JPH04344833A - パイプ曲げ治具 - Google Patents

パイプ曲げ治具

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JPH04344833A
JPH04344833A JP11306591A JP11306591A JPH04344833A JP H04344833 A JPH04344833 A JP H04344833A JP 11306591 A JP11306591 A JP 11306591A JP 11306591 A JP11306591 A JP 11306591A JP H04344833 A JPH04344833 A JP H04344833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
rubber body
bending
wire
bending jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP11306591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mitsui
研一 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP11306591A priority Critical patent/JPH04344833A/ja
Publication of JPH04344833A publication Critical patent/JPH04344833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプを曲げる際に用い
るパイプ曲げ治具に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプを曲げる際には、図9に示す様に
、曲成面102aをもつ固定部102と回転ローラ10
4とからなる曲成装置100と、パイプPのパイプ孔P
1に挿入される棒状のパイプ治具300とを用い、パイ
プPの一端からパイプ孔P1にパイプ曲げ治具300を
挿入した状態で、回転ローラ104を矢印S1方向に移
動させ、これによりパイプPを曲げる(特公平1−43
880号公報)。ここで、パイプ曲げ治具300により
パイプPの座屈は抑えられる。更に、回転ローラ104
を元の位置に後退させるとともにパイプPを矢印T1方
向に少し前進させる。そして、再び、回転ローラ104
を矢印S1方向に移動させパイプPを曲げる。かかる工
程を繰り返すことにより、パイプPを所望角度曲げるこ
とにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでパイプ加工に
おいては、内径の小さな他の部材をパイプPの先端に取
付け、その後にパイプPを曲げることがある。例えば、
自動車のガソリンタンクとキャブレターとをつなぐガソ
リン供給用のパイプでは、図10に示す様に、複数個の
リング溝401をもつニップル400をパイプPの両端
にろう付け処理で連結し、パイプPをメッキ処理し、そ
の後に、ろう付け処理及びメッキ処理を終えたパイプP
を曲げることが考えられる。この場合に、ニップル40
0の内径D1はパイプPの内径D2、パイプ曲げ治具3
00の外径D3よりも小さく、そのため、パイプ曲げ治
具300がパイプPのパイプ孔P1に挿入できない不具
合がある。
【0004】かかる不具合を回避するには、パイプPを
曲げた後に、ニップル400のろう処理、メッキ処理を
行えばよいが、この場合には、パイプPを既に曲げてい
るため、ろう付け用の加熱炉の入口にパイプPが干渉し
加熱炉に挿入できない不具合、更には、ニップル400
のろう付け処理時およびメッキ処理時において搬送ハン
ガに取付け得るパイプPの数が減少し、生産性が低下す
る不具合がある。
【0005】本発明はかかる実情に鑑みなされたもので
あり、その目的は、内径がパイプの孔径よりも小さな他
の部材をパイプの先端に取付けた場合、パイプの両端の
孔径が小さな場合であっても、パイプのパイプ孔に挿通
できるパイプ曲げ治具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプ曲げ治具
は、パイプのパイプ孔に挿入される基部と、基部に配設
されパイプを曲げる際にパイプの半径方向に拡張しパイ
プの内周壁に接触する拡張部とで構成されていることを
特徴とするものである。基部はパイプのパイプ孔に挿入
されるものである。基部はフレキシブルな構造でも、剛
性をもつ構造でもよい。
【0007】拡張部は、基部に配設されており、パイプ
を曲げる際にパイプの半径方向に拡張し、拡張に伴いパ
イプの内周壁に接触するものである。拡張部は、パイプ
の軸方向に圧縮されると、パイプの半径方向に拡径する
ゴム材方式でもよいし、あるいは、空気、作動油、水等
の流体が装填されると膨らんで拡径する風船袋方式でも
よいし、あるいは、コイルバネをその軸方向に引っ張っ
てその半径方向に縮径し、その後コイルバネをその軸方
向に縮めてその半径方向に拡径する現象を利用したコイ
ルバネ方式でもよい。また拡張部は、パイプの先端部を
割って軸芯とほぼ平行な複数個の割片を形成し、その後
に各割片の中央に向けてダイスを挿入して、各割片を径
外方向へ押し広げて変位させる方式でもよい。
【0008】
【作用】パイプを曲げる際には、パイプのパイプ孔に基
部を挿入し、その状態で、拡張部を拡張させ、拡張部を
パイプの半径方向に拡張させ、パイプの内周壁に接触さ
せる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1及び図2を
参照して説明する。本実施例のパイプ曲げ治具1は基部
2と拡張部としてのゴム体3とで構成されている。基部
2はパイプPのパイプ孔P1に挿入されるものである。 基部2は、中央孔20をもつスリーブ21と、中央孔2
0に挿通されたワイヤ22とで形成されている。ワイヤ
22の先端端面には円錐面状の押圧面23aをもつ押圧
体23が固定されている。ワイヤ22の後端部はシリン
ダ装置に接続されている。
【0010】ゴム体3は、所要肉厚をもつリング状をな
し、ワイヤ22の先端部の外周面に固定されている。ゴ
ム体3には、押圧体23の押圧面23aと対面する円錐
面状の被押圧面3aが形成されている。さて、パイプP
を曲げる際にパイプPのパイプ孔P1に基部2を挿入し
、その状態で、シリンダ装置を駆動させ、ワイヤ22を
矢印X1方向に引っ張り、これにより図2に示す様に押
圧体23の押圧面23aをゴム体3の被押圧面3aに押
し付け、ゴム体3をパイプPの半径方向つまり矢印Y1
方向に拡張させ、ゴム体3の外周面3bをパイプPの内
周壁P11に密接させる。
【0011】なお、ゴム体3を形成するゴム材料は、一
般的に、圧縮力を受けても体積が実質的に減るものでは
なく、他の部位に膨張変形量として現れるものである。 この実施例では、図9に示す従来と同様に固定部102
と回転ローラ104とからなる曲成装置100を用いる
。そして、前述の様にゴム体3の外周面3bをパイプP
の内周壁P11に密接させ、その状態で、回転ローラ1
04を従来と同様に移動させ、これによりパイプPを曲
げる。ここで、ゴム体3がパイプPの内壁面P11に密
接されているので、パイプPの座屈は抑えられる。更に
、ワイヤ22を矢印X2方向に移動させ、図1に示す様
に押圧体23の押圧面23aをゴム体3の被押圧面3a
から離して圧縮力を解除し、ゴム体3を元の小径な状態
に戻す。
【0012】更に、パイプPを図9に示す矢印T1方向
に少しづつ前進させるとともに回転ローラ104を後退
させ、再び、回転ローラ104を図9に示す矢印S1方
向に移動させ、これによりパイプPを曲げる。かかる工
程を繰り返して、パイプPを所望角度曲げる。このよう
に本実施例によれば、パイプPを曲げる際にゴム体3を
パイプPの半径方向に拡張させることができるので、拡
張前のゴム体3の外径、基部1の外径を小さくできる。 従って、内径がパイプPの孔径よりも小さな他の部材(
例えば、図10に示すニップル400)をパイプPの両
端に取付けた場合であっても、パイプ曲げ治具1をパイ
プPのパイプ孔P1に容易に挿通できる。
【0013】同様に、パイプPの両端の孔径が小さな場
合であっても、パイプ曲げ治具1をパイプPのパイプ孔
P1に容易に挿通できる。本発明の第2実施例を図3に
示す。図3に示す第2実施例は前記した第1実施例と基
本的に同様な構成である。但し、ゴム体3は複数個直列
状態にワイヤ22の先端に固定されている。そして、ワ
イヤ22が矢印X1方向に引っ張られると、押圧体23
の押圧面23aはゴム体3の被押圧面3aに押し付けら
れ、複数個のゴム体3はパイプPの半径方向つまり矢印
Y1方向に拡張する。
【0014】本発明の第3実施例を図4に示す。第3実
施例は前記した第1実施例と基本的に同様な構成であり
、従って、基本的に同じ機能を果たす部位には同一の符
号を付する。ゴム体3はスリーブ状をなし、ワイヤ22
の先端部に固定されている。ワイヤ22の後端部22e
はシリンダ装置50のジョイント部51に固定されてい
る。基部2のスリーブ21の後部21eはボルト53を
介して保持部54に固定されている。そして、シリンダ
装置50が駆動すると、ワイヤ22を矢印X1方向に引
っ張り、これにより押圧体23の押圧面23aをゴム体
3の被押圧面3aに押し付け、ゴム体3をパイプPの半
径方向つまり矢印Y1方向に拡張させる。なおシリンダ
装置50は空圧方式でも油圧方式でもよい。
【0015】本発明の第4実施例を図5に示す。第4実
施例は前記した第1実施例と基本的に同様な構成であり
、但し、基部2は、中央孔20をもつスリーブ21と、
中央孔20に挿通され通路25をもつロッド26とで形
成されている。更に、拡張部としてのゴム製の袋部6が
ロッド26の先端部にリング状の締め具62により固定
されている。袋部6は通路25に連通する室60をもつ
。そして、空気や作動油等の流体をポンプなどでロッド
26の通路25から室60に装填すると、袋部6は矢印
Y1方向に膨れ、これにより袋部6をパイプPの半径方
向つまり矢印Y1方向に拡張させる。なお、袋部6を縮
径する場合には、室60内の流体を通路25を介して吐
出する。
【0016】本発明の第5実施例を図6に示す。第5実
施例は前記した第4実施例と基本的に同様な構成である
。但し、袋部6には蛇腹部63が形成されている。そし
て、空気や作動油等の流体がロッド26の通路25から
室60に装填されると、袋部6は膨れ、袋部6はパイプ
Pの半径方向つまり矢印Y1方向に拡張する。このとき
蛇腹部63が伸びるので、袋部6の拡径度合は大きくな
る。
【0017】本発明の第6実施例を図7に示す。第6実
施例は前記した第4実施例と基本的に同様な構成であり
、但し、袋部6の外面には金属製の当接部66が接着さ
れている。この例では流体が通路25から室60に装填
されて袋部6が膨れると、当接部66がパイプPの内壁
面P11に当接するので、ゴム製の袋部6の表面の摩耗
を抑制できる。
【0018】なお図8にパイプPの曲げの一例を示す。 この例は、自動車のガソリンタンクとキャブレターとを
つなぐガソリン供給用のパイプに適用した場合である。 本発明の第7実施例を図11に示す。第7実施例では、
複数個の基部2は揺動アーム27及びピン28で連結さ
れ、直列に連結されている。基部2には通路29が装備
されている。拡張部としてのゴム製の袋部7は、リング
状をなし、基部2の外面にリング状の締め具72を介し
て固定されている。この例でも、流体が通路29から袋
部7の室70に装填されて袋部7が膨れて拡張すると、
袋部7がパイプPの内壁面P11に当接する。また揺動
アーム27はピン28を支点として揺動できるので、各
基部2のフレキシブル性を確保できる。
【0019】
【発明の効果】本発明のパイプ曲げ治具によれば、パイ
プを曲げる際にパイプの半径方向に拡張しパイプの内周
壁に接触する拡張部が設けられている。そのため拡張前
の拡張部の外径を小さくできる。従って、内径がパイプ
の孔径よりも小さな他の部材をパイプの先端に取付けた
場合、あるいは、パイプの両端の孔径が小さな場合であ
っても、パイプ曲げ治具の拡張処理前の拡張部をパイプ
のパイプ孔に容易に挿通できる。
【0020】そのため本発明のパイプ曲げ治具によれば
、パイプに座屈を起こさせることなく、パイプを曲げ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかる要部の縦断面図である。
【図2】ゴム体が拡張した状態の要部の縦断面図である
【図3】第2実施例にかかる要部の縦断面図である。
【図4】第3実施例にかかる使用状態を一部断面にして
示す側面図である。
【図5】第4実施例にかかる要部の縦断面図である。
【図6】第5実施例にかかる要部の縦断面図である。
【図7】第6実施例にかかる使用状態における横断面図
である。
【図8】曲げ加工した後のパイプの側面図である。
【図9】パイプを曲げている状態の従来装置の断面図で
ある。
【図10】パイプの先端にニップルを連結した状態の断
面図である。
【図11】第7実施例にかかる要部の縦断面図である。
【符号の説明】
図中、1はパイプ曲げ治具、2は基部、3はゴム体(拡
張部)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パイプのパイプ孔に挿入される基部と
    、該基部に配設されパイプを曲げる際にパイプの半径方
    向に拡張しパイプの内周壁に接触する拡張部とで構成さ
    れていることを特徴とするパイプ曲げ治具
JP11306591A 1991-05-17 1991-05-17 パイプ曲げ治具 Pending JPH04344833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11306591A JPH04344833A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 パイプ曲げ治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11306591A JPH04344833A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 パイプ曲げ治具

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JPH04344833A true JPH04344833A (ja) 1992-12-01

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ID=14602616

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JP11306591A Pending JPH04344833A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 パイプ曲げ治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105327986A (zh) * 2015-11-18 2016-02-17 宁波泰尔汽车部件有限公司 自动弯管落料机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105327986A (zh) * 2015-11-18 2016-02-17 宁波泰尔汽车部件有限公司 自动弯管落料机
CN105327986B (zh) * 2015-11-18 2018-03-13 宁波泰尔汽车部件有限公司 自动弯管落料机

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