JPS6154495B2 - - Google Patents

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JPS6154495B2
JPS6154495B2 JP5645979A JP5645979A JPS6154495B2 JP S6154495 B2 JPS6154495 B2 JP S6154495B2 JP 5645979 A JP5645979 A JP 5645979A JP 5645979 A JP5645979 A JP 5645979A JP S6154495 B2 JPS6154495 B2 JP S6154495B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
shaft
tube body
plug
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5645979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55149737A (en
Inventor
Juichi Tajima
Yutaka Saito
Fumio Misumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOSHIN SEIKAN KK
Original Assignee
RYOSHIN SEIKAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by RYOSHIN SEIKAN KK filed Critical RYOSHIN SEIKAN KK
Priority to JP5645979A priority Critical patent/JPS55149737A/ja
Publication of JPS55149737A publication Critical patent/JPS55149737A/ja
Publication of JPS6154495B2 publication Critical patent/JPS6154495B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱交換器用管体の加工方法に関する
ものである。
従来、熱交換器は、熱交換用媒体が流通する管
体の内面に、前記熱交換用媒体が流通する際に前
記熱交換用媒体を乱流状態で流通させるための多
数条の溝が刻設されていて、この管体を多数のフ
インに形成された孔内に挿通させた後、前記管体
を拡管して、前記孔内にしまりばめにより取り付
けて構成されている。
ところで、前記管体の内面に多数条の溝を付け
る加工方法としては、切削加工および切削加工後
ねじり加工、あるいは押出加工または抽伸加工等
が採用され、また拡管加工は前記管体内に例えば
プラグを圧入する加工方法が採用されていたが前
記溝を付ける加工は管体の製造時に、また拡管加
工は熱交換器の製造組立て時にそれぞれ行われ、
各々別工程で行われていた。
しかし、上記のような溝加工方法では、限定さ
れた諸々の制約を受けると共に、溝加工と拡管加
工とが別々に行われているため生産効率の点でも
問題があり、またコスト的にも高価なものとな
り、熱交換効率の向上と相殺されて、そのメリツ
トも薄れる傾向があつた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、管体の拡管と同時にそ
の平滑な内壁面に複数条の溝を刻設することによ
り、管体の加工を容易にし得ると共にコストの低
下をもなし得、更に熱交換性に優れた管体を得る
熱交換器用管体の加工方法を提供することであ
る。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。
水、アンモニア、フロン等の熱交換用媒体が流
通する内面平滑な銅管(管体)1を平板状の多数
フイン2……………に形成された孔3……………
内に貫通させる。この後、前記銅管1の内径より
も若干大径に形成されたプラグ4を前記銅管1内
に圧入する。ところで、前記プラグ4は、その本
体が先細り状に形成されかつ最大径部4a付近が
曲面に形成され更に後端側に向かうにしたがい漸
次縮径する縮径部4bが形成され、更にこの外周
面に前記本体の軸線に対して若干傾斜した多数の
突条5……………が形成されている。更に、前記
プラグ4の本体には、中心軸線に沿つて貫通孔6
が形成されていて、この貫通孔6内に軸(マンド
レル)7が挿入され、この軸7は軸受8,8を介
してナツト9により回転可能に取り付けられてい
る。そして、前記軸7をその軸線方向前方へ押圧
することによつて、前記プラグ4が前記銅管1内
に圧入されると、前記プラグ4の外周面が前記銅
管1が押し広げられて拡管されると同時に、前記
拡管された銅管1の内周面に多数条の溝10……
………が前記プラグ4の突条5……………により
刻設される。そして、前記溝10……………が刻
設される際には、前記突条5……………が軸線に
対して若干傾斜しているので、前記プラグ4が銅
管1内に圧入されると前記突条5……………によ
つて回動しながら圧入されていくため、前記銅管
1の内周面に螺線状の溝10……………が刻設さ
れる。
このように、この熱交換器用管体の加工方法に
あつては、銅管1の内径よりも若干大径で外周面
に複数の突条5が形成されたプラグ4を、前記内
面平滑な銅管1内に圧入するようにしているとと
もに、前記プラグにその最大径部4aから後端側
に向かうにしたがい漸次縮径する縮径部4bを形
成しているから、前記銅管1を拡管すると同時に
その内面に複数条の溝10を仕上げ面良く刻設す
ることができる。
すなわち、仮にプラグ4に、縮径部4bを設け
なかつた場合にも、一応銅管1の内面に溝を刻設
することはできる。しかしながら、この場合に
は、縮径部4bがないために、溝が形成される際
に生じた弾性変形が最大径部4aの後端で急激に
元に戻ることになる。このため、最大径部4aの
後端によつて溝の内面がえぐられ、これによつて
加工面が荒れたり、さらにはバリ、切粉等が発生
してしまう。したがつて、このような方法は、と
ても実用には供することができない。
この点、この熱交換器用管体の加工方法にあつ
ては、プラグにその最大径部4aから後端側に向
かうにしたがい漸次縮径する縮径部4bを形成し
ているから、最大径部4aで発生した弾性変形を
徐々に元に戻すことができ、したがつて良好な加
工面を得ることができる。このように、この熱交
換器用管体の加工方法のみが、拡管と溝の形成と
を同時に、しかも良好な加工状態で行うことがで
きるのである。
また、プラグ4を軸7に周方向に回動自在に装
着し、突条5を軸線に対して傾斜して形成してい
るから、軸7をその軸線方向前方へ押圧するだけ
で容易に螺旋状の溝10を刻設することができ
る。
すなわち、仮にプラグ4を軸7に固定し、突条
5を軸線に平行に形成した場合にも、軸7を回動
させながら軸線方向前方へ押圧すれば、螺旋状の
溝10を形成することができる。しかしながら、
この場合には軸7に対して軸線方向の圧縮力が加
わるばかりでなく、周方向のトルクも加わること
になる。このため、軸7に加わる応力が増加し、
軸7が変形したり破壊したりする可能性がある。
特に、この軸7は、長尺の管内に挿入されるため
長尺になされており、軸7の変形、破壊等が起こ
りやすいのである。また、軸7を周方向に強制的
に回動させるため、加工される銅管1にも不必要
なトルクが加わり、銅管1の変形、破壊等が起こ
りやすい。
この点、この熱交換器用管体の加工方法にあつ
ては、プラグ4が軸受8を介して軸7に回動自在
に装着されているから、軸7には軸線方向の圧縮
力のみが加わり、周方向のトルクは加わらない。
したがつて、軸7に加わる応力を減少させること
ができ、軸7に変形、破壊等が起こるのを防止す
ることができる。また、銅管1にも不必要なトル
クが加わらず、銅管1の変形、破壊等をも防止す
ることができる。このように、この加工方法によ
れば、軸7を軸線方向に押圧するだけで銅管1の
内面に螺旋状の溝10を形成することができ、軸
7および銅管1に変形、破壊等が生ずるのを防止
することができる。
更に、前記銅管1が拡管されると同時に、前記
フイン2……………に形成された孔3……………
に前記拡管された銅管1がしまりばめされる。
なお、上述したように形成された銅管1は、内
径が8.8mm、肉厚が0.41mmであつて、この内周面
に溝10……………の間隔が0.3mm(約90山)、
0.46mm(約60山)、小さいもので0.23mm(約120
山)に形成される。
また、前記プラグ4に形成された突条5………
……の傾斜角は、前記軸受8の効果等により7゜
〜30゜の範囲に制約を受けている。なお、前記傾
斜角が7゜よりも小さい場合には前記銅管1の内
周面に直線状の溝が刻設されることになる。
以上詳細に説明したように、本発明は、内面平
滑な管体を多数のフインに貫通させ、しかる後、
軸の先端に周方向に回動自在に装着されかつ前記
管体の内径よりも若干大径な最大径部とこの最大
径部から後端側へ向かうにしたがい漸次縮径され
る縮径部とが形成されるとともに外周面に複数の
突条が軸線に対して傾斜して形成されたプラグ
を、前記軸をその軸線方向前方へ押圧することに
よつて、前記管体内に圧入して、前記管体を拡管
すると同時にその内面に前記突条により複数条の
螺旋状の溝を刻設するようにしたから、管体製造
時に抽伸時の制約を受けることなく高能率で管体
製造ができて量産に適し、また本発明の方法を採
用することによつて、必然的加工工程である管体
の拡管作業工程中に抽伸または他の加工と全く同
じ形状の螺線状の溝を得ることが可能で追加工程
がなく、極めて能率的にかつ仕上状態良く安価に
管体の拡管および溝形成を行い得ることができ、
さらに軸を軸線方向前方に押圧するだけで管体の
内面に螺旋状の溝を形成することができ、軸およ
び管体に変形、破壊等が生ずるのを防止すること
ができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る概略図、第2図は第1図
の部分拡大断面図、第3図は拡管された管体の断
面図である。 1……管体(銅管)、2……フイン、3……
孔、4……プラグ、4a……最大径部、4b……
縮径部、5……突条、10……溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内面平滑な管体を多数のフインに貫通させ、
    しかる後、軸の先端に周方向に回動自在に装着さ
    れかつ前記管体の内径よりも若干大径な最大径部
    とこの最大径部から後端側へ向かうにしたがい漸
    次縮径される縮径部とが形成されるとともに外周
    面に複数の突条が軸線に対して傾斜して形成され
    たプラグを、前記軸をその軸線方向前方へ押圧す
    ることによつて、前記管体内に圧入して、前記管
    体を拡管すると同時にその内面に前記突条により
    複数条の螺旋状の溝を刻設することを特徴とする
    熱交換器用管体の加工方法。
JP5645979A 1979-05-09 1979-05-09 Working method of tubular body for heat exchanger Granted JPS55149737A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5645979A JPS55149737A (en) 1979-05-09 1979-05-09 Working method of tubular body for heat exchanger

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5645979A JPS55149737A (en) 1979-05-09 1979-05-09 Working method of tubular body for heat exchanger

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Publication Number Publication Date
JPS55149737A JPS55149737A (en) 1980-11-21
JPS6154495B2 true JPS6154495B2 (ja) 1986-11-22

Family

ID=13027676

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5645979A Granted JPS55149737A (en) 1979-05-09 1979-05-09 Working method of tubular body for heat exchanger

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058074Y2 (ja) * 1986-02-28 1993-03-01

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