JPS6154295A - 汚水の脱窒・脱リン方法 - Google Patents
汚水の脱窒・脱リン方法Info
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- JPS6154295A JPS6154295A JP17406784A JP17406784A JPS6154295A JP S6154295 A JPS6154295 A JP S6154295A JP 17406784 A JP17406784 A JP 17406784A JP 17406784 A JP17406784 A JP 17406784A JP S6154295 A JPS6154295 A JP S6154295A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は間欠wk只のON・OFFを曝気槽内のOR
P値(酸化還元電位値)を指標として制御し、高効率の
脱窒・脱リンを可能とした汚水の脱窒・脱リン方法に関
する。
P値(酸化還元電位値)を指標として制御し、高効率の
脱窒・脱リンを可能とした汚水の脱窒・脱リン方法に関
する。
従来、通常の活性汚泥法では、汚水の窒素(N)・リン
(P)の除去率にせいぜい30%程度であつ′fc。
(P)の除去率にせいぜい30%程度であつ′fc。
そこで、最近リンの溶出を行う嫌気槽、脱窒を行う無酸
素槽、好気性処理を行う好気槽を備え窒素・リン除去が
高率で行える処理法等が提案さnている。しかしこれら
にいずfLも、その除去作用が種籾に完全に区分された
ものであり、各反応が別々の槽で行わn1多数の槽を必
要とした。また、各種の容量が固足さnているために、
汚水の流入量が変化すると、各種の滞留時間が変化して
、安定しに脱窒・脱リンが行えなかった。
素槽、好気性処理を行う好気槽を備え窒素・リン除去が
高率で行える処理法等が提案さnている。しかしこれら
にいずfLも、その除去作用が種籾に完全に区分された
ものであり、各反応が別々の槽で行わn1多数の槽を必
要とした。また、各種の容量が固足さnているために、
汚水の流入量が変化すると、各種の滞留時間が変化して
、安定しに脱窒・脱リンが行えなかった。
この発明は上記欠点を解消するためになさn rcもの
であって、曝気槽内0ORP値を運転指標として曝気空
気の供給、停止を制御して、好2状態、嫌気状態な交互
に繰り返すことによって、安定い゛〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について説明する。
であって、曝気槽内0ORP値を運転指標として曝気空
気の供給、停止を制御して、好2状態、嫌気状態な交互
に繰り返すことによって、安定い゛〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について説明する。
この発明が適用さnる装置に、第1図に示すように、@
気槽1と、この@気槽IF’9に設置さn交ORP計(
酸化還元電位計)2と接続し、曝気空気の供給、停止を
制御する制御器3と、沈殿槽4とを有する。
気槽1と、この@気槽IF’9に設置さn交ORP計(
酸化還元電位計)2と接続し、曝気空気の供給、停止を
制御する制御器3と、沈殿槽4とを有する。
汚水は連続的に曝気槽1へ導入され、ここで間欠曝気さ
n友後、混合液として沈殿槽4へ導がnる。この沈殿槽
4で沈殿処理後、沈殿上澄−’ai処理水として放流さ
n1他万、沈殿汚泥は曝気槽1へ返送さnる。
n友後、混合液として沈殿槽4へ導がnる。この沈殿槽
4で沈殿処理後、沈殿上澄−’ai処理水として放流さ
n1他万、沈殿汚泥は曝気槽1へ返送さnる。
上記曝気槽1円には、間欠的に空気が供給さ几、曝気工
程と攪拌工程とが1サイクルとなり、両工程が交互に繰
返されている。従って、汚水は曝カ@2槽1内へ供給さ
nる空気は、oRP計2と接続した制御器3によって曝
気槽1円のORP値が所定値以上となった時供給停止さ
n、所定値以下となった時、供給開始するように制御さ
几ている。
程と攪拌工程とが1サイクルとなり、両工程が交互に繰
返されている。従って、汚水は曝カ@2槽1内へ供給さ
nる空気は、oRP計2と接続した制御器3によって曝
気槽1円のORP値が所定値以上となった時供給停止さ
n、所定値以下となった時、供給開始するように制御さ
几ている。
尚、上記実施例では連続式活性汚泥処理への適用につい
てのみ述べ次が、回分式活性汚泥処理に適用しても同様
のすぐf1it効果が得らnる。また曝気は機械式のも
のでも良い。
てのみ述べ次が、回分式活性汚泥処理に適用しても同様
のすぐf1it効果が得らnる。また曝気は機械式のも
のでも良い。
次に、この発明の作用について説明する。
活性汚泥処理において、窒素(N)は好気条件下で硝化
さn1嫌気条件下で脱窒さ几る。他方、リン(P)は、
嫌気条件下で汚泥より浴出さnlその後の好2状態下で
汚泥中の微生物によって過剰摂取さnる。
さn1嫌気条件下で脱窒さ几る。他方、リン(P)は、
嫌気条件下で汚泥より浴出さnlその後の好2状態下で
汚泥中の微生物によって過剰摂取さnる。
従来、脱窒な目的とする間欠曝気処理でニ、曝気mIP
3のDo値を運転指標とするのが一般的であったが、こ
の発明では、上述のように。RP値を運転指標として行
っている。
3のDo値を運転指標とするのが一般的であったが、こ
の発明では、上述のように。RP値を運転指標として行
っている。
第2図は、嫌2による脱窒とリンの溶出、好気による窒
素の硝化と汚泥のリンの過剰吸着をORP値とP)1値
をもって表わした図である。この図で示すように、■好
気条件下ではORP値は+側、PH*ば0.1〜0.2
減少する。即ち、窒素の完全硝化とリンの過剰摂取が行
わ几る。逆に、■嫌気条件下でに、ORP!U−・側、
PR値に脱窒により0.1〜0.2上昇し、同時にリン
が溶出する。そして、ORP値が例えば+120〜20
0mvJaL上になつ几時、制御器3によって曝気空気
の供給を止め、−250〜350mv以下となった時、
曝気空気の供給を開始する制御を行った場合、実験結果
忙よると、窒素(N)除去率80〜90%以上、リンC
P)除去率80〜95チ以上が可能であった。従って、
従来のようなりo値によるコントロール、タイマーによ
る曝気装置のON・OFFのみでは水量・水質の変動や
汚泥量の変動によって窒素時リンの除去率は大きく変動
する問題があったが、この発明によnば、こnらの変動
に影響さ几ることなぐ高効率の脱窒・脱リンが行える。
素の硝化と汚泥のリンの過剰吸着をORP値とP)1値
をもって表わした図である。この図で示すように、■好
気条件下ではORP値は+側、PH*ば0.1〜0.2
減少する。即ち、窒素の完全硝化とリンの過剰摂取が行
わ几る。逆に、■嫌気条件下でに、ORP!U−・側、
PR値に脱窒により0.1〜0.2上昇し、同時にリン
が溶出する。そして、ORP値が例えば+120〜20
0mvJaL上になつ几時、制御器3によって曝気空気
の供給を止め、−250〜350mv以下となった時、
曝気空気の供給を開始する制御を行った場合、実験結果
忙よると、窒素(N)除去率80〜90%以上、リンC
P)除去率80〜95チ以上が可能であった。従って、
従来のようなりo値によるコントロール、タイマーによ
る曝気装置のON・OFFのみでは水量・水質の変動や
汚泥量の変動によって窒素時リンの除去率は大きく変動
する問題があったが、この発明によnば、こnらの変動
に影響さ几ることなぐ高効率の脱窒・脱リンが行える。
この発明ではORP値を運転指標とし之が、より効果的
な脱窒・脱リンを行わせるためには、曝気槽1にPE計
を併せて設置し1.ORP値とPH値との2つの運転指
標を併用して制御を行うことが望ましい。
な脱窒・脱リンを行わせるためには、曝気槽1にPE計
を併せて設置し1.ORP値とPH値との2つの運転指
標を併用して制御を行うことが望ましい。
ここで、運転制御の際、タイマーによる制御を行うと、
流入量が少ない時第3図のようにまた流入量が多い時第
4図のような運転となる。つまり、第3図は過度に好気
的な運転の場合である。この場合にH5ORP値の+側
が大き過ぎ、硝化は完全に行わnるが、No−Nが残存
し、リンの溶出が少ないため、汚泥によるリンの過剰摂
取が行ゎ几ない。
流入量が少ない時第3図のようにまた流入量が多い時第
4図のような運転となる。つまり、第3図は過度に好気
的な運転の場合である。この場合にH5ORP値の+側
が大き過ぎ、硝化は完全に行わnるが、No−Nが残存
し、リンの溶出が少ないため、汚泥によるリンの過剰摂
取が行ゎ几ない。
また、第4図は逆に過度に嫌z市な運転の場合である。
この場合KH、アンモニア態で停止するため、T−N除
去は不良となるが、No、−Nが少なく、リンの溶出が
確実に行ゎnるためにリン除去率は高い。
去は不良となるが、No、−Nが少なく、リンの溶出が
確実に行ゎnるためにリン除去率は高い。
従って、処理す゛べき汚水の種類に対応させ、0RP値
の所定値(例えば上述の値)を決定し、この値を指標と
して、ばつ2を制御することによって、水量・水質の変
動、MLSSの変動等に的確に対応でき、高効率の脱窒
・脱リンが達成できる。
の所定値(例えば上述の値)を決定し、この値を指標と
して、ばつ2を制御することによって、水量・水質の変
動、MLSSの変動等に的確に対応でき、高効率の脱窒
・脱リンが達成できる。
以上のように、この発明によnば、曝気槽内0ORP値
を運転指標として、好気状態、@z状態な又互に縁り返
すことによって、安定し、かつ高効率な脱窒・脱リンが
行える等の優f′L7を効果がある。
を運転指標として、好気状態、@z状態な又互に縁り返
すことによって、安定し、かつ高効率な脱窒・脱リンが
行える等の優f′L7を効果がある。
第1図はこの発明が適用さnる装置の一実施例の概略的
構成図、第2図乃至第4図にこの発明の運転説明図を示
す。 1・・・曝気槽、2・・・ORP計、4・・・沈殿槽。 特許出願人 株式会社西原環境衛生研究所第1図 鬼2区
構成図、第2図乃至第4図にこの発明の運転説明図を示
す。 1・・・曝気槽、2・・・ORP計、4・・・沈殿槽。 特許出願人 株式会社西原環境衛生研究所第1図 鬼2区
Claims (2)
- (1)曝気槽へ導入された汚水に間欠的に空気を供給し
、好気状態・嫌気状態を交互に繰返す間欠曝気処理をし
た後、汚水を沈殿槽へ導入し、ここで沈殿処理し沈殿上
澄液を放流し、他方、沈殿汚泥を上記曝気槽へ返送する
活性汚泥処理に適用される方法であつて、上記曝気槽内
にORP計を設置し、所定の高ORP値になつたとき空
気の供給を停止し、所定の低ORP値になつたときに空
気の供給を開始するように空気の供給停止を制御するこ
とを特徴とする汚水の脱窒・脱リン方法。 - (2)上記ORP計が+120〜200mv以上となつ
た時、上記空気の供給を停止し、−250〜350mv
となつた時、上記空気の供給を開始するように運転制御
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の汚水
の脱窒・脱リン方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17406784A JPS6154295A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 汚水の脱窒・脱リン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17406784A JPS6154295A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 汚水の脱窒・脱リン方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6154295A true JPS6154295A (ja) | 1986-03-18 |
JPS6335317B2 JPS6335317B2 (ja) | 1988-07-14 |
Family
ID=15972047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17406784A Granted JPS6154295A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 汚水の脱窒・脱リン方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6154295A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126599A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Steel Corp | 排水の生物化学的処理方法 |
JPH06142688A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-24 | Daiki Kk | 間欠曝気式の汚水の浄化方法における間欠曝気の制御方法 |
WO1997037942A1 (de) * | 1996-04-10 | 1997-10-16 | Herhof Umwelttechnik Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur aufbereitung von wasser aus einem biologischen abbauprozess |
CN109095714A (zh) * | 2018-08-29 | 2018-12-28 | 李磊 | 一种好厌氧交替式污水净化槽及净化工艺 |
CN111533259A (zh) * | 2020-05-07 | 2020-08-14 | 青岛理工大学 | 反应分区可调的两级缺/好氧生物膜污水处理系统 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2803941B2 (ja) * | 1992-06-08 | 1998-09-24 | 富士電機株式会社 | 間欠曝気式活性汚泥法の制御方法 |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP17406784A patent/JPS6154295A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126599A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Steel Corp | 排水の生物化学的処理方法 |
JPH0575478B2 (ja) * | 1986-11-17 | 1993-10-20 | Nippon Steel Corp | |
JPH06142688A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-05-24 | Daiki Kk | 間欠曝気式の汚水の浄化方法における間欠曝気の制御方法 |
WO1997037942A1 (de) * | 1996-04-10 | 1997-10-16 | Herhof Umwelttechnik Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur aufbereitung von wasser aus einem biologischen abbauprozess |
US6113787A (en) * | 1996-04-10 | 2000-09-05 | Herhof Umwelttechnik Gmbh | Process and device for treatment of water from a biodegradeable process |
CN109095714A (zh) * | 2018-08-29 | 2018-12-28 | 李磊 | 一种好厌氧交替式污水净化槽及净化工艺 |
CN111533259A (zh) * | 2020-05-07 | 2020-08-14 | 青岛理工大学 | 反应分区可调的两级缺/好氧生物膜污水处理系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6335317B2 (ja) | 1988-07-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |