JPS6156950B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6156950B2
JPS6156950B2 JP56088521A JP8852181A JPS6156950B2 JP S6156950 B2 JPS6156950 B2 JP S6156950B2 JP 56088521 A JP56088521 A JP 56088521A JP 8852181 A JP8852181 A JP 8852181A JP S6156950 B2 JPS6156950 B2 JP S6156950B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
pulse
generated
induction motor
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56088521A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57203958A (en
Inventor
Mitsuo Kurakake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP56088521A priority Critical patent/JPS57203958A/ja
Priority to KR8202543A priority patent/KR880001593B1/ko
Priority to US06/386,130 priority patent/US4575667A/en
Priority to EP82302936A priority patent/EP0069469B1/en
Priority to DE8282302936T priority patent/DE3268256D1/de
Publication of JPS57203958A publication Critical patent/JPS57203958A/ja
Publication of JPS6156950B2 publication Critical patent/JPS6156950B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/14Estimation or adaptation of motor parameters, e.g. rotor time constant, flux, speed, current or voltage
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/489Digital circuits therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は誘導電動機の速度検出方式に係り、特
に低速時における誘導電動機の速度検出に適用し
て好適な方式に関する。
誘導電動機の駆動方式としては、直流電動機と
等価なトルク発生メカニズムを備なえたベクトル
制御法が知られている。第1図、第2図はかゝる
ベクトル制御法を説明する説明図であり、第1図
はベクトル制御における誘導電動機の等価回路、
第2図はベクトル制御における励磁電流I0と2次
電流I2の関係図であり、図中lmは励磁リアクタン
ス、γは等価抵抗、Sはすべりである。このよ
うに誘導電動機の等価回路を考察すると発生トル
クTは T=3γ・I/S・ω・I2 (1) となる。尚、ωSはすべり角周波数である。こゝ
でI2とS・ωSが比例するものとすればトルクT
は2次電流に比例し直流電動機と同様なトルク発
生メカニズムを有することになる。ところで第1
図から ωS・lm・I0=γ/SI2 ∴S・ωS=γ/lmI (2) が成り立つから、I2とS・ωSを比例させるため
には励磁電流I0を一定にしなくてはならない。
以上から、ベクトル制御は、第2図に示すよう
に励磁電流I0と2次電流I2の直交性を保証しなが
ら、励磁電流I0を一定に維持し、且つ2次電流I2
のみを負荷トルクに比例させて変化させる制御方
法である。そして、実際のベクトル制御において
は指令速度と実速度の偏差(速度偏差)ERをト
ルク指令とみなし、1次電流I1を速度偏差ERに
応じて I〓=I0+jI2 =I0+jk・ER (3) を満足するように決定している。但し、kは比例
定数。
第3図はベクトル制御を実現するブロツク図で
ある。図中101は三相誘導電動機、102はレ
ゾルバなどのパルスジエネレータで回転速度に比
例した互いに90゜位相のづれた2つの正弦波信号
Pa,Pbを発生する。105は4倍回路であり、
正弦波信号Pa,Pbをパルス列に変換すると共に
その周波数4倍とする。又、この4倍回路103
は2相の正弦波信号Pa,Pbの位相を監視し、回
転方向信号RDSを出力すると共に正転している
場合には線l1に4倍の周波数の正転パルスPnを逆
転している場合には線l2に4倍の周波数の逆転パ
ルスPγをそれぞれ出力する。106は正転又は
逆転パルスPn,Prの周波数を電圧に変換する周
波数電圧変換器(F/V変換器という)、108
は図示しない速度指令回路から指令される速度指
令電圧VCMDと実速度電圧TSAの差εγ(以後
速度偏差という)を演算する演算回路、109は
速度偏差εγを比例積分する比例積分回路、11
0は速度偏差εγを絶対値化する絶対値回路、1
12は電圧周波数変換器(V/F変換器という)
であり、ERの大きさに比例した周波数のパルス
列Peを出力する。113はマイクロコンピユー
タであり、処理装置113aと、コントロールプ
ログラムメモリ113bと、データメモリ113
cを有している。データメモリ113cはトルク
対振幅特性(T―I1特性)、回転角対正弦値特性
(サインパターン)などをデイジタル的に関数テ
ーブルとして記憶している。処理装置113aは
コントロールプログラムの制御によりV/F変換
器112から発生するパルス列Peを所定時間計
数し、該計数値NとT―I1特性を用いてデイジタ
ルの電流振幅I1を出力する。即ち、計数値Nをト
ルク指令とみなし、T―I1特性からI1を求め出力
する。尚、この電流指令I1は(3)式に示す1次電流
の振幅となつている。又、処理装置113aは誘
導電動機101の回転速度に比例した角周波数ω
nを有するパルス列Pn又はPr、一定の位相差
などを用いて sin(ωnt+ωst+) (4) sin(ωnt+ωst++2π/3) (5) をデイジタルで出力する。尚、ωsはすべり角周
波数、は位相差である。116,117は I1・sin(ωnt+ωst+) (6) I1・sin(ωnt+ωst++2π/3) (7) を求め、これをアナログに変換し、U相及びV相
のアナログ電流指令iu、ivを出力するDA変換器
118は iu+iv→iw (8) の加算演算を行ないW相の電流指令iwを出力す
る演算回路、119,120は誘導電動機のU
相、V相を流れる相電流iua、ivaを検出する交流
器、121は iua+iva→iwa (9) の加算演算を行ないW相を流れる相電流iwaを出
力する演算回路、122U,122V,122W
はそれぞれ各相毎に設けられ、電流差(iu−
iua)、(iv−iva)、(iw−iwa)を演算して増幅す
る電流制御回路、123はパルス幅変調回路であ
りそれぞれ各相毎に設けられた3つのパルス幅変
調回路123U,123V,123Wを有し前記
各電流差をパルス幅変調とする。124はトラン
ジスタよりなるインバータ回路、125は3相交
流を直流に変換する整流器である。
以上がベクトル制御の詳細であるが、かゝるベ
クトル制御などにより誘導電動機を正確に制御す
るためには低速、高速時とも高精度で回転速度を
検出しなくてはならない。
ところで、従来の速度検出方式においては、第
3図に示すようにπ/2位相がづれ、しかもモー
タの回転速度に比例した周波数の2相信号
Pa,Pbをパルスジエネレータ102から発生
し、ついで該2相信号を4倍回路105を通して
周波数4の信号に変換し、最後に周波数4に
比例した電圧を発生する周波数電圧変換器106
から回転速度に比例した電圧(実速度電圧
TSA)を出力するものであつた。しかしなが
ら、かゝる方法においてはモータ速度が低速にな
ると周波数電圧変換器の出力電圧値が回転速度に
比例しなくなつて急速に低下する。又、パルスジ
エネレータ102から発生するパルス信号の周波
数を周波数/電圧変換するよりも、該パルス信号
をデイジタル量として直接マイコンに読みとらせ
たほうがLSI化にとつては好ましい。そこで、速
度をデイジタル的に読みとる方法が種々提案され
ている。第4図はパルスジエネレータ211から
発生するパルスを所定時間計数してマイコンに出
力する従来例の説明図である。この方法において
はパルスジエネレータ211を設け、モータが所
定量回転する毎に該パルスジエネレータ211か
らパルスを発生せしめ、このパルスをカウンタ2
12にカウントさせ、所定時間毎に該カウンタの
内容をレジスタ213に転送すると共にリセツト
し、しかる後該レジスタの内容を実速度としてマ
イコン214に読取らせている。そして以後、上
記動作を繰返して実速度をデイジタルで取出して
いる。しかしながら、この方法では高速時に精度
良く速度検出ができるが低速時にはパルスジエネ
レータ211から発生するパルス周期が大きくな
るため精度良く速度検出ができない。ところで低
速時の分解能を上げるにはパルスジエネレータ2
11から発生する1回転当りのパルス数を増加さ
せるか、或いは読取り周期を長くするるかしなけ
ればならない。しかしながら、パルスジエネレー
タ211から発生するパルス数は1回転当り1万
パルスが限度であり、この程度では分解能を上げ
ることはできない。従つて前者の手段では分解能
を上昇できない。一方、読取り周期を長くする後
者の手段では制御の応答性が悪くなる。即ち、マ
イクロプロセツサによる前記レジスタ213の読
取り周期(サンプリング周期)は速度制御系の応
答性を考えると1ms程度にしなければならず、応
答性を良くすることはできない。尚、以下にサン
プリング周期を1msec、パルスジエネレータ21
1から発生する出力パルスPcを10000〔パルス/
回転〕とし、又モータが1rpmの超低速度で回転
している場合について第5図に従つて説明する。
第5図においてSpiはサンプリングパルス、Pcは
パルスジエネレータ211から発生するパルス、
〔CN〕はカウンタ212の計数値である。さて、
パルスジエネレータ211からのパルスPcは前
述の如くカウンタ212により計数され、サンプ
リングパルスSPiに同期して該カウンタの内容は
レジスタ213にセツトされると共にリセツトさ
れ、しかる後該レジスタの内容はマイコン214
に読みとられる。ところでサンプリング周期は
1msec、パルスPcの周期は6msecであるため、最
初のサンプリングSP1が発生した時点ではカウン
タ212の計数値〔CN〕は1となつているが、
以後のサンプリングパルスSP2〜SP6発生時には
〔CN〕=Oとなつている。換言すればマイコンに
は速度データとして、1,0,0,0,0,0と
断続したデータが入力される。このため、速応性
ある、正確な速度制御を行なうことができない。
このため、本発明者は低速時に速度データが断続
せず、正確に速度検出が行なえる速度検出方式を
提案している。以下にこの既提案の方法を詳述す
る。
さて、既提案の方式においては低速回転時にパ
ルスジエネレータから発生するパルスPcの周期
Tを計時し、該周期Tを用いて速度検出を行なつ
ている。今、パルスPcの1周期内に発生するク
ロツクパルスCPの数をN、該クロツクパルスの
周期を〓T(=0.125μs)とすれば、パルスジ
エネレータから発生するパルスPcの周波数は =1/T =1/N・ΔT(Hz/μsec) =106/N・ΔT(Hz/sec) =60/106/N・ΔT(Hz/min) となり、ΔT=0.125を代入すると =480×106/N(Hz/min) (10) となる。又、パルスジエネレータが1回転当り発
生するパルス数を10000とすれば回転速度nは n=48000/N(rpm) (11) となる。従つて、既提案の方式においては低速時
にパルスジエネレータから発生するパルスPcの
周期T、換言すればパルスPcの1周期内に発生
するクロツクパルスCPの数Nを求め、(10)あるい
は(11)式から回転速度を検出している。
第6図はこの方式を説明するブロツク図であ
る。
図中、301は図示しないモータが所定量回転
する毎に互いにπ/2位相がづれた2つのパルス
信号Pc、Pc′を出力するパルスジエネレータ、3
02は回転方向判別回路であり、パルス信号
Pc、Pc′のうちいずれの位相が進んでいるかを判
別して回転方向信号SGNを出力する。303は
カウンタでありクリア端子CLR、カウントイネ
ーブル端子EN、クロツク端子CLK、キヤリーパ
ルス発生端子TCを有している。クリア端子CLR
にはパルス信号Pcが入力され、カウントイネー
ブル端子ENには常に“1”が入力されている。
従つて、カウンタ303はその計数値をパルス信
号Pcが発生する毎にクリアされると共に、次の
パルスPcが発生する迄クロツクパルスCPの数を
計数している。304はフリツプフロツプであ
り、キヤリーパルス(桁上げパルス)OFPが発
生する毎にセツトされ、パルス信号Pcが発生す
る毎にリセツトされる。即ち、カウンタ303と
フリツプフロツプ304とパルス信号Pcの1周
期内に発生するクロツクパルス数が表示される。
尚、カウンタ303の容量が十分大きい場合には
フリツプフロツプ304を設ける必要はない。3
05はアンドゲート、306はnビツトのレジス
タであり、アンドゲート305の出力が“1”に
なる毎に、換言すればパルス信号Pcが発生する
毎にカウンタ303の計数値がセツトされる。3
07は2ビツトのレジスタであり、アンドゲート
305の出力が“1”になる毎にフリツプフロツ
プ304のセツト出力と回転方向信号SGN
(“1”のときは正転中、“0”のときは逆転中)
が設定される。308は除算ユニツトであり、レ
ジスタ306,307の内容を入力されて(11)式の
演算を実行し、回転速度nを演算する。尚、除算
ユニツト308は速度制御をデイジタル処理する
マイコンの除算機能を用いて構成することができ
る。特に最近のマイコンでは16ビツトの除算を10
μs以下で行なえるものが出てきているから、
かゝるマイコンを用いれば簡単に除算ユニツトを
構成できる。さて、第6図においてはパルスジエ
ネレータ301からパルス信号Pcが発生する毎
にカウンタ303及びフリツプフロツプ304は
リセツトされ、以後これらカウンタ303及びフ
リツプフロツプ304は次にパルス信号Pcが発
生する迄クロツクパルスCPの数Nを計算する。
これによりパルス信号Pcの周期が測定される。
そして、上記次のパルス信号Pcが発生すればカ
ウンタ303及びフリツプフロツプ304の内容
並びに回転方向信号SGNがレジスタ306,3
07にセツトされる。又、これと同時にカウンタ
303及びフリツプフロツプ304は再びリセツ
トされ、クロツクパルスCPの計数を開始する。
さて、レジスタ306,307に記憶されたクロ
ツクパルスCPの数Nは除算ユニツト308に適
宜読取られ、該除算ユニツトにより(11)式の除算演
算が実行され、回転数nが求められる。このよう
に、第6図に示す方法によれば第7図に示す如く
回転数nが超低速であつても、検出速度は断続的
にならず、従来の方法に比らべ精度の良い速度検
出を行なうことができる。
しかしながら、この既提案の方式においては検
出速度がステツプ幅の大きい階段状となる。即
ち、この方式においてはパルスジエネレータから
パルスが発生する毎に実速度が演算され、検出速
度は該実速度に等しくなるように立上り、以後次
のパルスが発生する迄その検出値を維持する。こ
のため、速度が一定のとき、或いは非常にゆるや
かに変化している場合には問題ないが、比較的急
に速度が変化している場合にはステツプ幅が大き
くなりパルスとパルスの間で正確な速度を示さな
いことになる。これは速度検出系に遅れ要素が入
つたことを意味し、これでは速度制御ループのゲ
インを高くとれず、速応性ある制御を実現するこ
とができない。
以上から、本発明は誘導電動機の実速度をより
高精度で検出できる新規な速度検出方式を提供す
ることを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面に従つて詳細に説
明する。
さて、本発明においてはパルスジエネレータか
らパルスが発生した時には第6図に示した既提案
の方法で速度を演算する。そして、その他の場合
には一定周期の割込信号(イネーブル信号)が発
生する毎に、誘導電動機の特性式に従つて過去の
電流指令値と過去の検出精度とを用いて現在の実
速度を予測演算し、該予測された速度を検出速度
とみなす。
次に上記実速度の予測演算について説明する。
(1)式において、3γ・I2/S・ωs=KT
(KTは一定で、変換定数)とすれば発生トルクT
は T=KTI2 (12) と表現できる。一方、発生トルクTはモータのイ
ナーシヤをJM〔Kg・cm・sec2〕、負荷イナーシヤ
をJL〔Kg・cm・sec2〕、回転速度をv及び負荷ト
ルクをT0〔Kg・cm〕とすれば T=(JM+JL)dv/dt+T0 (13) となり、(12)、(13)式から KTI2=(JM+JL)dv/dt+T0 (14) が成立する。(14)式を変形すれば dv=Kdt/(J+J)−Tdt/J
+J となる。dv=v(k+1)−v(k)であるから v(k+1)=v(k) +K・ΔI/(J+J)−ΔT/(J
+J)…(15) が成立する。(15)式をサンプリング周期TSの離
散値系になおすと v(k+1)=v(k)+K・T/(J+J
)I2(k−1) −T/(J+J)T0(k)…(15)′ が成立する。ところで負荷トルクT0は各サンプ
リング間で変化しないと考えてよく、従つてΔ
T0=Oとみなせるため(15)式は v(k+1)=v(k) +K・T/(J+J)I2(k−1)…(16
) となる。そして、(16)式を更に変形すれば v(k)=v(k−1) +K・T/(J+J)・I2(k−2)…(
17) となる。
従つて、1サンプリング前の検出速度v(k−
1)と2サンプリング前の電流指令値I2(k−
2)がわかれば(17)式から回転速度を推定でき
る。
第8図は本発明に係る実施例ブロツク図、第9
図は同タイムチヤート、第10図は検出速度説明
図である。尚、第3図の従来装置と同一部分には
同一符号を付している。
図中、401は速度検出部であり、第6図に示
す構成(但し、パルスジエネレータ301と、除
算ユニツト308は除く)を有している。402
はフリツプフロツプであり、パルスジエネレータ
102から発生するパルスPaによりセツトさ
れ、処理装置113から発生する速度演算終了信
号OPENによりリセツトされる。403は一定周
期の速度演算割込み信号(速度演算イネーブル信
号)ITPを発生する割込みパルス発生回路であ
る。尚、VDはデイジタルの指令速度、AVは第6
図に示すレジスタ306,307から出力される
周期である。
次に速度検出の動作を説明する。
パルスジエネレータ102から時刻t1(第9
図)においてパルスPaが発生するとフリツプフ
ロツプ402はセツトされる(RGS=“1”)。こ
の状態で割込みパルス発生回路403から一定周
期の割込みパルスITPが発生すれば(時刻t2)、
処理装置113はまずフリツプフロツプ(FF)
402がセツトされているかどうかをセンスす
る。この場合、FF402はセツトされているか
ら、処理装置113は速度検出部401より入力
されているパルスPaの周期AVを用いて(11)式の除
算演算をを行なつて回転速度を求める。演算完了
後(時刻t3)、処理装置は速度演算終了信号
OPENを出力してフリツプフロツプFF402を
リセツトし、初期状態にする。しかる後、処理装
置113は速度偏差を求め、該速度偏差に基いて
1次電流振幅信号I′1、及び(6)、(7)式に示す位相
を有する位相信号をそれぞれ出力する。これによ
り以降の回路の機能で誘導電動機に1次電流が指
令される。
以上はFF402がセツトされている場合であ
るが、リセツトされている場合には回転速度の予
測演算が行われる。即ち、時刻t4において割込み
パルスITPが発生すると、処理装置113はFF
402のセツト状態をセンスする。処理装置11
3はFF402がセツトされていなければデータ
メモリ113cに記憶されている過去の検出速度
v(k−1)及び過去の電流指令I2(k−2)を
用いて(17)式の演算を実行し回転速度v(k)を予
測する。そして、この回転速度v(k)を実速度とし
て指令速度VDとの差を求め前記と同様に1次電
流指令を出力する。
以後、時刻t5,t6においてもFF402はセツト
されていないから、処理装置113は(17)式の
演算を行なつて実速度を予測する。時刻t7になる
とパルスジエネレータ102からパルスPaが発
生しFF402がセツトされ、前述と同様のパル
ス周期AVを用いた回転速度演算処理が行なわれ
る。
この結果、誘導電動機の実速度vaが第10図
aに示す如く変化すると、本発明により検出され
た回転速度は第10図bの実線のように変化し、
点線で示す既提案のものに比らべそのステツプ幅
ははるかに小さくなり高精度の速度検出ができ
る。
以上、本発明によれば回転速度を非常に高い精
度で検出でき、ゲインを高くとれ速応性にすぐれ
た誘導電動機の駆動が可能になつた。
尚、本発明をベクトル制御により制御される誘
導電動機の速度検出に適用した場合について説明
したが、本発明は他の制御法により駆動される場
合にも適用することができる。又、(17)式の演
算に際して過去の電流指令値を用いたが過去の実
際の電流値であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はベクトル制御を説明する説
明図、第3図はベクトル制御を実現するブロツク
図、第4図及び第5図は従来の速度検出法を説明
する説明図、第6図及び第7図は既提案の速度検
出法を説明する説明図、第8図乃至第10図は本
発明の説明図であり、第8図は同ブロツク図、第
9図は同タイムチヤート図、第10図は同検出速
度説明図である。 101…誘導電動機、102…パルスジエネレ
ータ、113…マイコン、113c…データメモ
リ、401…速度検出部、402…フリツプフロ
ツプ、403…割込パルス発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 速度指令と実速度との速度偏差に基いて一定
    周期毎に出力される電流指令により駆動される誘
    導電動機の速度検出方式において、誘導電動機の
    回転量あるいは機械可動部の移動量に比例した数
    のパルスを発生するパルスジエネレータと、該パ
    ルスの周期を計時する手段と、一定周期のイネー
    ブル信号が発生する毎に誘導電動機の実速度を演
    算する速度演算手段を備なえ、該速度演算手段は
    前記パルスジエネレータからパルスが発生したと
    きイネーブル信号に同期して前記周期を用いて実
    速度を演算し、その他の場合にはイネーブル信号
    に同期して以前に出力された電流指令値或いは実
    際の電流値と過去の実速度とを用いて現在の実速
    度を予測演算することを特徴とする誘導電動機の
    速度検出方式。
JP56088521A 1981-06-09 1981-06-09 Detecting method for velocity of induction motor Granted JPS57203958A (en)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56088521A JPS57203958A (en) 1981-06-09 1981-06-09 Detecting method for velocity of induction motor
KR8202543A KR880001593B1 (ko) 1981-06-09 1982-06-07 교류 전동기의 속도 제어장치
US06/386,130 US4575667A (en) 1981-06-09 1982-06-07 AC Motor speed control apparatus
EP82302936A EP0069469B1 (en) 1981-06-09 1982-06-08 Apparatus for speed detection
DE8282302936T DE3268256D1 (en) 1981-06-09 1982-06-08 Apparatus for speed detection

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56088521A JPS57203958A (en) 1981-06-09 1981-06-09 Detecting method for velocity of induction motor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57203958A JPS57203958A (en) 1982-12-14
JPS6156950B2 true JPS6156950B2 (ja) 1986-12-04

Family

ID=13945129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56088521A Granted JPS57203958A (en) 1981-06-09 1981-06-09 Detecting method for velocity of induction motor

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS57203958A (ja)
KR (1) KR880001593B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714901Y2 (ja) * 1988-08-01 1995-04-10 日産自動車株式会社 エンジン回転信号処理装置
JP3296527B2 (ja) * 1994-08-05 2002-07-02 株式会社安川電機 モータ速度制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57203958A (en) 1982-12-14
KR840001009A (ko) 1984-03-26
KR880001593B1 (ko) 1988-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4617675A (en) Digital PWMed pulse generator
US4575667A (en) AC Motor speed control apparatus
JPH0627653B2 (ja) 位置、速度検出方法及び装置
US4028600A (en) Method and apparatus for slow speed operation of an inverter controlled rotating field machine
EP0409185B1 (en) Method of calculating motor control voltage and motor control device using the method
CN103155404B (zh) 步进马达的微步驱动控制装置
KR910003518B1 (ko) 싱크로 전기기계를 이용한 회전검출장치
JPS6156950B2 (ja)
US4558269A (en) Induction motor drive apparatus
US4322672A (en) Electric motor control apparatus
US7043395B2 (en) Method for detecting the magnetic flux the rotor position and/or the rotational speed
JPH027276B2 (ja)
EP0078854A1 (en) Speed detecting device
JPS62260574A (ja) モ−タの回転速度検出方法
JP3111798B2 (ja) 可変速駆動装置
JPH08128855A (ja) 速度検出装置
JPS6156951B2 (ja)
JP2941790B1 (ja) パルス計数器
JPH0145319B2 (ja)
JPS5923196B2 (ja) デイジタルサ−ボ方式
JPS5915266Y2 (ja) 誘導電動機のスリツプ周波数制御装置
JP2001045779A (ja) 可変速装置
JPS6038616A (ja) 位相信号−インクリメンタル信号変換器
JPS60207480A (ja) モ−タ駆動制御装置
JP2606337B2 (ja) 同期電動機のデジタル制御方式