JPS615120A - ア−スアンカ−工法 - Google Patents
ア−スアンカ−工法Info
- Publication number
- JPS615120A JPS615120A JP12384884A JP12384884A JPS615120A JP S615120 A JPS615120 A JP S615120A JP 12384884 A JP12384884 A JP 12384884A JP 12384884 A JP12384884 A JP 12384884A JP S615120 A JPS615120 A JP S615120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grout
- anchor
- fixing
- cracks
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/74—Means for anchoring structural elements or bulkheads
- E02D5/80—Ground anchors
- E02D5/808—Ground anchors anchored by using exclusively a bonding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアースアンカー工法に関するものである。
〈イ〉本発明の目的
U産業上の利用分野]
各種構造物の引張り力を発生するアンカー等に利用可能
[従来技術]
アースアンカー工法は、砂層、ローム層等のアンカー定
着地盤に、PC鋼棒、PC鋼線、P C鋼より線等から
なるアンカーケーブルをアンカー孔に挿入してアンカー
孔とアンカーの間にモルタル等の定着用グラウト材を注
入して定着した後、アンカーに緊張力を与えて構造物等
を定着する工法である。
着地盤に、PC鋼棒、PC鋼線、P C鋼より線等から
なるアンカーケーブルをアンカー孔に挿入してアンカー
孔とアンカーの間にモルタル等の定着用グラウト材を注
入して定着した後、アンカーに緊張力を与えて構造物等
を定着する工法である。
[本発明が解決しようとする問題点]
上記のアンカー工法には次のJ:うな問題点が存在する
。
。
(1)アンカー孔内のクラックが多数発生している地盤
であったり、あるいは、アンカー孔が湧水層を横断して
いるアンカー孔にアンカーを定着するには、大量のグラ
ウト材を必要とするので、不経済である。
であったり、あるいは、アンカー孔が湧水層を横断して
いるアンカー孔にアンカーを定着するには、大量のグラ
ウト材を必要とするので、不経済である。
また、大量にグラウト材を注入しても定着範囲における
グラウト状態を確認する手段がないので、アンカーの信
頼性が低くなる。
グラウト状態を確認する手段がないので、アンカーの信
頼性が低くなる。
(2)アンカーの定着部内に注入されて硬化したグラウ
ト材は、緊張時に受けるテンシコンが高いほどクラック
が発生しやすい。
ト材は、緊張時に受けるテンシコンが高いほどクラック
が発生しやすい。
定着部にクラックが発生すると、そのクラックから地下
水等が浸透するので引張材の防蝕性が低下し、十分な耐
力が期待できない。
水等が浸透するので引張材の防蝕性が低下し、十分な耐
力が期待できない。
[本発明の目的]
本発明は、以上の点に鑑み成されたもので、経済性、信
頼性に優れたアースアンカー工法を提供することを目的
とする。
頼性に優れたアースアンカー工法を提供することを目的
とする。
〈口〉発明の構成
以下本発明について図面を参照しながら説明す゛るが、
まず、本工法に使用する装置の各部について説明する。
まず、本工法に使用する装置の各部について説明する。
[シース1
第1図に示すように、1はプラスチック等の可撓性を有
する素材からなるシースであり、後述する引張り材2を
外装して、引張材2の防蝕を目的とする筒体である。
する素材からなるシースであり、後述する引張り材2を
外装して、引張材2の防蝕を目的とする筒体である。
本実施例ではシース1は引張り材2の定着長部を外装す
る周面をスパイラル状に形成した波型部11と、自由長
部を外装する周面を何等加工しない円筒形の円筒部12
の二種類の筒体で構成するタイプを示したが、シース1
の全域を波型部11もしくは円筒部12のいずれか一方
に形成したタイプのシースを使用する事も勿論可能であ
る。
る周面をスパイラル状に形成した波型部11と、自由長
部を外装する周面を何等加工しない円筒形の円筒部12
の二種類の筒体で構成するタイプを示したが、シース1
の全域を波型部11もしくは円筒部12のいずれか一方
に形成したタイプのシースを使用する事も勿論可能であ
る。
要は、シース1が、先端開口部を先端キャップ13等で
閉塞し℃有天筒状に形成したものであれば良い。
閉塞し℃有天筒状に形成したものであれば良い。
[引張り材]
引張り材2は例えば外周に防蝕用のコーティングを施し
たPC鋼線、PC鋼より線等を使用する。
たPC鋼線、PC鋼より線等を使用する。
[定着用プラウ1〜ホース]
定着用グラウトボース3は図示するように公知のjnピ
管等を使用することができる。
管等を使用することができる。
この定着用プラウ1ヘボース3をシース1の外周に装着
するには、例えば、ゴム製の装着具4を随所に配備して
固定する。
するには、例えば、ゴム製の装着具4を随所に配備して
固定する。
なお、定着用プラウ1〜ホース3の先端開口は閉塞せず
に開放した状態で取り付ける。
に開放した状態で取り付ける。
[クラック充填用グラウトホース]
クラック充填用グラウトホース5はアンカー孔7内に注
入したグラウト材が硬化して緊張によって発生したクラ
ックに集中してグラウト材を注入することを目的とした
ホースである。
入したグラウト材が硬化して緊張によって発生したクラ
ックに集中してグラウト材を注入することを目的とした
ホースである。
クラック充填用グラウトホース5は、前記装着具4でシ
ース1の外周に装着するごとができる。
ース1の外周に装着するごとができる。
このクラック充填用グラウトホース5の先端は閉塞し、
さらにクラック充填用グラウトホース5の周面には逆止
弁機構を持たせたグラウト口51を複数個所に開設する
。
さらにクラック充填用グラウトホース5の周面には逆止
弁機構を持たせたグラウト口51を複数個所に開設する
。
逆止弁機構としては例えば、グラウト口51の外周にゴ
ム管52を巻装し、グラウト材の噴出圧力によってゴム
管52を押し退けて外部に放出できるが、逆に、ホース
の外部からグラウト口51に外圧が加わった場合、また
はグラウト材を注入しない場合には、ゴム管52がグラ
91〜口51の周囲に圧着し−C外部からの進入を阻止
する構造のものを採用する事ができる。
ム管52を巻装し、グラウト材の噴出圧力によってゴム
管52を押し退けて外部に放出できるが、逆に、ホース
の外部からグラウト口51に外圧が加わった場合、また
はグラウト材を注入しない場合には、ゴム管52がグラ
91〜口51の周囲に圧着し−C外部からの進入を阻止
する構造のものを採用する事ができる。
次に、アンノJ−の施]方法について説明する。
[アンカーのI!1造]
先端を先端キャップ13で閉塞したシース1内に引張り
材2を内挿し、そして、シース1内の定着長部と自由長
部の境界部分にモルタル等の止水材14を配置してシー
ス1内の空間を部分する。
材2を内挿し、そして、シース1内の定着長部と自由長
部の境界部分にモルタル等の止水材14を配置してシー
ス1内の空間を部分する。
次に止水材14によって仕切られた波型部11の空間内
にセメントペースト等のグラウト材15を注入して耐荷
構造物であるアンカーを形成する。
にセメントペースト等のグラウト材15を注入して耐荷
構造物であるアンカーを形成する。
さらに、このアンカーの外周に前記定着用グラウトホー
ス3およびクラック充填用グラウトホース5を装着具4
を使って一体に取り付【プる。
ス3およびクラック充填用グラウトホース5を装着具4
を使って一体に取り付【プる。
[アンカーの挿入]
次に各グラウトホース3.5を装着したアンカーをアン
カー孔7に挿入する。
カー孔7に挿入する。
[定着用グラウト注入、緊張] (第3図)孔外に露出
する定着用グラウトホース3の基端からモルタル等のグ
ラウト材を注入してアンカー孔7内の定着部の全域に定
着用グラウト材Aを注入する。
する定着用グラウトホース3の基端からモルタル等のグ
ラウト材を注入してアンカー孔7内の定着部の全域に定
着用グラウト材Aを注入する。
定着用グラウト材Aは比較的粘性が大きいモルタル等を
注入する。
注入する。
従って、グラウト材Aがアンカー孔壁のクラックBに容
易に進入する事を防止して、必要最小量でアンカーの定
着予定範囲を十分に充填することができる。
易に進入する事を防止して、必要最小量でアンカーの定
着予定範囲を十分に充填することができる。
次に定着用グラウト材Aがある稈度硬化したら引張材2
の基端を緊張して引張材2に所定のテンションを与える
。
の基端を緊張して引張材2に所定のテンションを与える
。
[再グラウ1〜注入]
引張り材2を緊張した結果、硬化したグラウト材Aにク
ラックBが発生したり、あるいは逸水によって定着部内
に空洞が発生している場合がある。
ラックBが発生したり、あるいは逸水によって定着部内
に空洞が発生している場合がある。
そのため、クラック充填用グラウトホース5の基端から
、モルタル等のクラック充填用グラウト材Cを圧送する
。
、モルタル等のクラック充填用グラウト材Cを圧送する
。
このクラック充填用グラウ1〜材Cは、前記定着用のグ
ラウト材Aと異なり、粘性の小さい流動的なモルタルを
使用し、高圧で圧送する。
ラウト材Aと異なり、粘性の小さい流動的なモルタルを
使用し、高圧で圧送する。
圧送されたグラウト注入Cはゴム管52を押し退1ノで
グラウト口51から放出される。
グラウト口51から放出される。
定着用のグラウト材Aがアンカー孔7の上口側を閉塞し
ているので、高圧で圧送されたクラック充填用のグラウ
ト材Cはアンカー孔7の外部へ流出を防IIニされた状
態で、定着用のグラウト材Aに発生した95190群に
積極的に進入し、補完的に充填する事ができる。
ているので、高圧で圧送されたクラック充填用のグラウ
ト材Cはアンカー孔7の外部へ流出を防IIニされた状
態で、定着用のグラウト材Aに発生した95190群に
積極的に進入し、補完的に充填する事ができる。
このクラックD等への充填状態は例えば、注入圧力の変
化から容易に判断することができる。
化から容易に判断することができる。
すなわち、定着部内の未充填個所のすべてにグラウ]・
材Cが行ぎ渡たると、注入圧力が急激に高くなるので、
未充填作業の完了を確認する一応の目安どすることがで
きる。
材Cが行ぎ渡たると、注入圧力が急激に高くなるので、
未充填作業の完了を確認する一応の目安どすることがで
きる。
なお、引張り材2の防蝕を図るために、円筒部12内に
はシース1の基端側から防蝕材を注入する。
はシース1の基端側から防蝕材を注入する。
〈ハ〉本発明の効果
本発明は以上説明したようになるので次のような効果を
期待する事ができる。
期待する事ができる。
(1)アンカー孔内に定着用のグラウト注入を行なった
後、再度、アンカー孔内に発生する未充填個所(緊張に
よって発生したクラック等)にグラウト材を補完的に注
入できる。
後、再度、アンカー孔内に発生する未充填個所(緊張に
よって発生したクラック等)にグラウト材を補完的に注
入できる。
従って、アンカーに十分な耐力を期待する事ができる。
(2)クラック充填用のグラウトホースをアンカー孔内
に挿入する以前にシースに一体に装着したので、定着用
のグラウト材を注入した後でも、新たな注入用のホース
を使用せずに、定着部内に注入することができ、グラウ
ト注入作業が容易である。
に挿入する以前にシースに一体に装着したので、定着用
のグラウト材を注入した後でも、新たな注入用のホース
を使用せずに、定着部内に注入することができ、グラウ
ト注入作業が容易である。
(3)クラック充填用グラウ1−ホースのグラウト口に
逆止弁構造を採用したので、グラウト材がボース内に進
入する心配をせずに充填作業を行なうことができる。
逆止弁構造を採用したので、グラウト材がボース内に進
入する心配をせずに充填作業を行なうことができる。
(4)アンカーを緊張して発生するクラック内に一〇−
プラウ1〜材を注入して対処できるので、長時間経過し
ても、クラックの発生数を激減することができる。
ても、クラックの発生数を激減することができる。
そのため、ノ7ンカーの十分な耐力を維持することがで
き、アンカーの信頼性が向上する。
き、アンカーの信頼性が向上する。
第1図:アンカーの全体説明図
第2図ニゲラウドホース先端付近の説明図第3〜4図:
施■方法の説明図 1:シース 2:引張り材 3:定着用グラウトホ
ース 4:装着具 5:クラック充填用グラウ1〜
ホース 7:アンカー孔 11:波型部 12:円
筒部
施■方法の説明図 1:シース 2:引張り材 3:定着用グラウトホ
ース 4:装着具 5:クラック充填用グラウ1〜
ホース 7:アンカー孔 11:波型部 12:円
筒部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 引張り材を内挿したシースの外周に、 複数のグラウトホースを装着してアンカーを構成し、 そのアンカーをアンカー孔に挿入し、 一方のグラウトホースから定着用のグラウト材を注入し
てアンカーを定着し、 アンカーにテンションを与えた後、 もう一方のグラウトホースからクラック充填用のグラウ
ト材を定着グラウトより高圧で圧入し、定着部内に発生
したクラック内にグラウト充填することを特徴とする、 アースアンカー工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12384884A JPS615120A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | ア−スアンカ−工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12384884A JPS615120A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | ア−スアンカ−工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615120A true JPS615120A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0137531B2 JPH0137531B2 (ja) | 1989-08-08 |
Family
ID=14870891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12384884A Granted JPS615120A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | ア−スアンカ−工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100941669B1 (ko) | 2009-02-09 | 2010-02-12 | (주)토탈지오이앤씨 | 지중 앵커파일 압력 재주입 장치 및 이를 이용한 시공방법 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP12384884A patent/JPS615120A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100941669B1 (ko) | 2009-02-09 | 2010-02-12 | (주)토탈지오이앤씨 | 지중 앵커파일 압력 재주입 장치 및 이를 이용한 시공방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0137531B2 (ja) | 1989-08-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |