JPS6151139B2 - - Google Patents

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JPS6151139B2
JPS6151139B2 JP53000498A JP49878A JPS6151139B2 JP S6151139 B2 JPS6151139 B2 JP S6151139B2 JP 53000498 A JP53000498 A JP 53000498A JP 49878 A JP49878 A JP 49878A JP S6151139 B2 JPS6151139 B2 JP S6151139B2
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JP
Japan
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pulse
time
load
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JP53000498A
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Uerunaa Peetaa
Doreeusu Ururitsuhi
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Publication date
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Publication of JPS6151139B2 publication Critical patent/JPS6151139B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/3005Details not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/18Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow
    • F02D41/182Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow for the control of a fuel injection device
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/50Input parameters for engine control said parameters being related to the vehicle or its components
    • F02D2200/503Battery correction, i.e. corrections as a function of the state of the battery, its output or its type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の負荷状態に依存して噴射
弁の内側と外側との間に圧力差が形成され、該圧
力差が噴射燃料量に影響を及ぼし、しかも噴射パ
ルスの持続時間は内燃機関の回転数および吸気量
に依存して設定されるような電気的燃料噴射装置
における、電磁噴射弁に供給される噴射パルスの
持続時間を負荷に依存して修正する方法に関す
る。
本発明の出発点となる先行発明技術は、例えば
ドイツ連邦共和国特許第2530308号明細書(=特
願昭51―80319号公報)に開示されている。この
公報に記載の燃料噴射装置では、例えばその特許
請求の範囲第1項記載のように、第1の、予備パ
ルス(本発明の原パルスに相応)tpを発生する
段が設けられており、この段が制御マルチバイブ
レータ段として動作し、そこから発生される予備
パルスは内燃機関の吸気量と回転数とに比例して
決定される。
制御マルチバイブレータ段には、最終的噴射パ
ルスtn(本願発明の明細書のtiに相応)を発生
する、乗算段として示されてもいる段が後置接続
されており、その際、双方の段においてパルス持
続期間は、時限素子としてコンデンサを備えたし
張振動段の準安定期間により決められる。
この形式の燃料噴射装置では、次のような問題
点が生じる。先ず燃料噴射装置では所定の時点
で、燃料噴射弁が燃料噴射制御命令tnにより制
御され、電磁巻線が吸引し、弁が開くが、弁の内
側には所定の圧力の燃料が存在しており、この圧
力は常に一定であり、所定の条件、例えばセツト
された燃料供給ポンプの圧力などから導出され
る。他方絞り弁がどれだけ開いているかに応じ
て、各噴射弁が燃料噴射を行う各吸気管には相異
なる圧力が生じる。この圧力は、いうまでもなく
外圧と絞り弁位置とに依存しており、絞り弁が閉
じているとき(無負荷運転)の比較的高い負圧か
ら出発し、(その位置では絞り弁後方の圧力の方
が低く、つまり言い換えれば圧倒的に負圧が支配
しており、)絞り弁が全開のとき吸気管内の圧力
は、ほぼ大気圧と同じにつまり1バールになる。
このように吸気管内に圧力の変化が起るのは、内
燃機関がまさに“呼吸”しているから、つまり吸
気管により空気を吸入しているからにほかなら
ず、そのとき吸気管の閉じ具合に応じて相応の負
圧値が吸気管に生じる。しかしこのとき、噴射の
際に、吸気管に生じている圧力、つまり噴射弁に
“背圧”として作用する圧力が、弁の内側の圧力
は一定に保たれているにもかかわらず変化すると
いう問題が生ずる。これは言い換えれば、噴射弁
を境目にした領域間の圧力の差(噴射弁内部圧力
と外部圧力との差、換言すれば吸気管圧と燃料噴
射圧の差)が絞り弁位置ひいては内燃機関の負荷
と共に変化するということであり、説明するまで
もなくこの圧力差は噴射される燃料量の1つの尺
度となるので、このとき絞り弁位置に応じて、同
じ噴射パルス幅なのに異なる燃料量が噴射される
ことになる。これは別の観点から次のように説明
することもできる。即ち、吸気管に高い負圧が生
ずると、この負圧は開いた燃料噴射弁から燃料を
いわば吸い出し、他方、約1バールの環境圧の間
は、吸気管において、出て来ようとする燃料をむ
しろ抑止する作用が起こる。ところがこれは冒頭
に述べた形式の燃料噴射装置による燃料噴射パル
スの算定において全く考慮されず、その都度検出
される種々異なる吸気量によつて補償することも
できない。なぜならここでは吸気マニホルド中の
圧力が問題であつて、吸気量の問題ではないから
である。従つて吸気量測定に応じて動作する燃料
噴射装置は、負荷に依存して(絞り弁位置の角度
に依存して)付加的な影響が燃料噴射量に及ぶと
いう問題点を有する。
従つて本発明では、冒頭に述べた形式の燃料噴
射装置において、このような変化する吸気管負圧
を、その都度噴射される燃料量の調量に関係づ
け、上記のような欠点を回避することを目的とす
る。
なお、いうまでもなく、予備パルスが実際に測
定された吸気管圧力に基づいて算定されるような
燃料噴射装置では、本発明のような負荷に依存し
た修正は不必要である。なぜならその場合予備パ
ルス算定に使用することのできる吸気管圧力デー
タが直ちに手に入るからである。これに対し本発
明は、もつぱら吸気量測定装置、例えば熱線抵抗
流量測定器等を用いて燃料噴射パルスを決定する
内燃機関の場合に関する。
このような形式の電気的燃料噴射装置において
上記の目的は本発明によれば特許請求の範囲第1
項から特許請求の範囲第4項までの各項に記載の
方法により達成される。
その際本発明は次のような認識から出発してい
る。即ち各絞り弁位置ひいては絞り弁位置から導
出される各吸気管中の負圧が、燃料噴射装置自体
から発生される予備パルスないし原パルスの大き
さからはつきりと認識できるということである。
というのは、絞り弁が大きく開くと、高い負荷状
態が生じて原パルスが大きくなり、他方絞り弁が
閉じると原パルスが小さくなるからである。つま
り本発明では、吸気管に生じている負圧の尺度と
して原パルスの長さを利用し、その限りにおいて
これを、電磁噴射弁から噴射される燃料の量を負
荷に依存して修正するのに用いるのである。これ
により、内燃機関の負荷状態によつて変動する吸
込み管圧力の、噴射燃料量に対する望ましくない
影響を、特別な圧力検出器を用いることなく、つ
まりは大きな費用を伴うことなく除去することが
できる。
こうして、内燃機関のあらゆる運転状態におい
て、燃料空気混合物を化学量論的割合、言い換え
るならば予め定められた所望の割合で内燃機関に
供給することができる。負荷の高まりに応じた噴
射パルスの延長が必要なのは、高い負荷の際に急
激に高まる吸気管内圧により、噴射ノズルの燃料
の圧力が一定の場合(当然のことながら)そのま
までは燃料噴射量が所望の値より僅かになつてし
まうからである。
特許請求の範囲第1項記載の本発明の第1の方
法は、負荷に依存した噴射パルスの延長のため
に、既存の電圧修正回路を利用することを可能と
する。
この構成の利点は、電圧修正回路の回路素子と
乗算器段の回路素子とを相応に調整することによ
り付加的ハードウエアを用いずとも所望の負荷修
正を達成できるので、実際にかかる費用が極めて
僅かになることである。
特許請求の範囲第2項記載の本発明の第2の方
法は、負荷に依存した修正を僅かな費用で原パル
スが供給される噴射パルス発生回路の領域で行う
ことができるようにする。
この構成の利点は、単に1つの付加的遅延回路
が必要なだけであることであり、その他の構成は
既存の回路素子を相応に調整すれば達成できる。
特許請求の範囲第3項および第4項記載の本発
明の別の方法は、乗算器段の領域において充電ま
たは放電電流を操作することにより簡単に達成で
きるような、原パルスの持続時間に依存した負荷
修正を実現する。
これらの構成の利点は、負荷が高いときに相対
的混合気濃厚化を行ない、且つ負荷が低いとき、
即ち原パルスが短いときは負荷修正を行わないよ
うにすることが簡単な回路を用いて容易に実現で
きることである。
本発明は、任意の特性の負荷依存修正を達成す
るのに適している。例えば特定の内燃機関特性を
追従するのに必要とされるような修正が可能であ
る。本発明はまた燃料の計量が空気量測定と関連
して行われる燃料供給装置に限定されるものでは
なく、一般に間欠的に燃料噴射を行うあらゆる装
置に適している。
実施例の説明に入る前に、本発明の原理につい
て述べておく。先に述べたように内燃機関の負荷
状態に依存する制御量として実際には吸込み管圧
力を制御装置に入力しなければならない。しかし
ながら装置の構造を簡単にし同時に圧力計を省略
するために、制御装置において単位時間当りの空
気量および内燃機関の回転数から求められる現存
のいわゆる割算制御マルチバイブレータの動作時
間または燃料噴射装置によつて発生される噴射時
間自体が利用される。これ等2つの時間は近似的
に吸込み管圧力の尺度を表わす。実現すべき修正
機能とは(高い吸込み管圧力に対応して)制御マ
ルチバイブレータの動作時間が大きくなつた場合
に小さい動作時間の場合の比と比較して有効噴射
時間もしくは該噴射時間の動作時間に対する比を
例えば約10%またはそれ以上に大きくすることで
ある。
この負荷修正は以下に詳細に述べるように、電
子制御装置において種々の構成で実施できる。こ
こでは最初に燃料噴射装置の電子制御装置におい
て行うことができる電圧修正を適当に補償するこ
とにより負荷修正を達成する実施例について説明
する。
周知のように電磁的に動作する噴射弁は付勢遅
延時間tanおよび復旧遅延時間tabを有している。
これ等2つの遅延時間は蓄電池電圧によつて左右
されそして噴射弁を計算で求めた持続時間tgのパ
ルスで制御した場合、噴射される燃料の量は次式
で表わされる開放持続時間から決定される。
ti=tg−tan+tab=tg−tv ここで時間差tv=tan−tab(本明細書において
この時間差を弁遅延時間と称することにする)
は、蓄電池電圧によつて左右され、そして実際の
全蓄電池電圧範囲において正である。噴射される
燃料の量に対するこの遅延時間の影響は噴射弁に
供給されるパルスの噴射パルスの持続時間tgを割
算制御マルチバイブレータの動作時間従つてまた
商Q/n言い換えるならば回転数に対する単位時
間当りの吸込み空気量比に厳格には比例させず、
次式で表わすように加算的に作用する所定の電圧
依存修正時間tsを加味することによつて補償さ
れる。
tg=M・tp+ts,但しtp〜Q/n. そしてこの修正時間tsは本来的に電圧修正に
用いられ、第1図について後述する回路で得るこ
とができるものであり、本発明の教示に従つて負
荷修正のための相応の変動に用いられるものであ
る。上式中Mは燃料噴射装置の制御マルチバイブ
レータ段に後置接続された乗算器段の倍率を表わ
す。なお該乗算器段は割算制御マルチバイブレー
タの持続時間tpを有する原パルスから、付加的な
修正因子を含む噴射弁のための実質的に空極的な
持続時間を有するパルスを発生する働きをするも
のである。噴射パルスに対する開放時間は従つて
次式で表わされる。
ti=M・tp+ts′−tv. 上式中ts′は本来の電圧修正時間の持続時間t
sから派生されたものであり、本発明によればts
よりも一定の時間tzだけ小さくされている。即
ち、ts′=ts−tzである。通常、電圧修正はts
=tvとなるように行われているので、ti=M・
tp−tzとなる。換言するならば、このことは実
際の開放時間が負荷修正のために一定の時間tz
だけ短縮されたことを意味する。ここで上記一定
の時間tzは電圧修正時間tsの補償から得られた
ものであり、修正時間tsの全ての値の電圧依存
性がそのまま保持されている。
持続時間tpが小さくなると、一定時間tzの短
縮もしくは減少はtpが大きい持続時間を有する場
合よりも比較的強く作用し、乗算器段の倍率は通
常の場合値M=2を有する。Mを大きくすること
により負荷修正時間tzによるtiの減少はtpが小
さく、tp=tpminである場合に再び補償され、か
くして内燃機関の高い負荷に対応し原パルスの持
続時間tpが大きくなると、噴射時間の所望の増分
が達成される。
次に本発明を、図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図には電圧修正回路が略示されている。こ
の電圧修正回路は原パルスtpが印加されるセツト
入力端を有する2安定スイツチング段1を備えて
いる。この原パルスの持続期間中同時にコンデン
サC1は定電圧電源2から一定の安定した電圧U
Zまで充電される。そしてこのパルスtpの終時に
コンデンサC1の放電が可変抵抗器として構成さ
れた抵抗器R1を介して開始する。電圧修正時間
sの経過後にコンデンサの電圧は同様に調整可
能に構成された分圧器R2,R3のタツプ電位を
下回わる。この分圧器は蓄電池電圧+UBを印加
され、そしてタツプは比較器4の反転入力端に接
続されており、該比較器4の非反転入力端にはコ
ンデンサ電圧が印加される。比較器4の出力信号
は2安定スイツチング段1のリセツト入力端Rに
印加されるので、該2安定スイツチング段は比較
器4の出力信号に応答してリセツトされ、それに
より2安定スイツチング段1の出力端には持続時
間tp+ts−tzの出力パルスが現われ、その場合
一定の持続時間tzはこの電圧修正回路の先に述
べたような付加的な補償を受けている。この補償
は例えば抵抗器R1を相応に調整するとか、ある
いはまた抵抗器R2,R3から成る分圧回路を相
応に調整することにより達成される。
既に述べたように倍率Mを大きくすることによ
り持続時間tzによる噴射パルスの持続時間tiの
短縮化を再び補償することができるので、大きな
原パルスtpの場合tpの関数として次式で示すよう
に持続時間tiを相対的に大きくすることができ
る。
δti=tz/2tpmin(1−tpmin/tp) (tp>tpminの場合) この関係は第2図に持続時間tzを媒介変数と
して示されている。
経験によれば、蓄電池電圧UBatが14Vである場
合に、弁遅延時間tv=tan−tabは0.4msecであ
り、その場合に電圧上昇で弁遅延時間は約125μ
sec/Vだけ減少することが判つた。電圧修正を
蓄電池電圧UBat=15Vまで有効になるようにする
ためには、電圧修正時間tsに対し少くとも125μ
secが利用でき、しかもその場合に一定の時間tz
=0.275msecが得られるようにしなければならな
い。このようにすればtpmax=4msecの場合にδ
ti=10.3%の増分(濃度増加)が達成される。こ
の値はほぼ要求値に対応する値である。
なおここで補足的に述べておくと、特殊な事例
の場合にも電圧修正時間tsを弁の遅延時間tv
りも一定の定められた時間だけ大きくすることが
可能であり、その場合は持続時間tzの記号が反
転し、内燃機関の出力の増加に対し供給される燃
料―空気混合物の濃度減少が得られる。
変動する吸込み管圧力を補償するための負荷修
正を実現するための第2の可能性は燃料噴射装置
に所属する乗算器段における充電遅延により達成
される。第3図には、入力側の回路点P1に持続
時間tpを有する割算制御マルチバイブレータの既
述の原パルスが印加される乗算器段がブロツク・
ダイヤグラムで略示されている。最も単純な事例
においては、乗算器段は単安定スイツチング段1
0および2つの組合せられた定電流電源11およ
び12から構成され、これら2つの電源のうち定
電流電源11は充電電源として働きそして他の定
電流電源12は放電用電源として働く。制御マル
チバイブレータのトリガ・パルスの持続期間tp中
乗算器段の1つのコンデンサは一定の電流で充電
される。続いてスイツチング段のトリガおよびコ
ンデンサの定電流放電が行われる。放電に必要な
放電時間tEは単安定スイツチング段10の動作
時間即ち導通時間である。オア・ゲート13にお
いて原パルスの持続時間tpを時間的に加算する
(論理和結合)ことにより弁の実際の開放期間に
対応する噴射時間tiが発生される。充電電流IA
および放電電流IEは内燃機関の運転状態に対応
する修正量により制御することができる。これ等
充電々流および放電電流は通常の場合ほぼ同じ大
きさにある。
付加時間δtiを発生することにより所望の負荷
修正を達成するために、充電を原パルスの全時間
tpに亘つて行うのではなく、時間tp−tDの時間
中だけ行うことが提案される。制御マルチバイブ
レータの動作時間tpの開始に対して所定の小さな
時間tDだけ乗算器段の充電を遅延することによ
り、時間tpが小さい場合には乗算器段のコンデン
サの充電は原パルスの持続時間tpが大きい場合よ
りも小さくなる。それに対応して小さな噴射時間
は大きな噴射時間より著しく減少され、かくして
乗算器段における既に述べた充電および放電電流
AおよびIEの相殺により、tp=tpminの原パル
ス持続時間において、tiに対し2tpの適正な噴射
時間が得られる。tpがtpminより大きい場合には
次式に従つて所望の燃料分増加(濃度増加)が達
成される。
δti=1/2・t/tpmin−tp(1−tpm
in/tp) この関数は電圧修正時間を相応に変動すること
により既に述べた負荷修正関数と同じ型となる。
乗算器段における充電遅延による負荷修正におい
て生ずるパルス変化経過は第4図に略示されてい
る。
乗算器段のコンデンサの充電の遅延は、回路点
P1から時間tDだけ遅延されたパルスを充電々
源11に通す遅延素子14により実現することが
できる。
第5図には充電々流を発生する回路要素を備え
た遅延段14の部分が詳細に示されている。トラ
ンジスタT2は充電々流IAを発生し、そしてそ
のベースにおいて前置接続されて原パルス列tpを
受けるトランジスタT1によつて制御される。ト
ランジスタT1はコンデンサC5および該コンデ
ンサC5に直列に接続された抵抗R5と共に充
電々流IAの遅延した投入を行なうスイツチング
回路を形成する。パルスtpの始りでトランジスタ
T1は不導通状態にあり、そしてコンデンサC5
は抵抗R5を介して放電している。抵抗R5の抵
抗値は比較的小さく、本質的機能としてトランジ
スタT1の保護にあたる。抵抗R6およびR7な
らびにそれに直列に接続されたダイオードD5か
ら構成されてトランジスタT2を導通状態に制御
する分圧器は、コンデンサC5の容量を装荷され
ているので、トランジスタT2のベースの電圧U
A′はゆつくりと立ち上り、したがつてトランジス
タT2のコレクタを流れる充電電流IAも直ちに
その全幅値に達することはない。このような遅延
はまた電圧UA′が主としてトランジスタT2のベ
ース・エミツタ電圧UBE2によつて形成される場
合にも生ずる。というのはコンデンサC5の電圧
は、少くともトランジスタT1のベース・エミツ
タ電圧UBE2およびT1の小さい方の飽和電圧の
差を、充電々流IAが流れ始める迄に、解消しな
ければならないからである。この遅延作用を補強
するために、さらに数個(もしくは1個)のダイ
オードをトランジスタT2のエミツタ抵抗RA
直列に接続することができる。ダイオードD5は
温度補償の働きをする。この場合にも多数のダイ
オードを設けることができる。
全負荷時に約δti=10%より大きな修正が必要
である場合には、この遅延を前に述べた電圧修正
の「誤差補償」と組合せるのが合目的々である。
付加時間δtiを発生することにより、負荷修正
を行う上に述べた2つの実施例による装置は全tp
領域において有効であるという性質を有してい
る。これに対して上側の負荷領域においてだけ有
効になるような負荷修正が望しい場合には、これ
は第3図に示す乗算器段において時間に依存した
充電を行うことにより達成できる。このような負
荷修正の基本原理は第6図から理解できよう。こ
の第6図には乗算器段のコンデンサの時間制御さ
れる充電および放電が詳細に図解されている。第
6図に示すように遅延時間の経過後充電々流を大
きくするための回路については、第7図を参照し
て詳細に後述する。第6図の機能ダイヤグラムを
参照するに、tpの前半時間の始まりから充電々源
は、最初に通常の充電々流IA0を発生する。追つ
て詳述する遅延時間tDの経過後に、充電々流は
付加電流IZだけ大きくされる。この結果遅延時
間tDに等しいかあるいはまたそれより小さい動
作時間tp(即ち制御マルチバイブレータ段の原パ
ルスの持続時間)は通常の倍率M0=2を掛けら
れるだけである。tDよりも大きいtpの動作時間
に対してはtpの増大と共に倍率Mが大きくなる。
通常値からの噴射時間の相対偏差はその場合次式
で示すようにtpの関数である。
1 tptDの場合δti=0 2 tp>tDの場合δti=1/2・I/IA0・(1
−t/t) 第8図にはIz,tDを媒介変数として採つたδ
ti=f(tp)の種々な関数形態が示されており、
図中2つの遅延時間tD1およびtD2に対する可能
な変化曲線が示されている。図から明らかなよう
に、この関数の実現に当つてはIzおよびtDから
2つの自由度が得られる。
ここで次のことを注意しておく。(負荷修正の
第2実施例で既に述べたように)充電々流の投入
に遅延があると負荷の増大に伴い燃料濃度減少を
達成することができない。というのは、遅延時間
Dは常に正でなければならないからである。し
かしながら時点tDまで乗算器段の時間依存充電
を行うというこの第3実施例において、充電々流
を大きくせず、小さくした場合には負荷の関数と
してδtiの負方向の修正(濃度減少)を実現する
ことができ、その場合充電々流を部分的に大きく
するかあるいはまた小さくした場合、複雑な連続
修正関数δti=f(tp)を得ることができる。こ
のことはまた乗算器段の放電々流の可能な制御に
ついても当て嵌まる。このことに関しては負荷修
正の第4実施例として後節で詳細に説明する。
遅延時間tDを発生しかつ充電々流を変えるた
めの詳細な回路の1実施例が第7図に示されてお
り、この回路においては第5図に関連して既に説
明したように、修正を単一の電源を用いて実行す
ることができる。充電々流IAはエミツタ抵抗RA
を有するトランジスタT2によつて発生される。
トランジスタT1′はこの場合単に充電々流IA
開始点を決めるだけである。というのはパルスtp
はトランジスタT1′を阻止し、そしてトランジ
スタT2のベース分圧器R6,R7,D5はトラ
ンジスタT2を導通状態にしているからである。
同時にコンデンサC6およびR8からなるRC回
路を介してトランジスタT3が時間遅れをもつて
導通状態にされ、その場合の遅延時間tDはRC回
路の時定数によつて決められる。トランジスタT
3はそのコレクタ・エミツタ路および抵抗R9を
介してトランジスタT2のベース電位を高め、そ
の結果充電々流IAは増加する。このようにして
第6図と関連して述べた乗算器段におけるコンデ
ンサの充電機能が実現される。なお抵抗R9をト
ランジスタT2のベースではなくエミツタに接続
した場合には、先に述べたように遅延時間tD
経過後充電々流は減少することになる。なお当業
者には充電々流制御のより複雑な機能を達成する
ために、別の回路構成を回路技術的に実現可能で
あることは認識されるであろう。
最後に直ぐ上に述べた方法および回路と第1の
実施例(電圧修正)および(または)第2の実施
例(乗算器段における充電遅延)とを組合せるこ
とにより第9図に示すような修正機能を達成する
ことが可能である。第9図において節点Pxの位
置は比較的単純な回路構成をもつて関数δti=f
(tp)の非常に複雑な経過を近似することができ
るように選択できる。
負荷修正を実施するための第4実施例は乗算器
段におけるコンデンサの時間依存放電とも称され
るべきものであつて、その原理は第10図に時間
の関数としてのコンデンサ電圧uCの変化として
示されている。この実施例においても、第3実施
例として既に述べたのと同じ修正を達成すること
ができ、所定の時間tD′の経過後、放電中放電々
流IEを電流Iz′だけ減少するものである。既に述
べた実施例(時間依存放電による負荷修正)に類
似して、乗算器段のコンデンサの時間依存放電に
おいても次の式が当て嵌まる。
pD′の場合δti=0 tp>tD′の場合δti=1/2・l/lE0−l
・(1−t/t) これを実際に実現するための回路としては第7
図に示した回路に類似したものとすることがで
き、第7図の回路の電源(トランジスタT2によ
つて形成される電源)を放電に利用することがで
きる。
放電電流の制御のために特定の時定数素子を用
いる代りに、燃料噴射装置から派生されるパルス
を利用し、このような時定数素子を省略すること
も可能である。例えば、時間tD′を発生するため
に燃料噴射装置のトリガ用のそれ自体公知のパル
ス整形段を利用して、該パルス整形段の動作時間
Lを選択することにより放電電流減少時点を或
る一定の範囲内に選択しそして第11図に示すよ
うな回路を用いることができる。この回路におい
て、トランジスタT2″は放電電源としての働き
をなし、放電電流lEを通す。また別のトランジ
スタT4が設けられ、このトランジスタT4は予
め定められた遅延時間tD′の経過後でしかも適当
なパルスtLの放電開始後に導通状態に切換えら
れてそのコレクタ・エミツタ路および抵抗R15
を介してトランジスタT2″のベース電圧を負方
向に増大せしめ(減少させる)て、それにより第
10図のグラフに対応する放電電流lEの減少が
達成される。第10図において、トランジスタT
2″のエミツタ抵抗はREで表わされている。
以上述べた本発明の各実施例の原理は要約する
と次のように説明することができる。
先ず第1図および第2図に示す実施例の場合、
燃料噴射パルスの持続時間を負荷が高いときに補
足的に長くするために、いずれにせよ設けられて
いる公知の電圧修正回路を利用し、tiの決定の
際に電圧修正回路で弁遅延修正時間tSから負荷
修正時間tZを差し引くが、全体的には、即ち例
えば乗算係数Mに亘つては、tp時間より延長す
るようにする。その結果噴射持続時間は、負荷と
共に増大する。というのは時間長tZが一定なの
で、噴射パルスが長くなるにつれて、この時間長
Zの影響が薄れるので、言い換えれば、差し引
く値が一定で、差し引かれる値の方は常に増大し
ているとき、差し引く値の影響は薄れるので、噴
射量は負荷の増大に伴つて増加する。第1a図
は、tiの形成のために、tpパルスが所定の時間
長ts−tz分延長されることを示す。なお、UC1
はコンデンサC1の充放電電圧、UZは定電圧電
源により定められる電圧値、USは分圧器R2/
R3により定められる比較器閾値である。
第3図に示す第2の実施例では、単に、乗算器
段10のコンデンサの充電の開始を例えばフリツ
プフロツプを介して所定の時間長tD分遅延さ
せ、これにより該コンデンサの、期間tpの間の
充電量が僅かになるようにし、コンデンサの放電
時間を僅かにする。ORゲート13(第3図)で
はtpパルスに放電時間パルスtEが加算されてt
iパルスが取出されるので、tiパルスとしてはそ
の長さが短縮される。そこで小さなtp値(また
は小さな負荷値)のときの噴射持続時間を、正し
い噴射量が得られるように設定すると、時間遅延
に起因する噴射量の低減の割合は、tpパルスの
増大と共に次第に僅かになり、その結果、負荷が
大きいときには供給燃料量が増大するようにな
る。こうして、本発明の目的とするところが達成
される。
第5a図に示す波形図は、トランジスタT2の
導通接続を遅らせることにより、充電電流lA
遅れて開始させる遅延素子14の実施例である第
5図の回路の動作を説明するものであり、UA
トランジスタT2のベース電圧(コンデンサC5
における充電電圧に相応する電圧波形)、USはト
ランジスタT2のベース・エミツタ電圧UBE2
導通閾値である。
第7図の回路では、tpパルスの開始時点には
充電電流がトランジスタT2を介して通常の大き
さlA0で流れる(第6図参照)、遅延時間tDの経
過後にはRC素子C6/R8によりトランジスタ
T3が付加的に導通制御され、その結果、トラン
ジスタT3に並列接続された抵抗R6と可変抵抗
としてのトランジスタT3のエミツタコレクタ間
を含む回路との合成抵抗値が僅かになり、この場
合、トランジスタT2はより強く導通制御される
ので、付加的電流lZが通常の充電電流に加算lA
+lZされ、その結果第6図の実線で示すような
特性曲線となる。この動作説明の為、付加的に第
7a図に、第7図の回路のいくつかの回路点の電
圧ないし電流を示す。第7a図において、UC6
パルスtpが加わつたときコンデンサC6に生じ
る電圧波形、lT3はそのとき流れる、トランジス
タT3の電流、lSはトランジスタT3の導通閾
値である。
第11図に示す回路の動作原理は、第7図の場
合に類似しており、放電電流を所定遅延時間後に
低減して放電時間を延長するものである。
最後に次のことを述べておく。内燃機関の全負
荷運転においては、燃料測定が可能な限り小さい
排気ガス放出に関しては行われず、燃料空気混合
物は全負荷濃度まで非常に大きく燃料分を増大せ
しめられて、内燃機関は最大出力を発生できる状
態になることが非常にしばしば生ずる。然してこ
のことは、制御マルチバイブレータの大きな動作
時間tpの領域において約15ないし20%だけ噴射パ
ルスが伸長されたことを意味し、乗算器段におけ
るコンデンサの時間依存放電および充電という上
に述べた最後の2つの実施例を全負荷時濃度増加
に有利に利用することができる。但し、その場合
遅延時間は次のように選ばなければならない。即
ち、燃料分増加がtpmaxに達する直ぐ前で急激に
始まり、そして比較的大きな電流Izにより急峻
な立上りをもつて修正が行われて、それによりtp
=tpmaxでは約20%の濃度増加が得られるように
遅延時間を選択する必要がある。このような手段
を講ずれば、内燃機関のスロツトル弁スイツチ装
置に特別な全負荷時スイツチを省略することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は元来必要とされる燃料噴射装置の燃料
噴射パルス、即ち原パルスtpの電圧修正を適当に
補償することにより負荷修正を実現するための回
路を示し、第2図は原パルスの持続時間tpに亘つ
て燃料修正のための相対的濃度増加δtiの依存性
を示し、第3図は乗算器段における充電遅延によ
る負荷修正を行うための遅延素子を備えた燃料噴
射装置の乗算器段のブロツク・ダイヤグラム、第
4図は負荷修正された噴射パルスの発生を時間の
関数として示すグラフ、第5図は充電遅延による
負荷修正において、充電々流の遅延されたター
ン・オンを行うための回路例を示し、第6図は上
側の負荷領域においてのみ有効となる乗算器段に
おける時間依存充電による負荷修正を行う場合の
充電々流の変化を示し、第7図は遅延時間経過後
に充電々流を大きくするための回路を示し、第8
図は原パルスの持続時間tpに依存する相対的負荷
時間δtiの種々な関数形態にして乗算器段におけ
る時間依存充電によつて実現される関数形態を示
し、第9図は負荷修正を行うために異つた方法を
組合せた時の複雑な関数の1例を示すグラフ、第
10図は負荷修正を時間依存放電で行う場合の燃
料噴射装置の乗算器段におけるコンデンサの充電
および放電経過を示すグラフ、そして第11図は
乗算器段のコンデンサの放電電流を減少するため
の回路例を示す回路図、第1a図は第1図の回路
の動作説明に供する波形図、第5a図は第5図の
回路の動作説明に供する波形図、第7a図は第7
図の回路の動作説明に供する波形図である。 1…2安定スイツチング段、2…定電圧電源、
4…比較器、10…単安定スイツチング段、1
1,12…定電流源、13…オア・ゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 噴射パルスの持続時間が基本的に内燃機関の
    回転数および吸気量に依存して決定されるような
    電気的燃料噴射装置における、内燃機関の負荷状
    態に依存して噴射弁の内側と外側との間に形成さ
    れて噴射燃料量に影響を及ぼす圧力差(吸気管圧
    と燃料噴射圧との間の圧力差)を補償するため
    に、電磁噴射弁に供給される噴射パルスの接続時
    間tiを負荷に依存して修正する方法において、
    弁遅延時間の補償のための電圧修正回路から発生
    される付加修正時間tsを調整により予め定めら
    れる時間tzだけ短縮し、同時に、回転数および
    吸気量から燃料噴射装置により形成される原パル
    スtpを処理する乗算器段の乗算係数Mを、原パ
    ルスtpの持続時間が短いとき(tp=tpnio)に
    は前記所定の時間tzによる噴射パルスtiの短縮
    が再び補償され且つまた原パルスtpの持続時間
    が長いときには噴射時間tiの追加時間δtiとし
    ての所望の増分が達成されるように増大すること
    により、噴射パルスの持続時間tiを、前記原パ
    ルスの持続時間tpの関数である追加時間だけ延
    長することを特徴とする、電磁噴射弁に供給され
    る噴射パルスの持続時間を負荷状態に依存して修
    正する方法(第1図)。 2 噴射パルスの持続時間が基本的に内燃機関の
    回転数および吸気量に依存して決定されるような
    電気的燃料噴射装置における、内燃機関の負荷状
    態に依存して噴射弁の内側と外側との間に形成さ
    れて噴射燃料量に影響を及ぼす圧力差(吸気管圧
    と燃料噴射圧との間の圧力差)を補償するため
    に、電磁噴射弁に供給される噴射パルスtiの持
    続時間を負荷に依存して修正する方法において、
    内燃機関の回転数および吸気量から燃料噴射装置
    により形成される原パルスtpによつて制御され
    る、噴射パルス発生回路中のコンデンサの充電の
    開始を、所定の時間tDだけ遅延させ、しかも原
    パルスtpの最小持続時間tpnioに対しては充電
    および放電電流を相応に調整することによりti
    =2tpの所望の噴射持続時間を達成し、そして噴
    射パルスの持続時間が長くなると追加の噴射持続
    時間(相対的燃料濃度増加時間δti)が相当に
    増大するようにして、噴射パルスの持続時間ti
    を、前記原パルスの持続時間tpの関数である、
    追加時間だけ延長することを特徴とする、電磁噴
    射弁に供給される噴射パルスの持続時間を負荷状
    態に依存して修正する方法(第4図)。 3 噴射パルスの持続時間が基本的に内燃機関の
    回転数および吸気量に依存して決定されるような
    電気的燃料噴射装置における、内燃機関の負荷状
    態に依存して噴射弁の内側と外側との間に形成さ
    れて噴射燃料量に影響を及ぼす圧力差(吸気管圧
    と燃料噴射圧との間の圧力差)を補償するため
    に、電磁噴射弁に供給される噴射パルスtiの持
    続時間を負荷に依存して修正する方法において、
    乗算器段のコンデンサの充電を、予め定められた
    遅延時間tDの経過後に充電電流lAが追加電流分
    Zだけ増大するように時間依存制御することに
    より、噴射パルスの持続時間tiを前記原パルス
    の持続時間tpの関数である追加時間だけ延長す
    ることを特徴とする、電磁噴射弁に供給される噴
    射パルスの持続時間を負荷状態に依存して修正す
    る方法(第6図)。 4 噴射パルスの持続時間が基本的に内燃機関の
    回転数および吸気量に依存して決定されるような
    電気的燃料噴射装置における、内燃機関の負荷状
    態に依存して噴射弁の内側と外側との間に形成さ
    れて噴射燃料量に影響を及ぼす圧力差(吸気管圧
    と燃料噴射圧との間の圧力差)を補償するため
    に、電磁噴射弁に供給される噴射パルスtiの持
    続時間を負荷に依存して修正する方法において、
    乗算器段のコンデンサの放電を、放電中予め定め
    られた時間遅延tD′の経過後に放電電流lEが調
    整可能な電流量lZ′だけ減少するよう時間依存制
    御することにより、噴射パルスの持続時間ti
    を、前記原パルスの持続時間tpの関数である追
    加時間だけ延長することを特徴とする、電磁噴射
    弁に供給される噴射パルスの持続時間を負荷状態
    に依存して修正する方法(第10図)。
JP49878A 1977-01-08 1978-01-06 System and device for adjusting continuous time of injection pulse supplied to electroomagnetic injection valve according to load Granted JPS5386931A (en)

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