JPS615041A - 2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法 - Google Patents
2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法Info
- Publication number
- JPS615041A JPS615041A JP12483284A JP12483284A JPS615041A JP S615041 A JPS615041 A JP S615041A JP 12483284 A JP12483284 A JP 12483284A JP 12483284 A JP12483284 A JP 12483284A JP S615041 A JPS615041 A JP S615041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyclohexanone
- reaction
- aliphatic aldehyde
- alkali
- hydroxyalkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、λ−(/−とドルキシアルキル)シクロヘキ
サノンの製造法に係る。該化合物祉有機什学工業上の中
間原料として有用で、特に。
サノンの製造法に係る。該化合物祉有機什学工業上の中
間原料として有用で、特に。
カルボフランの名で公知の広スペクトル殺虫剤原体であ
るコ、3−ジヒドロー2,2−ジメチルベンゾ−7−フ
ラニルメチルカルバメートの中間厚、料として重要なコ
、3〜ジヒドローコ、2−ジメチル−7−ヒドロキシベ
ンゾフランの製造中間体として有用である。
るコ、3−ジヒドロー2,2−ジメチルベンゾ−7−フ
ラニルメチルカルバメートの中間厚、料として重要なコ
、3〜ジヒドローコ、2−ジメチル−7−ヒドロキシベ
ンゾフランの製造中間体として有用である。
従来、、z−(i−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサ
ノンの製造法としては、例えば下記の反応が知られてい
る。
ノンの製造法としては、例えば下記の反応が知られてい
る。
(1) MUKAIYAMA e、t al、J、
Am、Ohem、 Boa。
Am、Ohem、 Boa。
舒、7jθ3 (/97り)
(1) N0ZAK工et al、 Bul:L、O
hem、 So’c、、rap。
hem、 So’c、、rap。
互i、 330/ (/り10)
しかしながら、これらの反応l′i特殊な試薬を使用し
た夛、極端な低源で行う等、実用性に欠ける。一方、ケ
ミカルアプストラクッ(0,A、)///9θ/2θt
Kは、シクロヘキサノンとブチルアルデヒドの縮合にょ
シ 一般式(II) で表わされる化合物が収率l!チで得ら汎(但し、R=
Pr)、残部の36%はシクロヘキサノ7、 同410
%がシクロヘキシリチンシクロヘキサノンであること及
びブチルアルデヒドの代わりにイソブナルアルデヒドを
用いても同様に反応して、一般式(III)の化合物(
但し、 R= (OH,)。
た夛、極端な低源で行う等、実用性に欠ける。一方、ケ
ミカルアプストラクッ(0,A、)///9θ/2θt
Kは、シクロヘキサノンとブチルアルデヒドの縮合にょ
シ 一般式(II) で表わされる化合物が収率l!チで得ら汎(但し、R=
Pr)、残部の36%はシクロヘキサノ7、 同410
%がシクロヘキシリチンシクロヘキサノンであること及
びブチルアルデヒドの代わりにイソブナルアルデヒドを
用いても同様に反応して、一般式(III)の化合物(
但し、 R= (OH,)。
OH)を与えることが配されているが1反応収率が良く
ないこと等未だ十分な方法は見込出されていない。
ないこと等未だ十分な方法は見込出されていない。
一般に、二極の選なるカルボニル化合物を用いアルドー
ル動台反応を行なう交叉アルドール反応は多棟の削生物
を生じ、特定の目的物を収率良く得ることは困難とされ
ている。
ル動台反応を行なう交叉アルドール反応は多棟の削生物
を生じ、特定の目的物を収率良く得ることは困難とされ
ている。
本発明者等は、特殊な試薬を使用せず、シクロヘキサノ
ンと脂肪族アルデヒドをアルドール縮合することによっ
て2−(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンを
製造する方法について鋭意検討した結果、高次縮合生成
物及び脱水生成物の副生を抑制し、コー(/−ヒドロキ
シアルキル)シクロヘキサノンを高収率で製造する方法
を見い出し1本発明に到達した。
ンと脂肪族アルデヒドをアルドール縮合することによっ
て2−(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンを
製造する方法について鋭意検討した結果、高次縮合生成
物及び脱水生成物の副生を抑制し、コー(/−ヒドロキ
シアルキル)シクロヘキサノンを高収率で製造する方法
を見い出し1本発明に到達した。
本発明の要旨は、アルカリの存在下でシクロヘキサノン
と一般式(1) R2’C!HOHO(式中、l(+及
びR2は水素または炭素数.1〜コのアルキル基を示し
、互すに同一でも異なっていてもよい。
と一般式(1) R2’C!HOHO(式中、l(+及
びR2は水素または炭素数.1〜コのアルキル基を示し
、互すに同一でも異なっていてもよい。
)で表わされる脂肪族アルデヒドを縮合させて。
記と同義である。)で表わされるコー(/−ヒドロキシ
アルキル)シクロヘキサノンを製造するに際し1反応温
度を!θ℃未満とし、且つ。
アルキル)シクロヘキサノンを製造するに際し1反応温
度を!θ℃未満とし、且つ。
シクロヘキサノンと脂肪族アルデヒドを主体とする有機
層/に対して、アルカリを含有する水層がo3〜−〇(
重量比)となる様に水を存在させて水中油型の乳化状態
で不均一界面反応を行うことを特徴とするコー(/−ヒ
ドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法である。
層/に対して、アルカリを含有する水層がo3〜−〇(
重量比)となる様に水を存在させて水中油型の乳化状態
で不均一界面反応を行うことを特徴とするコー(/−ヒ
ドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法である。
以下に本発明の詳細な説明する。
前記一般式(1)におりて、R1及びR2は水素または
炭素数.1〜−のアルキル基で1Lそれらは互いに同一
でも異なっていてもよい。
炭素数.1〜−のアルキル基で1Lそれらは互いに同一
でも異なっていてもよい。
前記一般式(1)で表わされる脂肪族アルデヒドの具体
的な例としては、アセトアルデヒド。
的な例としては、アセトアルデヒド。
プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド。
イソブチルアルデヒド、コーエテルプチルアルデヒド等
が挙けられるが、イソブチルアルデヒド、n−ブチルア
ルデヒドが特に好ましい。
が挙けられるが、イソブチルアルデヒド、n−ブチルア
ルデヒドが特に好ましい。
組合反応におけるシクロへキサノンニ脂肪族アルデヒド
のモル比は、/:θ、θ!〜θ、?、好ましくは/ :
0..1〜0.7.最も好ましくは/:θ1.2〜0
.1である。勿論、この範囲外でも実施できるが、 j
′FI肪族アルデヒドのモル比を大きくすると1.2.
に−ジ(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノン等
の副生物が増加し1選択率がおちるので好ましくない。
のモル比は、/:θ、θ!〜θ、?、好ましくは/ :
0..1〜0.7.最も好ましくは/:θ1.2〜0
.1である。勿論、この範囲外でも実施できるが、 j
′FI肪族アルデヒドのモル比を大きくすると1.2.
に−ジ(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノン等
の副生物が増加し1選択率がおちるので好ましくない。
シクロヘキサノンと脂肪族アルデヒドは、混合して有機
層を形成するが、過剰なシクロヘキサノンが溶媒を兼ね
るため1%別な有機溶媒を必要としない。
層を形成するが、過剰なシクロヘキサノンが溶媒を兼ね
るため1%別な有機溶媒を必要としない。
本発明忙おいては1反応系にアルカリを含有する水層を
存在させて、不均一系界面反応を行う。
存在させて、不均一系界面反応を行う。
触媒としてのアルカリは、アルカリ金属の水酸化物、炭
酸塩1重炭酸塩等が有効であるが。
酸塩1重炭酸塩等が有効であるが。
アルカリ土類金属の水酸化物等も用することができる。
アルカリ金属の水酸化物が特に好ましい。通常、アルカ
リは脂肪族アルデヒドlに対し1モル比でθ、.1〜l
O用かられる。水層中のアルカリ濃度は7〜10重量%
、好ましくはa〜2重f%である。
リは脂肪族アルデヒドlに対し1モル比でθ、.1〜l
O用かられる。水層中のアルカリ濃度は7〜10重量%
、好ましくはa〜2重f%である。
本発明では水層の°有機層に対する重i比を水相比と称
し、水相比はθ、!〜20であれば1通常、水中油型の
乳化状態となシ本発明の不均一系界面反応が可能である
。水相比は、好ましくは.1〜10.更に好ましくはコ
〜lである。
し、水相比はθ、!〜20であれば1通常、水中油型の
乳化状態となシ本発明の不均一系界面反応が可能である
。水相比は、好ましくは.1〜10.更に好ましくはコ
〜lである。
水相比が小さすぎると、油中水型の乳化状態となシ、目
的物の収率が低重。一方、水相比が大きすぎると1反応
後、目的物を分離する際1分液が良好に行なわれず、又
、目的物が水層に溶は出す惧れがあシ好ましくない。
的物の収率が低重。一方、水相比が大きすぎると1反応
後、目的物を分離する際1分液が良好に行なわれず、又
、目的物が水層に溶は出す惧れがあシ好ましくない。
反応温度はSO℃未満、好ましくはO−S O℃未満、
更に好ましくはオ〜4tO℃である。また低温すぎては
反応速度が/」・さく実用的でなく。
更に好ましくはオ〜4tO℃である。また低温すぎては
反応速度が/」・さく実用的でなく。
一方、10℃以上では生成物の一部が脱水されたコーア
ルキリデンシク目ヘキサノン及び、2,6−ジアルキリ
ゾンシクロヘヤサノン等が副生じ。
ルキリデンシク目ヘキサノン及び、2,6−ジアルキリ
ゾンシクロヘヤサノン等が副生じ。
好ましくない。
同5反応温度と水相比は総合的に考慮して反応条件を選
択する必要がある、 反応時間は、脂肪族アルデヒド/シクロヘキサノンモル
比、水相比、アルカリ濃度等を考にのうえ適宜に決定さ
れる。通常30分〜6時間。
択する必要がある、 反応時間は、脂肪族アルデヒド/シクロヘキサノンモル
比、水相比、アルカリ濃度等を考にのうえ適宜に決定さ
れる。通常30分〜6時間。
好ましくl−1.1〜!時間程度に牌節するのが工業上
好ましい、 本発明の反応は不均一系界面反応であるので、反応速度
を高めるためには接触面積を大きくとることが重要であ
り、有機層又は水層が単独でイI−存するような撹拌状
態、すなわち分液がみら7′1゜るような状態は好まし
くない。反応系全体が均一な水中油型エマルジョンを示
すように撹拌することが必要である。
好ましい、 本発明の反応は不均一系界面反応であるので、反応速度
を高めるためには接触面積を大きくとることが重要であ
り、有機層又は水層が単独でイI−存するような撹拌状
態、すなわち分液がみら7′1゜るような状態は好まし
くない。反応系全体が均一な水中油型エマルジョンを示
すように撹拌することが必要である。
反応後は通常の化学的手法によ)目的物を回収すること
ができる。例えば反応液を静置して分液し、有機層と水
層を分離する。分液温度は反応温度程度である。有機層
と水層の分離に先立ち1反応液を塩酸等の無機酸及び酢
酸、クエン酸、酒石酸、7タル酸、シュウ酸等の有機酸
で中和することも可能であるが、その場合中和後の水層
は廃棄され、有機層から蒸留によシ目的物が回収される
。
ができる。例えば反応液を静置して分液し、有機層と水
層を分離する。分液温度は反応温度程度である。有機層
と水層の分離に先立ち1反応液を塩酸等の無機酸及び酢
酸、クエン酸、酒石酸、7タル酸、シュウ酸等の有機酸
で中和することも可能であるが、その場合中和後の水層
は廃棄され、有機層から蒸留によシ目的物が回収される
。
2方1分離後中和する場合には有機層のみを任意の酸、
好ましくはpH制御の容易な酢酸。
好ましくはpH制御の容易な酢酸。
クエン酸、酒石酸、フタル酸、シュウ酸等によ〕中和し
、水層は廃菜してもよいが、アルカリ成分として本願発
明の不均一系界面反応の水層に循環使用することも可能
である。
、水層は廃菜してもよいが、アルカリ成分として本願発
明の不均一系界面反応の水層に循環使用することも可能
である。
中和された有機層は、シクロヘキサノン、−2−(/−
ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノン、、2−アルキ
リデンシクロヘキサノン、2,6−ジ(/−ヒドロキシ
アルキル)シクロヘキサノンのほかグ〜j%の水分が含
まれている。該有機層は、蒸留により、まず低温でシク
ロヘキサノンを回収し1次すでそれより高温でコーアル
キリデンシクロヘキサノンを留去し、更に缶内液を精留
して、S−(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノ
ンを高沸点副生物から分離回収する。
ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノン、、2−アルキ
リデンシクロヘキサノン、2,6−ジ(/−ヒドロキシ
アルキル)シクロヘキサノンのほかグ〜j%の水分が含
まれている。該有機層は、蒸留により、まず低温でシク
ロヘキサノンを回収し1次すでそれより高温でコーアル
キリデンシクロヘキサノンを留去し、更に缶内液を精留
して、S−(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノ
ンを高沸点副生物から分離回収する。
蒸留は常圧もしくは減圧下、好ましくは.1〜/θθm
tHjの減圧下で行なわれる。有機層に含まれていた水
分はシクロヘキサノンと共沸され。
tHjの減圧下で行なわれる。有機層に含まれていた水
分はシクロヘキサノンと共沸され。
回収されたシクロヘキサノンは、そのまま本願発明の反
応に供することができる。上述の蒸留操作により、シク
ロヘキサノン、、2−(i−ヒドロキシアルキル)シク
ロヘキサノペλ−アルキリデンシクロヘキサノン、 、
2.4−ジ(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノ
ンは比較的容易に分離され、高純度のコーアルキリデン
シクロヘキサノンが得られる。
応に供することができる。上述の蒸留操作により、シク
ロヘキサノン、、2−(i−ヒドロキシアルキル)シク
ロヘキサノペλ−アルキリデンシクロヘキサノン、 、
2.4−ジ(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノ
ンは比較的容易に分離され、高純度のコーアルキリデン
シクロヘキサノンが得られる。
本発明で得られる2−(/−ヒドロキシアルキル)シク
ロヘキサノン例えば−一(/−ヒドロキシイソブチル)
シクロヘキサノンは、、2−インブチリデンシフ四ヘキ
サノンを経由して。
ロヘキサノン例えば−一(/−ヒドロキシイソブチル)
シクロヘキサノンは、、2−インブチリデンシフ四ヘキ
サノンを経由して。
コ、3−ジヒド四−a1.2−ジメチル−2−ヒドロキ
シベンゾフランを製造することができる。参考に、コー
アルキリデンシクロヘキサノンの製造について以下に述
べる。
シベンゾフランを製造することができる。参考に、コー
アルキリデンシクロヘキサノンの製造について以下に述
べる。
、2−(/−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンは
、酸の存在下加熱することKよシ容易に脱水されて、−
一付加体を副生ぜずにt’zは定量的にλ−アルキリデ
ンシクロへキサノンにすることができる。脱水反応は、
アルドールに水と共に硫酸、塩酸、リン酸等の鉱酸を加
えて!θ〜100’CK、jQ分〜2時間加熱すること
によル行なわれる。脱水反応混合物は、静置して水層を
分離後、有機層を中和して蒸留することによシ脱水物を
高収率で得ることができる。
、酸の存在下加熱することKよシ容易に脱水されて、−
一付加体を副生ぜずにt’zは定量的にλ−アルキリデ
ンシクロへキサノンにすることができる。脱水反応は、
アルドールに水と共に硫酸、塩酸、リン酸等の鉱酸を加
えて!θ〜100’CK、jQ分〜2時間加熱すること
によル行なわれる。脱水反応混合物は、静置して水層を
分離後、有機層を中和して蒸留することによシ脱水物を
高収率で得ることができる。
〔作 用〕
本願の反応は、水層と有機層からなる不均一系界面反応
で行うが1通常水相比0.1〜−〇であれば水中油型の
エマルジョンとなシ、界面の接触面積が垢加することに
より1反応速度が上昇し、目的物の選択率も高くなると
推定される。
で行うが1通常水相比0.1〜−〇であれば水中油型の
エマルジョンとなシ、界面の接触面積が垢加することに
より1反応速度が上昇し、目的物の選択率も高くなると
推定される。
また1反応系の有機層と水層への原料アルデヒド、化成
アルドール縮合体、副生管等の分配率が目的物の選択率
に微妙に影響しているものと思われる。更に反応温度を
!θ℃未満とすることによシ、脱水反応を抑制し、アル
ドール縮合体を選択的に得ることができる。
アルドール縮合体、副生管等の分配率が目的物の選択率
に微妙に影響しているものと思われる。更に反応温度を
!θ℃未満とすることによシ、脱水反応を抑制し、アル
ドール縮合体を選択的に得ることができる。
本発明によれば、アルカリ水を使用する不均一系界面反
応によシ、特殊な有機溶媒や反応原料を使用することな
く、簡単な操作で選択性良く目的物を取得できると同時
に、水相比、脂肪族アルデヒド/シクロヘキサノンモル
比、反応温度等を適尚に組み合わせることによシ、目的
物の選択率を脂肪族アルデヒドおよび/又はシクロヘキ
サノンを基準にして、ともにro%以上、好適には70
%以上にすることができる。
応によシ、特殊な有機溶媒や反応原料を使用することな
く、簡単な操作で選択性良く目的物を取得できると同時
に、水相比、脂肪族アルデヒド/シクロヘキサノンモル
比、反応温度等を適尚に組み合わせることによシ、目的
物の選択率を脂肪族アルデヒドおよび/又はシクロヘキ
サノンを基準にして、ともにro%以上、好適には70
%以上にすることができる。
灰に1本発明によれば高選択率でアルドール体が得られ
、脂肪族アルデヒドのコ付加体はt’tとんど存在しな
いので1反応生成物から水層及び未反応シクロヘキサノ
ンを分離後脱水反応を行えば、高純度のλ−アルキリデ
ンシクロヘキサノンを取得することができる。
、脂肪族アルデヒドのコ付加体はt’tとんど存在しな
いので1反応生成物から水層及び未反応シクロヘキサノ
ンを分離後脱水反応を行えば、高純度のλ−アルキリデ
ンシクロヘキサノンを取得することができる。
以下、実施例によシ更に詳細に説明するが。
本願発明はその要旨を超えない限り、以下の実施何処よ
シ何等限定されるものではない。
シ何等限定されるものではない。
実施例7〜S
撹拌機、還流冷却器、温度計および滴下ロートを備えた
/lジャケット付セパラブルフラスコに所定濃度のカセ
イソーダ水溶液767−を仕込んだ。内温を所定の温度
に保持して、イソブチルアルデヒドとシクロヘキサノン
との混合物79.2f(イソブチルアルデヒド/シクロ
ヘキサノンモル比は所定値)を短時間のうちに仕層を夫
々分析して第7表の結果を得た。なお。
/lジャケット付セパラブルフラスコに所定濃度のカセ
イソーダ水溶液767−を仕込んだ。内温を所定の温度
に保持して、イソブチルアルデヒドとシクロヘキサノン
との混合物79.2f(イソブチルアルデヒド/シクロ
ヘキサノンモル比は所定値)を短時間のうちに仕層を夫
々分析して第7表の結果を得た。なお。
分析方法は下記の通シ。
有機層: io−メスフラスコに0.2〜θ9.2j
f精秤し、n−ヘプタツールのエタ ノール溶液を内部標準物質として グθ■加え、ドライアイスの小片2 〜3個を添加して中和した。その後 エタノールを加えて全体を10−と (−だ。
f精秤し、n−ヘプタツールのエタ ノール溶液を内部標準物質として グθ■加え、ドライアイスの小片2 〜3個を添加して中和した。その後 エタノールを加えて全体を10−と (−だ。
水 層: 約2θVを、26m1メスフラスコに精秤シ
% n−ヘプタツールの工1/ −ル浴液を内部標準物質としてグO ■加え、希塩酸にてpHを7とする と共に全体を26−と、した。
% n−ヘプタツールの工1/ −ル浴液を内部標準物質としてグO ■加え、希塩酸にてpHを7とする と共に全体を26−と、した。
分析法: 上記の方法によシ調製した有機層および水)
Vaをガスクロマトグラフィーによシ分析した。
Vaをガスクロマトグラフィーによシ分析した。
実施例6
イソブチルアルデヒドの代1) K n−ブチルアルデ
ヒドを用いたほかは実施例2と同様にして反応を行ない
、その反応結果を同様に第1表にとシまとめた。
ヒドを用いたほかは実施例2と同様にして反応を行ない
、その反応結果を同様に第1表にとシまとめた。
な$−1第1表中の記号は下記の通シ。
Claims (6)
- (1)アルカリの存在下でシクロヘキサノンと一般式(
I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1及びR^2は水素または炭素数1〜2の
アルキル基を示し、互いに同一でも異なっていてもよい
。)で表わされる脂肪族アルデヒドとを縮合させて、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1及びR^2は前記と同義である。)で表
わされる2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサ
ノンを製造するに際し、反応温度を50℃未満とし、且
つ、シクロヘキサノンと脂肪族アルデヒドを主体とする
有機層1に対して、アルカリを含有する水層が0.5〜
20(重量比)となる様に反応系に水を存在させて水中
油型の乳化状態で不均一系界面反応を行うことを特徴と
する2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノン
の製造法。 - (2)脂肪族アルデヒドがイソブチルアルデヒド又はn
−ブチルアルデヒドである特許請求の範囲第1項記載の
製造法。 - (3)シクロヘキサノン1に対して脂肪族アルデヒドが
0.05〜0.8(モル比)である特許請求の範囲第1
項記載の製造法。 - (4)有機層1に対して水層が1〜10(重量比)であ
る特許請求の範囲第1項記載の製造法。 - (5)水層中のアルカリ濃度が1〜10重量%である特
許請求の範囲第1項記載の製造法。 - (6)脂肪族アルデヒド1に対して、アルカリが0.1
〜10(モル比)である特許請求の範囲第1項記載の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12483284A JPS615041A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12483284A JPS615041A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615041A true JPS615041A (ja) | 1986-01-10 |
Family
ID=14895196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12483284A Pending JPS615041A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615041A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121206U (ja) * | 1987-01-27 | 1988-08-05 | ||
JP2004217619A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-08-05 | Kao Corp | シクロアルカノン誘導体の製造法 |
EP1433773B1 (en) † | 2002-12-26 | 2014-03-05 | Kao Corporation | Process for producing cycloalkanone derivatives |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP12483284A patent/JPS615041A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121206U (ja) * | 1987-01-27 | 1988-08-05 | ||
JP2004217619A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-08-05 | Kao Corp | シクロアルカノン誘導体の製造法 |
JP4615206B2 (ja) * | 2002-12-26 | 2011-01-19 | 花王株式会社 | シクロアルカノン誘導体の製造法 |
EP1433773B1 (en) † | 2002-12-26 | 2014-03-05 | Kao Corporation | Process for producing cycloalkanone derivatives |
EP1433773B2 (en) † | 2002-12-26 | 2017-07-19 | Kao Corporation | Process for producing cycloalkanone derivatives |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5300654A (en) | Method for the preparation of unsaturated ketones | |
US6552232B2 (en) | Process for conducting aldol condensation reactions in ionic liquid media | |
PL182127B1 (pl) | Sposób destylacyjnego oczyszczania alkoholi PL PL PL PL PL | |
JPH051776B2 (ja) | ||
JPS615041A (ja) | 2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロヘキサノンの製造法 | |
US4036899A (en) | Synthesis of prenyl chloride | |
JPH01203345A (ja) | 2‐メチルブタナールを取得する方法 | |
EP0171216B1 (en) | A method for the production of tiglic aldehyde | |
KR101292359B1 (ko) | 레조르신과 메틸 에틸 케톤의 반응 생성물 | |
CA1313680C (en) | Process for the separation of 2-methylalkanals from isomers thereof | |
JPH06234689A (ja) | ジメトキシエタナールの工業的製造のための連続方法 | |
DE1793570A1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Veratrylketon | |
US3825572A (en) | Epimeric mixtures of the lactone 3,6-dihydro-4,5-dimethyl-5-phenyl-alpha-pyrone | |
DE60101020T2 (de) | Verfahren zur Herstellung von Sesamol Ameisensäure Ester und Sesamol | |
JP4380024B2 (ja) | 2−(1−ヒドロキシアルキル)シクロアルカノンの製造方法 | |
US2288306A (en) | Production of condensation products | |
JPH1059892A (ja) | α,β−不飽和アルデヒドの製造方法 | |
JP2000026356A (ja) | ヒドロキシピバルアルデヒドの製造方法 | |
Kyriakides | SOME ORGANIC PREPARATIONS. | |
JPS6072840A (ja) | 2−アルキリデンシクロヘキサノンの製造法 | |
JP4253366B2 (ja) | ポリヒドロキシエーテルの製法及び新規非対称ポリヒドロキシエーテル | |
EP0000478B1 (de) | Verfahren zur Herstellung von Acyloinen | |
DE69705169T2 (de) | Verfahren zur Herstellung vom Enollakton der 2-Oxycyclohexyliden-Essigsäure und Verwendung zur Herstellung vom 2-Coumaranon | |
US768389A (en) | Cyclogeraniolidenacetone and process of making same. | |
US1151113A (en) | Method of producing condensation products. |