JPS6156048B2 - - Google Patents
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- JPS6156048B2 JPS6156048B2 JP9329176A JP9329176A JPS6156048B2 JP S6156048 B2 JPS6156048 B2 JP S6156048B2 JP 9329176 A JP9329176 A JP 9329176A JP 9329176 A JP9329176 A JP 9329176A JP S6156048 B2 JPS6156048 B2 JP S6156048B2
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- Japan
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- circular saw
- thrust receiving
- blade
- grinding
- clamp
- Prior art date
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Links
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 13
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D63/00—Dressing the tools of sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material, e.g. in the manufacture of sawing tools
- B23D63/08—Sharpening the cutting edges of saw teeth
- B23D63/12—Sharpening the cutting edges of saw teeth by grinding
- B23D63/14—Sharpening circular saw blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は丸鋸研削方法に関し、特に刃の巾が丸
鋸の板厚よりも厚い丸鋸の刃を研削するために、
丸鋸中央部を回転可能に支承し、夫々の刃に近い
丸鋸部分をクランプした後に研削砥石による夫々
の刃の研削工程を行う研削方法、並びにこの方法
を行うための丸鋸研削盤に関する。
鋸の板厚よりも厚い丸鋸の刃を研削するために、
丸鋸中央部を回転可能に支承し、夫々の刃に近い
丸鋸部分をクランプした後に研削砥石による夫々
の刃の研削工程を行う研削方法、並びにこの方法
を行うための丸鋸研削盤に関する。
丸鋸の板厚よりも厚い巾の刃とするためには、
荒加工した刃の上に硬質金属の盛金、刃の加圧成
形、硬質金属小片の溶接等によつて成形する。こ
の過程の後に刃の前面、背面、フランクを研削し
て所要の形状とする。次に切刃成形研削を行つて
例えば交互の刃を荒加工、仕上加工用の刃とする
こともでき、交互に異なる切刃面とすることもで
きる。本発明は最初の刃の成形のための研削に
も、切刃形成のための研削にも適用でき、本明細
書においては共に刃の研削として説明する。
荒加工した刃の上に硬質金属の盛金、刃の加圧成
形、硬質金属小片の溶接等によつて成形する。こ
の過程の後に刃の前面、背面、フランクを研削し
て所要の形状とする。次に切刃成形研削を行つて
例えば交互の刃を荒加工、仕上加工用の刃とする
こともでき、交互に異なる切刃面とすることもで
きる。本発明は最初の刃の成形のための研削に
も、切刃形成のための研削にも適用でき、本明細
書においては共に刃の研削として説明する。
丸鋸の製造を容易にし、丸鋸による加工面の精
度と仕上面を良くするために、丸鋸の回転に際し
て同じ機能を有するすべての刃が同じ円軌跡を画
く必要がある。即ち、すべての荒加工刃は同じ軌
跡を画き、すべての仕上加工刃は仕上加工刃とし
ての同じ軌跡を画くようにする。所定の同じ軌跡
とするためには丸鋸面の軸線方向の歪みの誤差
と、半径方向の誤差とを許容値以内に保つ必要が
ある。半径方向の誤差に関しては、丸鋸の製造に
際して夫々の目的に適合した許容誤差範囲に保つ
ことは容易である。軸線方向の丸鋸面の歪みを除
去することは困難である。硬質金属を被着した丸
鋸、特に金属切断用丸鋸については歪みの除去は
極めて困難である。金属用丸鋸の板の厚さは木材
用等に比較して著しく厚く、板厚が大きくなれば
面の歪みの除去は困難であり、長時間を必要とす
る。
度と仕上面を良くするために、丸鋸の回転に際し
て同じ機能を有するすべての刃が同じ円軌跡を画
く必要がある。即ち、すべての荒加工刃は同じ軌
跡を画き、すべての仕上加工刃は仕上加工刃とし
ての同じ軌跡を画くようにする。所定の同じ軌跡
とするためには丸鋸面の軸線方向の歪みの誤差
と、半径方向の誤差とを許容値以内に保つ必要が
ある。半径方向の誤差に関しては、丸鋸の製造に
際して夫々の目的に適合した許容誤差範囲に保つ
ことは容易である。軸線方向の丸鋸面の歪みを除
去することは困難である。硬質金属を被着した丸
鋸、特に金属切断用丸鋸については歪みの除去は
極めて困難である。金属用丸鋸の板の厚さは木材
用等に比較して著しく厚く、板厚が大きくなれば
面の歪みの除去は困難であり、長時間を必要とす
る。
前述の型式の既知の研削方法は、対向した推力
受け部材とクランプ部材との間に研削すべき刃に
近接した丸鋸部分をクランプし、特に刃のフラン
クの研削に際しては固定の推力受け部材の丸鋸接
触面を基準として研削砥石を動かして研削した。
この方法で研削した刃は丸鋸外周部に対して正確
に対称となる。しかし、丸鋸外周部は丸鋸中央部
に対して軸線方向の面の歪みが存在するため、中
央部で支持して丸鋸を回転させる時は夫々の刃は
その部分の面の歪みに相当する異なる軌跡を画
く。即ち、上述の既知の方法で丸鋸をクランプす
る時には丸鋸はクランプ圧力によつて推力受け部
材に押圧され、板は曲げ応力を受けてほぼ平面と
なり、外見上の面の歪みはなくなる。研削後丸鋸
を取外した時は弾性によつて面の歪みは残り、研
削された刃は歪みに相当する軌跡を画く。刃の研
削後に歪みを修正し、夫々の刃の軌跡の誤差を許
容値以内とすることは著しく困難な作業となる。
受け部材とクランプ部材との間に研削すべき刃に
近接した丸鋸部分をクランプし、特に刃のフラン
クの研削に際しては固定の推力受け部材の丸鋸接
触面を基準として研削砥石を動かして研削した。
この方法で研削した刃は丸鋸外周部に対して正確
に対称となる。しかし、丸鋸外周部は丸鋸中央部
に対して軸線方向の面の歪みが存在するため、中
央部で支持して丸鋸を回転させる時は夫々の刃は
その部分の面の歪みに相当する異なる軌跡を画
く。即ち、上述の既知の方法で丸鋸をクランプす
る時には丸鋸はクランプ圧力によつて推力受け部
材に押圧され、板は曲げ応力を受けてほぼ平面と
なり、外見上の面の歪みはなくなる。研削後丸鋸
を取外した時は弾性によつて面の歪みは残り、研
削された刃は歪みに相当する軌跡を画く。刃の研
削後に歪みを修正し、夫々の刃の軌跡の誤差を許
容値以内とすることは著しく困難な作業となる。
本発明の目的は上述の問題点を解決し、金属切
断用の丸鋸の硬質金属の附刃の研削用として好適
であり、修正作業を行はないですべての刃の軌跡
が所要の許容値以内となる丸鋸研削方法並びに研
削盤を提供するにある。
断用の丸鋸の硬質金属の附刃の研削用として好適
であり、修正作業を行はないですべての刃の軌跡
が所要の許容値以内となる丸鋸研削方法並びに研
削盤を提供するにある。
本発明による丸鋸研削方法の特徴は、前述の方
法において、丸鋸に曲げ応力が作用しない状態で
上記中央部に対する上記刃に近い丸鋸部分の有す
る丸鋸軸線方向の面の歪みを保つて上記クランプ
を行い、研削砥石を上記面の歪みに無関係に上記
中央部を含む平面に対する軸線方向所定位置とし
て刃の研削工程を行う。
法において、丸鋸に曲げ応力が作用しない状態で
上記中央部に対する上記刃に近い丸鋸部分の有す
る丸鋸軸線方向の面の歪みを保つて上記クランプ
を行い、研削砥石を上記面の歪みに無関係に上記
中央部を含む平面に対する軸線方向所定位置とし
て刃の研削工程を行う。
本発明によつて、研削砥石の位置ぎめの基準面
は推力受け部材の丸鋸接触面ではなく、曲げ応力
が作用しない状態の丸鋸中央部を含む平面とな
る。本発明の研削方法によつて研削された刃は、
面の歪みが存在する部分では丸鋸外周に対して軸
線方向に非対称となる。これは既知の研削技法で
は望ましくないとされていた。しかし、本発明に
よつて研削された丸鋸は使用間同じ機能のすべて
の刃が許容値以内の誤差とした同じ軌跡を画く。
即ち、使用状態における丸鋸中央部を含む平面に
対称に研削された刃が得られる。面の歪みは修正
されることなく残存する。本発明によつて研削さ
れた丸鋸は加工材への切込巾は刃の巾にほぼ等し
く、過大な巾となることはない。このため、所要
動力及び削屑量はほぼ設計値となる。丸鋸の寿命
は長くなり、切削面は良い。
は推力受け部材の丸鋸接触面ではなく、曲げ応力
が作用しない状態の丸鋸中央部を含む平面とな
る。本発明の研削方法によつて研削された刃は、
面の歪みが存在する部分では丸鋸外周に対して軸
線方向に非対称となる。これは既知の研削技法で
は望ましくないとされていた。しかし、本発明に
よつて研削された丸鋸は使用間同じ機能のすべて
の刃が許容値以内の誤差とした同じ軌跡を画く。
即ち、使用状態における丸鋸中央部を含む平面に
対称に研削された刃が得られる。面の歪みは修正
されることなく残存する。本発明によつて研削さ
れた丸鋸は加工材への切込巾は刃の巾にほぼ等し
く、過大な巾となることはない。このため、所要
動力及び削屑量はほぼ設計値となる。丸鋸の寿命
は長くなり、切削面は良い。
本発明の研削方法を実施するための丸鋸研削盤
の特徴は丸鋸の中央部を支持する支持軸と、刃の
附近の丸鋸の一方の面に接触する推力受け部材
と、推力受け部材に対向して丸鋸の他方の面に接
触可能に可動とし推力受け部材に丸鋸を押圧して
クランプするクランプ部材とを設けた丸鋸研削盤
におて、支持軸は丸鋸を軸線方向に動かない支持
とし、推力受け部材を丸鋸面に直角方向に調整す
る装置と、各研削工程間推力受け部材を丸鋸面の
歪みに適合した調整位置に固定する止め装置とを
設ける。好適な実施例によつて、推力受け部材を
ばねによつて丸鋸の方向に押圧する第1のばね
と、第1のばねに対向して同じ強さとしクランプ
部材を丸鋸の方向に押圧する第2のばねとを設け
る。
の特徴は丸鋸の中央部を支持する支持軸と、刃の
附近の丸鋸の一方の面に接触する推力受け部材
と、推力受け部材に対向して丸鋸の他方の面に接
触可能に可動とし推力受け部材に丸鋸を押圧して
クランプするクランプ部材とを設けた丸鋸研削盤
におて、支持軸は丸鋸を軸線方向に動かない支持
とし、推力受け部材を丸鋸面に直角方向に調整す
る装置と、各研削工程間推力受け部材を丸鋸面の
歪みに適合した調整位置に固定する止め装置とを
設ける。好適な実施例によつて、推力受け部材を
ばねによつて丸鋸の方向に押圧する第1のばね
と、第1のばねに対向して同じ強さとしクランプ
部材を丸鋸の方向に押圧する第2のばねとを設け
る。
ばねは弱いばねとし、止め装置が作用しない時
に推力受け部材に作用する摩擦抵抗に抗して推力
受け部材を丸鋸面に弱い接触を保たせる強さとす
る。クランプ部材に同じ強さの第2のばねを作用
させることによつて、両ばねは均圧され、丸鋸に
曲げ応力が作用せず、推力受け部材は丸鋸面の歪
みに沿つて正確に位置ぎめされる。
に推力受け部材に作用する摩擦抵抗に抗して推力
受け部材を丸鋸面に弱い接触を保たせる強さとす
る。クランプ部材に同じ強さの第2のばねを作用
させることによつて、両ばねは均圧され、丸鋸に
曲げ応力が作用せず、推力受け部材は丸鋸面の歪
みに沿つて正確に位置ぎめされる。
他の実施例によつて、推力受け部材の位置を制
御するモータと、研削すべき刃の附近の丸鋸面の
位置を測定し推力受け部材の位置と比較してモー
タに制御信号を供給する制御装置とを設ける。
御するモータと、研削すべき刃の附近の丸鋸面の
位置を測定し推力受け部材の位置と比較してモー
タに制御信号を供給する制御装置とを設ける。
本発明を例示とした実施例並びに図面について
説明する。
説明する。
第1図に示す丸鋸機の軸受ハウジング11に取
付けた2個の軸受12によつて、駆動軸13は軸
線方向に動かないように支承される。支持軸13
に取付けたフランジ14に中央突出部15を設け
る。フランジ14に保持板16を取付ける。フラ
ンジ14と保持板16との間に丸鋸18の中央部
17を保持する。突出部15によつて丸鋸18を
軸13と同一軸線に保持する。丸鋸18の外周に
は硬質金属片固着によつて形成した附刃19を設
ける。
付けた2個の軸受12によつて、駆動軸13は軸
線方向に動かないように支承される。支持軸13
に取付けたフランジ14に中央突出部15を設け
る。フランジ14に保持板16を取付ける。フラ
ンジ14と保持板16との間に丸鋸18の中央部
17を保持する。突出部15によつて丸鋸18を
軸13と同一軸線に保持する。丸鋸18の外周に
は硬質金属片固着によつて形成した附刃19を設
ける。
丸鋸18の中央部17は完全な平面であるが、
中央部以外の板面は中央部平面に対して軸線方向
に歪みがある。この歪みPは丸鋸外周に沿つて歪
みの値が変化し、丸鋸の回転間に刃先の揺動運動
となる。本発明によつて、後述する通り、歪みP
があつても附刃19は中央部17の平面に対称と
なり、刃先に関しては揺動運動は生じない。附刃
19による切込みSの巾は刃の巾にほぼ等しくな
る。この附刃19を研削する本発明丸鋸研削盤を
第2〜4図に示す。
中央部以外の板面は中央部平面に対して軸線方向
に歪みがある。この歪みPは丸鋸外周に沿つて歪
みの値が変化し、丸鋸の回転間に刃先の揺動運動
となる。本発明によつて、後述する通り、歪みP
があつても附刃19は中央部17の平面に対称と
なり、刃先に関しては揺動運動は生じない。附刃
19による切込みSの巾は刃の巾にほぼ等しくな
る。この附刃19を研削する本発明丸鋸研削盤を
第2〜4図に示す。
第2図に示す丸鋸18は歪みのない部分を図に
示す。第2図に示す研削盤のハウジング21に軸
受22を取付け、支持軸23を軸受方向に動かな
いように支承する。支持軸23に取付けたフラン
ジ24に中央突出部25を設け、保持板26をフ
ランジ24に取付ける。丸鋸18の中央部17を
突出部25によつて心合せしてフランジ24と保
持板26との間に保持する。丸鋸18を研削盤に
取付ける方法は丸鋸機に丸鋸18を取付ける方法
と同様である。これによつて、丸鋸18の中央部
17を研削盤に対して軸線方向に正確な所定位置
に固着する。
示す。第2図に示す研削盤のハウジング21に軸
受22を取付け、支持軸23を軸受方向に動かな
いように支承する。支持軸23に取付けたフラン
ジ24に中央突出部25を設け、保持板26をフ
ランジ24に取付ける。丸鋸18の中央部17を
突出部25によつて心合せしてフランジ24と保
持板26との間に保持する。丸鋸18を研削盤に
取付ける方法は丸鋸機に丸鋸18を取付ける方法
と同様である。これによつて、丸鋸18の中央部
17を研削盤に対して軸線方向に正確な所定位置
に固着する。
研削盤のハウジング21は附刃19の研削のた
めに、図示しない既知の方法によつて研削砥石2
8に対して軸線方向両方向に相対移動可能に案内
される。砥石28は附刃19の前、後、フランク
を研削する制御可能とし、所要に応じて第1図に
示す斜面部を研削可能とする。交互に荒削り刃と
仕上削り刃とを有する鋸刃も研削可能とする。丸
鋸面歪みPを補正するためには、支持軸23をハ
ウジング21に対して軸線方向に固定すると共に
研削砥石28をハウジング21に対して正確に動
かし、特に刃19のフランク29の研削において
は砥石の研削面と丸鋸18の中心面Zとの軸線方
向の所定の関係位置を保たせる必要がある。
めに、図示しない既知の方法によつて研削砥石2
8に対して軸線方向両方向に相対移動可能に案内
される。砥石28は附刃19の前、後、フランク
を研削する制御可能とし、所要に応じて第1図に
示す斜面部を研削可能とする。交互に荒削り刃と
仕上削り刃とを有する鋸刃も研削可能とする。丸
鋸面歪みPを補正するためには、支持軸23をハ
ウジング21に対して軸線方向に固定すると共に
研削砥石28をハウジング21に対して正確に動
かし、特に刃19のフランク29の研削において
は砥石の研削面と丸鋸18の中心面Zとの軸線方
向の所定の関係位置を保たせる必要がある。
面の歪みPの補正のための他の要件は、丸鋸の
歪みを生じた部分は研削盤上において中央部17
の中心面Zに対称位置となるように曲げ又は押圧
してはならない点にある。曲げた丸鋸は研削盤か
ら取外して曲げ応力を取去れば再び最初の歪み状
態に戻る。
歪みを生じた部分は研削盤上において中央部17
の中心面Zに対称位置となるように曲げ又は押圧
してはならない点にある。曲げた丸鋸は研削盤か
ら取外して曲げ応力を取去れば再び最初の歪み状
態に戻る。
刃19の研削に際して丸鋸18には曲げ力が作
用しないようにする必要があるため、刃19の半
経方向内方部分をクランプして砥石28から刃に
作用する力を受ける構成とする。
用しないようにする必要があるため、刃19の半
経方向内方部分をクランプして砥石28から刃に
作用する力を受ける構成とする。
上述の要件を満足するための本発明によるクラ
ンプ装置を第2図に示す。ハウジング21に取付
けた腕41にスリツト42を設けて丸鋸18を通
す。腕41には支持軸23の軸線に平行の案内4
3を設ける。案内43の中間部はスリツト42に
よつて中断される。案内43の第2図の左方部分
に推力受け支持部材44を可動に案内する。推力
受け支持部材44には案内43の軸線に平行の軸
線を有する内ねじ孔45を設け、外ねじ46をね
じこむ。外ねじ46に一体とした推力受け部材4
7を丸鋸18の左側面に接触させる。推力受け部
材47とハウジング21との間にばね48を係合
させる。推力受け支持部材44と案内43との間
の摩擦に抗して推力受け部材47が丸鋸面に追随
可能とする力をばね48によつて生じ、丸鋸面の
歪みによつて接触部が右に動いた時に接触を保
つ。推力受け支持部材44は止め装置49によつ
て案内43の所要位置に固着可能とする。止め装
置49は図示の例では液圧又は空気圧シリンダー
ピストン装置であるが機械的又は電磁装置とする
こともできる。止め装置49は推力受け支持部材
44を介して推力受け部材47を所定の丸鋸面接
触位置に保ち、各附力19の研削に際して丸鋸1
8を中央部17による固定位置とし、附刃19に
近い位置を支持して丸鋸が研削の側圧によつて曲
るのを防ぐ。
ンプ装置を第2図に示す。ハウジング21に取付
けた腕41にスリツト42を設けて丸鋸18を通
す。腕41には支持軸23の軸線に平行の案内4
3を設ける。案内43の中間部はスリツト42に
よつて中断される。案内43の第2図の左方部分
に推力受け支持部材44を可動に案内する。推力
受け支持部材44には案内43の軸線に平行の軸
線を有する内ねじ孔45を設け、外ねじ46をね
じこむ。外ねじ46に一体とした推力受け部材4
7を丸鋸18の左側面に接触させる。推力受け部
材47とハウジング21との間にばね48を係合
させる。推力受け支持部材44と案内43との間
の摩擦に抗して推力受け部材47が丸鋸面に追随
可能とする力をばね48によつて生じ、丸鋸面の
歪みによつて接触部が右に動いた時に接触を保
つ。推力受け支持部材44は止め装置49によつ
て案内43の所要位置に固着可能とする。止め装
置49は図示の例では液圧又は空気圧シリンダー
ピストン装置であるが機械的又は電磁装置とする
こともできる。止め装置49は推力受け支持部材
44を介して推力受け部材47を所定の丸鋸面接
触位置に保ち、各附力19の研削に際して丸鋸1
8を中央部17による固定位置とし、附刃19に
近い位置を支持して丸鋸が研削の側圧によつて曲
るのを防ぐ。
案内43の第2図の右側部分には推力受け部材
47に対向してクランプ支持部材54を案内す
る。クランプ支持部材54には案内43の軸線に
平行の軸線を有するシリンダー孔55を設けてピ
ストン56を案内する。ピストン56に一体とし
たクランプ部材57を推力受け部材47に対向さ
せる。シリンダー55に所要の流体圧力を作用し
て研削間丸鋸18をクランプする。クランプ部材
57と腕41との間にばね58を作用させる。ば
ね58はばね48にほゞ等しい力を第2図の左方
に作用する。ばね48による推力受け部材47の
右方への押圧力はクランプ部材57を介してばね
58によつて均圧される。これによつて、砥石2
8による附刃19の研削間に附刃19は丸鋸18
の中心部17の中央面Zに対称位置を保つてクラ
ンプされる。
47に対向してクランプ支持部材54を案内す
る。クランプ支持部材54には案内43の軸線に
平行の軸線を有するシリンダー孔55を設けてピ
ストン56を案内する。ピストン56に一体とし
たクランプ部材57を推力受け部材47に対向さ
せる。シリンダー55に所要の流体圧力を作用し
て研削間丸鋸18をクランプする。クランプ部材
57と腕41との間にばね58を作用させる。ば
ね58はばね48にほゞ等しい力を第2図の左方
に作用する。ばね48による推力受け部材47の
右方への押圧力はクランプ部材57を介してばね
58によつて均圧される。これによつて、砥石2
8による附刃19の研削間に附刃19は丸鋸18
の中心部17の中央面Zに対称位置を保つてクラ
ンプされる。
クランプ支持部材54はねじ59によつて案内
43に固着する。腕41に設ける孔を長孔とし、
支持部材54を案内43に対して位置調整可能と
する。ばね58のばね受を支持部材54に取付け
ることによつて、鋸の板の厚さが変化した場合に
均圧ばね力を一定とすることができる。これによ
つて、推力受け支持部材44の内ねじ45に対す
る推力受け部材47の外ねじ46のねじこみ寸法
が変化しても部材47,57は所要の接触圧力を
保つ。
43に固着する。腕41に設ける孔を長孔とし、
支持部材54を案内43に対して位置調整可能と
する。ばね58のばね受を支持部材54に取付け
ることによつて、鋸の板の厚さが変化した場合に
均圧ばね力を一定とすることができる。これによ
つて、推力受け支持部材44の内ねじ45に対す
る推力受け部材47の外ねじ46のねじこみ寸法
が変化しても部材47,57は所要の接触圧力を
保つ。
第2図に示す研削盤の作動について説明する。
研削砥石28が第2図に示す附刃19の右側フ
ランク29の研削を終つた時に、図示しない戻し
装置によつて砥石28を附刃19から離す。次に
図示しない回動装置によつて丸鋸18、刃19を
回動させ、1枚以上の新しい刃19を研削位置と
する。この回動中は止め装置49を弛め、シリン
ダー孔55に対する圧力供給を遮断する。このた
め、回動中は弱いばね48,58による均圧圧力
のみが丸鋸18の面に作用する。
ランク29の研削を終つた時に、図示しない戻し
装置によつて砥石28を附刃19から離す。次に
図示しない回動装置によつて丸鋸18、刃19を
回動させ、1枚以上の新しい刃19を研削位置と
する。この回動中は止め装置49を弛め、シリン
ダー孔55に対する圧力供給を遮断する。このた
め、回動中は弱いばね48,58による均圧圧力
のみが丸鋸18の面に作用する。
この状態から刃19を研削する手順を説明す
る。推力受け支持部材44は案内41上に自由に
摺動できる状態である。クランプ支持部材54は
案内43にクランプされている。クランプ部材5
7のピストン56はクランプ支持部材54のシリ
ンダ孔55内にあつて何ら拘束を受けていない。
そしてばね48,58はそれぞれ推力受け部材4
7及びクランプ部材57を丸鋸18に押しつけ
る。しかし、これ等ばね48,58はほぼ同一の
強さであるから、丸鋸の最初からの歪み状態を変
えることはない。即ち最初の歪み状態の丸鋸に両
側から推力受け部材47及びクランプ部材57が
当るだけである。丸鋸18は歪みPを有する状態
を保ち、歪の矯正圧力は作用しない。次に止め装
置49に圧力を作用させて推力受け支持部材44
及び推力受け部材47を固定し、次にシリンダー
55に圧力を作用させ丸鋸18を推力受け部材4
7、クランプ部材57間にクランプする。次に砥
石28を送り装置によつて刃19に接触させ、所
要の研削工程を行う。
る。推力受け支持部材44は案内41上に自由に
摺動できる状態である。クランプ支持部材54は
案内43にクランプされている。クランプ部材5
7のピストン56はクランプ支持部材54のシリ
ンダ孔55内にあつて何ら拘束を受けていない。
そしてばね48,58はそれぞれ推力受け部材4
7及びクランプ部材57を丸鋸18に押しつけ
る。しかし、これ等ばね48,58はほぼ同一の
強さであるから、丸鋸の最初からの歪み状態を変
えることはない。即ち最初の歪み状態の丸鋸に両
側から推力受け部材47及びクランプ部材57が
当るだけである。丸鋸18は歪みPを有する状態
を保ち、歪の矯正圧力は作用しない。次に止め装
置49に圧力を作用させて推力受け支持部材44
及び推力受け部材47を固定し、次にシリンダー
55に圧力を作用させ丸鋸18を推力受け部材4
7、クランプ部材57間にクランプする。次に砥
石28を送り装置によつて刃19に接触させ、所
要の研削工程を行う。
上述したところから明らかなように、クランプ
支持部材54を案内43により案内させるのは丸
鋸の一側に歪の矯正圧力を作用させないで推力受
け部材47を当てるためである。また止め装置5
9はクランプ支持部材54を案内43にクランプ
するためで、これは丸鋸の厚さが大きく変つた場
合にクランプ支持部材54を案内43に対しずら
してクランプし直すためである。ばね48,58
はほぼ同一強さのばねであるから両側から丸鋸に
作用させても矯正圧力は作用せず、推力受け部材
47とクランプ部材57の位置決めを行なうだけ
である。
支持部材54を案内43により案内させるのは丸
鋸の一側に歪の矯正圧力を作用させないで推力受
け部材47を当てるためである。また止め装置5
9はクランプ支持部材54を案内43にクランプ
するためで、これは丸鋸の厚さが大きく変つた場
合にクランプ支持部材54を案内43に対しずら
してクランプし直すためである。ばね48,58
はほぼ同一強さのばねであるから両側から丸鋸に
作用させても矯正圧力は作用せず、推力受け部材
47とクランプ部材57の位置決めを行なうだけ
である。
第3,4図に示す丸鋸研削盤は推力受け部材4
7とクランプ部材57の位置ぎめを、丸鋸18の
歪み面に適合させる制御装置を設け、クランプに
際して丸鋸面に側圧力を生ぜず、歪みを矯正する
力も作用しない。第3図に示す推力受け支持部材
44は第2図と同様であり、案内43に沿つて調
整可能とし、止め装置49によつて案内43に対
して固着する。推力受け部材47と支持部材44
との間の調整は第2図と同様に内ねじ45と外ね
じ46とのねじこみとすることができる。
7とクランプ部材57の位置ぎめを、丸鋸18の
歪み面に適合させる制御装置を設け、クランプに
際して丸鋸面に側圧力を生ぜず、歪みを矯正する
力も作用しない。第3図に示す推力受け支持部材
44は第2図と同様であり、案内43に沿つて調
整可能とし、止め装置49によつて案内43に対
して固着する。推力受け部材47と支持部材44
との間の調整は第2図と同様に内ねじ45と外ね
じ46とのねじこみとすることができる。
推力受け支持部材44の脚部にねじスピンドル
61を案内43に平行にねじこみ、段歩モータ6
2によつて減速装置63を介して駆動する。段歩
モータ62を制御する制御装置の主構成部分は2
個の差検出器64,65と演算増巾器66であ
る。差検出器64,65は電気的又は空気圧作動
の直接又は間接の位置検出装置とし、丸鋸18の
附刃19に近接した部分の面が中央部17の平面
に対して歪みのある時に修正信号を発生する。
61を案内43に平行にねじこみ、段歩モータ6
2によつて減速装置63を介して駆動する。段歩
モータ62を制御する制御装置の主構成部分は2
個の差検出器64,65と演算増巾器66であ
る。差検出器64,65は電気的又は空気圧作動
の直接又は間接の位置検出装置とし、丸鋸18の
附刃19に近接した部分の面が中央部17の平面
に対して歪みのある時に修正信号を発生する。
推力受け支持部材44と同様に、クランプ支持
部材54もねじスピンドル71、減速装置73を
介して段歩モータ72によつて位置調整可能とす
る。段歩モータ72も差検出器64,65、演算
増巾器66によつて制御する。クランプ部材57
は第2図と同様に液圧又は空気圧ピストン56に
よつて、又は電磁装置によつてクランプ力を得
る。クランプ支持部材54は止め装置79によつ
て腕42に固着する。止め装置79は図示の例で
は空気圧又は液圧シリンダーピストン装置である
が電磁装置とすることもできる。
部材54もねじスピンドル71、減速装置73を
介して段歩モータ72によつて位置調整可能とす
る。段歩モータ72も差検出器64,65、演算
増巾器66によつて制御する。クランプ部材57
は第2図と同様に液圧又は空気圧ピストン56に
よつて、又は電磁装置によつてクランプ力を得
る。クランプ支持部材54は止め装置79によつ
て腕42に固着する。止め装置79は図示の例で
は空気圧又は液圧シリンダーピストン装置である
が電磁装置とすることもできる。
第3,4図に示す丸鋸研削盤においては、1枚
以上の附刃19の夫々の研削工程終了後にねじス
ピンドル61,71を回転させて推力受け部材4
7とクランプ部材57とを丸鋸18から離れさ
せ、次に研削すべき附刃19の下部に強い歪みが
存在しても部材47,57が丸鋸面に接触しない
位置とする。次に、図示しない既知の装置によつ
て丸鋸18を回動させて研削すべき附刃19を所
定位置とする。次にねじスピンドル61,71を
回動させて推力受け部材47、クランプ部材57
を丸鋸18の面に接触させる。この時は差検出器
64,65の信号を演算増巾器66を経て段歩モ
ータ62,72に供給し、丸鋸面の歪みに適合し
た接触を行はせ、部材47,57が側圧力を丸鋸
面に及ぼさないようにする。次に止め装置49,
79によつて、推力受け支持部材44とクランプ
支持部材54とを案内43に対して固着する。次
にクランプ部材57に流体圧又は電磁力を作用し
て丸鋸18を部材47,57間にクランプする。
クランプ力が作用した時に推力受け部材47は動
かないため、丸鋸18に曲げ応力が生ずることは
なく、附刃19の附近の歪み状態を保つ。次に研
削工程を行う。附刃19の研削された面は丸鋸1
8の周辺部の面の歪みに無関係であり、中央部1
7の平面に対して所定寸法となる。
以上の附刃19の夫々の研削工程終了後にねじス
ピンドル61,71を回転させて推力受け部材4
7とクランプ部材57とを丸鋸18から離れさ
せ、次に研削すべき附刃19の下部に強い歪みが
存在しても部材47,57が丸鋸面に接触しない
位置とする。次に、図示しない既知の装置によつ
て丸鋸18を回動させて研削すべき附刃19を所
定位置とする。次にねじスピンドル61,71を
回動させて推力受け部材47、クランプ部材57
を丸鋸18の面に接触させる。この時は差検出器
64,65の信号を演算増巾器66を経て段歩モ
ータ62,72に供給し、丸鋸面の歪みに適合し
た接触を行はせ、部材47,57が側圧力を丸鋸
面に及ぼさないようにする。次に止め装置49,
79によつて、推力受け支持部材44とクランプ
支持部材54とを案内43に対して固着する。次
にクランプ部材57に流体圧又は電磁力を作用し
て丸鋸18を部材47,57間にクランプする。
クランプ力が作用した時に推力受け部材47は動
かないため、丸鋸18に曲げ応力が生ずることは
なく、附刃19の附近の歪み状態を保つ。次に研
削工程を行う。附刃19の研削された面は丸鋸1
8の周辺部の面の歪みに無関係であり、中央部1
7の平面に対して所定寸法となる。
クランプ部材57がクランプ力の作用しない時
にクランプ支持部材54に対して自由に又は弱い
力で相対移動可能の構造とする場合には、第2図
に示す通りクランプ支持部材57は所定の鋸の板
の厚さの場合に案内43に対して調整位置に固着
することもできる。この時は、ねじスピンドル7
1、減速装置73、段歩モータ72を省略でき
る。しかし、実際上はクランプ部材57とクラン
プ支持部材54との間の相対移動に際しての抵抗
が丸鋸面に対する側圧力として作用するため、附
刃19の研削面の精度は悪くなる。従つて、精度
の要求が高い場合にはクランプ支持部材54とク
ランプ支持57とを丸鋸18の面から離した後に
差検出器64,65によつて正確な歪みを検出
し、推力受け部材47を正確に調整する必要があ
る。
にクランプ支持部材54に対して自由に又は弱い
力で相対移動可能の構造とする場合には、第2図
に示す通りクランプ支持部材57は所定の鋸の板
の厚さの場合に案内43に対して調整位置に固着
することもできる。この時は、ねじスピンドル7
1、減速装置73、段歩モータ72を省略でき
る。しかし、実際上はクランプ部材57とクラン
プ支持部材54との間の相対移動に際しての抵抗
が丸鋸面に対する側圧力として作用するため、附
刃19の研削面の精度は悪くなる。従つて、精度
の要求が高い場合にはクランプ支持部材54とク
ランプ支持57とを丸鋸18の面から離した後に
差検出器64,65によつて正確な歪みを検出
し、推力受け部材47を正確に調整する必要があ
る。
第1図は本発明によつて刃の研削を行つた丸鋸
を取付けた丸鋸機の部分断面図、第2図は本発明
による丸鋸研削盤の部分断面図、第3図は第2図
の実施例による丸鋸研削盤の部分断面図、第4図
は第3図の―線に沿う断面図である。 11,21…ハウジング、12,22…軸受、
13…駆動軸、13,23…支持軸、14,24
…フランジ、16,26…保持板、15,25…
中央突出部、17…中央部、18…丸鋸、19…
附刃、28…研削砥石、29…フランク、41…
腕、42…スリツト、43…案内、44…推力受
け支持部材、45…内ねじ、46…外ねじ、47
…推力受け部材、48,58…ばね、49,79
…止め装置、54…クランプ支持部材、55…シ
リンダー孔、56…ピストン、57…クランプ部
材、61,71…ねじロツド、62,72…段歩
モータ、64,65…差検出器、66…演算増巾
器、P…丸鋸面の歪み。
を取付けた丸鋸機の部分断面図、第2図は本発明
による丸鋸研削盤の部分断面図、第3図は第2図
の実施例による丸鋸研削盤の部分断面図、第4図
は第3図の―線に沿う断面図である。 11,21…ハウジング、12,22…軸受、
13…駆動軸、13,23…支持軸、14,24
…フランジ、16,26…保持板、15,25…
中央突出部、17…中央部、18…丸鋸、19…
附刃、28…研削砥石、29…フランク、41…
腕、42…スリツト、43…案内、44…推力受
け支持部材、45…内ねじ、46…外ねじ、47
…推力受け部材、48,58…ばね、49,79
…止め装置、54…クランプ支持部材、55…シ
リンダー孔、56…ピストン、57…クランプ部
材、61,71…ねじロツド、62,72…段歩
モータ、64,65…差検出器、66…演算増巾
器、P…丸鋸面の歪み。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 刃の巾が丸鋸の板厚よりも厚い丸鋸の刃を研
削するために、前記丸鋸の中央部を回転可能に支
承し、夫々の刃に近い丸鋸部分をクランプした後
に研削砥石による上記夫々の刃の前面、後面及び
フランクを研削するに当り、前記丸鋸18に曲げ
応力が作用しない状態で前記中央部17に対する
前記刃に近い丸鋸部分の有する丸鋸軸線方向の面
の歪みPを保つて前記クランプを行い、前記研削
砥石28を前記面の歪みに無関係に前記中央部を
含む半面に対する軸線方向所定位置として刃の研
削を行うことを特徴とする丸鋸研削方法。 2 丸鋸の中央部を支持する支持軸23と、刃の
附近の丸鋸の一方の面に接触する推力受け部材4
7と、この推力受け部材に対向して丸鋸の他方の
面に接触可能に可動とし前記推力受け部材に丸鋸
を押圧してクランプするクランプ部材57とを設
け、前記刃の前面、後面及びフランクを研削する
丸鋸研削盤において、前記支持軸28は丸鋸18
を軸線方向に動かさない支持とし、前記丸鋸研削
盤のハウジングに一体に設けた案内41,43
と、この案内によつて前記丸鋸の面にほぼ直角方
向に接近及び離間するようそれぞれ案内されそれ
ぞれ前記案内にクランプされる推力受け支持部材
44とクランプ支持部材54とを設け、前記推力
受け部材47を前記丸鋸の面に対し接近及び離間
できるよう前記推力受け支持部材44によつて支
持し、前記クランプ部材57を前記丸鋸の面に押
圧できるよう前記クランプ支持部材54に形成し
たシリンダー孔55と、前記クランプ部材57と
一体であつて前記シリンダ孔55内に摺動できる
ピストン56とから成るピストンシリンダ装置を
設け、各研削工程中前記推力受け部材及び前記ク
ランプ部材を丸鋸面の歪みPに適合した調整位置
にそれぞれ固定する止め装置49,59と、前記
推力受け部材47及び前記クランプ部材57をそ
れぞれ丸鋸18の方向に押圧するため前記推力受
け部材47と前記案内41との間及び前記クラン
プ部材57と前記クランプ支持部材54との間に
ほぼ同一強さのばね48,58とを設けることを
特徴とする丸鋸研削盤。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19752535583 DE2535583A1 (de) | 1975-08-08 | 1975-08-08 | Verfahren zum schaerfen von kreissaegen sowie saegenschaerfmaschine zum durchfuehren des verfahrens |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5220490A JPS5220490A (en) | 1977-02-16 |
JPS6156048B2 true JPS6156048B2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=5953636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9329176A Granted JPS5220490A (en) | 1975-08-08 | 1976-08-06 | Method of grinding circular saw and grinding machine |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5220490A (ja) |
DE (1) | DE2535583A1 (ja) |
FR (1) | FR2320156A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641929Y2 (ja) * | 1977-08-20 | 1981-10-01 | ||
JPS5827052B2 (ja) * | 1980-07-28 | 1983-06-07 | 坂口 キヨ | 丸鋸研磨装置 |
JPS5841971B2 (ja) * | 1980-07-28 | 1983-09-16 | 坂口 キヨ | 丸鋸研磨装置の丸鋸歯押え装置 |
DE3230278A1 (de) * | 1982-08-14 | 1984-02-16 | Vollmer Werke Maschinenfabrik Gmbh, 7950 Biberach | Klemmvorrichtung fuer ein saegeblatt an einer saegenbearbeitungsmaschine |
JPS60115679A (ja) * | 1983-11-26 | 1985-06-22 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | 接着用組成物 |
DE4120567C2 (de) * | 1991-06-21 | 1996-03-14 | Vollmer Werke Maschf | Maschine zum mehrstufigen Bearbeiten von Kreissägeblättern |
DE4131066C2 (de) * | 1991-09-18 | 1995-04-06 | Wagner Maschf Gustav | Metall-Kreissägeblatt mit gesinterten Schneidezähnen |
-
1975
- 1975-08-08 DE DE19752535583 patent/DE2535583A1/de active Pending
-
1976
- 1976-08-06 FR FR7624044A patent/FR2320156A1/fr active Granted
- 1976-08-06 JP JP9329176A patent/JPS5220490A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2320156A1 (fr) | 1977-03-04 |
DE2535583A1 (de) | 1977-02-10 |
FR2320156B3 (ja) | 1979-05-04 |
JPS5220490A (en) | 1977-02-16 |
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