JP3112319B2 - 切削加工装置及び切削加工方法 - Google Patents
切削加工装置及び切削加工方法Info
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Description
軸部材と加工部材とから成る工作物組立体における加工
部材の端面と外周面とを切削加工する切削加工装置及び
切削加工方法に関し,特に8ミリVTR等のシリンダの
端面に製品の基準面を切削加工し,外周面にテープ走行
のガイドとなるリードを切削加工する切削加工装置及び
切削加工方法に関する。
は,例えば,実開昭63−91311号公報に開示され
たものがある。該工作物用コレットチャックは,基体に
対し進退摺動自在に装着されたコレットスリーブと,コ
レットスリーブに進退摺動自在に貫挿されたコレット
と,基体に対しコレットを前進方向に付勢する前進用ば
ねと,コレットを閉じるようにコレットに対しコレット
スリーブを前進方向に付勢するクランプ用ばねとから構
成され,コレットスリーブとコレットとの間にはコレッ
トに対しコレットスリーブをクランプ用ばねに抗して後
退し得るコレット開閉スペースとコレットスリーブの後
退時に両者が互いに係合する係合手段とが具備されてい
る。そして,回転主軸の先端には偏心位置に駆動ピンが
弾性的に突出して取り付けられ,該駆動ピンが工作物に
形成した孔に弾性的に挿入されて工作物を回転させ,ま
た,工作物の軸部の一端をクランプレストにばねとねじ
で取り付けると共に,他端をコレットのばね力で押圧し
て取り付けたものである。
開平2−59203号公報に開示されたものがある。該
組立部品の旋削加工装置は,VTR,8ミリVTR,D
AT等の相対回転部材から成る組立部品にリード加工等
の曲線旋削加工を施すものであり,その構成は,相対回
転可能な軸部材と外側部材とから成る組立部品における
前記軸部材の一端部を支持する第一保持部,該第一保持
部に対して進退可能であり且つ前記軸部材の他端部を支
持する第二保持部,前記第一保持部に回転可能に配置さ
れ且つ前記外側部材に旋削加工に必要な回転運動を与え
る主軸手段,及び前記第一保持部に取付けられ且つ前記
軸部材に回転運動を与えるドライバ手段から成るもので
ある。前記ドライバ手段は,主軸に組込まれた副サーボ
モータ,該副サーボモータに駆動連結し且つ組立部品回
転中心と同軸上に配置されたセンタ,該センタの外周面
に回転軸線方向に摺動可能状態にスプリングによって前
記組立部品側に付勢されたドライバ,及び該ドライバに
取付けられ且つ前記組立部品の外側部材ボス外径に嵌合
するドライバブーツから成るものである。また,前記第
二保持部は,フレーム内に組立部品回転中心と同軸上に
回転軸線方向に摺動可能に配置したローリングセンタボ
ス及び該ローリングセンタボスの先端に凹部を形成した
ローリングセンタから成り,前記フレームを主軸台後側
面に組立部品回転軸と平行移動可能に取付けたものであ
る。更に,前記主軸手段は主軸端面に駆動プレートを介
して取付け且つ前記組立部品に対して前後運動可能なケ
レプレートと,前記組立部品の外側部材端面に形成した
係合穴に係止可能なケレとを含むものである。
−88102号公報に開示されたものがある。該NC切
削加工装置は,VTR用シリンダにテープ走行時のガイ
ドとなるリード形状等のリード加工を高速で行うことが
できるものであり,NC制御されるX−Z移動テーブル
上に固定され且つ工作物の切削に必要な回転を与えるサ
ーボモータを組み込んだ主軸手段,該主軸手段に設けた
工作物を保持位置決めするクランプ手段,該クランプ手
段にて保持される工作物と対向する位置に設定した固定
テーブル,該固定テーブルに取付け且つ前記工作物に対
して独立に往復運動可能な切削加工用刃物台,及び前記
固定テーブルに固定し且つ該切削加工用刃物台を往復運
動させるサーボモータから成るものである。
は,リード加工用刃物台装置及び該刃物台装置を用いた
NCリード加工装置が開示されている。該リード加工用
刃物台装置は,刃物取付スライドを高速で往復運動させ
るものであり,テーブルに固定したサーボモータ,該サ
ーボモータの駆動軸と一体構造の回転軸に形成した雄ね
じ,該雄ねじに螺合し且つ前記回転軸の回転運動に応じ
て往復運動可能なナット部材,該ナット部材に固定され
且つ一端に刃物を取付けた刃物取付スライド,該刃物取
付スライドは前記テーブルに固定したスライドベースに
エア軸受を介して往復摺動可能に支持されている。ま
た,NCリード加工装置は,VTR用シリンダにテープ
走行時のガイドとなるリード形状等のリード加工を高速
で行うことができるものである。
開昭63−91311号公報に開示された工作物用コレ
ットチャックでは,工作物に回転力を与える駆動ピンは
工作物に対して回転力のみでなく,弾性力で推力も与え
る構造であるので,工作物の軸方向の位置が常に不安定
な状態で保持され,工作物の外面を加工する場合に,軸
方向の加工に対して高精度を期待することはできないと
いう問題を有している。また,工作物の軸部の固定につ
いても,工作物の軸部の一端をねじとばねとでクランプ
レストに取り付け,他端をコレットのばね力で押圧して
取り付けているため,コレットのばね力が工作物の軸方
向に付勢しており,工作物の軸方向に対する保持状態に
常に不安定さが存在し,工作物に対する軸方向の加工精
度には高精度を期待できないという問題を有している。
更に,該工作物用コレットチャックでは,基準面となる
加工部材の端面加工とリード加工とを同一機上で行うこ
とができず,加工精度に高精度を期待できないという問
題を有している。
ことであり,相対回転可能な軸部材と加工部材とから成
る工作物組立体に対して加工部材の外周面にリードを切
削加工する切削加工装置及び該装置を用いた切削加工方
法に関し,工作物取付装置によって前記軸部材の両端部
に軸方向の推力が付勢されない状態で押圧保持すると共
に,前記軸部材の一端を保持する支持手段に対して前記
軸部材の他端を保持する支持手段を微調整して工作物に
対する回転軸線を整合させ,更に,回転手段で前記加工
部材に軸方向の推力を付勢することなく回転力のみを与
えて回転させ,特に,NCテーブルに前記加工部材の端
面に基準面を切削加工する第1刃物台と往復運動して前
記加工部材の外周面にリードを切削加工する第2刃物台
とを取り付け,前記加工部材の切削した端面を基準面と
して外周面にリードを切削加工することによって加工精
度を向上させて高精度のリード加工を行うことができる
切削加工装置及び切削加工方法を提供することである。
能な軸部材と加工部材とから成る工作物組立体の前記軸
部材の両端を支持し且つ前記加工部材に回転運動を与え
る工作物取付装置,該工作物取付装置に隣接して配置さ
れ且つ前記工作物組立体に対して軸心方向のZ方向と該
軸心方向に直交する水平方向のX軸方向に移動できるN
Cテーブル,該NCテーブルに固定されたセンサー支持
台に取り付けられ且つ前記加工部材の端面の位置を検出
する工作物位置センサー,前記加工部材の端面に基準面
を切削加工する第1刃物を取り付けた前記NCテーブル
に固定された第1刃物台,及び回転する前記加工部材の
外周面に往復移動してリードを切削加工する第2刃物を
取り付けた往復移動するスライドを備えた前記NCテー
ブルに固定された第2刃物台を有し,前記工作物取付装
置は,主軸台に取り付けられた第1支持ブロック上の前
記軸部材の一端部に対して軸心方向に変位して前記軸部
材を押圧固定する第1押圧部を備えたコレット,該コレ
ットの前記第1押圧部を軸心方向に変位させるため前記
主軸台に対して軸方向に進退摺動可能なコレット作動
筒,前記主軸台に回転可能に設けられた主軸によって回
転し且つ前記加工部材に係合して前記加工部材に回転を
与える加工部材回転手段,スライドベースに取り付けら
れた軸心方向に直交する水平方向と垂直方向に移動可能
なスライド手段,及び該スライド手段に支持された第2
支持ブロック上の前記軸部材の他端部を押圧固定する第
2押圧部を備えた揺動手段を有することから成る切削加
工装置に関する。
けた前記支持ブロックには前記工作物組立体の前記軸部
材の端面が当接する基準金が取り付けられている。
は前記工作物組立体の前記加工部材の外面に接触して前
記加工部材の回転に対して制動を付与するブレーキ手段
が設けられている。
と加工部材とから成る工作物組立体の前記軸部材に回転
運動を与えるように,前記軸部材の一端部を主軸台に取
り付けられた第1支持ブロック上の前記軸部材の一端部
に対して軸心方向に変位して前記軸部材を押圧固定する
第1押圧部を備えたコレットと該コレットの前記第1押
圧部を軸心方向に変位させるため前記主軸台に対して軸
方向に進退摺動可能なコレット作動筒によって支持し,
前記軸部材の他端部をスライドベースに取り付けられた
軸心方向に直交する水平方向と垂直方向に移動可能なス
ライド手段に支持された第2支持ブロック上の第2押圧
部を備えた揺動手段によって押圧固定し,前記軸部材に
相対回転可能に支持された前記加工部材に加工部材回転
手段によって軸方向の推力を与えることなく回転力のみ
を与えて前記加工部材を回転させ,前記加工部材の端面
の位置検出信号に応答してNCテーブルに設置された第
1刃物によって前記加工部材の端面に基準面を切削加工
し,次いで,前記端面に切削加工された前記基準面に応
じてNCテーブルに設置された往復運動する第2刃物に
よって前記加工部材の外周面にリードを切削加工するこ
とから成る切削加工方法に関する。
方法は,上記のように構成されているので,製品の端面
に基準面の切削加工と外周面にリードの切削加工とがN
Cテーブルの同一機上において加工でき,両加工面の位
置関係は調節することなく常に一致しており,高精度の
加工精度が確保できる。特に,軸部材の一端部は,第1
支持ブロックに支持した軸部材の端部を押圧して固定す
る第1押圧部を備えた主軸台に固定したコレット,及び
前記主軸台に対して進退可能であり且つ前記コレットの
前記第1押圧部を軸心方向に変位させるコレット作動筒
から保持されているので,前記軸部材の保持に当たって
前記軸部材に対して軸方向の推力は付勢されず,垂直方
向の押圧力のみが作用して前記軸部材は保持される。
ベースに取り付けた軸心方向に直交する水平方向と垂直
方向に移動可能なスライド手段,該スライド手段に支持
され且つ前記軸部材の他端部下面を支持する第2支持ブ
ロック,及び該第2支持ブロックに支持した前記軸部材
の前記端部上面を押圧固定する第2押圧部を備えた前記
スライドに取り付けた揺動手段で保持されているので,
前記軸部材に対して軸方向の推力が付勢されず,垂直方
向の押圧力のみが作用して前記軸部材は保持される。そ
して,前記軸部材の他端の前記第2支持ブロックを前記
第1支持ブロックに対して微調整して工作物組立体に対
する回転軸心を整合させることができる。また,前記加
工部材の回転は,前記主軸台に回転可能に設けた主軸に
よって回転する加工部材回転手段が前記加工部材に係合
して前記加工部材に回転を与えるので,前記加工部材に
は推力は作用せず回転力のみが与えられ,軸方向の加工
精度に影響を及ぼさない。
による切削加工装置及び切削加工方法の一実施例を説明
する。図1はこの発明による切削加工装置の一実施例を
示す平面図,図2は図1の切削加工装置の正面図,図3
は図1の切削加工装置における工作物組立体の設置状態
の一例を示す説明図,図4は図1の切削加工装置におけ
る工作物組立体の設置状態の別の例を示す説明図及び図
5は図1の切削加工装置における工作物組立体の設置状
態の更に別の例を示す説明図である。
取付装置を組み込んだベッドベース61に隣接してNC
テーブル55が設置されている。工作物取付装置は相対
回転可能な軸部材2と加工部材3とから成る工作物組立
体1を保持するものであり,工作物取付装置に軸部材2
の両端を支持し且つ加工部材3に回転運動を与えること
ができるものである。NCテーブル55には,上面両端
側に第1刃物台である刃物台56及び第2刃物台である
刃物台57が取り付けられ,刃物台56と刃物台57と
の間の上面にセンサー支持台54が取り付けられてい
る。NCテーブル55は,工作物組立体1の軸心方向に
直交する水平方向即ちX方向に移動できると共に,工作
物組立体1の軸心方向即ちZ方向に移動できる。
面の位置を検出する工作物位置センサー58が取り付け
られている。また,刃物台56には,加工部材3の端面
を基準面に切削加工する第1刃物である刃物62が取り
付けられている。しかも,工作物位置センサー58の測
定子59は,加工部材3の端面を切削する刃物62に対
してオフセット状態に設定されている。更に,刃物台5
7は,例えば,前掲特開平2−180503号公報に開
示されたような刃物取付スライド60を備えているもの
である。刃物取付スライド60は,加工部材3の回転に
応答して往復運動することができるものであり,ここで
は詳細な説明は省略する。また,刃物取付スライド60
には,第2刃物である刃物51が取り付けられ,刃物5
1は加工部材3の外周面に往復移動してリードを切削加
工することができるものである。また,刃物台56に取
り付けた刃物62と刃物取付スライド60に取り付けた
刃物51とは,工作物組立体1の加工部材3に対して直
径方向に対向した位置に設置されている。
作物取付装置に工作物組立体1を設定した状態で,工作
物位置センサー58の測定子59を工作物組立体1の加
工部材3の切削する端面65に接触させて加工部材3の
設定位置を測定する。工作物組立体1を工作物取付装置
に取り付けるには,後述するように,支持ブロック11
に固定した基準金17の端面63に工作物組立体1の軸
部材2の端面64を当接させた状態で固定している。工
作物取付装置の支持ブロック11と支持ブロック45に
工作物組立体1を設定して固定した場合には,加工部材
3の設定位置に関して図3,図4及び図5の状態が発生
する。
いては,基準金12の端面63と工作物組立体1の加工
部材3の端面65との間の距離が予め設定した長さLに
ほぼ等しい長さ(L±0)状態であり,軸部材2の端面
64が基準金12の端面63に密着して当接した状態で
ある。従って,基準金12の端面63と工作物組立体1
の加工部材3の端面65との間の距離(L±0)が,加
工部材3の端面64を刃物62で切削できる許容範囲で
あるので,切削加工装置を作動して工作物組立体1の加
工部材3の端面65の切削を行い,加工部材3の端面6
5を製品の基準面になるように仕上げる。
いては,基準金12の端面63と工作物組立体1の加工
部材3の端面65との間の距離が予め設定した長さLよ
り長い(L+α)状態であり,軸部材2の端面64が基
準金12の端面63に密着して当接した状態でないか,
或いは工作物組立体1の軸部材2が加工部材3の端面6
5から長く突出している場合である。従って,基準金1
2の端面63と工作物組立体1の加工部材3の端面65
との間の距離(L+α)が,加工部材3の端面64を刃
物62で切削できる許容範囲を超えており,切削加工装
置を作動して工作物組立体1の加工部材3の端面65の
切削を行ってはならない状態であるので,工作物組立体
1の工作物取付装置への設定を再度行うか,又は工作物
組立体1の軸部材2と加工部材3との組立を再度行わな
ければならない状態である。
いては,基準金12の端面63と工作物組立体1の加工
部材3の端面65との間の距離が予め設定した長さLよ
り短い(L−α)状態であり,工作物組立体1の加工部
材3が軸部材2に対して基準金12側に偏って組み込ま
れた場合である。従って,基準金12の端面63と工作
物組立体1の加工部材3の端面65との間の距離(L−
α)が,加工部材3の端面64を刃物62で切削できる
許容範囲を超えている場合には,切削加工装置を作動し
て工作物組立体1の加工部材3の端面65の切削を行っ
てはならないが,加工部材3の端面64を刃物62で切
削できる許容範囲内であれば,例えば,切削加工装置を
作動して工作物組立体1の加工部材3の端面65に対し
て2度の切削を行い,加工部材3の端面65を製品の基
準面になるように仕上げる。
る工作物取付装置について説明する。図6は工作物取付
装置の一実施例を示す正面図,図7は図6の工作物取付
装置の右側面図,図8は図6の工作物取付装置を示す断
面図,図9は図8の工作物取付装置の主軸側の拡大断面
図,図10は図8の工作物取付装置の主軸側の支持ブロ
ックを示す側面図,及び図11は図8の工作物取付装置
のスライド側の平面図である。
作物として,軸部材2と該軸部材2に対して相対的に回
転可能な外部材即ち加工部材3とから成る工作物組立体
1を支持する旋盤に設けられたものであり,工作物組立
体1の軸部材2を保持して加工部材3に切削回転を与
え,加工部材3の軸方向外周面に長手方向に曲線を描く
形状であるリード等の切削加工を行うために適用される
ものである。この工作物取付装置で工作物組立体1を保
持した場合には,例えば,工作物組立体1が8ミリVT
R等のシリンダである場合には,シリンダとなる加工部
材3に対して製品の基準面とテープ走行のガイドとなる
リードとを同一機上で切削加工する構造に構成すること
ができる。
回転を与える加工部材回転手段は,次のように構成され
ている。旋盤のベッドベース61に主軸台4が取り付け
られ,主軸台4には主軸台ハウジング5がボルト等で固
定され,また,該主軸台ハウジング5には,加工部材回
転手段を構成する一種のシンクロプーリである主軸回転
体6が軸受20を介して回転可能に取り付けられてい
る。主軸回転体6の前端には,ケレベース14をボルト
等で固定した面板7がボルト等で固定されている。ま
た,主軸台4にはスタンド52が取り付けられ,スタン
ド52に取り付けたプレート53上にはサーボモータ5
0が設置されている。主軸回転体6は,一種のタイミン
グプーリであり,サーボモータ50の回転がタイミング
プーリ49及びタイミングベルト16を通じて伝達され
るように構成されている。
レピン15(図8又は図9)が回転軸心から偏心した位
置に取り付けられている。ケレピン15が取り付けられ
るケレベース14の回転軸心から偏心した位置は,工作
物組立体1の加工部材3の端面に施される基準加工面の
領域に干渉しないように,加工領域より半径方向内側に
設定されている。ケレピン15は,工作物組立体1の加
工部材3に形成されている駆動孔である係合孔17に隙
間を有する状態で挿入されて係合するように前方へ突出
している。主軸回転体6の回転は,面板7を通じてケレ
ベース14に伝達され,ケレベース14の回転はケレピ
ン15を回転軸心を中心に所定の円運動となって回転す
る。従って,ケレピン15が工作物組立体1の加工部材
3に係合しているので,軸部材2が固定されていると,
ケレピン15は加工部材3を軸方向に押圧しないので,
加工部材3には推力が付勢されることなく回転力のみが
作用して軸部材2に対して回転することになる。
ジング5にはシリンダサポート23が取り付けられ,該
シリンダサポート23には作動シリンダ22が支持され
ている。また,シリンダサポート23に形成した貫通孔
26と主軸台ハウジング5に形成した貫通孔27には,
コレット作動筒9がシリンダサポート23と主軸台ハウ
ジング5とに対して進退摺動可能に貫通している。コレ
ット作動筒9の端部には作動シリンダ22のロッド24
が固定されている。即ち,コレット作動筒9は作動シリ
ンダ22のロッド24の作動に同期して作動される構造
に構成されている。従って,作動シリンダ22が作動し
てロッド24が往復運動すると,コレット作動筒9がシ
リンダサポート23の貫通孔26と主軸台ハウジング5
の貫通孔27内を進退可能に摺動することになる。
には,コレットサポート25が嵌合している。コレット
サポート25には,コレット作動筒9内に遊合状態に嵌
合しているコレット10の後端部が固定されている。コ
レット10は,前端側が大きく切り込まれたスリット1
8(図9)が形成され,コレット10の前端部の上部は
前方に突出し且つ下部は欠落した形状に形成されてい
る。コレット10の前端部の上部は半径方向に揺動する
ばね作用を有する把持子即ち押圧部13に形成されてい
る。更に,コレット10の押圧部13の外周面は半径方
向前方外向きに伸びるテーパ面21に形成され,且つ押
圧部13の内周面は工作物組立体1の軸部材2の上面を
押圧する押圧面26が形成されている。また,コレット
作動筒9の前端部内周面には,押圧部13のテーパ面2
1に接触状態に当接可能なテーパ面19が形成されてい
る。
ック11がボルト等で取外し可能に固定されている。支
持ブロック11は,工作物組立体1の軸部材2の下面を
載置して支持する上部が開口状態のV形支持面8を有し
ている。また,支持ブロック11には,軸方向即ち長手
方向に対する基準金12がボルト等で取外し可能に固定
されている。基準金12は工作物組立体1の軸部材2の
端面に当接する基準面を有しており,基準金12の基準
面に工作物組立体1の軸部材2の端面を当接させて工作
物組立体1を切削加工可能な状態に設定することによっ
て,工作物組立体1の軸部材2を軸方向の加工基準位置
に設定できる。
体1の軸部材2の端面を基準金12の基準面に当接さ
せ,且つ工作物組立体1の軸部材2の下面を支持ブロッ
ク11のV形支持面8に載置し,次いで,作動シリンダ
22を作動してコレット作動筒9を前方へ摺動させる
と,コレット作動筒9のテーパ面19が押圧部13のテ
ーパ面21を半径方向内向きに押圧し,押圧部13は半
径方向内向きに変位し,工作物組立体1の軸部材2の上
面を押圧し,工作物組立体1の軸部材2は,押圧部13
の押圧面26と支持ブロック11のV形支持面8との間
に挟持されて強固に固定される。この時,工作物組立体
1の軸部材2に対しては,軸方向の推力は作用しないの
で,工作物組立体1の軸部材2は軸方向へは移動せず,
軸方向に対して強固に固定されることになり,加工部材
3の外周面に軸方向の切削加工を行う場合に,加工精度
に悪影響を及ぼすことがない。
保持手段について説明する。主軸台4のフレームには,
スペーサ33を介在させてスライドベース28が固定さ
れている。スライドベース28には,軸心方向に直交す
る水平方向に伸びるあり形係合部31が形成されてい
る。スライドベース28のあり形係合部31には,クロ
ススライド29に形成した軸心方向に直交する水平方向
に伸びるあり溝形嵌合溝32(図11)が嵌合してい
る。クロススライド29は,スライドベース28との間
に配置されたばね42によってシリンダ38のピストン
43に押圧状態に設置されているので,シリンダ38の
作動によってピストン43が伸び出せば,クロススライ
ド29はスライドベース28に対してばね42のばね力
に抗して軸心方向に直交する水平方向即ちX方向に移動
する。クロススライド29のスライドベース28に対す
る移動量はミクロン単位で調整され,クロススライド2
9をスライドベース28に対して軸心方向に直交する水
平方向即ちX方向の微調整を行うことができる。
心方向に直交する上下方向に伸びるあり形係合部37が
形成されている。クロススライド29のあり形係合部3
7には,スライド30に形成した軸心方向に直交する上
下方向に伸びるあり溝形嵌合溝36が嵌合している。ス
ライド30は,スライドベース28との間に配置された
ばね(図示せず)によって上方へシリンダ46のピスト
ン47に押圧状態に設置されているので,シリンダ46
の作動によってピストン47が伸び出せば,スライド3
0はクロススライド29に対して上記ばねのばね力に抗
して軸心方向に直交する上下方向即ちY方向に移動す
る。スライド30のクロススライド29に対する移動量
はミクロン単位で調整され,スライド30をクロススラ
イド29に対して軸心方向に直交する上下方向即ちY方
向に微調整を行うことができる。
ク34が固定されている。クランプブロック34には,
ボルト等で取外し可能にV形支持面44を有する上部開
口状態の支持ブロック45が取り付けられている。ま
た,クランプブロック34には,揺動手段となる枢支点
41で枢動するリンク35が枢着されている。リンク3
5の一端には軸部材2の端部上面を押圧する加圧クラン
パー即ち押圧部40が取り付けられ,リンク35の他端
には係合孔47が形成されている。リンク35の係合孔
47には,クランプブロック34に取り付けたシリンダ
46のピストン67に取り付けた枢支ピン39が遊嵌し
ている。従って,シリンダ46が作動してピストン67
が上方へ伸び出すと,リンク35が枢支点41を中心に
揺動し,リンク35に取り付けた係合部即ち押圧部40
が支持ブロック45のV形支持面44に載置された軸部
材2の端部上面を押圧する。従って,工作物組立体1の
軸部材2の端部は,支持ブロック45と押圧部40との
間に挟持され,強固に固定される。
組立体1の加工部材3の外面に接触して加工部材3の回
転に対して制動を付与するブレーキ手段であるばね力を
有するセーム皮等で製作された板ばね式ブレーキ48が
取り付けられている。工作物取付装置に工作物組立体1
を設置して,加工部材3に回転を与えて加工部材3の外
周面にリードを切削加工する時に,旋盤の刃物(図示せ
ず)が加工部材3の外周面に接触して切削する際に切削
負荷変動が発生するが,その切削負荷変動に対して板ば
ね式ブレーキ48はばね力で加工部材3の外面に接触し
て該負荷変動を抑制する作用を発揮する。
装置は,上記のように構成されており,工作物組立体1
を取り付けるには,次のような工程で行うことができ
る。作動シリンダ22を作動してコレット作動筒9を後
方に引っ込めておくと共に,シリンダ46を作動してリ
ンク35を支持ブロック45から離れる方向に揺動させ
ておく。この状態で,工作物組立体1の軸部材2の両端
を,支持ブロック11と支持ブロック45上にそれぞれ
載置する。次いで,加工部材3の係合孔17にケレピン
15を係合させながら,軸部材2の端面を基準金12の
基準面に当接状態にする。工作物組立体1の軸部材2の
両端部を上記のように支持ブロック11,45上に載置
した状態で,作動シリンダ22を作動してコレット作動
筒9を前方に進行させ,コレット作動筒9の前端のテー
パ面19をコレット10の押圧部13のテーパ面21に
作用させ,コレット10の押圧部13を半径方向下向き
に変位させ,軸部材2の端部上面を押圧する。同時に,
シリンダ46を作動してリンク35を支持ブロック45
に近づく方向に揺動させ,リンク35に設けた押圧部4
0を軸部材2の端部上面に押圧する。従って,工作物組
立体1の軸部材2には,軸方向の推力は全く作用するこ
となく,軸部材2は支持ブロック11,45と押圧部1
3,40によって強固に固定されることになる。
をオンにし,NCテーブル55を作動する。NCテーブ
ル55を工作物取付装置に対して所定の位置に設定する
ため,工作物取付装置の主軸台4側の方向即ちZ方向に
微動前進させると共に,主軸即ち主軸回転体となる面板
7の中心方向即ちX方向に移動前進させる。NCテーブ
ル55が所定の位置に移動した状態でNCテーブル55
の移動を停止させると共に,工作物位置センサー58の
測定子59を水平方向において主軸中心と一致するよう
に設定する。次いで,NCテーブル55をZ方向に微移
動させ,工作物位置センサー58の測定子59が工作物
組立体1の加工部材3の切削する端面65に接触し,そ
こで,NCテーブル55は移動を停止する。ここで,工
作物位置センサー58によって加工部材3の切削する端
面65の位置を測定する。
の端面65の位置を測定した測定値をコントローラにフ
ィードバックし,該測定値が基準寸法の+側即ち図4に
示す状態の場合には,切削するべきでないので,旋盤の
作動を停止して切削加工サイクルを停止する。測定値が
基準寸法の許容範囲即ち図3に示す状態であれば,旋盤
を作動して切削加工サイクルに移行する指令を発する。
また,測定値が基準寸法の許容範囲であり且つ基準寸法
の−側即ち図5に示す状態の場合には,例えば,旋盤を
作動して切削加工サイクルに移行する指令を発すると共
に,加工部材3の端面65を2度切削加工するべき指令
を発する。通常は,工作物組立体1の工作物取付装置へ
の設定は,図3に示す状態に管理されており,工作物組
立体1の加工部材3を切削する切削加工サイクルに移行
するものである。
65を切削する場合には,NCテーブル55をZ方向の
主軸台4側に微移動させて工作物位置センサー58の測
定子59を工作物組立体1の加工部材3より離す。この
状態で,サーボモータ50を駆動して工作物組立体1の
加工部材3に回転運動を与えて加工部材3が切削回転速
度になるように制御すると共に,NCテーブル55に取
り付けた刃物台56を主軸中心側へ移動させて,刃物6
2によって加工部材3の端面65の切込みを行って切削
加工を開始する。次いで,NCテーブル55を主軸台4
側へ移動させて刃物62を加工部材3から逃がす。この
時,図5に示す状態の場合には,刃物逃げ,刃物戻り,
切込み及び切削を2度繰り返して端面切削加工を繰り返
す。この切削加工工程によって,工作物組立体1の加工
部材3の端面65に製品の基準面となる面が加工され
る。
台56が反主軸中心側,即ち,刃物台57が主軸中心側
へ移動するようにNCテーブル55を移動させる。サー
ボモータ50を変速させて加工部材3の外周面66にリ
ード加工する回転速度に制御すると共に,サーボモータ
による往復運動機能を有する刃物台57に設定した刃物
取付スライド60によって刃物51を往復運動させ,刃
物51の往復運動状態で該刃物51を工作物組立体1の
加工部材3の外周面66に当接させ,加工部材3の外周
面66にリード加工,即ち,加工部材3の外周面66に
長手方向に傾斜するテープ走行面となる直線部と該直線
部に戻る曲線部から成るリードの切削加工する。
工が終了すると,NCテーブル55をスタート位置まで
復帰させてNCテーブル55の作動を停止する。次い
で,刃物台57のサーボモータを停止して刃物台57の
往復運動を停止し,サーボモータ50を停止する。次い
で,作動シリンダ22を作動してコレット10を解放す
ると共に,作動シリンダ46を作動してリンク35を解
放方向に揺動させ,工作物組立体1を切削加工装置から
取り外す。
工方法は,上記のように構成されているので,加工部材
の端面の加工は製品の基準面となり,端面加工された基
準面を基準として外周面にリードを切削加工することが
でき,同一のNCテーブル上で両者の加工を行うことが
でき,端面加工とリード加工との位置関係が調節するこ
となく完全に一致する。従って,工作物組立体を製品と
して,例えば,8ミリVTR等のシリンダである場合に
は,前記軸部材の基準に組付けられる回転ヘッドとリー
ド加工を施した前記加工部材との位置関係が高精度にな
ると共に,前記軸部材の一端部を前記第1支持ブロック
に載置した状態で前記コレット作動筒を作動し,前記軸
部材の一端部を前記コレットで押圧固定でき,前記軸部
材には軸方向の推力が作用せず強固に固定できる。
材と加工部材とから成る工作物組立体の前記軸部材の両
端を支持し,前記工作物組立体の前記加工部材に軸方向
の推力を与えることなく回転力のみを与えて前記加工部
材を回転させるので,前記加工部材の軸方向の加工精度
に影響を及ぼすことがなく,前記加工部材に高精度の基
準面とリード加工とを施すことができる。更に,前記主
軸台に回転可能に設けた主軸によって回転する加工部材
回転手段が前記加工部材に係合して前記加工部材に回転
を与えるので,前記加工部材に対して推力が作用させ
ず,前記加工部材に回転力のみが与えられ,前記加工部
材に対する軸方向の加工精度に悪影響を及ぼすことがな
く,高精度の加工精度を確保できる。
向に直交する水平方向と垂直方向に移動可能なスライド
手段によって第2支持ブロックの位置を調節できるの
で,軸部材に対して軸方向へのばね力が作用することが
なく,加工部材の端面の基準面の切削加工及び外周面の
切削加工に対して,ばね力による悪影響は全く発生せ
ず,高精度の加工精度を確保できる。しかも,消耗品で
ある各支持ブロック及び基準金等を交換しても直ちに前
記軸部材を軸心に微調整して完全に一致させることがで
きる。
ロックには前記工作物組立体の前記軸部材の端面が当接
する基準金が取り付けられているので,軸部材の端面を
基準金に当接させた状態で軸部材を固定すれば,軸部材
を所定の位置に簡単に設定でき,しかも加工部材の外周
面を切削加工する場合に,加工部材の端面を加工して該
端面を基準面として外周面を切削することができ,基準
面に対する外周面の加工精度を高精度に維持できる。更
に,前記スライド手段には前記工作物組立体の前記加工
部材の外面に接触して前記加工部材の回転に対して制動
を付与するブレーキ手段が設けられているので,切削加
工時の切削負荷変動を規制することができ,該負荷変動
による悪影響を排除できる。
平面図である。
置状態の一例を示す説明図である。
置状態の別の例を示す説明図である。
置状態の更に別の例を示す説明図である。
作物取付装置の一実施例を示す正面図である。
ある。
側面図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 相対回転可能な軸部材と加工部材とから
成る工作物組立体の前記軸部材の両端を支持し且つ前記
加工部材に回転運動を与える工作物取付装置,該工作物
取付装置に隣接して配置され且つ前記工作物組立体に対
して軸心方向のZ方向と該軸心方向に直交する水平方向
のX軸方向に移動できるNCテーブル,該NCテーブル
に固定されたセンサー支持台に取り付けられ且つ前記加
工部材の端面の位置を検出する工作物位置センサー,前
記加工部材の端面に基準面を切削加工する第1刃物を取
り付けた前記NCテーブルに固定された第1刃物台,及
び回転する前記加工部材の外周面に往復移動してリード
を切削加工する第2刃物を取り付けた往復移動するスラ
イドを備えた前記NCテーブルに固定された第2刃物台
を有し,前記工作物取付装置は,主軸台に取り付けられ
た第1支持ブロック上の前記軸部材の一端部に対して軸
心方向に変位して前記軸部材を押圧固定する第1押圧部
を備えたコレット,該コレットの前記第1押圧部を軸心
方向に変位させるため前記主軸台に対して軸方向に進退
摺動可能なコレット作動筒,前記主軸台に回転可能に設
けられた主軸によって回転し且つ前記加工部材に係合し
て前記加工部材に回転を与える加工部材回転手段,スラ
イドベースに取り付けられた軸心方向に直交する水平方
向と垂直方向に移動可能なスライド手段,及び該スライ
ド手段に支持された第2支持ブロック上の前記軸部材の
他端部を押圧固定する第2押圧部を備えた揺動手段を有
することから成る切削加工装置。 - 【請求項2】 前記主軸台に取り付けた前記支持ブロッ
クには前記工作物組立体の前記軸部材の端面が当接する
基準金が取り付けられていることから成る請求項1に記
載の切削加工装置。 - 【請求項3】 前記スライド手段には前記工作物組立体
の前記加工部材の外面に接触して前記加工部材の回転に
対して制動を付与するブレーキ手段が設けられているこ
とから成る請求項1に記載の切削加工装置。 - 【請求項4】 相対回転可能な軸部材と加工部材とから
成る工作物組立体の前記軸部材に回転運動を与えるよう
に,前記軸部材の一端部を主軸台に取り付けられた第1
支持ブロック上の前記軸部材の一端部に対して軸心方向
に変位して前記軸部材を押圧固定する第1押圧部を備え
たコレットと該コレットの前記第1押圧部を軸心方向に
変位させるため前記主軸台に対して軸方向に進退摺動可
能なコレット作動筒によって支持し,前記軸部材の他端
部をスライドベースに取り付けられた軸心方向に直交す
る水平方向と垂直方向に移動可能なスライド手段に支持
された第2支持ブロック上の第2押圧部を備えた揺動手
段によって押圧固定し,前記軸部材に相対回転可能に支
持された前記加工部材に加工部材回転手段によって軸方
向の推力を与えることなく回転力のみを与えて前記加工
部材を回転させ,前記加工部材の端面の位置検出信号に
応答してNCテーブルに設置された第1刃物によって前
記加工部材の端面に基準面を切削加工し,次いで,前記
端面に切削加工された前記基準面に応じてNCテーブル
に設置された往復運動する第2刃物によって前記加工部
材の外周面にリードを切削加工することから成る切削加
工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03303919A JP3112319B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 切削加工装置及び切削加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03303919A JP3112319B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 切削加工装置及び切削加工方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH05111805A JPH05111805A (ja) | 1993-05-07 |
JP3112319B2 true JP3112319B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
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Family Applications (1)
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CN112024908A (zh) * | 2020-08-25 | 2020-12-04 | 广州市万伟金属制品有限公司 | 一种金属零件锥面加工设备 |
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- 1991-10-24 JP JP03303919A patent/JP3112319B2/ja not_active Expired - Fee Related
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