JPS6153490B2 - - Google Patents
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- JPS6153490B2 JPS6153490B2 JP771082A JP771082A JPS6153490B2 JP S6153490 B2 JPS6153490 B2 JP S6153490B2 JP 771082 A JP771082 A JP 771082A JP 771082 A JP771082 A JP 771082A JP S6153490 B2 JPS6153490 B2 JP S6153490B2
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- joint
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- corrosion
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- steel
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D31/00—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution
- E02D31/06—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution against corrosion by soil or water
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は被覆防食が施された継手部を有する鋼
構造物、たとえば鋼矢板岸壁、鋼管矢板岸壁など
に関するものである。
構造物、たとえば鋼矢板岸壁、鋼管矢板岸壁など
に関するものである。
従来、鋼構造物の防食は塗装を中心に実施され
てきたが、より長い防食寿命を要求される場合や
腐食性の強い環境中に対しては重防食塗装又はラ
イニング等の重防食仕様が実施されるようになつ
てきた。
てきたが、より長い防食寿命を要求される場合や
腐食性の強い環境中に対しては重防食塗装又はラ
イニング等の重防食仕様が実施されるようになつ
てきた。
たとえば桟橋の鋼管杭や鋼矢板護岸などには、
新設時ジンクリツチペイントを下塗りとして、厚
膜型タールエポキシペイントを上塗りし、300〜
500μ程度の塗膜厚で実施されることが多かつた
が、塗膜にとつて厳しい環境のため塗膜の劣化が
早く、特に海水の干満帯及び飛沫帯では3〜5年
程度で発錆することが多かつた。又、この位置の
メンテナンスに際しては、施工中水分や塩分の影
響を強く受けるために、下地処理の高級化がむず
かしく、塗膜のフクレや剥離も生じやすいことな
どから長寿命の塗膜を造ることがむずかしいばか
りでなく、海洋汚染の面からも工事上の制約が大
きく、莫大な施工費を必要とした。
新設時ジンクリツチペイントを下塗りとして、厚
膜型タールエポキシペイントを上塗りし、300〜
500μ程度の塗膜厚で実施されることが多かつた
が、塗膜にとつて厳しい環境のため塗膜の劣化が
早く、特に海水の干満帯及び飛沫帯では3〜5年
程度で発錆することが多かつた。又、この位置の
メンテナンスに際しては、施工中水分や塩分の影
響を強く受けるために、下地処理の高級化がむず
かしく、塗膜のフクレや剥離も生じやすいことな
どから長寿命の塗膜を造ることがむずかしいばか
りでなく、海洋汚染の面からも工事上の制約が大
きく、莫大な施工費を必要とした。
本出願人が実施した、これらの施設の塗り替え
塗装工事の研練作業あるいは腐食調査工事では、
干満帯や飛沫帯に腐食による鋼材の貫通個所や激
しい孔食が多くみられ、これらは鋼構造物の使用
期間の長くなる程多く、従来の塗装による防食で
は、頻繁にメンテナンスしたにもかかわらず鋼材
寿命を保つことができないのが現状であつた。
塗装工事の研練作業あるいは腐食調査工事では、
干満帯や飛沫帯に腐食による鋼材の貫通個所や激
しい孔食が多くみられ、これらは鋼構造物の使用
期間の長くなる程多く、従来の塗装による防食で
は、頻繁にメンテナンスしたにもかかわらず鋼材
寿命を保つことができないのが現状であつた。
一方では、これら既存の鋼矢板護岸をコンクリ
ートにより被覆する方法も考えられているが、法
線を移動させることや工事が大規模でコスト高に
なり、かつコンクリートの漏洩による海洋・河川
汚濁防止対策など工事上にも種々問題があり実施
されていない。
ートにより被覆する方法も考えられているが、法
線を移動させることや工事が大規模でコスト高に
なり、かつコンクリートの漏洩による海洋・河川
汚濁防止対策など工事上にも種々問題があり実施
されていない。
本出願人は鋼矢板護岸とほぼ同様の環境にある
桟橋鋼管杭等に、大気中はもとより水中において
も従来の塗膜では得ることのできない長寿命の防
食被覆体を考案し(実公昭56―9702、実公昭58―
9703)優れた施工性と防食性により実積をあげて
いる。
桟橋鋼管杭等に、大気中はもとより水中において
も従来の塗膜では得ることのできない長寿命の防
食被覆体を考案し(実公昭56―9702、実公昭58―
9703)優れた施工性と防食性により実積をあげて
いる。
しかしながら該防食被覆体は、鋼管杭などの円
柱状の構造物に対しては容易に適用できるが、鋼
矢板などの板状の鋼材に対しては、被覆構成物自
体の重量を保持することが困難なために防食被覆
として提供しずらい面があつた。特に、鋼矢板の
ように可動する継手部を有する鋼構造物を長期間
に渡つて防食する場合、鋼矢板はJISで規定され
た規格品として造られるため保護カバーを予め設
計図に基づいて凹凸部一体成型して型枠として施
工できれば比較的容易に被覆防食を行うことがで
きる。しかしながら、鋼矢板は1枚づつ打込みな
がら継手部が連結られるため、竣工した鋼矢板壁
は現場の許容誤差の範囲で継手部を支点として折
線状の配列になることが多い。このため、凹凸部
一体成型型枠を取付けようとした場合型枠を破損
させたり、あるいは保護カバーを密着させること
ができないという欠点があつた。
柱状の構造物に対しては容易に適用できるが、鋼
矢板などの板状の鋼材に対しては、被覆構成物自
体の重量を保持することが困難なために防食被覆
として提供しずらい面があつた。特に、鋼矢板の
ように可動する継手部を有する鋼構造物を長期間
に渡つて防食する場合、鋼矢板はJISで規定され
た規格品として造られるため保護カバーを予め設
計図に基づいて凹凸部一体成型して型枠として施
工できれば比較的容易に被覆防食を行うことがで
きる。しかしながら、鋼矢板は1枚づつ打込みな
がら継手部が連結られるため、竣工した鋼矢板壁
は現場の許容誤差の範囲で継手部を支点として折
線状の配列になることが多い。このため、凹凸部
一体成型型枠を取付けようとした場合型枠を破損
させたり、あるいは保護カバーを密着させること
ができないという欠点があつた。
本発明は、このような種々の問題点を一挙に解
決するもので、その要旨は、保護カバー用ボルト
が立設された継手部構造を有する鋼構造物に、防
食材が被覆され、この防食材の上に緩衝材を介し
て保護カバー材が被覆固定され、さらに、この保
護カバー材の端部に継手部用カバー材が固定され
ると共に、継手部用カバー材と継手部との空隙部
に継手部用緩衝材が充填されていることを特徴と
した被覆鋼構造物にある。
決するもので、その要旨は、保護カバー用ボルト
が立設された継手部構造を有する鋼構造物に、防
食材が被覆され、この防食材の上に緩衝材を介し
て保護カバー材が被覆固定され、さらに、この保
護カバー材の端部に継手部用カバー材が固定され
ると共に、継手部用カバー材と継手部との空隙部
に継手部用緩衝材が充填されていることを特徴と
した被覆鋼構造物にある。
つぎに、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す部分断面概
略図である。
略図である。
施工例 1
鋼矢板1の凹部と凸部の各表面に、鋼製の保護
カバー用ボルト2が縦50cm,横20cmの間隔で溶接
により取付けられ、ペトロラタム系ペーストが手
及びローラーで塗布されている。継手部には防食
材3、たとえばペトロラタム系テープが二重に貼
られ、よくなでつけ粘着されている。
カバー用ボルト2が縦50cm,横20cmの間隔で溶接
により取付けられ、ペトロラタム系ペーストが手
及びローラーで塗布されている。継手部には防食
材3、たとえばペトロラタム系テープが二重に貼
られ、よくなでつけ粘着されている。
予め工場で、鋼矢板の凹部と凸部にあわせ成型
した厚さ25mmのFRP製の保護カバー材4に真鍮
製の継手部カバー用ボルト5を取付け、厚さ10mm
の10倍発泡ポリエチレンシート製の緩衝材6を内
張りし、その外側にペトロラタム系テープ製の防
食材3を二重になるように手で貼り、なでつけ粘
着させた保護カバー材4が該保護カバー用ボルト
2に取付けられ、ナツトを螺合することによつて
締付け固定され、さらにボルト、ナツトの腐食を
防ぐためポリアセタール樹脂製のボルト用キヤツ
プ7が螺合され締付け固定されている。
した厚さ25mmのFRP製の保護カバー材4に真鍮
製の継手部カバー用ボルト5を取付け、厚さ10mm
の10倍発泡ポリエチレンシート製の緩衝材6を内
張りし、その外側にペトロラタム系テープ製の防
食材3を二重になるように手で貼り、なでつけ粘
着させた保護カバー材4が該保護カバー用ボルト
2に取付けられ、ナツトを螺合することによつて
締付け固定され、さらにボルト、ナツトの腐食を
防ぐためポリアセタール樹脂製のボルト用キヤツ
プ7が螺合され締付け固定されている。
一方、継手部の空隙に、その間隔に合せ裁断し
た厚さ13mmの10倍発泡ポリエチレンシート製の継
手部用緩衝材8が、該保護カバーの表面を面一に
なるように充填され、その上に厚さ3mmの塩素化
ポリエチレン製の継手部用カバー材9が保護カバ
ー材4の継手部カバー用ボルト5に取付けられ、
ナツトによつて締付け固定されている。
た厚さ13mmの10倍発泡ポリエチレンシート製の継
手部用緩衝材8が、該保護カバーの表面を面一に
なるように充填され、その上に厚さ3mmの塩素化
ポリエチレン製の継手部用カバー材9が保護カバ
ー材4の継手部カバー用ボルト5に取付けられ、
ナツトによつて締付け固定されている。
施工例 2
鋼矢板1の凹部と凸部のそれぞれの表面に鋼製
の保護カバー用ボルト2が縦50cm,横20cmの間隔
で溶接されている。ペトロラタム系ペーストが手
あるいはローラーにより、す早く塗布された後ペ
トロラタム系テープ製の防食材3が55%ラツプで
鋼矢板面に手で貼りつけられ、十分粘着するよう
になでつけられている。
の保護カバー用ボルト2が縦50cm,横20cmの間隔
で溶接されている。ペトロラタム系ペーストが手
あるいはローラーにより、す早く塗布された後ペ
トロラタム系テープ製の防食材3が55%ラツプで
鋼矢板面に手で貼りつけられ、十分粘着するよう
になでつけられている。
予め鋼矢板の継手部を境にして、凹部と凸部に
合せ、工場で成型した厚さ25mmのFRP製の保護
カバー材4に、真鍮製の継手部カバー用ボルト5
を取り付け、厚さ10mmの10倍発泡ボリエチレンシ
ート製の緩衝材6を内張りした保護カバー材4
が、該鋼製の保護カバー用ボルト2に取り付けら
れ、ナツトを螺合することによつて締付け固定さ
れ、更にポリアセタール製のボルト用キヤツプ7
が螺合され締付け固定されている。一方継手部の
空隙に合せ裁断して厚さ13mmの30倍発泡ボリエチ
レンシート製の継手部用緩衝材8が空隙部に充填
され、更に1枚の厚さが1mmの紫外線硬化型
FRPシート製の継手部用カバー材9′を厚さ3mm
になるように、脱泡ローラーで十分なでつけて保
護カバー材4面及び継手部に充填した継手部用緩
衝材8面に密着されている。紫外線照射ランプ
(80w/cm,2KW高圧水銀ランプ)により、前記
継手部用カバー材9′は2分間照射され完全硬化
されると共に真鍮製の継手部カバー用ボルト5に
ナツトによつて締付け固定されている。
合せ、工場で成型した厚さ25mmのFRP製の保護
カバー材4に、真鍮製の継手部カバー用ボルト5
を取り付け、厚さ10mmの10倍発泡ボリエチレンシ
ート製の緩衝材6を内張りした保護カバー材4
が、該鋼製の保護カバー用ボルト2に取り付けら
れ、ナツトを螺合することによつて締付け固定さ
れ、更にポリアセタール製のボルト用キヤツプ7
が螺合され締付け固定されている。一方継手部の
空隙に合せ裁断して厚さ13mmの30倍発泡ボリエチ
レンシート製の継手部用緩衝材8が空隙部に充填
され、更に1枚の厚さが1mmの紫外線硬化型
FRPシート製の継手部用カバー材9′を厚さ3mm
になるように、脱泡ローラーで十分なでつけて保
護カバー材4面及び継手部に充填した継手部用緩
衝材8面に密着されている。紫外線照射ランプ
(80w/cm,2KW高圧水銀ランプ)により、前記
継手部用カバー材9′は2分間照射され完全硬化
されると共に真鍮製の継手部カバー用ボルト5に
ナツトによつて締付け固定されている。
施工例 3
施工例2と同様に保護カバー材4が取り付けら
れている。
れている。
厚さ3mmの塩素化ポリエチレン製の継手部用カ
バー材9が真鍮製の継手部カバー用ボルト5に取
付けられ、ナツトによつて締付け固定され、継手
部と継手部用カバー材9の間にできた空隙部は硅
砂(2号:8部,3号:2部)及びウレタン系グ
ラウト液の混合物からなる継手部用緩衝材8′に
よつて充填されている。
バー材9が真鍮製の継手部カバー用ボルト5に取
付けられ、ナツトによつて締付け固定され、継手
部と継手部用カバー材9の間にできた空隙部は硅
砂(2号:8部,3号:2部)及びウレタン系グ
ラウト液の混合物からなる継手部用緩衝材8′に
よつて充填されている。
以上説明したように本発明は、可動する継手部
を有する鋼材表面に防食性に優れた防食材とその
外側に外力から該防食材を保護する緩衝材と保護
カバー材が鋼材表面に取り付けられたボルトによ
り強固に締付け固定され、かつ、可動部分である
継手部も、継手部の動きに追従可能な継手部用緩
衝材と継手部用カバー材により強固に締付け固定
されたから、先願した防食被覆体(実公昭56―
9702,56―9703)の優れた防食性能に匹敵する防
食被覆体を形成することができる。
を有する鋼材表面に防食性に優れた防食材とその
外側に外力から該防食材を保護する緩衝材と保護
カバー材が鋼材表面に取り付けられたボルトによ
り強固に締付け固定され、かつ、可動部分である
継手部も、継手部の動きに追従可能な継手部用緩
衝材と継手部用カバー材により強固に締付け固定
されたから、先願した防食被覆体(実公昭56―
9702,56―9703)の優れた防食性能に匹敵する防
食被覆体を形成することができる。
また、保護カバー材に継手部用カバー材を予め
陸上で取付け連結させることで、一体成型品と同
様の効果が得られるばかりでなく、いくつもの保
護カバー材を連続させることで陸上の工事割合を
増加させて、工期の制約の厳しい工事に対しても
著しい効果を挙げることもできる。
陸上で取付け連結させることで、一体成型品と同
様の効果が得られるばかりでなく、いくつもの保
護カバー材を連続させることで陸上の工事割合を
増加させて、工期の制約の厳しい工事に対しても
著しい効果を挙げることもできる。
従つて、大気中はもとより水中や降雨中でも自
在に施工できる本発明により従来長期防食するこ
とのできなかつた鋼矢板のように可動する継手部
を有する構造物の防食がきわめて容易になる。
在に施工できる本発明により従来長期防食するこ
とのできなかつた鋼矢板のように可動する継手部
を有する構造物の防食がきわめて容易になる。
第1図は、本発明の一実施例を示す部分断面概
略図である。 1……鋼矢板、2……保護カバー用ボルト、3
……防食材、4……保護カバー材、5……継手部
カバー用ボルト、6……緩衝材、7……ボルト用
キヤツプ、8,8′……継手部用緩衝材、9,
9′……継手部用カバー材。
略図である。 1……鋼矢板、2……保護カバー用ボルト、3
……防食材、4……保護カバー材、5……継手部
カバー用ボルト、6……緩衝材、7……ボルト用
キヤツプ、8,8′……継手部用緩衝材、9,
9′……継手部用カバー材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 保護カバー用ボルトが立設された継手部構造
を有する鋼構造物表面に、防食材が被覆され、こ
の防食材の上に緩衝材を介して保護カバー材が被
覆固定され、さらに、この保護カバー材の端部に
継手部用カバー材が固定されると共に、継手部用
カバー材と継手部との空隙部に継手部用部緩衝材
が充填されていることを特徴とした被覆鋼構造
物。 2 継手部用緩衝材が、発泡性のポリエチレンシ
ートである特許請求の範囲第1項記載の被覆鋼構
造物。 3 継手部用緩衝材が、硅砂とウレタン系グラウ
ト液との混合物である特許請求の範囲第1項記載
の被覆鋼構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP771082A JPS58127838A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 列車制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP771082A JPS58127838A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 列車制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58127838A JPS58127838A (ja) | 1983-07-30 |
JPS6153490B2 true JPS6153490B2 (ja) | 1986-11-18 |
Family
ID=11673290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP771082A Granted JPS58127838A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 列車制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58127838A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039943A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Nittetsu Corrosion Prevention Co Ltd | 鋼矢板の防食被覆方法 |
SG11202013148TA (en) * | 2018-07-10 | 2021-01-28 | Edelman Projects Pty Ltd | Wall protection assembly |
-
1982
- 1982-01-22 JP JP771082A patent/JPS58127838A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58127838A (ja) | 1983-07-30 |
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