JPH04120875U - 電気錠制御装置 - Google Patents

電気錠制御装置

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JPH04120875U
JPH04120875U JP3518391U JP3518391U JPH04120875U JP H04120875 U JPH04120875 U JP H04120875U JP 3518391 U JP3518391 U JP 3518391U JP 3518391 U JP3518391 U JP 3518391U JP H04120875 U JPH04120875 U JP H04120875U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気錠を備え起動スイッチによりドアを開閉
制御する自動ドアにおいて、異なる組合せで使用される
起動スイッチ等の入力信号に対して、解錠信号、起動信
号を発生させる所望の出力論理を、1台の装置において
結線方法を変えるだけで構成する。 【構成】 外部タイマー信号がオン状態のときのみ、第
1入力端子に入力されたオン信号を通過させる第1ゲー
トと、ドアの全閉信号がオフ(ドア開状態)のとき、安
全スイッチの入力端子に現れたオン信号を通過させる第
2ゲートと、第1ゲートの出力側、第2入力端子、また
は第2ゲートの出力側のいずれかにオン信号が現れたと
き、起動予備信号Yを発生する第3ゲートと、起動予備
信号Y、タイマー解錠ジャンパー線を通過したオン状態
の外部タイマー信号T、オン状態の全閉信号Cのいずれ
かがあるとき解錠信号Rを発生する第4ゲートと、解錠
確認信号Kと起動予備信号Yが同時に発生したとき起動
信号(ドア開放命令)Sを発生する第5ゲートとを備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、出入口の前の人や車等を検出する起動スイッチにより、ドアを開 閉制御する自動ドアに関し、特に、人が手で直接ドアを開けるのを禁止するため 全閉状態のドアをロックする電気錠を、起動スイッチと連係させながら制御する 電気錠制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動ドアは、図6、図7に示すように、ドア(1)の外側と内側に設けた内外 の起動スイッチ(2)(3)、およびドア近傍に配置した安全スイッチ(4)に よりドアを開閉制御する。すなわちドアを通過しようとする人や車等を、内外の 起動スイッチ(2)(3)で検出して、ドアエンジン(モータ)によりドアを自 動的に開けさせ、安全スイッチ(4)によってドアを通過中の人等が検出されて いる限りドアの開放状態を継続させ、各スイッチ(2)(3)(4)が、物体を 検出しなくなるとドアを閉じる。
【0003】 なお、上記起動スイッチ(2)(3)としては、光線スイッチ、マットスイッ チ、押しボタンスイッチ、タッチスイッチ、無線スイッチ、磁気カードスイッチ 、テンキースイッチ、光線式フットスイッチ(検出用の凹部内に爪先を挿入する )、プルスイッチ(引き紐スイッチ)等がある。 また、安全スイッチ(4)としては、ドアと近接して平行に光線を走らせ、こ の遮光の有無を検出するものがある。
【0004】 この自動ドアにおいても、通常のドアと同様に、夜間、休業時等には施錠を行 なって盗難を防止する必要がある。しかし、自動ドアは、開閉が電気的に自動制 御されるので、通常の鍵を付けると破損の恐れがあり、ドアの制御系と連動する 電気錠を付ける必要がある。
【0005】 この電気錠(5)は、図8に示すようにドア(1)の全閉位置に設けられ、施 錠時に爪片(6)をドア側に突出させ、ドア(1)に固定した係止片(7)を係 止して、ドアの開動作を禁止する。爪片(6)の突出・退入動作は、電気錠(5 )内に設けたソレノイド(8)とその復帰スプリングにより行なわれ、ソレノイ ド(8)は電気的な解錠信号により制御される。 この電気錠(5)は、ドア(1)を動かすときは、破損防止のため必ず解錠状 態としておく必要がある。このため、電気錠(5)には、ソレノイドのアーマチ ュアの動きにより、実際に解錠状態にあることを検出するリミットスイッチ(9 )を設け、解錠確認信号Kを発生させている。 各起動スイッチの検出信号があったときは、この解錠確認信号Kがあることを 条件に、ドアコントローラ(11)に起動信号(開放信号)を与え、ドアエンジ ン(モータ)(12)を動作させていた。
【0006】 ところで、自動ドアの起動方式(起動スイッチの種類の組み合わせ方)は、自 動ドアの取付け場所によって、異なるものを選択採用する必要がある。 起動方式の例を次に列挙する。
【0007】 (A型)標準方式 ドアの開放に条件を付けない一般的な使用方法では、外部側の起動スイッチ( 2)、内部側の起動スイッチ(3)、および安全スイッチ(4)のいずれかがオ ン出力をしていれば、起動信号をドアコントローラ(11)に送ってドア(1) を開く。この場合の電気錠(5)の制御は、自動ドアに電源が接続されたときは 常に解錠状態とし、電源が切られたときは施錠状態とする通電時解錠方式(以下 A1型という)と、電源が切られると施錠するが通電状態になっただけでは解錠 せず、手動の解錠スイッチを投入して初めて解錠状態にできる解錠スイッチ方式 (以下A2型という)が採用される。
【0008】 (B型)特定者識別方式 外部からは特定者のみが入れ、内部からは誰でも出ることができる起動方式で は、外部から来た特定者を識別するため、その特定者に、所定コードの無線装置 またはカードキーを携帯させるか、テンキーに入力する暗証番号を記憶してもら い、外部側の起動スイッチに、これに対応した装置を用いる。この場合の電気錠 (5)の制御は、常時施錠状態とし、起動スイッチが出力する毎に解錠状態とす る都度解錠方式(以下B型という)が採用される。
【0009】 (C型)時間制限方式 外部側からの通過を時間的に制限する方式、例えば、銀行のキャッシュコーナ ーの出入口のドアにおいて、正規の営業時間内は内側からも外側からも出入り自 由であるが、営業時間が過ぎると既に入店している客は外に出ることができ、外 部から新たに客が入店するのを禁止する方式では、外部起動スイッチの起動信号 を、ビル管理システム等から送られる外部タイマー信号(例えば午前9時から午 後5時までオン)の発生条件下でのみ有効としている。この場合の電気錠の制御 は、外部タイマー信号がオンのときは常に解錠状態とし、外部タイマー信号がオ フのときは、内部起動スイッチ(3)が起動信号が発生する毎に解錠を行なうタ イマーオフ時都度解錠型(以下C1型という)、または外部タイマー信号のオン ・オフに関わりなく内部起動スイッチが起動信号が発生する毎に解錠を行なう全 時間・都度解錠型(以下C2型という)が採用される。
【0010】 自動ドアの起動方式は、これら以外にも考えられるが、従来は、各起動スイッ チの出力から、電気錠に解錠信号を送りドアコントローラに起動信号を送る所定 の論理を持つ電気錠制御装置を、様々な起動方法の目的に対応させて、リレー等 の組み合わにより個別に設計・製作していた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、電気錠制御装置を使用目的別に製作すると、1つの自動ドア に対して複数の電気錠制御装置を製造して在庫管理し、ユーザーの自動ドアの使 用条件を確認してから機種選択を行なって発送する必要があり、製造・管理・販 売コストが高くつくことになっていた。 そこで、この考案は、結線方法を変えるだけで、1台で、様々な起動方法に対 応できる電気錠制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ドアの外部側および内部側に夫々設けられ、物体の存在を検出して ドアを開くためのオン信号を発生する外部側および内部側の起動スイッチと、ド アに近接配置されドア近傍の物体を検出してオン信号を出力し、物体が残った状 態でのドア閉じ動作を禁止する安全スイッチと、全閉位置のドアをロックする電 気錠と、ドアエンジンの駆動制御を行なうドアコントローラとを備え、各スイッ チの信号により、電気錠の制御を行いながら、ドアを開閉制御する自動ドアにお いて、
【0013】 外部タイマー信号Tの入力端子と、主として外部側起動スイッチを接続する第 1入力端子と、主として内部側起動スイッチを接続する第2入力端子と、安全ス イッチの入力端子と、ドアが全閉位置にあるときオン状態の全閉信号Cを発生す る全閉リミットスイッチの入力端子と、
【0014】 ドアの全閉信号Cがオフ(ドア開状態)のとき、安全スイッチの入力端子に現 れたオン信号を通過させる第2ゲートと、 第1ゲートの出力側、第2入力端子、または第2ゲートの出力側のいずれかに オン信号が現れたとき、起動予備信号Yを発生する第3ゲートと、 入力端に外部タイマー信号の入力端子に現れる信号Tを受け、これを出力端に 通過させるか否かを、タイマー解錠ジャンパー線の接続の有無により決定する第 3ジャンパー端子と、 起動予備信号Y、タイマー解錠ジャンパー線を通過したオン状態の外部タイマ ー信号T、オン状態の全閉信号Cのいずれかがあるとき解錠信号Rを発生する第 4ゲートと、 第4ゲートの出力する解錠信号Rを電気錠に出力する第1出力回路と、 電気錠が実際に解錠状態になったとき電気錠から出力される解錠確認信号Kと 、起動予備信号Yが同時に発生したとき起動信号(ドア開放命令)Sを発生する 第5ゲートと、 第5ゲートの出力する起動信号Sを、ドアコントローラに出力する第2出力回 路とを具備したことを特徴とする電気錠制御装置である。
【0015】
【作用】
上記構成の装置は、各種起動スイッチ、安全スイッチ、全閉リミットスイッチ 、外部タイマー信号を、選択された所定の組合せで、各入力端子に接続・入力し 、タイマー解錠ジャンパー線の接続の有無を決定するだけで、各種起動方法に対 応した解錠信号と起動信号の出力論理を構成できる。
【0016】
【実施例】
この考案の電気錠制御装置の1実施例を図1について説明する。 この回路は、所定の入力条件に対して、所定の論理判断を行なって、解錠信号 Rと、起動信号Sを出力するものである。
【0017】 入力条件は、外部タイマー信号の入力端子(20)、第1入力端子(21)、 第2入力端子(22)、安全スイッチの入力端子(23)、全閉リミットスイッ チ(12)の入力端子(24)、解錠確認信号の入力端子(25)に現れるオン 信号である(この実施例では入力端子がロウレベルのときオン信号とするのを標 準とする)。また条件の1つとしてタイマー解錠ジャンパー線の第3ジャンパー 端子(26)への接続の有無もある。
【0018】 外部への出力端子としては、解錠信号の出力端子(27)、起動信号の出力端 子(28)、解錠確認信号Kの出力端子(29)、ドア閉報告信号の出力端子( 30)を持つ。
【0019】 所定の論理判断を行なうゲート回路としては、第1ゲート(31)、第2ゲー ト(32)、第3ゲート(33)、第4ゲート(34)、第5ゲート(35)を 持つ。
【0020】 次に各部分を、さらに説明する。 外部タイマー信号の入力端子(20)は、ビル管理システムのコンピュータ等 から送られるタイマー信号T(例えば午前9時から午後5時まで短絡入力)を受 けるのが標準であるが、後述するように使用されない場合や、ジャンパー線によ って短絡される場合もある。
【0021】 第1入力端子(21)は主として外部側起動スイッチ(2)を接続し、第2入 力端子(22)は主として内部側起動スイッチ(3)を接続する。これら内外の 起動スイッチ(2)(3)は、自動ドアの取り付け場所に適応させて、任意形式 の物が使用できるが、特定者のみを通過させるテンキースイッチや、カードスイ ッチは、外部側起動スイッチ(2)として用いられることが多い。
【0022】 入力端子(23)に接続される安全スイッチ(4)は、通常は、図6、図7で 説明したように、ドア(1)と近接して平行に光線を走らせ、この遮光の有無を 検出するものが使用される。
【0023】 入力端子(24)に接続される全閉リミットスイッチ(12)は、図8に示す ようにドア(1)の全閉位置付近に配設され、ドアの全閉状態を検出してオン状 態の全閉信号を出 力する。
【0024】 解錠確認信号の入力端子(25)は、電気錠(8)のリミットスイッチ(9) に接続される。
【0025】 第3ジャンパー端子(26)に接続されるタイマー解錠ジャンパー線(26a )は、オン状態(図面上この位置ではハイレベルがオン)の外部タイマー信号T を通過させるか否かを決定するもので、必要に応じて接続される。
【0026】 電気錠(8)に送出する解錠信号Rの出力端子(27)は、第1リレー(36 )の出力接点で、通電時解錠型の電気錠と通電時施錠型の電気錠にいずれにも対 応させるため、常開接点(a)と常閉接点(b)を持つ。
【0027】 起動信号Sの出力端子(28)は、第2リレー(37)の常開接点で、図8に 示すドアコントローラ(11)に起動信号(ドア開信号)Sを送出する。
【0028】 解錠確認信号Kの出力端子(29)は、第3リレー(38)の常開接点で、電 気錠(8)が実際に解錠されていることをドアコントローラ(11)に報告する 。
【0029】 ドア閉報告信号の出力端子(30)は、第4リレー(39)の常閉接点で、各 起動スイッチがオフ(ドア起動が全く開始していない状態)で、ドア(1)が全 閉位置にあるとき閉状態を保つ。この端子(30)は、全閉リミットスイッチ( 12)が、元々接続されていたドアコントローラ(11)の入力端子に、このス イッチ(12)に代えて接続されるものである。
【0030】 第1ゲート(31)は、外部タイマー信号Tがオン状態のとき第1入力端子( 21)に入力されたオン信号を通過させるものである。この一方の入力信号であ る外部タイマー信号Tは、入力端子(20)においてロウレベルがオン状態を表 わすときは、第1ジャンパー端子(40)を短絡し、同端子(20)においてハ イレベルがオン状態を表わすときは第2ジャンパー端子(41)を短絡して入力 される。
【0031】 第2ゲート(32)は、ドアの全閉状態が検出されていない、全閉リミットス イッチ(12)の入力端子(24)がオフ状態(ハイレベル)のとき、安全スイ ッチの入力端子(23)に現れたオン信号を通過させる。これは、安全スイッチ (12)による起動信号の維持を、ドアが一旦開いた後に開始させるもので、こ れによって、例えばカードキーを持っていない人が、ドア付近に手を出すことに よりドアを開けてしまうような不正操作を防止できる。
【0032】 第3ゲート(33)は、2つのオア回路を組み合わせたもので、第1ゲート( 31)の出力、第2入力端子(22)への入力、または第2ゲート(32)の出 力のいずれかが、オン状態となったとき、起動予備信号Yを発生する。
【0033】 第4ゲート(34)は、起動予備信号Y、タイマー解錠ジャンパー線(26a )を通過したオン状態の外部タイマー信号T、オン状態の全閉信号Cのいずれか があるとき解錠信号Rを発生する。この解錠信号Rは、第1リレー(36)を有 する第1出力回路(42)により電気錠(8)に出力される。
【0034】 第5ゲート(35)は、電気錠(8)が実際に解錠状態になったとき電気錠( 8)のリミットスイッチ(9)から出力される解錠確認信号Kと、第3ゲート( 33)が出力する起動予備信号Yが同時に発生したとき起動信号(ドア開放命令 )Sを発生する。この起動信号Sは、第2リレー(37)を有する第2出力回路 (43)によって、ドアコントローラ(11)に出力される。なお、第3リレー (38)に出力される解錠確認信号Kは、ロウレベルでオン状態のため、インバ ータ(44)を通して反転させている。また、第4リレー(39)に出力される ドア閉報告信号Cは、第6のゲート(45)を通して与え、施錠状態にあるが起 動予備信号Yが出力された場合には、全閉リミットスイッチ(12)が全閉状態 を検出していても、開状態の報告をさせるようにしている。
【0035】 なお、各入力端子の後段にはノイズ除去回路(f)が設けられ、この装置の動 作電圧は内蔵された定電圧電源回路(46)により供給されている。
【0036】 上記電気錠制御装置の使用方法について説明する。 この装置の特徴は、結線を変えれば、1台で、種々の起動方法に対応できるこ とである。
【0037】 そこで、この結線方法の1例として、従来例で説明した、(A型)(B型)( C型)の各起動方式に対応する結線方法を説明する。
【0038】 (A型)標準方式 ドアの開放に条件を付けない一般的な使用方法では、図2に示すように結線を 行なう。すなわち、無条件で起動予備信号Yを発生させる第2入力端子(22) に、外部側の起動スイッチ(2)、内部側の起動スイッチ(3)、および安全ス イッチ(4)の全てを接続する。また入力端子(20)で、解錠状態を決定する ため、第1および第3ジャンパー端子(40)(26)を短絡する。この場合は 、内外の起動スイッチ(2)(3)、安全スイッチ(4)のいずれかがオン信号 を発生すれば、起動予備信号Yの発生に続いて、解錠信号R、解錠確認信号K、 起動信号Sが順に発生する。解錠条件が通電時解錠方式(A1型)の場合、外部 タイマー信号の入力端子(20)を短絡し、電源が投入されれば、無条件で解錠 信号Rを発生させる。また、解錠条件が解錠スイッチ方式(A2型)の場合は、 外部タイマー信号の入力端子(20)に解錠スイッチ(47)を接続する。
【0039】 (B型)特定者識別方式 外部からは特定者のみが入れ、内部からは誰でも出ることができる起動方式で は、図3に示すように結線する。この場合、外部タイマー信号の入力端子(20 )と、第1のジャンパー端子(40)を短絡し、外部側起動スイッチ(2)には 特定者を識別するため、無線装置の受信器、カードキースイッチ、テンキースイ ッチを用い、内部側起動スイッチ(3)、安全スイッチ(4)、全閉リミットス イッチ(12)は、正規の入力端子に夫々接続する。
【0040】 (C型) 時間制限方式 この場合は、図4または図5に示すように、ビル管理システム等から送られる 外部タイマー信号(例えば午前9時から午後5時までオン)を外部タイマー信号 の入力端子(20)に接続し、第1のジャンパー端子(40)を短絡する(外部 タイマー信号Tがハイレベルでオン状態を表わす場合は第2のジャンパー端子( 41)を短絡することになる)。外部側起動スイッチ(2)、内部側起動スイッ チ(3)、安全スイッチ(4)、全閉リミットスイッチ(12)は、夫々、正規 の入力端子に接続する。 図4と図5の違いは、第3のジャンパー端子(26)を短絡するか否かで、こ こを短絡する図4のタイマーオフ時都度解錠型(C1型)では、外部タイマー信 号Tがオンのとき常に解錠状態となり、外部タイマー信号Tがオフのときは起動 予備信号Yが発生する毎に解錠を行なう。第3のジャンパー端子(26)を短絡 しない図5の全時間・都度解錠型(C2型)では、外部タイマー信号Tのオン・ オフに関わりなく起動予備信号Yが発生する毎に解錠を行なう。
【0041】 以上に説明した(A型)(B型)(C型)の起動方式は例示であって、これ以 外の起動方式に対応させて結線方法を変えてよいことは、当然である。
【0042】
【考案の効果】
本考案によれば、各種スイッチ・信号を、結線方法を変えて接続するだけで、 1台で、様々な起動方法に対応できる電気錠制御装置を提供することができる。 したがって、起動方法に応じてリレーシーケンスを組み立てるため、複数種類の 装置が必要であった従来に比べて製造・管理・販売コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電気錠制御装置の全体回路図
【図2】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(標準型)
【図3】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(特定者識別型)
【図4】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(時間制限型)(C1型)
【図5】図1に示す電気錠制御装置の結線例を示す図
(時間制限型)(C2型)
【図6】自動ドアの起動を行なう各スイッチの配置例を
示す平面図
【図7】図6に示す各スイッチの配置を通行方向と平行
な面で切断して示す断面図
【図8】自動ドアの施錠方法を示すドアの概略正面図
【符号の説明】
1 ドア 2 外部側の起動スイッチ 3 内部側の起動スイッチ 4 安全スイッチ 5 電気錠 9 電気錠のリミットスイッチ 11 ドアコントローラ 12 全閉リミットスイッチ 20 外部タイマー信号の入力端子 21 第1入力端子 22 第2入力端子 23 安全スイッチの入力端子 24 全閉リミットスイッチの入力端子 26 第3ジャンパー端子 31 第1ゲート 32 第2ゲート 33 第3ゲート 34 第4ゲート 42 第1出力回路 43 第2出力回路 T 外部タイマー信号 Y 起動予備信号 R 解錠信号 S 起動信号(ドア開放命令)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの外部側および内部側に夫々設けら
    れ、物体の存在を検出してドアを開くためのオン信号を
    発生する外部側および内部側の起動スイッチと、ドアに
    近接配置されドア近傍の物体を検出してオン信号を出力
    し、物体が残った状態でのドア閉じ動作を禁止する安全
    スイッチと、全閉位置のドアをロックする電気錠と、ド
    アエンジンの駆動制御を行なうドアコントローラとを備
    え、各スイッチの信号により、電気錠の制御を行いなが
    ら、ドアを開閉制御する自動ドアにおいて、外部タイマ
    ー信号の入力端子と、主として外部側起動スイッチを接
    続する第1入力端子と、主として内部側起動スイッチを
    接続する第2入力端子と、安全スイッチの入力端子と、
    ドアが全閉位置にあるときオン状態の全閉信号Cを発生
    する全閉リミットスイッチの入力端子と、外部タイマー
    信号Tがオン状態のときのみ、第1入力端子に入力され
    たオン信号を通過させる第1ゲートと、ドアの全閉信号
    Cがオフ(ドア開状態)のとき、安全スイッチの入力端
    子に現れたオン信号を通過させる第2ゲートと、第1ゲ
    ートの出力側、第2入力端子、または第2ゲートの出力
    側のいずれかにオン信号が現れたとき、起動予備信号Y
    を発生する第3ゲートと、入力端に外部タイマー信号の
    入力端子に現れる信号を受け、これを出力端に通過させ
    るか否かを、タイマー解錠ジャンパー線の接続の有無に
    より決定する第3ジャンパー端子と、起動予備信号Y、
    タイマー解錠ジャンパー線を通過したオン状態の外部タ
    イマー信号T、オン状態の全閉信号Cのいずれかがある
    とき解錠信号Rを発生する第4ゲートと、第4ゲートの
    出力する解錠信号Rを電気錠に出力する第1出力回路
    と、電気錠が実際に解錠状態になったとき電気錠から出
    力される解錠確認信号Kと、起動予備信号Yが同時に発
    生したとき起動信号(ドア開放命令)Sを発生する第5
    ゲートと、第5ゲートの出力する起動信号Sを、ドアコ
    ントローラに出力する第2出力回路とを具備したことを
    特徴とする電気錠制御装置。
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