JPS6156700B2 - - Google Patents

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JPS6156700B2
JPS6156700B2 JP55171770A JP17177080A JPS6156700B2 JP S6156700 B2 JPS6156700 B2 JP S6156700B2 JP 55171770 A JP55171770 A JP 55171770A JP 17177080 A JP17177080 A JP 17177080A JP S6156700 B2 JPS6156700 B2 JP S6156700B2
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
coils
sheet
conductor
thin film
Prior art date
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Expired
Application number
JP55171770A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5795609A (en
Inventor
Atsushi Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANGYO DENKI KIKI KK
Original Assignee
KANGYO DENKI KIKI KK
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Publication date
Application filed by KANGYO DENKI KIKI KK filed Critical KANGYO DENKI KIKI KK
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Publication of JPS5795609A publication Critical patent/JPS5795609A/ja
Publication of JPS6156700B2 publication Critical patent/JPS6156700B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/003Printed circuit coils

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばモータのコイルとして用いら
れ、特に絶縁薄膜の両面にうずまき状にコイルが
形成されたシートコイルに関する。
シートコイルはスロツトレスモータ、フラツト
モータなどに用いられ、モータのコイルを装着す
べき磁気空隙の構造寸法上の制限からコイルの仕
上り厚さが極力薄く、かつコイル断面における導
体の占積率ができる丈大きいことが要求される。
このような点からシートコイルとして次のよう
な製作方法により作ることが提案されている。
コイル導体となるべき導電材料、通常は銅の
薄板、2枚をエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
等の電気絶縁性接着材を用いて貼り合せて絶縁
薄膜を介して導体層が積層された積層シートを
作る。
その積層シートの両面の導体層にフオトエツ
チング等の方法で所要のうずまき状コイルパタ
ンを形成する。このとき一般に両面のコイルは
ほぼ同一形状・同一寸法に形成され、かつ相互
に重なり合う位置に配置される。
対向する両側のコイルの内側端は絶縁薄膜を
貫通する接続部において両コイルが電気的に直
列になる如く相互に接続され、両コイルの外側
端が外部接続端子となる。
このようにして製作されたシートコイルの代表
的形状例を第1図に示す図は片面2個、表裏合せ
て4個の方形うずまきコイル11,12,13,
14が直列に接続されるように形成された場合を
示しており、表側コイル11,12を実線で、裏
側コイル13,14を破線で描いてある。これら
コイル11,12と13,14とは絶縁薄膜15
を介して互に対向し、かつ互に固定され、そのコ
イルの内端は絶縁薄膜15を貫通する接続部1
6,17でそれぞれ互に接続される。また裏側コ
イル13,14の最外巻き部分は互に接近する部
分で一方のコイルから他方のコイルに移るように
接続される。表側コイル11,12の外端は外部
接続端子18,19とされる。これら端子18,
19間に電流を流した時に、表側コイル11,1
2と裏側コイル13,14とでその互に重なるも
のにおいて発生する磁束はそれぞれ互に相加され
るように各コイルの巻方向が選定されている。
このコイルシートの断面は第2図に拡大して示
すような形状で、表側コイル11,12の各コイ
ル導体21と裏側コイル13,14の各コイル導
体22とが絶縁薄膜15を介して丁度重なるよう
にされている。従つてコイル導体21の隣接する
ものの間の空隙23と、コイル導体22の隣接す
るものの間の空隙24とも絶縁薄膜15を介して
互に対向している。絶縁薄膜15の厚さdsはシ
ートコイルの仕上り厚さdを薄くする目的からい
えば極力薄いことが望ましい。しかるに絶縁薄膜
15があまりに薄いと両面のコイル導体間空隙2
3,24の部分が機械的強度の弱点となり、隣接
する導体相互を連結する強度が低下する。即ち、
たとえばシートコイル製造工程、あるいはシート
コイルをモーターに装着する作業における取扱上
のわずかの外力によつてコイル導体間空隙23,
24の部分で絶縁薄膜15がコイル導体に沿つて
裂け、コイル導体が導体の並びの方向に分離し、
コイルが変形したりコイル線間短絡を起す危険が
生じる。
従来技術においては絶縁薄膜15の代りに、コ
イルの形状を保持する絶縁基板を用い、その機械
的強度を持たせる目的で紙、ガラス繊維などの補
強材を介在または混入させていた。このような方
法は絶縁基板の厚さdsを増加させることにな
り、シートコイルの厚さdが厚くなり、コイルと
しての電気的効率を低下させる。
この発明は上記シートコイルの機械的強度と仕
上り厚さとの関係の矛盾を解決したシートコイル
の構造を提供する。
この発明によれば絶縁薄膜の両面のコイルを、
位置的に、又は角度的に、或はその両者でわずか
ずらす。このシートコイルを製造する場合の要点
を次に述べる。
コイル導体となるべき金属材料、通常銅の薄
板2枚を金属との接着性良好でかつ電気絶縁性
を有する樹脂、たとえばエポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂などを用いて貼り合せる。このとき
その接着性の絶縁薄膜の厚さは極力薄く、しか
も電気絶縁性が良好に保たれるような方法が用
いられる。具体的には例えば特願昭54−153175
「小型モータ用印刷コイル」に述べている方法
を用いればよい。
両面の金属層にフオトエツチングによつてコ
イルパターンを形成する。このとき両面のコイ
ル導体間空隙の形状配置がコイルの表側から透
視したとき、一部は重なつてもよいが全面に亘
り重なり合わないように、つまり半分以上は重
ならないように形成する。
両面のコイルの内側端同志を絶縁薄膜を貫通
して相互に両コイルが電気的に直列になるよう
に接続する。
このようにして製造されたシートコイルの第1
の例を第3図に第1図、第2図と対応する部分に
は同一符号を付けて示す。図から明らかなように
表側コイル11,12と裏側コイル13,14と
は相互にコイル導体ピツチのほぼ1/2だけ方形コ
イルの横方向及び縦方向にそれぞれずらして配置
されている。
第4図に第3図のシートコイルの導体の断面形
状配置を拡大して示す。この配置においてはある
1つのコイル導体21はその幅のほぼ1/2ずつが
絶縁薄膜15を介して対向面のコイルの隣接する
2本のコイル導体22と接着され、機械的に固着
している。この結果として両面のコイル導体2
1,22は全体として機械的に一連のものとな
り、第2図に示したもののように、導体間空隙2
3,24部分の機械的弱点がなく、製造あるいは
モータに装着するときの取扱いに対して強固にな
る。
かつまたコイルの機械的強度は全体としてコイ
ル導体の金属材料自身の剛性によつて保たれてい
るので絶縁薄膜15は良好な接着性と絶縁性とが
保たれさえすれば良く、第1図、第2図に示した
技術における機械的強度を要求される場合に比し
遥かに薄くなし得る。このことはシートコイルの
厚さを薄くし、導体の占積率を向上することに有
効に寄与する。
なおこの実施例の場合、原理的には一方の面の
導体間空隙23が他の面のコイル導体22部分に
対向するような配置であれば良いが、導体ピツチ
の1/2ずらして平行にした場合が接着面積が全体
として最も有効に作用することは明らかである。
この発明の第2の実施例を第5図5に示す。こ
の例は絶縁薄膜15の片面に1個、表裏合せて2
個のコイル11,13が直列に接続されるように
形成された場合である。この例においては両面の
コイル11,13はその磁気的中心が一致するよ
うに対向して設けられ、コイル11,13の内側
端が絶縁薄膜15を貫通する貫通接続部16で両
コイルが直列になるように接続される。両面の対
向するコイル11,13はその中心に対し角度的
にわずかずらされ、コイル導体21,22は相互
に適当な傾きをもつて交差するように配置されて
いる。導体相互の傾きの大きさは両面の対向する
コイル導体21,22が少くとも導体ピツチの1/
2ずれるように選ばれる。
このような構成の結果として一方の面のコイル
導体21が他の面の隣接する2本以上のコイル導
体22を絶縁薄膜15を介して導線並びの方向に
わたつて機械的に連結することとなり、かかるコ
イル導体21,22相互の結合によつてシートコ
イル全体の剛性が連続的となり、第2図の例のご
とき弱点のないシートコイルを構成することがで
きる。しかもコイル導体21,22の長手方向に
おける中央部では、空隙23,24が一致し、こ
の部分がすけて見えることを利用して検査などを
行うことができる。
コイルの形状としては方形に限らない。またコ
イルの配列数も1個、2個に限らず、更に多くす
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は提案されているシートコイルの一例を
示す平面図、第2図はその一部の拡大断面図、第
3図はこの発明によるシートコイルの一例を示す
平面図、第4図はその一部拡大断面図、第5図は
この発明によるシートコイルの他の例を示す平面
図である。 11〜14:コイル、15:絶縁薄膜、16,
17:接続部、18,19:外部接続端子、2
1,22:コイル導体、23,24:導体空隙
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 接着材の絶縁薄層を狭んで、その両面に金属
    の導体からなる平面状うずまきコイルが対向して
    形成され、これら両コイルはコイルの内側端同志
    がその絶縁薄層を貫通して互いに電気的に直列に
    接続されてなるシートコイルにおいて、対向する
    両面のコイルは互にわずかずらされて、その一方
    のコイルのコイル導体間の空隙がその一巻き長さ
    の半分以上は他方のコイル導体と重ねられている
    ことを特徴とするシートコイル。
JP17177080A 1980-12-05 1980-12-05 Sheet coil Granted JPS5795609A (en)

Priority Applications (1)

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JPS5795609A JPS5795609A (en) 1982-06-14
JPS6156700B2 true JPS6156700B2 (ja) 1986-12-03

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