JPS6155154A - 熱硬化性樹脂押出成形材料 - Google Patents

熱硬化性樹脂押出成形材料

Info

Publication number
JPS6155154A
JPS6155154A JP59178103A JP17810384A JPS6155154A JP S6155154 A JPS6155154 A JP S6155154A JP 59178103 A JP59178103 A JP 59178103A JP 17810384 A JP17810384 A JP 17810384A JP S6155154 A JPS6155154 A JP S6155154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extrusion
screw
molding
resin
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59178103A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuhei Imon
修平 井門
Hideo Kawashima
秀雄 川島
Kenji Ema
賢治 江間
Yoshiaki Fukuda
義明 福田
Takeshi Miyasaka
宮坂 猛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP59178103A priority Critical patent/JPS6155154A/ja
Publication of JPS6155154A publication Critical patent/JPS6155154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/50Details of extruders
    • B29C48/505Screws
    • B29C48/63Screws having sections without mixing elements or threads, i.e. having cylinder shaped sections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/50Details of extruders
    • B29C48/505Screws
    • B29C48/53Screws having a varying channel depth, e.g. varying the diameter of the longitudinal screw trunk

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築分野、電気、電子分野等にかいて市場の
要求の強い難燃性、耐熱性にすぐれた熱硬化性樹脂の新
規な押出成形材料に関する。
〔従来の技術〕
熱硬化性樹脂の成形方法としては、圧縮成形法、トラン
スファー成形法、射出成形法および押出成形法が知られ
、夫々の成形方法に適合した成形材料が用いられている
これらの熱硬化性樹脂の成形方法のうち、押出成形法は
プランジャー押出法とスクリーー凰押出方法とが開発さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
プランジャー押出成形法は、丸棒やパイプなどの単純な
形状の長尺押出製品の生産に利用されている。しかし乍
ら、プランジャー押出成形装置に於ては金型部における
押出圧が高く、シかも間欠押出であるため均一な成形品
を得ることが困難であシ生産性も低い。
かかる事情から、所謂スフIJ z−型押出成形装置を
用いる成形法が開発されている。これは押出機内で混線
溶融された熱硬化性樹脂成形材料をアダプターを通じて
金型内へ導びき最終形状に賦形する成形装置である。し
かし乍ら従来の熱硬化性樹脂成形材料では金型部に於け
る押出圧が高く、しかも間欠押出であるため均一な成形
体ができない。また、この様な成形装置では成形材料の
流路が複雑に変化し、僅かな温度や圧力の差で熱硬化性
樹脂の硬化反応が急激に進行したシ、滞留の発生によっ
て局部的に硬化反応が進行し長期間安定して成形し得る
熱硬化性樹脂材料は見出されていない。
本発明者等は従来の押出成形法の問題点を解決した新し
い成形方法を先に提供した。(特願昭58−10489
1 )而してその成形方法は、例えば先端部に平滑部を
有するスクリューを使用し、平滑部において押出後自己
形状を保持できる程度にまで賦形する熱硬化性樹脂の押
出成形法が採用されるが、この場合においても、従来の
熱硬化性樹脂材料では成形性が悪く連続して安定な成形
が困難であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、熱硬化性樹脂材料の上記した問題点の解
決について種々検討を重ねた結果、熱硬化性樹脂の押出
成形においては、熱硬化性樹脂材料に対する他の添加剤
量が多量である為に特に総体的流動性の調節が重要であ
ることを見出し、更にプラベンダープラストグラフにお
ける硬化時の最大トルク値が6ooKg・cm以下の熱
硬化性樹脂成形材料がこれらの問題を解決しうろことを
見出して本発明に到達した。
即ち、本発明は、先端部に平滑部を有するスクリューを
使用し平滑部に於て押出後自己形状を保持できる程度に
まで賦形するかまたは押出機のシリンダー内径にほゞ等
しい内径を有する円筒部とスフIJ z−先端の底部外
径にはy等しい外径を有する円柱部より形成されるダイ
ス入口部を有するダイスをスフIJ s−一先端部に近
接して装着しそのダイス内に於て押出後自己形状を保持
できる程度にまで賦形するだめの成形材料であって、ブ
ラベンダープラストグラフにおける硬化時の最大トルク
値が600KJy−傭以下である熱硬化性樹脂押出成形
材料である。
(但し、プラペンダープラストグラフの測定条件は、容
量30ゴのローラー型εキサ−を使用し、ミキサ一温度
100℃、ローター回転数3 Orpm。
材料装入景342とする)。
本発明のプラベンダープラストグラフにおける硬化時の
最大トルク値を600KSl・cm以下に調整する方法
としては、成形材料の構成成分である樹脂、硬化剤、充
填剤、滑剤、難燃剤、着色剤、可塑剤その他の添加剤の
種類および量の組合せを検討することによって可能とな
る。さらに、同一組成の場合、成形材料を製造する際の
ロール、ニーダ−、コニーグー等の加熱、混合工程を調
節することも有効であシ、加熱、混合工程におけるいわ
ゆるBステージ(部分硬化)を進めることによって、硬
化時の最大トルク値を低減できる。また、加熱、混合工
程終了後、粉砕により粒状化した成形材料に滑剤を後添
加し、リボンプレンダー等により均一に分散させること
によっても硬化時の最大トルク値を低減できる。
本発明に使用する熱硬化性樹脂としては、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、アリル樹脂、シリコン樹脂、キシレン
樹脂、アニリン樹脂等の熱硬化性樹脂、および架橋剤を
加えたポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂等があげられる。特に
フェノール樹脂が苓発%eスクリューによる連続押出成
形機で押出成形するのに好適である。
本発明に使用するフェノール樹脂は、フェノール、クレ
ゾール、キシレノール等のフェノール類とホルムアルデ
ヒド水溶液、パラホルムアルデヒド、トリオキサン等の
ホルムアルデヒド類とを酸性触媒を用いて反応させて得
られるノボラック樹脂またはアルカリ性触媒を用いて得
られるレゾール樹脂のいずれも使用できる。
上記フェノール樹脂に必要に応じてヘキ?dン、バラホ
ルムアルデヒドのような硬化剤をフェノール樹脂100
重量部に対して、8〜2Oi量部加える。硬化剤の量が
8重量部未満では、得られる成形物の熱剛性が悪く、逆
に20重量部を越えると、成形時にアンモニアの発生が
多くなシ、成形体の表面にフクレが発生し好ましくない
傾向がある。
これに、さらに、通常公知の充填材、滑剤、離形剤、難
燃剤および着色剤を添加し混線、粉砕して押出成形用フ
ェノール樹脂成形材料が得られる。
混線粉砕は公知の方法で総て実施し得る。即ち、混線は
、熱ロール、ニーダ−、コニーダ、粉砕はスピードミル
、パワーミル等が使用できる。
充填剤としては特に限定されるものではないが、カーボ
ンブランク、コロイダルシリカ、ガラス粉、マグネシア
、塩基性ケイ酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸
化マグネシウム、各種ケイ酸塩、水酸化アルミニウム、
アルξす粉、炭酸カルシウム、ケインウ士粉、カオリン
、セライト、酸性白土等の無機物、セラずツク繊維、ア
スベスト、ロックウール、ガラス繊維、カーボンファイ
バー等の無機繊維、紙、パルプ、木綿、リンター、ポリ
イミド繊維、ビニロン繊維、芳香族ポリアミド繊維、芳
香族ポリエステル繊維等の有機繊維等の繊維状或いは織
布、不織布等の形態で用いることができる。
滑剤としては、特に限定されないが、ステアリン酸、パ
ルミチン酸の如き高級脂肪酸、高級脂肪酸のアルカリ土
類金属塩(カルシウム塩、マグネシウム塩)、或いはモ
ンタン酸ワックス、高級脂肪酸のアミド類を用いること
ができる。滑剤の添加方法は、フェノール樹脂その他と
一緒に混合して使用してもよいし、必要に応じて成形材
料作製後後添加して用いてもよい。
着色剤としては、カーボンブランク、スピリットブラッ
ク、モリフ゛デン赤、フタロシアニンブルー、フタロシ
アニンクリーン、ハンザエローヲ用いることができる。
可塑剤としては、フルフラール、アルキルフェノール、
トリクレジルホスフェート、ポリエチレンクリコール、
ジブチル7タレー)、り−)ルエンスルホンアミド等の
一般に使用されているものが有効である。
難燃剤としては特に限定されるものではないが、酸化ア
ンチモン、塩素化パラフィン、パークロロペンタシクロ
デカン、トリス(β−クロロエチル)ホスフェート、ト
リス(シクロログロピル)ホスフェート、トリス(2,
3−ジブロモプロピル)ホスフェート、トリス(フロモ
、クロロプロピル)ホスフェート、トリフェニルホスフ
ェート、テカプロモジフェニルエーテル、ヘキサブロモ
ジフェニルエーテル、赤リン、酸化スズ、水酸化スズ、
酸化モリブデン、モリブデン酸アンモニウム、酸化ジル
コニウム、水酸化ジルコニウム、メタホウ酸バリウム、
ホウ酸亜鉛、等があげられる。
充填材の使用量はノボラック型フェノール樹脂材料10
0重量部に対して通常100〜400重量部好ましくは
150〜250重量部である。滑剤はノボラック型フェ
ノール樹脂100重量部に対して通常0.5〜20重量
部が用いられる。また可塑剤の使用量は、ノボラック型
フェノール樹脂100重量部に対して通常0.2〜2.
0重量部である。更に難燃剤の使用量はノボラック型フ
ェノール樹脂100重量部に対して通常10〜20重量
部の範囲である。
本発明の熱硬化性樹脂成形材料は熱硬化性樹脂の次に示
すような連続押出成形法の成形材料として好適である。
その第1の成形法の特徴は押出機の先端部の構造にアシ
、特に先端に平滑部を有するスクリューを使用して賦形
する点にある。使用される押出機としては、単軸スクリ
ュー押出機のみならず、二軸スクリューあるいは多軸ス
クリュー押出機であっても先端部が最終的に単軸に集約
される押出機の何れも使用できる。使用できるこれらの
押出機の内部構造として、押出機の供給部から先端の計
量部に至る間に脱気孔や特殊な混線構造を設けることは
何ら差し支えない。
スクリーーの代表的なものとしては、第1図にハ 示す様に先端部に平滑部4を有するスクリーー(以下特
殊スクリューと略称する)であシ、このスクリューは、
例えば供給部1、圧縮部2、計量部途中から始する様な
型式でも良い。
また平滑部4のスフIJ 5−径またはその部位のシリ
ンダーの内径は、フライトを有する部位のスクリュー部
分 個に、所望する成形品の外径および内径に合わせて拡大
または縮小して調整することができる。
特殊スフ+)x−のL / vは、通常7〜40.好ま
しくは10〜35、更に好ましくは15〜25、圧縮比
は1.0〜5.0好ましくは1.2〜4.01更に好ま
しくは1,5〜3.01スクリ一−先端部の平滑部の長
さは1D〜15DtFfましぐは2D〜1oD1更に好
ましくは2D〜7Dの範囲から適宜選択することができ
る。而してスクリュ一部分の平滑部の長さが1D未満の
場合は、押出後得られる成形品に変形が生じ連続的に良
好な成形品を得ることが困難である。また平滑部の長さ
が15D以、上となる場合は、成形圧力が大きくなシ、
押出機の機械強度の点からも実用的でない。
スクリューの圧縮比と平滑部の長さは、平滑部のスクリ
ーーとバレルとの間隙、換言すれば成形品の肉厚、押出
速度及び使用する材料の特性等の。
組合せによって種々の制限を受ける。而してスクリx−
の圧縮比と平滑部の長さは、それらが大きい程あるいは
小さい程、背圧付与機能が大きくあるいは小さい。
背圧が大きすぎるとフライトを有する部分で過度の混線
が起シ、その結果として材料の過度の発熱と硬化が起る
ので好ましくない。一方、背圧が小さすぎると材料の圧
縮充填及び混練が不充分となるので同様に好ましくない
。適度な背圧が材料の圧縮充填と適度な混線のために必
要である。
即ち、安定した押出と良好な製品を得るためには適度の
スクリューの圧縮比と平滑部の長さが要求される。
そして平滑部のスクリューとバレルの間隙が大きい程あ
るいは小さい程、押出速度が小さい程あるいは大さい程
、使用する材料の粘度が小さい程あるいは大きい程、ま
た使用する材料の硬化速度が小さい程あるいは大きい程
、スクリューの圧縮比と平滑部の長さは大きくあるいは
小さくする必要がある。
押出機各部の温度設定は、使用する材料の特性やスクリ
ューの圧縮比、スクリュー平滑部とバレルの間隙、平滑
部の長さ、押出速度等の組合せにより当然変るが、スフ
17 s、−の圧縮部、計量部及び平滑部に対応するシ
リンダ一部位の温度設定は通常50〜200℃、好まし
くは60〜150℃の範囲である。
而して、設定温度が50℃以下の場合は、樹脂の硬化反
応が充分に進行しないため良好な成形品は得難い傾向が
あり、一方200℃までの温度で通常用いられる熱硬化
性樹脂は充分に熱硬化するのでを示すものであシ、スク
リュ一部分の透視図を含む。
図に於て、ホッパー5より供給された熱硬化性樹脂材料
はシリンダー6内でヒーター7により加熱溶融され、ス
クリュ−8のフライト先端部よりラセン状で平滑部4へ
移行し、シリンダーとの摩擦抵抗により、スクリューフ
ライトによって生ずる間隙部分が狭められついには圧融
着される。次いで融着樹脂は、スクリュー平滑部を移動
する間に、押出後自己形状を保持できる程度にまで賦形
され、シリンダー先端より連続したパイプ状、成形品9
となって押出される。
通常、熱硬化性樹脂の押出成形法に於てはシリンダー内
で加熱溶融された樹脂は、アダプターを経て金型内へ導
入され最終形状に賦形されるが、この過程に於て樹脂の
流れはアダプターで絞られ、スパイダーで固定されたマ
ンドレルの回りへ再展張されるなど樹脂の流路が複雑に
変化するために、樹脂の滞留が起シやすく、局部的に硬
化反応が進行したシ、僅かな圧力や温度の変化で硬化反
応が急激に起るなどの問題を引き起す。また、複雑な流
路による抵抗に打ち勝ち滞留を防止しつつ樹脂を押出す
ためには、強大な押出圧力を要し特殊な押出装置を必要
とする。而してかかる成形法による場合の押出速度は高
々30cm/min程度であシ且つ真円度及び肉厚分布
の良いものを得ることは困難である。
上記の方法によればスクリュー平滑部とその部位のシリ
ンダ一部とが金型の役割を果たし、樹脂の流路はシリン
ダーとスクリー−との間隙のみであるため、樹脂の滞留
は全くなく局部的な硬化反応や圧力、温度の変化による
急激な硬化反応を引き起すことがない。また一般的成形
法に於ける金型内のマンドレスに相当するスクリュー平
滑部は回転しているため、硬化した樹脂と金属部分との
摩擦抵抗が比較的小さく押出圧力も通常のスクリュー先
端部で得られる圧力で充分である。この様な方法による
場合は、80+m/minのような押出速度が容易に得
られる。
またその第2の成形法の特徴は、押出機のシリンダー内
径にほゞ等しい内径を有する円筒部とスフIJ s−一
先端の底部外径にほゞ等しい外径を有する円柱部より形
成されるダイスをスクリュー先端に近接して装着し、そ
のダイス内部に於て押出後自己形状を保持できる程度に
まで賦形する熱硬化性樹脂の押出成形方法である。
この方法の特徴は、押出機の先端に装着するダイスの構
造とその装着方法にあシ、使用される押出装置は前述の
ものと同様なものが使用できる。
スクリューは、通常合成樹脂の押出成形に使用されるス
クリューが使用され先端までフライトのあるフルフライ
ト型でも、スフIJ z−先端に平滑部を有するトーピ
ード型スクリューでも良く、そのノf 先端の形状は、円柱状でも円錐状でも良く、第1図は好
ましい装置の1例を示すものである。
スクリュー先端とダイスの円柱部との距離は、出来るだ
け近接することが望ましいが、通常0.05〜し を示すものであシ、シリンダー内径にほゞ等しい内径を
有する円筒部、スクリュー先端の底部外径にほゞ等しい
外径を有する円柱部、及び円柱部をダイスに導入された
樹脂は、熔融状態のま\スパイグ一部を通過した後、出
口までの間に賦形硬化される。ダイス入口からスパイダ
ーまでの長さは成形品に肩肉が起らない様にダイス円柱
部を充分固定し得るのに必要な長さがあれば良くできる
だけ短いことが望ましい。また、スパイダー以降のダイ
スの長さは、通常1D〜10D1好ましくは2D〜7D
、更に好ましくは2D〜5Dの範囲から適宜選択するこ
とができる(こ\でDはシリンダーの口径を示す)。而
してスパイダー以降の長さが1D以下であると硬化が不
充分であったシ、樹脂の融着が充分に行なわれず、良好
な成形品が得られない。又、10D以上になると、背圧
が大きくなりすぎて押出が困難になる。
この方法を実施するにあたって、押出装置各部の温度設
定は、前記とはソ同様であシ、ダイスの温度設定は通常
5o〜200 ”つ、好ましくは60〜150℃の範囲
である。この方法によれば、押出機のスクリュー先端部
以降、樹脂の流路の変化はほとんどないため樹脂の滞留
は全くなく局部的な硬化反応や圧力、温度の変化による
急激な硬化反応を引き起すことがない。
上記した第2の成形法の変形として、樹脂の流入口の断
面が押出機のシリンダーとスクリュー先端部によって形
成される円周状断面に等しくその後の樹脂流路をなめら
かに変化させて出口の断面を所望の形状、例えば角状等
の異形形状にまで導くようにしたダイスをスフIJ z
−先端に近接して装着し、そのダイス内に於て、押出後
自己形状を保持できる程度にまで賦形することもできる
〔作用〕
本発明の特徴は、スフIJ z−による連続押出成形す
るにあたシブラベンダープラストグラフにおける硬化時
の最大トルク値が600にり・cm以下の熱硬化性樹脂
成形材料を用いることにより、成形品の外観が良好で、
しかも連続して安定した成形ができる点にある。
本発明の成形材料は、プラベンダープラストグラフにお
ける硬化時の最大トルク値が600にり・cm以下のも
のが良いが、好ましくは550にり・ctn以下のもの
が良い。さらに、最大トルり値は、200にり・cm以
上のものが好ましい。
ブラベンダープラストグラフにおける硬化時の最大トル
ク値が、600にり・cmを超える場合は、成形品にふ
くれ、変形が生じ、長時間にわたる安定した連続成形が
できず、場合によっては押出ノくレル内で硬化が進みす
ぎて、成形が不可能となる。
また、最大トルク値が200にり・cm以下であると、
押出バレル内での成形が不十分なため、得られた成形品
にそりや曲りなどの変形を生じる。
本発明のスクリーーによる連続押出成形機用熱硬化性樹
脂成形材料は、押出成形性に富み且つ成形体は表面平滑
性に優れ更にその成形物は熱剛性が高く且つ機械的強度
に優れ、押出管、押出板、押出棒等を連続して安定に成
形することができる。
以下、実施例、試験例により本発明を説明する。
〔実施例〕
実施例1 ノボラック樹脂(三井東圧化学(2)≠9000 。
軟化点95℃)、ヘキサミン、ガラス繊維(チョツプド
ストランド)、クレー、アスベスト、スピリットブラッ
ク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウムを第1表
に示した配合割合で混合した。
得られた混合物を前ロール95〜100℃、後ロール5
5〜60℃の温度条件で6分間ロール混練した。混線物
をパワーミル(スクリーン4m/m )にて粉砕、整粒
し、さらに滑剤(商品名ダイワソクスエMN、犬日化学
(蜀を0.5チ後添加し、リボンプレンダーにて均一に
分散させ、成形材料とした。この成形材料のプラベンダ
ープラストグラフを次のような測定条件で測定した。
装置:東洋精機製作所 「ラボプラストミル」ローラー
形ミキサー R−30使用 ミキサー容量 30CC ローター回転数: 30 rpm ミキサ一温度=100℃ 試料装入景: 34.Of 以上の条件で上記成形材料を測定したところ、そのチャ
ートは第1図に示した様になシ、その硬化時の最大トル
ク値は、480Kg・信であった。
実施例2 後添加の滑剤量を1.0%にした以外は実施例1と全く
同様にして成形材料を製造した。このもののブラベンダ
ーチャートは第2図に示した様になシ、その硬化時の最
大トルク値は440にり・cmであった。
比較例1 後添加の滑剤を添加しない以外は実施例1と全く同様に
して成形材料を製造した。このもののプラベンダーチャ
ートは第3図に示した様になシ、その硬化時の最大トル
ク値は630にり・cmであった。
実施例3 ノボラック樹脂(三井東圧化学(至)$ 2000 。
軟化点96℃)、ヘキサミン、ガラス繊維(チョツプド
ストランド)、クレー、スピリットブラック、ステアリ
ン酸、ステアリン酸マグネシウムを第1表に示した配合
割合で混合した。
得られた混合物を前ロール95〜100℃、後ロール5
5〜60℃の温度条件で20分間ロール混練した。混練
物をパワーミル(スクリーン4m/m )にて粉砕、整
粒し、さらに滑剤(ダイワックスIMN)を0゜5チ後
添加し、リボンブレンダーにて均一に分散させ、成形材
料とした。このもののプラベンダーチャートは第4図の
ようになり、硬化時の最大トルク値は450 K4・傭
であった。
比較例2 0一ル混線時間が15分間である以外は実施例3と全く
同様にして成形材料を得た。このもののプラベンダーチ
ャートは第5図のようになり、硬化時の最大トルク値は
750に9・cmであった。
実施例4 ゴム変性ノボラック樹脂(三井東圧化学(資)ミレツク
スRN−9410、軟化点96℃)、ヘキサミン、ガラ
ス繊維(チョツプドストランド)、クレー、アスベスト
、スピリットブラック、ステアリン酸、ステアリン酸マ
グネシウムを第1表に示した配合割合で混合した。・ 得られた混合物を前ロール95〜ioo℃、後口−ル5
5〜60℃の温度条件で、9分間ロール混練した。混練
物をパワーミルにて粉砕、整粒し、さらに滑剤(ダイワ
ックスIMN)を0.5%後添加し、リボンプレンダー
にて均一に分散させ、成形材料とした。
このもののプラベンダーチャートは第6図に示した様に
なり、その硬化時の最大トルク値は、410 Kq ・
cmでありた。
比較例6 フェノール樹脂を$ 2000に変えた以外は、実施例
4と全く同様にして成形材料を作製した。このもののプ
ラベンダーチャートは第7図のようになシ、その硬化時
の最大トルク値は、800Kl・cmであった。
実施例5 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(東部化成(製) Y
D−011、エポキシ当量475)、オルソ−クレゾー
ルノボランク型エポキシ樹脂(東部化成(製) YDC
!N−22OL 、エポキシ当量225)、4.4′−
ジアミノジフェニルメタン、シリカ粉、モンタンワック
ス、カーボンブラックを第1表に示した配合割合でニー
ダ−にて十分混合した。
得られた混合物をパワーばルにて粉砕、整粒し、成形粉
とした。
このもののプラベンダーチャートは第8図に示した様に
なシ、その硬化時の最大トルク値は280にり・cmで
あった。
実施例6 メラミンホルムアルデヒド樹脂液(ホルムアルデヒド/
メラミン比 2:1.固形分90%)および裁断した溶
解パルプ(α−セルローズ)をミキサーに入れ、50℃
にて30分間混合した。これを乾燥後、ステアリン酸亜
鉛、ヘキサミンを加え、ボールミルにより、粉砕して、
成形粉を得た。
配合割合は、第−表に示した。
このもののブラベンダーチャートは第9図に示した様に
なシ、その硬化時の最大トルク値は470に9・cmで
あった。
以上の実施例、比較例の配合割合およびプラベンダーの
最大トルク値を第1表にまとめた。
押出成形試験例1 0径30m/m 、 L / D = 22の押出機に
よりスクIJ x−底部の径が26mmの計量部に続く
先端部に径26m/m、長さ90羽(3D)の平滑部を
有する圧縮比2.0のスフIJ z−を用い、第1表に
示した成形材料を使用し、径3o+n/m肉厚2龍の押
出パイプを成形し、成形品の外観、連続成形性を調べた
押出機の条件はホッパ下より2Dは室温、続いて3〜1
0Dは60℃、11〜14Dは80℃、15〜18Dは
100℃、19〜22Dは140℃に設定し、スクリュ
ー回転数は35 rpmの条件で押出を行った。
試験結果を第2表に示した。
各種試験法 註旬真円度:得られたパイプをマイクロメーターではさ
み、その最大径と最小径の差(1)を求める。また穴の
内側にマイクロメーターを挿入し最大値と最少値の差(
2)を求める。
(1)と(2)の大きい方を表示。
註2)偏 肉:J工5K6911により測定註3)アセ
トン抽出率:得られたパイプを約100メツシユに粉砕
し、粉砕物5.02をテトラヒドロフラン200 CC
によりソツクスレー抽出器で6時間抽出して抽出される
量。
註4)熱処理:得られたパイプを170℃で4時間処理
押出試験例2 0径40 myn、  Vo=24の押出機により供給
部3D1圧縮部16D1底部の径が34羽長さ5Dの計
量部を有する圧縮比2.0のスクリューを用い、樹脂の
流入口の断面が外径40朋、内径34m、。
出口側の樹脂流路の断面が外径46n1内径40mm、
出口側と同一の断面を有する流路の長さが120mm、
全長180mmのダイスをスクリーー先端よp 0.5
 gの位置に装着して第1表に示した成形材料を使用し
て、パイプを成形し各種試験を行った。
押出機の条件は、ホッパー下よJMDは水冷、3〜10
Dは70℃、11〜16Dは85℃、17〜20Dは9
5℃、21〜24Dは105℃およびダイス部を130
℃に設定し、スクリュー回転数3Orpmで押出成形を
行った。
試験結果を第3表に示した。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は、本発明の実施例、比較例のプラベン
ダーチャートを示したものであシ、横軸は混練時間、た
て軸は混練抵抗(トルク)を表わす。各図のA点が、硬
化時の最大トルク値を示す。 第10図、第11図及び第12図は本発明の熱硬化性樹
脂成形材料の成形に用いられる先端に平滑部を有するス
クリー−の1例を示したものであシ、第14図および第
13図はその成形に好適な装置の1例を示したものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端部に平滑部を有するスクリューを使用し平滑部に於
    て押出後自己形状を保持できる程度にまで賦形するかま
    たは押出機のシリンダー内径にほゞ等しい内径を有する
    円筒部とスクリュー先端の底部外径にほゞ等しい外径を
    有する円柱部より形成されるダイス入口部を有するダイ
    スをスクリュー先端部に近接して装着しそのダイス内に
    於て押出後自己形状を保持できる程度にまで賦形するた
    めの成形材料であって、プラベンダープラストグラフに
    おける硬化時の最大トルク値が600Kg・cm以下で
    ある連続押出成形に適した熱硬化性樹脂押出成形材料(
    但し、プラベンダープラストグラフの測定条件は、容量
    30mlのローラー型ミキサーを使用し、ミキサー温度
    100℃、ローター回転数30rpm、材料装入量34
    gとする)。
JP59178103A 1984-08-27 1984-08-27 熱硬化性樹脂押出成形材料 Pending JPS6155154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59178103A JPS6155154A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 熱硬化性樹脂押出成形材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59178103A JPS6155154A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 熱硬化性樹脂押出成形材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6155154A true JPS6155154A (ja) 1986-03-19

Family

ID=16042696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59178103A Pending JPS6155154A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 熱硬化性樹脂押出成形材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6155154A (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845546A (ja) * 1971-10-11 1973-06-29
JPS4845545A (ja) * 1971-10-11 1973-06-29
JPS4858048A (ja) * 1971-11-24 1973-08-15
JPS518360A (ja) * 1974-06-14 1976-01-23 Hoechst Ag
JPS5436614A (en) * 1977-08-29 1979-03-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Low-temperature liquiefied gas storage tank
JPS56120744A (en) * 1980-02-27 1981-09-22 Shin Etsu Chem Co Ltd Rubber composition
JPS5778450A (en) * 1980-11-04 1982-05-17 Matsushita Electric Works Ltd Phenolic resin molding material
JPS5778447A (en) * 1980-11-04 1982-05-17 Matsushita Electric Works Ltd Phenolic resin molding material
JPS57178099A (en) * 1981-04-27 1982-11-02 Kensetsu Fastener Kk Covering and applying of total cross area of tunnel with concrete
JPS57178102A (en) * 1981-03-31 1982-11-02 Kiisurii Guraindaasu Machine T Measuring device for rotor blade for turbine
JPS57178100A (en) * 1981-04-04 1982-11-02 Gewerk Eisenhuette Westfalia Shield boring apparatus equipped with tubing assembling apparatus
JPS57178101A (en) * 1981-04-03 1982-11-02 Philips Nv Detector for position of body

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845546A (ja) * 1971-10-11 1973-06-29
JPS4845545A (ja) * 1971-10-11 1973-06-29
JPS4858048A (ja) * 1971-11-24 1973-08-15
JPS518360A (ja) * 1974-06-14 1976-01-23 Hoechst Ag
JPS5436614A (en) * 1977-08-29 1979-03-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Low-temperature liquiefied gas storage tank
JPS56120744A (en) * 1980-02-27 1981-09-22 Shin Etsu Chem Co Ltd Rubber composition
JPS5778450A (en) * 1980-11-04 1982-05-17 Matsushita Electric Works Ltd Phenolic resin molding material
JPS5778447A (en) * 1980-11-04 1982-05-17 Matsushita Electric Works Ltd Phenolic resin molding material
JPS57178102A (en) * 1981-03-31 1982-11-02 Kiisurii Guraindaasu Machine T Measuring device for rotor blade for turbine
JPS57178101A (en) * 1981-04-03 1982-11-02 Philips Nv Detector for position of body
JPS57178100A (en) * 1981-04-04 1982-11-02 Gewerk Eisenhuette Westfalia Shield boring apparatus equipped with tubing assembling apparatus
JPS57178099A (en) * 1981-04-27 1982-11-02 Kensetsu Fastener Kk Covering and applying of total cross area of tunnel with concrete

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4115509A (en) Moulding of filled synthetic plastics moulding compositions
CA1069267A (en) Moulding of filled synthetic plastics moulding compositions
JPS6155154A (ja) 熱硬化性樹脂押出成形材料
US4017451A (en) Pencil lead and manufacturing method of the same
US4118365A (en) Moulding thermosetting compositions
JPS6155152A (ja) 熱硬化性樹脂成形材料
JPS6149823A (ja) 熱硬化性樹脂の押出成形方法
JPS6155153A (ja) 熱硬化性樹脂成形材料
JPS6164424A (ja) 熱硬化性樹脂の押出成形方法
JP3311396B2 (ja) フェノール系樹脂管継手およびその製造方法
JPS6149821A (ja) 熱硬化性樹脂の押出成形方法
JPS61185564A (ja) フェノール樹脂の押出成形方法
JPS6149822A (ja) 熱硬化性樹脂の押出成形方法
JPS6178868A (ja) 熱硬化性樹脂成形材料
JPS629616B2 (ja)
JPH0578572B2 (ja)
JPH0562138B2 (ja)
JP3444683B2 (ja) フェノール樹脂成形材料の製造方法
JPH02169652A (ja) フェノール系樹脂組成物
JPH03172340A (ja) 押出成形用フェノール系樹脂成形材料
JPH0218022A (ja) 現像機用ローラー基材
JPH02169653A (ja) 熱伝導性フェノール系樹脂組成物
JPH0524090A (ja) フエノール系樹脂管
JPS60149653A (ja) フエノ−ル樹脂成形材料
JPH08283533A (ja) フェノール樹脂成形材料の製造方法