然である。
【0042】
【考案の効果】本考案によれば、各種スイッチ・信号
を、結線方法を変えて接続するだけで、1台で、様々な
起動方法に対応できる電気錠制御装置を提供することが
できる。したがって、起動方法に応じてリレーシーケン
スを組み立てるため、複数種類の装置が必要であった従
来に比べて製造・管理・販売コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電気錠制御装置の全体回路図
【図2】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(標準型)
【図3】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(特定者識別型)
【図4】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(時間制限型)(C1型)
【図5】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(時間制限型)(C2型)
【図6】自動ドアの起動を行なう各スイッチの配置例を
示す平面図
【図7】図6に示す各スイッチの配置を通行方向と平行
な面で切断して示す断面図
【図8】自動ドアの施錠方法を示すドアの概略正面図
【符号の説明】
1 ドア 2 外部側の起動スイッチ 3 内部側の起動スイッチ 4 安全スイッチ 5 電気錠 9 電気錠のリミットスイッチ 11 ドアコントローラ 12 全閉リミットスイッチ 20 外部タイマー信号の入力端子 21 第1入力端子 22 第2入力端子 23 安全スイッチの入力端子 24 全閉リミットスイッチの入力端子 26 第3ジャンパー端子 31 第1ゲート 32 第2ゲート 33 第3ゲート 34 第4ゲート 42 第1出力回路 43 第2出力回路 T 外部タイマー信号 Y 起動予備信号 R 解錠信号 S 起動信号(ドア開放命令)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの外部側および内部側に夫々設けら
    れ、物体の存在を検出してドアを開くためのオン信号を
    発生する外部側および内部側の起動スイッチと、ドアに
    近接配置されドア近傍の物体を検出してオン信号を出力
    し、物体が残った状態でのドア閉じ動作を禁止する安全
    スイッチと、全閉位置のドアをロックする電気錠と、ド
    アエンジンの駆動制御を行なうドアコントローラとを備
    え、各スイッチの信号により、電気錠の制御を行いなが
    ら、ドアを開閉制御する自動ドアにおいて、外部タイマ
    ー信号の入力端子と、主として外部側起動スイッチを接
    続する第1入力端子と、主として内部側起動スイッチを
    接続する第2入力端子と、安全スイッチの入力端子と、
    ドアが全閉位置にあるときオン状態の全閉信号Cを発生
    する全閉リミットスイッチの入力端子と、外部タイマー
    信号Tがオン状態のときのみ、第1入力端子に入力され
    たオン信号を通過させる第1ゲートと、ドアの全閉信号
    Cがオフ(ドア開状態)のとき、安全スイッチの入力端
    子に現れたオン信号を通過させる第2ゲートと、第1ゲ
    ートの出力側、第2入力端子、または第2ゲートの出力
    側のいずれかにオン信号が現れたとき、起動予備信号Y
    を発生する第3ゲートと、入力端に外部タイマー信号の
    入力端子に現れる信号を受け、これを出力端に通過させ
    るか否かを、タイマー解錠ジャンパー線の接続の有無に
    より決定する第3ジャンパー端子と、起動予備信号Y、
    タイマー解錠ジャンパー線を通過したオン状態の外部タ
    イマー信号T、オン状態の全閉信号Cのいずれかがある
    とき解錠信号Rを発生する第4ゲートと、第4ゲートの
    出力する解錠信号Rを電気錠に出力する第1出力回路
    と、電気錠が実際に解錠状態になったとき電気錠から出
    力される解錠確認信号Kと、起動予備信号Yが同時に発
    生したとき起動信号(ドア開放命令)Sを発生する第5
    ゲートと、第5ゲートの出力する起動信号Sを、ドアコ
    ントローラに出力する第2出力回路とを具備したことを
    特徴とする電気錠制御装置。
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