JPS6150752B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6150752B2
JPS6150752B2 JP10895680A JP10895680A JPS6150752B2 JP S6150752 B2 JPS6150752 B2 JP S6150752B2 JP 10895680 A JP10895680 A JP 10895680A JP 10895680 A JP10895680 A JP 10895680A JP S6150752 B2 JPS6150752 B2 JP S6150752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
masking
sandblasting
printing
ink
ceramics
Prior art date
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Expired
Application number
JP10895680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5733966A (en
Inventor
Bunji Hosono
Ichiro Sasaki
Tsukasa Aoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOSONO METARIKON KOGYOSHO KK
Original Assignee
HOSONO METARIKON KOGYOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOSONO METARIKON KOGYOSHO KK filed Critical HOSONO METARIKON KOGYOSHO KK
Priority to JP10895680A priority Critical patent/JPS5733966A/ja
Publication of JPS5733966A publication Critical patent/JPS5733966A/ja
Publication of JPS6150752B2 publication Critical patent/JPS6150752B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁器、半溶化陶器、陶器、セツ器(〓
器)(以後陶磁器と略称)等の外表面と内部とが
硬度の異なる複合層により構成された物質のサン
ドブラスト彫刻法に関するもので高級装飾品、美
術工芸品、内装用壁、タイル等の建築用品、食品
用器類、茶器、火鉢、台所用品、外装タイル、屋
根瓦等にサンドブラスト加工による彫刻をし、メ
タリコン、塗装及び更に必要ならばゆう薬を塗布
して加熱焼成処理等の表面処理によつて高級仕上
げをすることを目的とするものである。
従来、ガラス、金属、木材、プラスチツク等の
表面被加工体にマスキングレジストを施し、サン
ドブラスト彫刻することが行なわれているが、何
れもガラスを除いてサンドブラストによる彫刻は
深さが100ミクロンが最高であり、それ以上は材
料がそれ曲がる欠点があつた。又ガラスは深さ
300ミクロン以上の彫刻ができ、例えば3mm程度
のガラスもサンドブラストによつて貫通処理が可
能であるがマスキングレジストの強力なものがな
く、マスキング部分も幾分損傷を負う欠点があ
り、強力なマスキングレジストを構成するマスキ
ング剤が現在なお業界で種々検討されている。
更に従来、外表面と内層とが硬度の異なる複合
層よりなる陶磁器のサンドブラストによる彫刻法
は技術的な困難性のため行なわれなかつた。
本発明のマスキング剤はマスキング層の厚さを
大ならしめると共に、マスキングレジスト層に弾
力性があり、サンドブラスト彫刻法50〜80℃の僅
かな加熱によつてフイルム状になつて剥離し、セ
ロテープ等の接着用テープを貼付することによつ
て回収可能なことが確認され、さらに陶磁器表面
のゆう薬層との密着がよく、サンドブラスト圧に
耐えると同時に酸、アルカリ及び高温に耐える必
要がある。従来はかゝる強力なマスキン剤はなか
つた。
上記に鑑み、本発明は前記陶磁器のような外表
面と内部とが硬度の異なる複合層により構成され
たものに印刷又は切り抜き型を使用して被彫刻部
分にサンドブラスト用マスキングレジストを形成
した後印刷又は切り抜き型部分にサンドブラスト
によつて種々な深さに、種々な図柄を彫刻して、
更にサンドブラストされた凹面にメタリコン又は
塗料等によつて被覆し、必要ならばゆう薬を施
し、焼成してマスキング剤を除去して仕上げをし
て被加工体の実用的、装飾的又は美術的価値を著
しく高めることに成巧したもので、本発明は陶磁
器に被加工部分を残して印刷インキ用熱可塑性合
成樹脂を主成分とするマスキング剤によつてマス
キングを施した後、サンドブラスト加工を行うこ
とによつて種々な模様、文字などの図柄を彫刻し
て仕上げ処理をする硬度の異なる複合層よりなる
陶磁器のサンドブラスト彫刻加工法を提供するも
のである。
本発明のサンドブラスト彫刻用研削砥粒として
ガラスビーズを使用すると彫刻部分は光沢化し、
鉄粉又は珪砂を使用するとつや消しとなり、更に
プラスチツクス粒子(1〜3mm)例えば塩化ビニ
ル又は塩化ビニルガラス繊維混合物も同様につや
消し仕上げとなり、仕上げ用途により適宜選択し
て使用することができる。
本発明においては、前記の目的を達成するため
に表面の硬度が著しく高く内部に行くに従つて硬
度の低い複合層構造の陶磁器等にマスキングレジ
ストを形成して複合層を同時に深く、正確にサン
ドブラスト加工を行ない、貫通又は凹面を形成さ
せ、更に被加工面に例えば銅メタリコン処理を施
し、必要ならば酸、アルカリ系着色剤例えば硫化
銅又は炭酸銅でメタリコンされた層を着色し、又
はインキ、塗料等で着色し、更に必要ならば被処
理面をゆう薬、ガラス用透明インキで被覆して仕
上げをする。
そのためマスキン剤はそれらの処理に耐えるマ
スキング剤を選択する必要があり、本発明者等の
研究によるとマスキング剤として上記の如く水及
び有機溶剤に可溶となした塩化ビニル、エポキ
シ、アクリル、ポリウレタン系樹脂を使用したイ
ンキを有機溶剤に溶解し、可塑剤、分散剤、硬化
剤及び界面活性剤等を複数種類配合して印刷適性
を出した材料が好適であることが見付けられ、上
記材料の種々配合比を変化したマスキング剤が使
用された。また本発明のマスキングインキの印刷
を重ね刷りするも同様の結果が得られた。
本発明は水洗することなくメタリコン、塗装等
の熱処理後の温度から常温に冷却される徐冷ゾー
ンの間にインキ及びマスキング剤をブラツシング
によつて乾式で除去することに成功した。
これは上記の如く熱可塑性合成樹脂のマスキン
グ剤を使用したためで、湿式でマスキング剤を除
去する場合の様に加熱する必要がなく、又廃水中
にマスキング剤成分が混入されることがないた
め、省エネルギー及び公害防止の効果を奏する。
次に実施例によつて本発明を説明する。
実施例 1 市販の粘度成型、ゆう薬仕上げ、焼成した陶磁
器にスクリーン印刷用インキ(アルキツド変性樹
脂50%、塩化ゴムと塩素化ポリプロピレン各20
%、界面活性剤3%、酸化鉄7%を混合し、トリ
オールエチルセルソルブで印刷適正を出したイン
キ)で印刷、常温3時間硬化(加熱の場合160
℃、3分間)し、サンドブラスト彫刻し、(彫刻
深さ240ミクロン)メタリコンでサンドブラスト
彫刻面に真鍮(55ミクロン)層を形成させること
によりグレー系金属着色を行つた。
実施例 2 実施例(1)の複合層の材料にスクリーン印刷イン
キ (溶剤をベンゼン、トルエン及びその他の炭化
水素溶剤、アセトン等40重量%、分散増粘剤とし
てエチルセルソルブ、さらにフタル酸エステル及
び含塩素可塑剤12重量%、酸化鉄23重量%、可塑
剤5重量%、塩素化合物例えば塩化ゴム20重量%
をねり合せて印刷適性を出したインキ)で印刷、
180℃、2分間乾燥、サンドブラスト(空気圧3.8
Kg/cm2)し、かつ貫通又は凹面を形成させて、サ
ンドブラスト面にゆう薬を施し、1200℃、20分間
焼付をした。
本発明を陶磁器に適用した場合の効果を纏める
と次の通りである。
(イ) 従来の一般市販スクリーン印刷用インキに本
発明に使用の水及び有機溶剤可溶に変性した熱
可塑性合成樹脂(10〜13重量%)を添加し、全
面ゆう薬処理の施された複合層の素材にサンド
ブラストをしてメタリコン塗装、金属着色仕
上、更に加熱焼成処理が完全にできた。
(ロ) 彫刻の深さは3〜5mmのものが得られた。
(ハ) ゆう薬層の彫刻に弗酸を使用しないため無公
害処理ができ、更に生産性が向上し、しかも陶
磁器の如き複合層にも拘らず深い彫刻で、エツ
ジが明瞭になる直角彫刻又は貫通彫刻ができ
る。
(ニ) 全工程が乾式処理である。
(ホ) マスキング剤が乾式処理で回収され、回収廃
品は燃料の補助剤ともなり、公害処理の必要が
なくなつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外表面と内部とが硬度の異なる複合層よりな
    る陶磁器に被加工部分を残して印刷インキ用熱可
    塑性合成樹脂を有機溶剤に溶解し、可塑剤、分散
    剤、硬化剤及び界面活性剤を配合して印刷適性を
    付与したマスキング剤によつて印刷マスキングを
    施した後、サンドブラスト加工を行うことによつ
    て種々な模様、文字などの図柄を彫刻して仕上げ
    をし、更に最終的な熱処理後の温度から常温に冷
    却される徐冷ゾーンの間に上記マスキング用イン
    キ及びマスキング剤を水洗することなく、ブラツ
    シングによつて、乾式で、除去することを特徴と
    する陶磁器のサンドブラスト彫刻法。
JP10895680A 1980-08-07 1980-08-07 Sandblast engraving method of ceramic ware Granted JPS5733966A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10895680A JPS5733966A (en) 1980-08-07 1980-08-07 Sandblast engraving method of ceramic ware

Applications Claiming Priority (1)

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JP10895680A JPS5733966A (en) 1980-08-07 1980-08-07 Sandblast engraving method of ceramic ware

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5733966A JPS5733966A (en) 1982-02-24
JPS6150752B2 true JPS6150752B2 (ja) 1986-11-05

Family

ID=14497913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10895680A Granted JPS5733966A (en) 1980-08-07 1980-08-07 Sandblast engraving method of ceramic ware

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125942U (ja) * 1983-02-10 1984-08-24 生貝 昇 糞便発酵装置
JPS6082193A (ja) * 1983-10-12 1985-05-10 Noboru Ikegai 糞便醗酵装置
JPS6094199A (ja) * 1983-10-26 1985-05-27 Noboru Ikegai 糞便醗酵装置
JPS6074798U (ja) * 1983-10-31 1985-05-25 株式会社クボタ 汚泥乾燥機
WO2007091476A1 (ja) * 2006-02-09 2007-08-16 Asahi Kasei Emd Corporation サンドブラスト用レジスト材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5733966A (en) 1982-02-24

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