JPS6158497A - ステツピングモ−タ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は定電流チョッパ方式のステッピングモータ制御
装置、特にプリンタ装置の紙送りに用いるステッピング
モータ制御装置に関する。

〔発明の技術的背景〕

ステッピングモータは、プリンタ装置の紙送りをはじめ
、回転角および位置決めの高精度制御を必要とする用途
に広く利用されている。第２図に定電流チョッパ駆動方
式のステッピングモータ制御装置の従来例を示す。この
回路図はステッピングモータの１相についてだけの回路
を示し、駆動用電源１から供給される電力により、ステ
ッピングモータの１相の巻線２が励磁される。各相ごと
の同期は、端子３に入力される相励磁信号によって保た
れる。巻Ｆｄ２を流れる電流はトランジスタ４を介して
電流検出用抵抗５を流れる。この電流検出用抵抗５にあ
られれる電圧は、コンパレータ６によって端子７に与え
られた基【１１．電圧と比較される。一方、駆動用電源
１と巻線２との間にはトランジスタ８が設けられ、コン
パレータ６の出力する制御信号によって巻線２への電力
供給が制ｒ＋＋＋される。また、駆動用電ｉｉと並列に
フライホイールダイオード９が設けられる。

以上のような構成のステッピングモーフ制ｔ２Ｉｌｉ置
において、回転子を一定位置に保持するときの動作、即
ちホールド時の動作について説明する。

まず、相励磁信号が端子３より入力されることにより、
トランジスタ４がＯＮとなる。この時点ではトランジス
タ８はまだＯＦＦ状態なので巻線２には電流は流れてい
ない。従ってコンパレータ６の正入力端子に加わる電圧
は負入力端子に与えられる基準電圧より低くなり、コン
パレータ６はトランジスタ８をＯＮにする制御信号を出
力する。これにより駆動用電源１からトランジスタ８を
介して巻線２に励１１電流が流れる。電流が一定値に達
するとコンパレータ６の正入力端子に加わる電圧が負入
力端子に与えられる５１￥’１７１４圧より高くなり、
コンパレータ６はトランジスタ８をＯＦＦにする。この
ようにしてホールド時においても巻線２には、トランジ
スタ８のＯＮ／ＯＦＦ動作によって断続的に励磁電流が
流れ、ステッピングモータの回転子が定位置に保持され
る。

〔背景技術の問題点〕

ステッピングモータをプリンタ装置の紙送りに用いるよ
うな場合、電力による駆動の他に、ボールド時に手動に
よる紙送りをするための手動による駆動を行うことが必
要になる。一般に電力による駆動時の脱出トルクを大ぎ
くする必要上、駆動用電源１から供給される電力【よあ
る程度以上の大ぎさを確保しなければならない。従って
ホールド時においてもこれと同程度の電力が供給され、
ホールドトルクも脱出トルクと同程度の大きなものとな
る。このため手動による紙送りの際大きなトルクが必要
となり、プリンタ装置の操作性が恕くなるという欠点が
あった。

〔発明の目的〕

そこで本発明はホールド時の手動操作を容易に行いつる
ステッピングモータ制御装置を提供することを目的とす
る。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、定電流チョッパ方式のステッピングモ
ータ制御ｌ装置において、駆動用の電力を供給するため
の第１の電源装置とは別に、ホールド用の電力を供給す
るための第２の電源装置を設け、ホールド時には第２の
電源装置から手動操作に適した電力をステッピングモー
タの巻線に供給し、ホールド時の手動操作を容易に行え
るようにした点にある。

（発明の実施例〕 以下本発明を第１図に示す実施例に塁づいて説明する。

なお第１図にＪ３いて、第２図に示した従来例と同一構
成要素については同一符号を付し説明を省略する。本発
明に係る制御装置ではコンパレータ６とトランジスタ８
との間にゲートｕ　ｆ？１１０が設けられる。このゲー
ト装置１０は端子１１にホールド信号が与えられるとコ
ンパレータ６の出力する制御２１！信号をｍ断する懇情
を果たす。

また、電源１２．抵抗１３．ダイオード１４から１ｆ１
５成されるホールド用電源が巻線２に直列に設けられる
。

ホールド時における本実施例の動作は以下のとおりであ
る。まず、ボールド時には端子１１にホールド信号が与
えられ、ゲート装置１０はこのホールド信号が与えられ
るとコンパレータ６の出力する制御信号を遮断する。こ
れによってトランジスタ８はＯＦＦとなり駆動用電源１
の電力は遮断される。従って巻線２にはホールド用電源
１２からの電力のみが供給されることになる。ホールド
用電源１２の供給電力は駆動用７Ｆ：１１の供給電力よ
り小さくするのが好ましい。ボールド時に巻線２に流れ
る電流は抵抗１３の抵抗値により決定することができる
ので、ホールド時の手動操作における操作性と、ホール
ド時の回転子位置の安定性とを考慮して、巻線電流が最
適傾になるように抵抗１３の抵抗値を定める。なＪ３、
ダイオード１４は巻線２側からの逆電流を防止する機能
を果だず。

〔発明の効果〕

以上のとおり本発明によれば、定電流チョッパ方式のス
テッピングモータ制御Ｓ匠において、ホールド時に駆動
用電源とは別に設けたホールド用電源からステッピング
モータの巻線に適正な電力を供給するようにしたため、
ホールド時の手動操作を容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るステッピングモータ制御装置の一
実施例の回路図、第２図は従来のステッピングモータ制
御装置の回路図である。 １・・・駆動用用源、２・・・ステッピングモータの巻
線、３・・・端子、４・・・トランジスタ、５・・・電
流検出用抵抗、６・・・コンパレータ、７・・・端子、
８・・・トランジスタ、９・・・フライホイールダイオ
ード、１０・・・ゲート装置、１１・・・端子、１２・
・・ホールド用電源、１３・・・抵抗、１４・・・ダイ
オード。 出願人代理人　　猪　　股　　　　　清６１　図 ６２　圀

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ステッピングモータの巻線に駆動用の電力を供給す
   るための第１の電源装置と、 前記第１の電源装置から前記ステッピングモータの巻線
   に供給される電力を制御する第１のゲート装置と、 前記ステッピングモータの巻線に流れる電流を検出し、
   ステッピングモータ駆動用の相励磁信号に応じて前記第
   １のゲート装置に制御信号を与える巻線電流制御装置と
   、 をそなえるステッピングモータ制御装置において、 ステッピングモータのホールド時にホールド信号が与え
   られ、前記第１のゲート装置を遮断する働きをする第２
   のゲート装置と、 前記ホールド時に前記ステッピングモータの巻線にホー
   ルド用の電力を供給するための第２の電源装置と、 をそなえることを特徴とするステッピングモータ制御装
   置。 ２、ホールド用の電力が駆動用の電力より小さいことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のステツピングモ
   ータ制御装置。 ３、第１のゲート装置がトランジスタであることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項または第２項記載のステッ
   ピングモータ制御装置。 ４、巻線電流制御装置が、ステツピングモータの巻線に
   直列接続され、相励磁信号に応じてＯＮ／ＯＦＦするト
   ランジスタと、このトランジスタと第１の電源装置との
   間に直列接続された電流検出用抵抗と、この電流検出用
   抵抗に加わる電圧と基準電圧とを比較して制御信号を出
   力するコンパレータと、を有することを特徴とする特許
   請求の範囲第１項乃至第３項のいずれかに記載のステッ
   ピングモータ制御装置。 ５、第２のゲート装置が巻線電流制御装置と第１のゲー
   ト装置との間に設けられ、ホールド時に前記巻線電流制
   御装置から出力される制御信号を遮断することにより第
   １のゲート装置を遮断することを特徴とする特許請求の
   範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載のステッピング
   モータ制御装置。