JPS6338024Y2 - - Google Patents

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JPS6338024Y2
JPS6338024Y2 JP8000183U JP8000183U JPS6338024Y2 JP S6338024 Y2 JPS6338024 Y2 JP S6338024Y2 JP 8000183 U JP8000183 U JP 8000183U JP 8000183 U JP8000183 U JP 8000183U JP S6338024 Y2 JPS6338024 Y2 JP S6338024Y2
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JP
Japan
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die
tube
crimp
crimp die
ball
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JP8000183U
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JPS59185031U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は互いに嵌め合わされた管内に挿入さ
れ、これら管をその所定箇所で内側から押し拡げ
て互いに結合させるための拡管治具に関する。
例えば、2本の管を結合して一体化する場合、
これら管のそれぞれの端部を突き合わせるか、あ
るいは一方を他方に若干挿入した状態で溶接すれ
ばよいのであるが、各管が材質の異なる金属で形
成されているような場合には、これら管を確実か
つ強固に溶接することができない。
そこで、このような場合には各管をそれらの端
部において嵌め合わせ、この嵌め合わせた部分を
その内側から押し拡げることにより、各管を物理
的に結合することが行なわれている。このような
拡管作業に使用される治具としては第1図に示す
エアシリンダ形エキスパンダ1が知られている。
このエアシリンダ形エキスパンダ1は第1図に
示す結合されるべき2本の管2,3内に挿入され
る。これらの管2,3は、同図においては重ねら
れた状態が示されており、管2,3は双方共エア
シリンダ形エキスパンダ1により同位置部分を部
分的に拡管して結合される。
エアシリンダ形エキスパンダ1は、4つの切欠
き部4を有する案内管5と、この案内管5に嵌入
固定された支持管6と、弾性腕7の先端に爪8を
有し基端部を支持管6に固定されて案内管5の切
欠き部4に対応して設けられた成形部材9と、テ
ーパ部10を有し支持管6に挿通されかつ案内管
5に揺動自在に嵌入された連結棒11の一端に螺
合された押出し棒12と、連結棒11の他端に連
結されたエアシリンダ機構(図示せず)とからな
つている。
このように構成されたエアシリンダ形エキスパ
ンダ1により管2,3を結合するには、エアシリ
ンダ形エキスパンダ1を、案内管5に対し押出し
棒12を第1図における矢印A方向へ移動させ、
これにより成形部材9の爪8が弾性腕7の復原力
によつて案内管5の内側に位置させられた状態と
して、重ねられた管2,3内に挿入する。この
後、エアシリンダ機構を作動させて押出し棒12
を案内管5に対し第1図における矢印B方向へ移
動させ、テーパ部10によつて爪8を案内管5の
外に押し出し管2,3を変形させて結合する。こ
のようにして結合された管2,3は第2図に示す
状態となる。同図中13は拡管された結合部であ
る。
ところが、従来のこのような拡管治具において
は、成形部材9の爪8の形状が特異であるため、
その製作に技術を要し、加工時間がかかり、必然
的に高価となる欠点があり、また拡管時、管2,
3は円周4等分位置において管径方向に拡管され
るが、成形部材9の各爪8の形状が完全には一定
でないことや、拡管される管の肉厚が完全には均
一でなく偏肉があるため拡管時において管2,3
の拡管にともなう材料の伸びの割合が管2,3の
円周方向の場所によつて同一とはならず拡管部の
拡径寸法にバラツキが生じたり結合管の軸方向に
曲りが生じたり、拡管部の有効内径が縮径すると
いつた問題があつた。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、
結合すべく嵌め合わされた管内に挿入される円筒
状のクリンプダイの先端側を複数分割して拡管用
ダイ及び管内面変形防止用ダイを形成し、前記拡
管用ダイの先端に形成された孔内にこのダイの外
径面からの脱出を阻止して移動自在に設けられた
ボールを、前記クリンプダイ内に嵌入されたテー
パピンをクリンプダイと相対移動させて前記拡管
用ダイの外径面に対し出没させることにより、前
記ボールに市販の鋼球を適用することができて拡
管に伴う拡管部の各部の径を均一とすることがで
き、かつ管の曲りや拡管部の有効内径の減少を防
止し得、製造が容易となり、製作コストが下が
り、耐久性が向上する管を結合するための拡管治
具を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を第3図乃至第10
図に基づいて説明する。第3図中21は基台であ
り、この基台21にはクリンプダイ保持具22が
固定されている。このクリンプダイ保持具22に
はクリンプダイ取付管23の基部が取り付けられ
ている。このクリンプダイ取付管23の先端に
は、結合すべく互いに嵌め合わされた2本の管2
4,25内に挿入される円筒状のクリンプダイ
(拡管治具)26がその基端部を螺合されてクリ
ンプダイ取付管23と同軸状にかつ一体的に取り
付けられている。
クリンプダイ26は焼入れ鋼製であり、その先
端側をクリンプダイ26の軸線方向に沿つて8分
割されており、この分割によりクリンプダイ26
の先端側には、このクリンプダイ26の円周方向
に交互に位置して4本の拡管用ダイ27と4本の
管内面変形防止用ダイ28とが第8図及び第9図
に示すように形成されている。
拡管用ダイ27は板ばね状とされ、その先端部
には肉厚部29が形成され、この先端部にはテー
パ孔30が形成されている。このテーパ孔30は
クリンプダイ26の径方向に向けて形成され、か
つクリンプダイ26の中心側の径がクリンプダイ
26の外周側の径より大とされている。テーパ孔
30内にはボール(鋼球)31がテーパ孔30の
軸線方向に移動可能に嵌入されている。このボー
ル31の直径はテーパ孔30の最小径部の径より
大きく最大径部の径より小さい径とされ、かつ肉
厚部29の板厚より大きい径とされている。
また、クリンプダイ取付管23及びクリンプダ
イ26内には、クリンプダイ保持具22を貫通し
てクリンプダイ26と同軸状にかつクリンプダイ
26の軸線方向に移動自在にテーパピン32が嵌
入されている。このテーパピン32はテーパ部3
3と、このテーパ部33に螺合されて連結された
直棒部34とからなり、テーパ部33は各ボール
31の内側に位置してこれらボール31に接触さ
せられ、直棒部34は、クリンプダイ保持具22
から離間して基台21に取り付けられたエアシリ
ンダ機構35のピストンロツド36に連結されて
いる。これにより、ボール31はテーパ孔30内
でその軸線方向に数mm移動可能とされ、かつ拡管
用ダイ27の内外径面に対し出没自在とされる
が、拡管用ダイ27の外径面から外方への脱出を
阻止され、クリンプダイ26内のテーパピン32
を抜き去れば、テーパ孔30からクリンプダイ2
6の中心側への脱出を許される。
また、管内面変形防止用ダイ28は、板ばね状
とされ、その先端部には第10図に示すように肉
厚部37が形成されている。肉厚部37の外径面
は管25の内周面に接し、肉厚部37の内径面は
第7図に示すテーパピン32のテーパ部33に接
触可能とされている。
次に、前記のように構成された拡管治具の作用
について説明する。
(1) 拡管せんとする管24,25内にその所定位
置まで、クリンプダイ保持具22、クリンプダ
イ取付管23を介してクリンプダイ26の先端
部を挿入する。この時エアシリンダ機構35の
ピストンロツド36は伸長状態としておく。こ
れにより、ボール31はクリンプダイ26の中
心側へ突出し、拡管用ダイ27の外径面より突
出していない状態となる。(第3図)。
(2) エアシリンダ機構35を縮小作動させ、ピス
トンロツド36を介してテーパピン32を第5
図において矢印C方向に移動させる。すると、
テーパピン32のテーパ部33がボール31を
テーパ孔30内でクリンプダイ26の径方向管
24,25側へ押圧移動させ、ボール31の一
部を拡管用ダイ27の外径面から押し出す。こ
れにより、管24,25のボール31に押され
た部分が外側に突出し、管24,25に拡管部
38が形成される。
この時、管内面変形用防止ダイ28はテーパ
ピン32の外周面と、管25の内周面に密接
し、管24,25の円周方向で、ボール31に
より押し出された拡管部38,38の間に位置
する管24,25の円周部分の縮径変形を防止
する(第5図、第6図)。
(3) エアシリンダ機構35を伸長作動させてテー
パピン32を第5図における矢印D方向へ移動
させ、第3図に示す状態とする。
(4) 管24,25からクリンプダイ26を抜き出
して拡管作業を終了するか、管24,25の別
の位置へクリンプダイ26を移動し以降前記
(2),(3)の作動を必要に応じてくり返すかする。
以上説明したようにこの考案によれば、結合す
べく嵌め合わされた管内に挿入される円筒状のク
リンプダイの先端側を複数分割して拡管用ダイ及
び管内面変形防止用ダイを形成し、前記拡管用ダ
イの先端に形成された孔内にこのダイの外径面か
らの脱出を阻止して移動自在に設けられたボール
を、前記クリンプダイ内に嵌入されたテーパピン
をクリンプダイと相対移動させて前記拡管用ダイ
の外径面に対し出没させる構成であるから、クリ
ンプダイに装着するボールに市販の鋼球を適用す
ることができ、これにより拡管に伴う拡管部の各
部の径を均一とすることができ、かつ管の曲りや
拡管部の有効内径の減少を防止することができ、
製造が容易となり、製作コストが下がり、ボール
が摩耗してもこのボールを市販の新品と交換する
だけでよいから耐久性が向上する等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエアシリンダ形エキスパンダ拡
管加工装置部の縦断面図、第2図は従来のエアシ
リンダ形エキスパンダにより拡管加工して結合さ
れた管の縦断面図、第3図はこの考案の一実施例
を示す縦断面図、第4図は第3図の−線に沿
う拡大断面図、第5図はそのクリンプダイとテー
パピンとが接触した状態を示す縦断面図、第6図
は第5図の−線に沿う断面図、第7図はその
要部の縦断面図、第8図はそのクリンプダイの縦
断面図、第9図は第8図の−線に沿う断面
図、第10図は第9図の−線に沿う断面図で
ある。 22……クリンプダイ保持具、24,25……
管、26……クリンプダイ(拡管治具)、27…
…拡管用ダイ、28……管内面変形防止用ダイ、
30……テーパ孔、31……ボール(鋼球)、3
2……テーパピン、38……拡管部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 結合すべく互いに嵌め合わされた複数本の管内
    に挿入される円筒状のクリンプダイと、このクリ
    ンプダイを保持するクリンプダイ保持具と、前記
    クリンプダイの軸線方向に沿つてこのクリンプダ
    イの先端側を複数分割することによりこのクリン
    プダイの先端側に、このクリンプダイの円周方向
    に交互に位置して形成された拡管用ダイ及び管内
    面変形防止用ダイと、前記拡管用ダイの先端に前
    記クリンプダイの径方向に向けて形成された孔に
    この孔方向と同方向に移動可能に嵌入され、前記
    拡管用ダイの内外径面に対し出没自在とされ、か
    つこの外径面から外方への脱出を阻止されたボー
    ルと、前記クリンプダイに同軸状にかつこのクリ
    ンプダイの軸線方向に移動自在に嵌入され、前記
    管内面変形防止用ダイの内径面及び前記ボールに
    接触可能とされ、前記クリンプダイとの相対移動
    により前記ボールを前記拡管用ダイの外径面に対
    し出没させるテーパピンとからなることを特徴と
    する管を結合するための拡管治具。
JP8000183U 1983-05-27 1983-05-27 管を結合するための拡管治具 Granted JPS59185031U (ja)

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JP8000183U JPS59185031U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 管を結合するための拡管治具

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JP8000183U JPS59185031U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 管を結合するための拡管治具

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JPS59185031U JPS59185031U (ja) 1984-12-08
JPS6338024Y2 true JPS6338024Y2 (ja) 1988-10-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5574687B2 (ja) * 2009-12-10 2014-08-20 カルソニックカンセイ株式会社 管材接合器、および管材接合方法
JP2012037022A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Sunrise Kogyo Kk カーエアコン用ホース口金具及びその製造方法
KR101423081B1 (ko) * 2013-07-08 2014-07-24 주식회사 하이스텐 파이프 확관 지그

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