JPS628246B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628246B2 JPS628246B2 JP53112215A JP11221578A JPS628246B2 JP S628246 B2 JPS628246 B2 JP S628246B2 JP 53112215 A JP53112215 A JP 53112215A JP 11221578 A JP11221578 A JP 11221578A JP S628246 B2 JPS628246 B2 JP S628246B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- exchange pipe
- pipe
- grooves
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010297 mechanical methods and process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はルームエアコン等に使用する熱交換器
の製造方法に係り、特に熱交換パイプ内面に溝を
有する熱交換器の製造方法に関するものである。
の製造方法に係り、特に熱交換パイプ内面に溝を
有する熱交換器の製造方法に関するものである。
従来のこの種の熱交換器の製造方法に関連する
ものとして、例えばパイプ内面に溝を加工する方
法は実開昭52−61158号公報にも示されている
が、第1図〜第5図により説明する。3は転動輪
ホルダで熱交換パイプ4の内径より小さい外径を
有する円筒形に成形されており、転動輪取付用孔
3aを円周上にてづらして軸方向に複数列配列し
ている。5は転動輪で、熱交換パイプ4の内面溝
4aの形状に合致する踏み面5aを有し、中心両
側に回転軸5bを有している。転動輪5は前記ホ
ルダー3の孔3a内に回転自在に取付けられてい
る。6はマンドレルで、前記ホルダ3内に位置
し、転動輪5の内端が当接し、転動輪5が食込む
ことのない硬度を有している。転動輪5の踏み面
5aは熱交換パイプ4の内径と外径との間に位置
するように設定されている。
ものとして、例えばパイプ内面に溝を加工する方
法は実開昭52−61158号公報にも示されている
が、第1図〜第5図により説明する。3は転動輪
ホルダで熱交換パイプ4の内径より小さい外径を
有する円筒形に成形されており、転動輪取付用孔
3aを円周上にてづらして軸方向に複数列配列し
ている。5は転動輪で、熱交換パイプ4の内面溝
4aの形状に合致する踏み面5aを有し、中心両
側に回転軸5bを有している。転動輪5は前記ホ
ルダー3の孔3a内に回転自在に取付けられてい
る。6はマンドレルで、前記ホルダ3内に位置
し、転動輪5の内端が当接し、転動輪5が食込む
ことのない硬度を有している。転動輪5の踏み面
5aは熱交換パイプ4の内径と外径との間に位置
するように設定されている。
而して、かかる内面溝加工装置を直線状熱交換
パイプ4内に通すと転動輪5の踏み面5aにて熱
交換パイプ4の内面に溝4aが成形される。この
熱交換パイプ4をU字状に曲げた後に、多数枚の
フイン7に差込み、U字状熱交換パイプ4の開放
端に継ぎパイプ8を組合わせてろう付けし熱交換
器が完成する。
パイプ4内に通すと転動輪5の踏み面5aにて熱
交換パイプ4の内面に溝4aが成形される。この
熱交換パイプ4をU字状に曲げた後に、多数枚の
フイン7に差込み、U字状熱交換パイプ4の開放
端に継ぎパイプ8を組合わせてろう付けし熱交換
器が完成する。
しかし、かかる熱交換器の製造方法によれば次
の問題を有していた。
の問題を有していた。
熱交換器パイプ4の内面全長にわたつて溝4a
を加工してから熱交換パイプ4をU字状に曲げる
ので、溝4aの分だけ肉厚が薄くなり、曲げ部4
bが座屈してしまうものであつた。また、熱交換
パイプ4の曲げ部4bが座屈するのを防止する為
に熱交換パイプ4の肉厚を厚くすると材料費が高
価となる欠点を有していた。
を加工してから熱交換パイプ4をU字状に曲げる
ので、溝4aの分だけ肉厚が薄くなり、曲げ部4
bが座屈してしまうものであつた。また、熱交換
パイプ4の曲げ部4bが座屈するのを防止する為
に熱交換パイプ4の肉厚を厚くすると材料費が高
価となる欠点を有していた。
本発明はかかる欠陥を解消せんとしてなされた
ものである。即ち、U字状熱交換パイプ11の曲
げ部分13の座屈を防止すると共に、溝加工時間
を短縮することを目的とする。
ものである。即ち、U字状熱交換パイプ11の曲
げ部分13の座屈を防止すると共に、溝加工時間
を短縮することを目的とする。
本発明は、直線状の熱交換パイプ25をU字状
に曲げ成形した後、このU字状熱交換パイプ11
の直線部分の内面に多数の溝を加工し、曲げ部1
3には溝を加工しないことを特徴とする熱交換器
の製造方法にある。
に曲げ成形した後、このU字状熱交換パイプ11
の直線部分の内面に多数の溝を加工し、曲げ部1
3には溝を加工しないことを特徴とする熱交換器
の製造方法にある。
以下、本発明の一実施例を第6図・第7図によ
り説明する。第6図はU字状の熱交換パイプ11
の内面に細溝を加工する説明図である。直線状パ
イプがU字状に成形された熱交換パイプ11の端
部12および曲げ部13を除く部分すなわち第7
図でフイン22に覆われる部分の外周を、U字状
熱交換パイプ11外径よりやや大きな内径の円筒
状カラー18で拘束し、円筒状のホルダー16に
多数の転動輪15を傾斜して設けた転造用工具1
4をロツド17の先端に取付け、ロツド17を押
し込むと転造用工具14はロツド17と回転自在
に結合されているため、転動輪15の傾斜した方
向に回転しながら進み熱交換パイプ11の直線部
分内面に多数の細溝11aを形成する。転造用工
具14の先端が円筒状カラー18の左端に達した
らロツド17の押込みを止め、逆にロツド17を
引張ると転造用工具14は先に成形された溝11
aに沿つて回転しながら抜け、溝11aをつぶす
ことなく転造用工具14をU字状熱交換パイプ1
1から抜くことができる。U字状熱交換パイプ1
1の端部12は熱交換パイプ11の外周を円筒状
カラー8で拘束してないため、転造用工具14が
押込まれると熱交換パイプ11は変形し、このた
め熱交換パイプ11の内面にはほとんど溝11a
が形成されない。この端部12をダイス、ロール
等を用いて修正する。しかる後、U字状熱交換パ
イプ11を多数枚のフイン22およびその両側の
側面24に差込み、熱交換パイプ19の開放端に
継ぎパイプ23を組合せてろう付けし、熱交換器
が完成する。
り説明する。第6図はU字状の熱交換パイプ11
の内面に細溝を加工する説明図である。直線状パ
イプがU字状に成形された熱交換パイプ11の端
部12および曲げ部13を除く部分すなわち第7
図でフイン22に覆われる部分の外周を、U字状
熱交換パイプ11外径よりやや大きな内径の円筒
状カラー18で拘束し、円筒状のホルダー16に
多数の転動輪15を傾斜して設けた転造用工具1
4をロツド17の先端に取付け、ロツド17を押
し込むと転造用工具14はロツド17と回転自在
に結合されているため、転動輪15の傾斜した方
向に回転しながら進み熱交換パイプ11の直線部
分内面に多数の細溝11aを形成する。転造用工
具14の先端が円筒状カラー18の左端に達した
らロツド17の押込みを止め、逆にロツド17を
引張ると転造用工具14は先に成形された溝11
aに沿つて回転しながら抜け、溝11aをつぶす
ことなく転造用工具14をU字状熱交換パイプ1
1から抜くことができる。U字状熱交換パイプ1
1の端部12は熱交換パイプ11の外周を円筒状
カラー8で拘束してないため、転造用工具14が
押込まれると熱交換パイプ11は変形し、このた
め熱交換パイプ11の内面にはほとんど溝11a
が形成されない。この端部12をダイス、ロール
等を用いて修正する。しかる後、U字状熱交換パ
イプ11を多数枚のフイン22およびその両側の
側面24に差込み、熱交換パイプ19の開放端に
継ぎパイプ23を組合せてろう付けし、熱交換器
が完成する。
また、第8図の断面図により、パイプの端部を
拡管して段付パイプを製作する方法の実施例を説
明する。直管状パイプ25の外周をその全長にわ
たつて拡管用カラー26で拘束する場合、U形曲
げを行つた後にフインから露出する端部12の部
分を、フインで覆われる部分および曲げ部分より
およそ溝の深さの2倍分大きい径の段付拡管用カ
ラーで拘束する。このように直管状パイプ25を
拡管用カラー26で拘束し、パイプの両端を栓2
7でふさいだ後パイプ内に圧力を加えると、上記
端部12は拡管され、段付パイプを製作できる。
なお、段付パイプの製作は、パイプ端面に拡管ヘ
ツドを押込む機械的方法で行つてもよい。
拡管して段付パイプを製作する方法の実施例を説
明する。直管状パイプ25の外周をその全長にわ
たつて拡管用カラー26で拘束する場合、U形曲
げを行つた後にフインから露出する端部12の部
分を、フインで覆われる部分および曲げ部分より
およそ溝の深さの2倍分大きい径の段付拡管用カ
ラーで拘束する。このように直管状パイプ25を
拡管用カラー26で拘束し、パイプの両端を栓2
7でふさいだ後パイプ内に圧力を加えると、上記
端部12は拡管され、段付パイプを製作できる。
なお、段付パイプの製作は、パイプ端面に拡管ヘ
ツドを押込む機械的方法で行つてもよい。
このような段付パイプをU曲げ加工した後、第
6図と同様な方法によりパイプ内面に溝加工を行
えば、U字状熱交換パイプの端部は予め拡管され
ているため、その内面に溝が形成されない。
6図と同様な方法によりパイプ内面に溝加工を行
えば、U字状熱交換パイプの端部は予め拡管され
ているため、その内面に溝が形成されない。
本発明によれば、U字状熱交換パイプ11の曲
げ部13に座屈が発生せず、パイプの肉厚を薄肉
化できるので材料費を大巾に削減できる。
げ部13に座屈が発生せず、パイプの肉厚を薄肉
化できるので材料費を大巾に削減できる。
第1図〜第5図は従来の熱交換器の製造方法を
説明する図で、第1図は転動輪ホルダの斜視図、
第2図は転動輪の正面図、第3図は溝加工時の断
面図、第4図は溝加工後の熱交換パイプの斜視
図、第5図は熱交換器完成後の斜視図である。第
6図〜第8図は本発明の熱交換器の製造方法を説
明する図で、第6図は溝加工時の断面図、第7図
は熱交換器完成後の斜視図、第8図は熱交換パイ
プ拡管時の断面図である。 11……熱交換パイプ、14……転造用工具。
説明する図で、第1図は転動輪ホルダの斜視図、
第2図は転動輪の正面図、第3図は溝加工時の断
面図、第4図は溝加工後の熱交換パイプの斜視
図、第5図は熱交換器完成後の斜視図である。第
6図〜第8図は本発明の熱交換器の製造方法を説
明する図で、第6図は溝加工時の断面図、第7図
は熱交換器完成後の斜視図、第8図は熱交換パイ
プ拡管時の断面図である。 11……熱交換パイプ、14……転造用工具。
Claims (1)
- 1 直線状の熱交換パイプをU字状に曲げ成形し
てU字状熱交換パイプと成した後、このU字状熱
交換パイプの直線部分の外周に拘束部材を取り付
けて前記直線部分の径方向の変形を拘束し、その
後転造用工具を挿入して前記直線部分の内面に多
数の溝を加工し、曲げ部には溝を加工しないこと
を特徴とする熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221578A JPS5540042A (en) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | Fabricating method of fine groove in inside surface of u-pipe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221578A JPS5540042A (en) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | Fabricating method of fine groove in inside surface of u-pipe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5540042A JPS5540042A (en) | 1980-03-21 |
JPS628246B2 true JPS628246B2 (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=14581128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11221578A Granted JPS5540042A (en) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | Fabricating method of fine groove in inside surface of u-pipe |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5540042A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317545A (en) * | 1976-08-02 | 1978-02-17 | Toyota Motor Co Ltd | Spot welding machine |
-
1978
- 1978-09-14 JP JP11221578A patent/JPS5540042A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317545A (en) * | 1976-08-02 | 1978-02-17 | Toyota Motor Co Ltd | Spot welding machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5540042A (en) | 1980-03-21 |
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