JPS6150242B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6150242B2
JPS6150242B2 JP54115970A JP11597079A JPS6150242B2 JP S6150242 B2 JPS6150242 B2 JP S6150242B2 JP 54115970 A JP54115970 A JP 54115970A JP 11597079 A JP11597079 A JP 11597079A JP S6150242 B2 JPS6150242 B2 JP S6150242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sensor
output signal
pulsation
pulse
Prior art date
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Expired
Application number
JP54115970A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5640718A (en
Inventor
Kenichi Yoshida
Sadao Takase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP11597079A priority Critical patent/JPS5640718A/ja
Publication of JPS5640718A publication Critical patent/JPS5640718A/ja
Publication of JPS6150242B2 publication Critical patent/JPS6150242B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の吸入空気流量を検出する
センサなどについて、その出力信号を平均化する
装置に関する。
内燃機関の吸入空気通路に介装され、その吸入
空気流量を測定する例えば熱線センサにおいて
は、機関の吸気脈動の影響を受けて脈動周期と同
一周期で周波数の比較的高い脈動電圧がその出力
信号に重畳することがある。
吸入空気流量を表示した、熱線センサからの出
力信号に基づいて行う例えば空燃比制御では、上
記の重畳した脈動電圧は制御がふらつく原因とな
るので、取り除く必要がある。
そこで、従来は、カツトオフ周波数(遮断周波
数)を脈動電圧の基本周波数よりもやや低めに設
定したローパスフイルタによつて、上記センサの
出力信号を処理して、この比較的周波数の高い脈
動電圧をカツトしていた。しかしながら、このロ
ーパスフイルタは所定の時定数をもつ回路である
ため、処理後の吸入空気流量を表示した信号は、
前記時定数に相当した時間遅れをもつことにな
り、この結果空燃比制御における応答性が悪化す
るといつた問題を生じていた。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもの
で、熱線センサなどの出力信号に重畳した吸気脈
動による振動成分を時間遅れが生じないように平
均化して取り除くことにより、上記問題点を解決
した装置を提供することを目的としている。
そこで本発明は、自動車用センサからのアナロ
グ出力信号をサンプリング信号に応じてデイジタ
ル信号に変換するAD変換手段と、前記アナログ
出力信号に脈動成分が重畳しているか否かを検出
する脈動検出手段と、前記アナログ出力信号を平
均化した信号を出力する平均化手段と、前記アナ
ログ出力信号の値と前記平均化信号値とが等しく
なるタイミングに基づいてパルス信号を発生する
第1の信号発生手段と、所定周期のパルス信号を
発生する第2の信号発生手段と、前記脈動検出手
段により脈動が検出されているときは第1の信号
発生手段からのパルス信号を、それ以外のときは
第2の信号発生手段からのパルス信号をそれぞれ
選択してAD変換手段のサンプリング信号として
出力するサンプリング信号切換手段とを備えるよ
うにした。
以下本発明を第1図に示す実施例につき、第2
図のタイムチヤートを参照しながら説明する。
1は直流増幅器、2は一周期内の最大電圧値を
保持する最大値ピークホールド回路、3は逆に最
小電圧値を保持する最小値ピークホールド回路、
4a,4bは中点分圧抵抗、5は差動増幅器、6
は一定電圧を出力する参照電圧源、7,8は比較
器、9,10は微分器、11はANDゲート、1
2はアナログスイツチ、13は一定周期のクロツ
クパルスを発振するクロツクジエネレータ、14
はアナログ信号をデイジタル信号に変換するAD
変換器である。また、15は熱線式空気流量セン
サ、フラツプ式空気流量センサ、燃料圧力セン
サ、吸入負圧センサなど運転パラメータの検出手
段で、例えば熱線式センサの場合は吸入空気流量
に比例した電圧信号を出力する。
第2図Aに示すように、センサ15の出力信号
に一時的に脈動電圧が重畳した場合を例にとつ
て、全体的な作動を以下に説明する。
センサ15の出力信号(第2図A)は、増幅器
1で所定のレベルに増幅された後、AD変換器1
4、最大値と最小値ピークホールド回路2,3、
比較器8へ送られる。
これらピークホールド回路2,3では、センサ
出力信号(第2図A)に重畳した脈動電圧の各周
期毎に、センサ出力信号の最大値と最小値を保持
して、それぞれ第2図B,Cで示すような信号を
得る。
これらの最大値信号(第2図B)と最小値信号
(第2図C)は、中点分圧抵抗4a,4bで平均
化され、比較器8へ送られる。比較器8ではこの
センサ出力信号の平均化信号(第2図A′)とセ
ンサ出力信号(第2図A)とを比較して、第2図
Fに示すような脈動電圧の周期に対応した周期を
もつパルス信号を得る。そして、微分器9によつ
てこのパルス信号(第2図F)は第2図Gに示す
ように、各パルスの立ち上がりすなわち、センサ
出力信号とその平均化信号との値が等しくなる瞬
間に同期した極めて短い時間幅のパルス信号に変
換された後、ANDゲート11へ送られる。
これら比較器8、微分器9並びにアンドゲート
11により、センサ出力信号とその平均化信号と
が等しくなるタイミングに基づいてパルス信号を
出力する第1の信号発生手段を構成する。
次に、センサ出力信号に脈動電圧が重畳されて
いるか否かを検出する脈動検出手段としての、最
大値と最小値ピークホールド回路2,3、差動増
幅器5、参照電源6並びに比較器7の構成によ
り、まず上記最大値信号(第2図B)と最小値信
号(第2図C)は、差動増幅器5で両者の差につ
いて増幅されて、第2図Dに示すようにセンサ出
力信号(第2図A)からいわば脈動電圧成分の振
幅が取り出される。そして、比較器7ではこの脈
動電圧(第2図D)と参照電圧源6からの一定の
参照電圧(第2図D′)とを比較して、前者が後
者よりも大きいときにハイレベルとなつて、脈動
電圧の重畳期間に対応した時間幅をもつ第2図E
に示すようなパルス信号を得て、これをANDゲ
ート11とアナログスイツチ12へ送る。
このようにして、センサ出力信号とその平均化
信号との交差時に同期したパルス信号(第2図
G)、ならびに脈動電圧の重畳期間に対応した幅
をもつパルス信号(第2図E)を入力したAND
ゲート11は、第2図Iに示すように、後者のパ
ルス信号の入力時のみゲートを開いて前者のパル
ス信号をアナログスイツチ12へ供給する。すな
わち、上記の交差時に同期したパルス信号は脈動
電圧の重畳期間に対応した期間のみスイツチ12
へ送られるのである。
そして、アナログスイツチ12は比較器7から
脈動電圧の重畳期間に対応したパルス信号(第2
図E)を受けると、その接点を切り換えて、微分
器10を経た第2の信号発生手段としてのクロツ
クジエネレータ13からの一定周期の非脈動時サ
ンプリングパルス信号(第2図H)に代えて、セ
ンサ出力信号とその平均化信号との交差時に同期
したANDゲート11からのパルス信号(第2図
I)を脈動時サンプリングパルス信号としてAD
変換器14へ供給する。
このAD変換器14はサンプリングパルス(第
2図J)を入力した瞬間のセンサ出力信号の値
(第2図K)をサンプリングして、これをデイジ
タル信号に変換するので、脈動電圧の重畳時は、
脈動時サンプリングパルス信号(第2図I)に応
じてセンサの出力信号とその平均化信号との交差
時にサンプリングを行い、この結果平均化信号に
等しい値のセンサ出力信号をデイジタル信号に変
換する。一方、脈動電圧の重畳時以外の時は、非
脈動時サンプリングパルス信号(第2図H)に応
じて一定の時間間隔でいわばなまのセンサ出力信
号をデイジタル信号に変換する。
このようにして、比較器7がハイレベルを出力
する脈動電圧の重畳時においては、センサ出力信
号における最大値信号(第2図B)と最小値信号
(第2図C)とを平均化して、センサ出力信号か
ら脈動電圧成分を取り除いた平均化信号(第2図
A′)を吸入空気流量を表わす信号としてAD変換
器14がデイジタル信号に変換するので、例えば
このデイジタル信号を用いて空燃比制御を行つた
場合には、この脈動電圧の重畳時においても精度
の高い安定した制御が行える。
その際、上記の平均化信号は脈動電圧の一周期
内の最大値信号と最小値信号とを平均化したもの
であるから、その遅れ時間は脈動電圧の一周期程
度の時間であり、これは非常に短く、したがつて
空燃比制御における応答性が阻害される恐れはな
い。
また、参照電圧源6の参照電圧(第2図D′)
は、比較器7を介してアナログスイツチ12の切
り換え動作を規定して、脈動電圧が重畳した場合
に、センサ出力信号のうちその平均化信号を選択
してデイジタル信号に変換する作動が行われる脈
動電圧の大きさの範囲を限定するので、空燃比制
御が不安定になる程度に脈動電圧が大きくなつた
場合に平均化信号が吸入空気流量を表わす信号と
してデイジタル変換されるように、この参照電圧
値を予め所定に設定しておけば、脈動電圧の重畳
時に精度の高い安定した制御が行えると同時に、
脈動電圧の重畳時以外の時に応答性の良い適切な
制御が行える。
以上説明したように、本発明は、熱線センサな
どの出力信号に重畳した吸気脈動による不必要な
振動成分を時間遅れが生じないように平均化して
取り除くので、例えば、それらセンサの出力信号
に基づいて行う空燃比制御において、脈動振動が
センサ出力に重畳した場合でも、応答性を損なう
ことなく精度の高い安定した制御を確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第
2図はその作動を示すタイムチヤートである。 2……最大値ピークホールド回路、3……最小
値ピークホールド回路、4a,4b……中点分圧
抵抗、5……差動増幅器、6……参照電圧源、
7,8……比較器、9,10……微分器、12…
…アナログスイツチ、13……クロツクジエネレ
ータ、14……AD変換器、15……センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車用センサからのアナログ出力信号をサ
    ンプリング信号に応じてデイジタル信号に変換す
    るAD変換手段と、前記アナログ出力信号に脈動
    成分が重畳しているか否かを検出する脈動検出手
    段と、前記アナログ出力信号を平均化した信号を
    出力する平均化手段と、前記アナログ出力信号の
    値と前記平均化信号値とが等しくなるタイミング
    に基づいてパルス信号を発生する第1の信号発生
    手段と、所定周期のパルス信号を発生する第2の
    信号発生手段と、前記脈動検出手段により脈動が
    検出されているときは第1の信号発生手段からの
    パルス信号を、それ以外のときは第2の信号発生
    手段からのパルス信号をそれぞれ選択してAD変
    換手段のサンプリング信号として出力するサンプ
    リング信号切換手段とを備えることを特徴とする
    自動車用センサの出力信号平均化装置。 2 前記センサは、熱線式空気流量センサ、フラ
    ツプ可変式空気流量センサ、燃料圧力センサ、吸
    入負圧センサのいずれかである特許請求の範囲第
    1項記載の自動車用センサの出力信号平均化装
    置。
JP11597079A 1979-09-10 1979-09-10 Output voltage averaging unit for sensor for automobile Granted JPS5640718A (en)

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JPS5640718A JPS5640718A (en) 1981-04-17
JPS6150242B2 true JPS6150242B2 (ja) 1986-11-04

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JPS5939937A (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 Nissan Motor Co Ltd 機関の空燃比制御装置
JP5043549B2 (ja) * 2007-07-30 2012-10-10 キヤノン株式会社 電子機器および撮像装置、電子機器の制御方法
JP6952577B2 (ja) * 2017-11-02 2021-10-20 日立Astemo株式会社 気体センサ装置

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