JPS6151235A - 操作手順表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は装置の操作手順等をＣＲＴ表示部により表示す
る操作手順表示装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

利用者の操作により取引可能な従来の通貨自動取引装置
は利用者が装置の操作側に存在していると否とに拘らず
第４図に示すようにＣＲＴなどの表示部に「いらっしゃ
いませ・・・」という案内文字および取引種目を表示す
るようにしていた。このように表示内容を同一画面上に
長時間表示しているためＣＲＴ表示部が焼付いたりする
などのトラブルが発生し、利用者に不便を与えるという
問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、比較的
簡単な構成で表示部の寿命を伸ばし得、しかも利用者の
取引に際しては不便を与えることなく表示することがで
きる操作手順表示装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明はＣＲＴ表示部の案内表示に基づき利用者が操作
する手順に応じて所定の取引を行なう通貨自動取引装置
において、利用者の操作面に設けられて取引のための口
座情報が書込まれたカードを挿入するカード出入口を具
備し、上記ＣＲＴ表示部は常時無表示または明るさを下
げ暗い状態で表示しておき、上記カード出入口に挿入さ
れるカ−ドを検出したとき、正常の明るさに上げて表示
すべく制御するようにしたことを特徴とするものである
。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第１図乃至第５図に示す一実施例にもと
づいて説明する６第１図において、（１）は本装置の筐
体で、この筐体（１）の前面にはほぼＬ字状の操作部（
２）が形成されている。この操作部（２）の水平面には
入金（預金）すべき銀行券を多数枚一括して投入し得る
入金口（３）、操作手順やその他の情報をイラストや文
字を使って画面に表示し、利用者を誘導するＣＲＴ表示
部（４）、このＣＲＴ表示部（４）の両側に近接して配
置され。

ステップ状況によりＣＲＴ表示画面にそのボタンの意味
づけを表示し、そのものの機能を切換えて使用される操
作ボタン（５）・・・、テンキー（６）が配置されてい
る。

また、操作部（２）の垂直面には口座情報（暗証番号、
口座番号など）が書き込まれているＩＤカード（磁気カ
ード）を挿入するＩＤカード出入口（７）。

伝票明細書出口（８）、通帳出入口（９）、封筒投入口
（１０）、現金取出口（１１）およびスピーカ孔（１２
）、取扱可能か不可能を点灯表示する表示器（１３）が
配置されている。なお、スピーカ孔（１２）の内側には
操作手順やその他の情報を案内する音声発生用のスピー
カ（図示しない）が設けられている。

第２図は電気回路の要部を示すもので、前記操作ボタン
（５）・・・、テンキー（６）によって構成される入力
装置（２１）、前記ＣＲＴ表示部（４）によって構成さ
れる表示装置（２２）、入金処理を行なう入金装置（２
３）、出金処理を行なう出金装置（２４）、伝票、明細
書を発行する印字装置（２５）、および各装置を制御す
る制御装置（２６）、カード挿入検知器（２７）などに
より構成さ５れている。

つぎに、このような構成において第５図に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。制御装置（２６）はＩ
ＤカードがＩＤカード出入口（７）に挿入されたか否か
を検出する検出器（２７）から検知信号を常時監視し、
ＣＲＴ表示部（４）を制御している。いま、利用者が本
装置を操作していないとき、検知器（２７）は動作せず
、したがってＣＲ，Ｔ表示部（４）は無表示または暗い
状態で表示している（第３図参照）。

つぎに、利用者が本装置のＩＤカード出入口（７）にＩ
Ｄカードが挿入されることにより、検知器（２７）はカ
ードの挿入を検出し、検知信号が制御装置（２６）を介
してＣＲＴ表示部（４）に伝送されるためＣＲＴ表示部
（４）には第４図に示すように「いらっしゃいませ。お
取扱い種目のボタンを押して下さい。」といった案内文
字および取引種目が明るく点灯表示される。

また、利用者には本装置が取引可能な状態にあるか、も
しくは不可能な状態にあるかを表示器（１３）に表示す
るとともに上記ＣＲＴ表示部（４）には取引可能の状態
にあるとき第４図に示すように表示し、取引不可能な状
態にあるとき不可能を表示する。

したがって、利用者は上記表示器（１３）およびＣＲＴ
表示部（４）に表示された案内にしたがって本装置を取
扱うことが可能になる。

そこで、利用者が上記ＣＲＴ表示部（４）に表示された
取扱手順に基づき取引を行なうのであるが。

取引が終了した場合、所定のタイマー（図示しない）を
設置しておくことにより検知器（２７）は利用者が存在
していても取引の終了したことを検出することができる
。すなわち、利用者が取引終了し、つぎの利用者がＩＤ
カードをＩＤカード出入口に挿入した場合、ＣＲＴ表示
部（４）は検知器（２７）からの検知信号により第４図
に示す表示内容で明るく点灯表示し、装置の取引を終了
することにより上記ＣＲＴ表示部（４）は再び第３図に
示すように無表示または暗い状態に戻される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば取引を行なう利用者
がＩＤカードをＩＤカード挿入口に挿入したときのみＣ
ＲＴ表示部を正常の明るさで点灯表示するようにしたた
めＣＲＴ表示部の焼付きがなくなって寿命を伸ばし得る
とともに電力料金の節約を計ることができる。また、応
用として利用者を検知することにより「いらっしゃいま
せ」あるいは「ありがどうございました」を音声で案内
することも可能となり、さらに装置による取引が可能で
あるか否かを表示する表示器が設けられているため利用
者に不便を与えることなく取引を行なうことができるな
どの優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の斜視図第２図は
同装置の電気回路を示すブロック図、第３図は検知器か
ら検知信号が送られてこないときＣＲＴ表示部の表示状
態を示す正面図、第４図は同じく検知信号が送られてき
たとき、ＣＲＴ表示部の表示状態を示す正面図、第５図
は同装置の動作を説明するためのフローチャートである
。 ４・・・ＣＲＴ表示部　　１３・・・表示器２１・・・
入力装置　　　　２２・・・表示装置２３・・・入金装
置　　　　２４・・・出金装置２５・・・印字装置　　
　　２６・・・制御装置゛−１ ２７・・検知器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＣＲＴ表示部により利用者の操作手順等を表示する通貨
   自動取引装置において、利用者の操作面に設けられて取
   引のための口座情報が書込まれたカード挿入するカード
   挿入口と、上記ＣＲＴ表示部は常時無表示または暗の状
   態で表示し、上記カード挿入口に挿入されるカードを検
   出したとき、正常の明るさで表示するように制御する制
   御手段とを有することを特徴とする操作手順表示装置。