JPS614965A - タコ電圧発生装置 - Google Patents

タコ電圧発生装置

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Publication number
JPS614965A
JPS614965A JP59125228A JP12522884A JPS614965A JP S614965 A JPS614965 A JP S614965A JP 59125228 A JP59125228 A JP 59125228A JP 12522884 A JP12522884 A JP 12522884A JP S614965 A JPS614965 A JP S614965A
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signal
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Application number
JP59125228A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Nagameguri
長廻 幸裕
Ryuichi Kyomasu
隆一 京増
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Ome Electronic Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS614965A publication Critical patent/JPS614965A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/489Digital circuits therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、回転速度に比例した電圧を発生するタコ電
圧発生装置に関し、例えばロータリ・エンコーダの出力
に基づいてタコ電圧を発生する装置に適用して有効な技
術に関する。
[背景技術] ロータリ・エンコーダからの出力に基づいてタコ電圧を
発生する装置としては、例えばイタリアの5O8−AT
ES社が開発した小型直流モータの位置決め制御用のL
SI(大規模集積回路)がある(CQ出版社発行「イン
ターフェース」1982年7月号第229頁〜第238
頁)。
この位置決め制御用のLSIは、ロータリ・エンコーダ
からの出力信号(アナログ信号)に、オペアンプを用い
た微積分回路によって微分、積分等のアナログ処理を行
なって、タコ電圧その他の速度情報を得るようにされて
いる。
そのため、応答性が悪く速度制御に誤差を生じるととも
に、ロータリ・エンコーダの出力のリップルを完全には
除去できないため、得られた速度情報がリップルを含み
、特に低速動作時におけるリップル信号比が悪化すると
いう問題点があることが分かった。
[5@明の目的] この発明の目的は、ロータリ・エンコーダの出力信号に
基づいてリアルタイムで速度情報を得て、応答性の良い
タコ電圧を発生し、モータ等の速度制御を高精度に行な
うことができるようにしたタコ電圧発生装置を提供する
ことにある。
この発明の他の目的は、ロータリ・エンコーダの出力信
号のリップルを含まず、特に低速動作時におけるリップ
ル信号比が良好なタコ電圧を発生できるようなタコ電圧
発生装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
[発明の概要コ 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、ロータリ・エンコーダの出力(正弦波信号)
をパルス化して、このパルス信号の立下がり、立上がり
に同期して正転状態を示すアップ信号と逆転状態を示す
ダウン信号を形成し、このアップ、ダウン信号の間隔を
計時することでロータリ・エンコーダの出力の周期をデ
ィジタル式に測定してその結果をコード変換し、これを
さらにD/A変換することによってタコ電圧を発生させ
るようにすることにより、ロータリ・エンコーダ出力の
波形等のアナログ的な成分を無視して、周波数および位
相差というディジタル的成分のみを入力情報としてディ
ジタル処理を行なってタコ電圧を発生させ、これによっ
て応答性を向上させ直流モータの速度制御を高精度に行
なえるようにするとともに、リップル信号比を向上させ
るという上記目的を達成するものである。
以下この発明を実施例とともに詳細に説明する。
[実施例1] この実施例では、公知のロータリ・エンコーダ(図示省
略)から出力される位相が互いに90’ずれた2つの正
弦波信号V aとvbを、第1図に示すようなゲート回
路からなるアップ・ダウン信号形成回路1に入れて、正
転状態を現わすアンプ信号(ワンショットパルス)UP
と、逆転状態を現わすダウン信号(同じくワンショット
パルス)DNとを形成させるようにされている。
上記アップ・ダウン信号形成回路1は、一対のシュミッ
ト回路ST、、ST2と、デコーダDECと、フリップ
フロップを構成するNORゲート回路G 1 r G 
2およびG3.G4と、インバータI N V 1〜I
 N V 4と、ANDゲート回路05〜G8と、OR
ゲート回路G9.Gloと、出力用単安定マルチバイブ
レータFF1’、FF2とによって構成されている。
上記アップ・ダウン信号形成回路1に入力されたロータ
リ・エンコーダからの正弦波信号Vaとvbは、シュミ
ット回路ST、とST2においてそれぞれ波形整形され
、第2図に示すように同じ周期のパルス信号A、Bに変
形される。パルス信号AとBは、デコーダDECに供給
されてデコードされ、デコーダ出力Yo−Y3が形成さ
れる。
このデコーダ出力Yo−Y3は、パルス信号A。
Bのレベルに応じてそのうちの一つがハイレベルにされ
、残りはロウレベルにされる。第2図(C)には、デコ
ーダ出力Yo−■3のうちハイレベルにされるものの符
号が示さ五ている。
上記デコーダ出力Yo−Y3は、一対のフリップフロッ
プを構成するNORゲート回路01〜G4と、このNO
Rゲート回路回路−1〜G4力をインバータTNV1〜
■Nv4で反転した信号を一方の入力端子に受けるよう
にされたANDゲート回路05〜G8の他方の入力端子
とに供給される。そして、上記ANDゲート回1lIG
 sと07の出力信号がORゲート回路G9に、またA
NDゲート回路G6とGoの出力信号がORゲート回路
G、oにそれぞれ供給され、その論理和かとられ、各々
ワンショットパルスを発生する単安定マルチバイブレー
タFF1とFF2に入力されている。
これによって、単安定マルチバイブレータFF1、FF
2からは、第2図(f)、(g)に示すように、エンコ
ーダ出力vbの立上がりと立下がりに同期して、単安定
マルチバイブレータFF。
からは正転状態を現わすアップ信号UPIが、また単安
定マルチバイブレータFF2からは逆転状態を現わすダ
ウン信号DN1が、それぞれエンコーダ出力vbの周期
(Vaも同じ)の1/2周期で出力される。
さらに、この実施例では、第1図に示されてい 。
る上記アップ・ダウン信号形成回路1がもう−っ設けら
れ、その回路には、上記とは逆にシュミット回路ST1
側にエンコーダ出力vbが入力され、シュミット回路S
T2側にエンコーダ出力Vaが入力されるようにされて
いる。その結果、単安定マルチバイブレータFF1から
は第3図に示すようにダウン信号ND2が、また単安定
マルチバイブレータFF2からはアップ信号UP2が、
それぞれエンコーダ出力Vaの立上がりと立下がりに同
期して出力されるようになる。
そして、この実施例では、上記のようにして2つのアッ
プ・ダウン信号発生回路から出力されたアンプ信号UP
IとUF4を合成し、またダウン信号DNIとDN2を
合成し、第3図(f)と(g)に示すように、エンコー
ダ出力Va、Vbの周期の1/4周期のパルス信号U’
P、DNを形成し、第4図に示すタコ電圧発生回路のク
ロックジェネレータ2に供給するようになっている。
第4図は、タコ電圧発生回路の第1の実施例の概略構成
を示す。ここでは、クロックジェネレータ2と、カウン
タ3、コンパレータ4およびラッチ回路5等からなるカ
ウンタ部6と、データ変換テーブル7およびD/A変換
回路8からなるD/A変換部9とによってタコ電圧発生
回路が構成されている。このうち、カウンタ部6はアッ
プ用のカウンタ部6aとダウン用のカウンタ部6bとが
設けられている。
上記クロックジェネレータ2は、付属された水晶振動子
2aからの発振出力に基づいてクロック信号CLKを形
成するとともに、前記アップ・ダウン信号形成回路から
供給さ熟るアップ信号UPとダウン信号DN’に基づい
てカウンタ部6a、6bやD/A変換部9に対する各種
タイミング信号を発生する。
カウンタ部6aおよび6bでは、クロックジェネレータ
2から供給されるクロック信号CL Kをカウンタ3に
おいて、あるアップ信号もしくはダウン信号から次のア
ップ信号もしくはダウン信号が入って来るまでのクロッ
ク数を計数することにより、パルス間の時間を計ってい
る。つまり、カウンタ3は同じ信号が連続する場合、信
号が入って来るごとにクリアされてカウントを継続する
ようになっている。
なお、アップ用カウンタ部6aとダウン用カウンタ6b
の動作は同じであるので、ここでは主としてアップ用カ
ウンタ部6aの動作について説明する。
カウンタ部6aでは、カウンタ3の値をラッチ回路5に
ラッチし、このラッチ回路5の値とカウンタ3の値とを
コンパレータ4で比較して、カウンタ3からラッチ回路
5へのラッチを行なうかを決定する。アップ信号UPが
連続してやって来る場合、カウンタ3の値がラッチ回路
5の値よりも小さいときに、クロックジェネレータ2に
アップ信号UPが入って来ると、その時点のカウンタ3
の値がラッチ回路5にラッチさ九、カウンタ3は直ちに
クリアされ、再び0から計数を始める。このような動作
は、モータの回転速度が速くなってアップ信号tJPの
間隔がしだいに短くなって行くときに生じる。
そして、ラッチ回路5にラッチされた値はコンパレータ
4に供給されて次のカウンタ計数値の比較対象とされる
とともに、データ変換テーブル6へ供給されて逆数をと
るような変換が行なわれ、その変換コードがD/A変換
回路7に供給されてアナログ出力信号Vtに変換されて
出力される。
従って、モータの回転速度が速くなってアップ信号の間
隔が狭くなるほど、ラッチ回路5の値が段階的に小さく
なり、その逆数となるデータ変換テーブル7の出力は大
きくなって、アナログ出力信号Vtは回転速度に応じて
第5図に示すようにステップ状に増加して行く。
一方、カウンタ3の値の方がラッチ回路5の値よりも大
きくなると、コンパレータ4からの信号に基づいて、カ
ウンタ3の値がラッチ回路5の値を超える度ごとにその
値をラッチ回路5にラッチ遅くなりアップ信号UPの間
が広がって行く場合に生ずる。従ってこの場合には、ラ
ッチ回路5の値は1ずつ増加され、データ変換テーブル
7に供給されて増数に変換され、D/A変換回路8でD
/A変換されてアナログ出力信号Vtが出力される。
その結果、アナログ出力信号Vtは、第5図に示すよう
に前回のアップ信号UPの間隔と等しい時間tの間は一
時的に前回の間隔に比例した電圧を維持するが、その後
除々に電圧が下がって行く。
つまり、モータの回転速度が速くなっているときは、ア
ップ信号UPが入って来る度に出力電圧■tがステップ
状に増加して行き、モータの回転速度が遅くなっている
ときは、次のアップ信号UPが入って来る前に電圧が除
々に下がって、アップ信号が入って来た時点でその電圧
を維持する。
なお、上記の場合、カウンタ3はその最大カウント数を
計数するとカウントを停止し、最大値を維持するように
されており、これによって、最大値から再びJ/ Or
+に戻って急にアナログ出力信号Vtが増加するような
ことがないようになっている。
ダウン側のカウンタ部6bでは、クロックジェネレータ
3から供給されるダウン信号DNの間隔を上記と同じよ
うな動作で計数して、その結果をデータ変、換テーブル
7へ出力するようにされており、モータが逆転する際に
も上記と同様に、回転速度に比例したアナログ出力信号
VtがD/A変換回路8から出力される。この場合、ア
ップ、ダウン信号に応じて、データ変換テーブル7へ供
給されるラッチ出力の切り換えが行なわれ、かつ逆転時
には負(−)のアナログ出力信号vtが出力される。
しかも、上記実施例では、アップ信号UPが連続して入
って来た後ダウン信号DNが入って来た場合、あるいは
ダウン信号DNが連続して入って来た後アップ信号UP
が7って来た場合、反対の信号が入ってもアップ側カウ
ンタ部6aとダウン側カウンタ部6b内のカウンタ3は
、それぞれクリアされず計数を続け、最大値でカウント
を停止するようになっている。そのため、次に再び元と
同じ信号が入って来たとき、最初にカウンタの最大値が
ラッチ回路5にラッチされて変換されるようになるので
、いきなり大きなアナログ出力信号Vtが出力されるこ
とはない。
このようにして、上記実施例では、ロータリ・エンコー
ダの出力をパルス化して、正転、逆転に応じてアップ信
号とダウン信号を発生させ、その信号間隔を計数するこ
とで、エンコーダ出力の周期をディジタル式に測定し、
それをコード変換してからD/A変換して出力するよう
にしているので、ロータリ・エンコーダ出力の周波数す
なわちモータの回転速度に比例した精度の高いアナログ
出力信号(タコ電圧)Vtが、微分回路や積分回路を用
いてアナログ的に得るものに比べて迅速に出力されるよ
うになる。しかも、微積分回路を用いたアナログ式に比
べてエンコーダ出力のリップルが完全に除去されるため
、リップル信号比も良好となる。
[実施例2] ところで、上記実施例の回路では、モータがほんの少し
逆転してからまた回転方向が元に戻ったような場合に、
第6図に示すようなタイミングでアップ信号UPとダウ
ン信号INNが発生されることがある。このような信号
が第4図に′示す回路に供給されると、アップ信号UP
Sに対するカウンタの値が区間Taの計数値になってし
まい不都合な状態が生じる。
すなわち、一時的な逆転は、モータが一旦回転速度をゆ
るめることによって生じるが、第6図に示されているア
ップ信号UP2とUPSの間隔は前後のアップ信号間隔
よりも狭く、これは回転速度が速い場合と同じ状態であ
り、本来の現象と矛盾し、不正確なアナログ出力信号が
出力されてしまう。そこで、このような不合理な状態の
発生を防止して精度の高いタコ電圧を発生できるように
した実施例を第7図に示す。
この実施例では、第4図におけるカウンタ部6a、6b
内のカウンタ3が、それぞれ表カウンタ3aと裏カウン
タ3bとによって構成されている。
そして、これらの表カウンタ3aと裏カウンタ3bとの
間でそのカウンタ値のやりとりが行なえるようにされて
いるとともに、新にタイミング信号の切換回路10が設
けられている。
また、クロックジェネレータ2においては、表カウンタ
3a用のクロック信号CLK 1の他に、このクロック
信号CLK]よりも3/4周期遅れた裏カウンタ3b用
のクロック信号CLK2を形成するとともに、アップ信
号UPに基づいて、タイミング信号UPQI、UPQ2
.UPQ3を形成し、出力するように構成されている。
上記タイミング信号のうちUPQlは、アップ信号Ul
)に同期して立ち下がり、クロック信号CLKIの立下
がりに同期して立ち上がるようにされる。また、タイミ
ング信号UPQ2は、アップ信号UPが入ってからクロ
ック信号CLK2の立下がりに同期して立ち下がり、ク
ロック信号CLK2の次の立下がりに同期して立ち上が
るようにされ、タイミング信号UPQ3は、タイミング
信号UPQ1の立上がりに同期して立ち下がり、クロッ
ク信号CLK ]の立下がりに同期して立ち上がるよう
にされる。
また、クロックジェネレータ2においては、ダウン信号
DNに基づいて、タイミング信号DNQ1、DNQ2.
DNQ3が形成され、出力されるようにされている。各
タイミング信号DNQ1〜DNQ3とダウン信号DNお
よびクロック信号CLKI、CLK2との関係は、タイ
ミング信号nPQI〜UPQ3とアップ信号UPおよび
クロック信号CLK1.CLK2との関係と同じである
そして、上記タイミング信号UPQI  (DNQT)
は、クロック信号CLK2とともに、切換回路10に送
られ、コンパレータ4の出力によって選択的にラッチ回
路5に供給され、ラッチタイミングを与える。また、タ
イミング信号upQ2(DNQ2)は裏カウンタ3bに
供給され、表カウンタ3aにおけるデータのロードタイ
ミングを与える。さらに、タイミング信号UPQ3 (
DNQ百)は、表カウンタ3aのクリア端子に供給され
、クリアタイミングを与えるとともに、ダウン側(アッ
プ側)の表カウンタ3aのロード端子に供給され、裏カ
ウンタ3bにおけるデータのロードタイミングを与える
さらに、クロックジェネレータ2においては、アップも
しくはダウン信号のいずれが最後に入力されたかを表わ
す信号NECが形成され、この信号NEGがアップ側と
ダウン側のカウンタ部内のラッチ回路5の出力を選択的
にデータ変換テーブル7に供給するためのセレクタ11
に供給されて、カウンタ部6a、6bからのラッチ出力
をデータ変換テーブル7に供給させる切換えを行なう。
また、上記信号NEGは、D/A変換回路8にも供給さ
れて、ダウン側カウンタ部6bからのデータの変換を行
なった際には、負のアナログ出力信号を出力させるよう
にされている。
第7図の回路においては、アップ信号UPもしくはダウ
ン信号DNが連続して入って来る場合には、表カウンタ
3aが第4図におけるカウンタ3と同じように動作する
ことにより、第1の実施例で説明したのとほぼ同じ動作
によって信号間隔の計数およびデータの変換が行なわれ
、回転速度に比例した電圧が発生される。つまり、この
場合、表カウンタ3aの値Dcountがラッチ回路5
の値Dlatchより小さいうちにアップ信号UPがク
ロックジェネレータ2に入って来ると、コンパレータ4
の出力によって切換回路10を通ってアップ信号UPに
同期したタイミング信号■Q1がラッチ回路5に供給さ
れるため、第9図に示すようにその時点の表カウンタ3
aの値Dc。
untがラッチ回路5にラッチされ、表カウンタ3aは
、クロック信号CL K 1の立上がりに同期してクリ
アされる。一方、表カウンタ3aの値DC011n t
がラッチ回路5の値Dlatchを超えてからアップ信
号UPが入って来ると、コンパレータ4の出力によって
切換回路10を通ってクロック信号CLK2がラッチ回
路5に供給されるため、第10図に示すようにクロック
信号CLK2の立上がりに同期して、表カウンタ3aの
値Dcountが次々とラッチされ、アップ信号UPが
入った時点でラッチが中止され、表カウンタ38がクリ
アされる。
なお、この実施例では、表カウンタ3aのクリアに先立
って、表カウンタ3aの値Dcountがタイミング信
号UPQ2によってクロック信号CLK2の立上がりに
同期して、裏カウンタ3bヘロードされ、裏カウンタ3
bがその値から引き続き計数を行なうことになる。そし
て、この裏カウンタ3bの値は、次にアップ信号UPが
入って来て再び表カウンタ3aの値がロードされるとき
に無効とされる。
また、アップ信号UPが入って来ている間、ダウンカウ
ンタ6b側では、アップ信号UPが入って来る度にタイ
ミング信号UPQ3によって裏カウンタ3bの値が表カ
ウンタ3aにロードされるため、正転が一定以上継続す
ると次にダウン信号DNが入って来てダウン側の表カウ
ンタ3aの値がデータ変換テーブル7へ出力されるとき
には、表カウンタ3aは最大値になっていることが多く
、これは回転速度がゼロに近い場合と同じである。
従って、通常の正転から逆転への移動は、スムーズに行
なわれる。逆転から正転へ移る場合も全く同様である。
一方、この実施例によれば、モータが一時的に逆転して
第6図のようなタイミングでアップ信号UPとダウン信
号DNが発生する現象が生じても何ら支障を生じること
がない。
すなわち、この実施例では、アップ信号UPが入って来
ると表カウンタ3aの値を裏カウンタ3bヘロードし、
ダウン信号DNが入って来ると裏カウンタ3bの値ヘロ
ードするようになっている。
そのため、第6図のようなタイミングでは、最後のアッ
プ信号UP2が入って来た時点で表カウンタ3aの値が
裏カウンタ3bヘロードされ、裏カウンタ3bにおいて
その値の続きが計数される。
そして、ダウン信号DNOが入って来た時点で裏カウン
タ3bの値が元の表カウンタ3aヘロードされ、次のア
ップ信号UP3が入って来るまでその続きを計数するこ
とになる(第8図参照)。
そのため、アップ信号UP3が入った時点では、表カウ
ンタ3aには、区間Tbの量計数していたのと同じ値が
入っていることになり、これがラッチ回路5を経てD/
A変換部9へ出力されて変換される。そのため、アップ
信号UP3が入った時点で、区間Taの計数値が出力さ
れてそのときの現参と一致しない大きなタコ電圧が出力
されることがない。しかも、ダウン信号DNoが入った
時点では、ダウン側の表カウンタ3aの値がD/A変換
部9へ出力され変換されるが、ダウン側では前述したよ
うにアップ信号UPの入力の度に裏カウンタ3bの値が
ロードされている。そのため、ダウン信号DNの入力に
よってダウン側カウンタ部6aから出力される表カウン
タ3aの値は最大値になっていることが多く、出力され
るタコ電圧は速度ゼロと同じになる。
[効果コ (1)ロータリ・エンコーダの出力(正弦波信号)をパ
ルス化して、このパルス信号の立下がり、立上がりに同
期して正転状態を示すアップ信号と逆転状態を示すダウ
ン信号を形成し、このアップ、ダウン信号の間隔を計時
することでロータリ・工ンコーダの出力の周期をディジ
タル式に測定してその結果をコード変換し、これをさら
にD/A変換することによってタコ電圧を発生させるよ
うにしたので、ロータリ・エンコーダの出力の波形等ア
ナログ的な成分を無視して、周波数および位相差という
ディジタル的成分のみを入力情報としてディジタル処理
が行なわれてタコ電圧が発生されるようになるという作
用により、応答性が良好となってリアルタイムで速度情
報を得ることができ、遅れを生じさせることなく精度よ
く直流モータ等の速度制御を行なうことができるという
効果がある。
(2)ロータリ・エンコーダの出力(正弦波信号)をパ
ルス化して、このパルス信号の立下がり、立上がりに同
期して正転状態を示すアップ信号と逆転状態を示すダウ
ン信号を形成し、このアップ、ダウン信号の間隔を計時
することでロータリ・エンコーダの出力の周期をディジ
タル式に測定してその結果をコード変換し、これをさら
にD’/A変換することによってタコ電圧を発生させる
ようにしたので、ロータリ・エンコーダの出力の波形等
アナログ的な成分を無視して、周波数および位相差とい
うディジタル的成分のみを入力情報としてディジタル処
理が行なわれてタコ電圧が発生されるようになるという
作用により、得られた速度情報がロータリ・エンコーダ
出力を微積分してアナログ式にタコ電圧を発生されるも
のに比べてリップルを含まなくなり、直流モータ等の速
度制御において良好な過度特性が得られ、スループット
が向上するという効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づぎ具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えばアップ・ダウン信
号形成回路の構成は、実施例のものに限定されず、種々
の変形例が考えられる。
[利用分野] 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である直流モータの制御に
使用されるタコ電圧発生回路に適用したものについて説
明したが、それに限定されるものでなく、タコ電圧を必
要とするすべての装置に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ロータリ・エンコーダの出力をパルス化する
アップ・ダウン信号形成回路の一実施例を回路符号を用
いて示す構成図、 第2図は、その回路におけるタイミングチャート、 第3図は、同じくその回路の人力信号を入れ代えた場合
のタイミングチャート、 第4図は、アップ信号とダウン信号とに基づいてタコ電
圧を発生するタコ電圧発生回路の一実施例を示すブロッ
ク図、 第5図は、その出力信号(タコ電圧)の波形図、第6図
は、特殊な状態で発生されるアップ信号とダウン信号の
関係を示すタイミングチャート、第7図は、タコ電圧発
生回路の他の実施例を示すブロック図、 第8図は、この実施例における第6図の特殊状態に対す
る応答を示す作用説明図、 第9図は、第7図の回路におけるモータ加速時での各信
号のタイミングを示すタイミングチャー1〜、 第10図は、同じくモータ減速時での各信号のタイミン
グチャートを示す。 1・・・・アップ・ダウン信号形成回路、2・・・・ク
ロックジェネレータ、3・・・・カウンタ、3a・・表
カウンタ、3b・・・・裏カウンタ、4・・・・ラッチ
回路、5・・・・コンパレータ、6a・・・・アップ側
カウンタ部、6b・・・・ダウン側カウンタ部、7・・
・・データ変換テーブル、8・・・・D/A変換回路、
9・・・・D/A変換部、10・・・・切換回路。 11・・・・セレクタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロータリ・エンコーダの出力に基づいて、正転状態
    を現わすアップ信号と逆転状態を現わすダウン信号を形
    成するアップ・ダウン信号形成部と、該アップ・ダウン
    信号形成部から出力されるアップ信号およびダウン信号
    に基づいて適当なタイミング信号とクロック信号を形成
    するクロックジェネレータ部と、該クロックジェネレー
    タ部から出力されるクロック信号を計数して、上記アッ
    プ信号とダウン信号の間隔に応じたディジタル信号を出
    力するカウンタ部と、該カウンタ部からの出力を変換し
    て、上記ロータリ・エンコーダの出力の周波数に比例し
    た電圧を発生するD/A変換部とからなることを特徴と
    するタコ電圧発生装置。 2、上記カウンタ部が、アップ信号をディジタル式に処
    理するアップ側カウンタ部と、ダウン信号を処理するダ
    ウン側カウンタ部とから構成されてなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のタコ電圧発生装置。 3、上記カウンタ部が、アップ信号とダウン信号の間隔
    を計数するカウンタと、このカウンタの値をラッチする
    ラッチ回路と、該ラッチ回路の値と上記カウンタの値と
    を比較してラッチタイミングを設定する比較回路とから
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第
    2項記載のタコ電圧発生装置。 4、上記カウンタが表カウンタと裏カウンタとからなり
    、上記アップ信号とダウン信号に基づいて一方から他方
    へその計数値がロードされるようにされてなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第2項もしくは第3項
    記載のタコ電圧発生装置。
JP59125228A 1984-06-20 1984-06-20 タコ電圧発生装置 Pending JPS614965A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6375420B1 (en) 1998-07-31 2002-04-23 Kabushiki Kaisha Toshiba High efficiency blade configuration for steam turbine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6375420B1 (en) 1998-07-31 2002-04-23 Kabushiki Kaisha Toshiba High efficiency blade configuration for steam turbine
US6769869B2 (en) 1998-07-31 2004-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba High efficiency blade configuration for steam turbine

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