JPS6148954B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6148954B2 JPS6148954B2 JP53116233A JP11623378A JPS6148954B2 JP S6148954 B2 JPS6148954 B2 JP S6148954B2 JP 53116233 A JP53116233 A JP 53116233A JP 11623378 A JP11623378 A JP 11623378A JP S6148954 B2 JPS6148954 B2 JP S6148954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- synthetic resin
- activated carbon
- iron powder
- nonwoven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可撓性を有する懐炉あるいは神経痛の
患部に当てる加温具などに用いる自発熱袋に関す
るものである。
患部に当てる加温具などに用いる自発熱袋に関す
るものである。
従来この種の自発熱袋として布製の外袋の中で
鉄粉入りの内袋を破り鉄粉と活性炭粉を混合して
鉄粉を酸化させその反応熱を利用するものがあ
る。しかし布製の外袋は肌ざわりはすぐれている
が、ミシンで縫製しなければならない上に内容物
充填時も開口部を縫着する必要があるので製造コ
ストが高くつくという欠点があり、また布の織り
目から活性炭粉が洩れ易く表面を汚し易いという
欠点があつた。本発明は不織布の通気性を利用す
ることにより上記のような布目からの微粉炭の洩
れを防止すると共に、不織布に多数の通気孔を有
する合成樹脂フイルムを積層して、内袋を揉み破
る際の不織布の補強と熱圧着シールを可能にし、
また内袋を破つたとき鉄粉と水との接触が良好
で、しかも製造コストの安い自発熱袋の外袋を得
ることを目的とするものである。
鉄粉入りの内袋を破り鉄粉と活性炭粉を混合して
鉄粉を酸化させその反応熱を利用するものがあ
る。しかし布製の外袋は肌ざわりはすぐれている
が、ミシンで縫製しなければならない上に内容物
充填時も開口部を縫着する必要があるので製造コ
ストが高くつくという欠点があり、また布の織り
目から活性炭粉が洩れ易く表面を汚し易いという
欠点があつた。本発明は不織布の通気性を利用す
ることにより上記のような布目からの微粉炭の洩
れを防止すると共に、不織布に多数の通気孔を有
する合成樹脂フイルムを積層して、内袋を揉み破
る際の不織布の補強と熱圧着シールを可能にし、
また内袋を破つたとき鉄粉と水との接触が良好
で、しかも製造コストの安い自発熱袋の外袋を得
ることを目的とするものである。
以下本発明を実施例図により説明すると、全面
に多数の小孔1を有する熱可塑性合成樹脂フイル
ム2と通気性を有する不織布3との積層シート4
を不織布3を外側にして形成した外装5内に、水
分を含有せる活性炭粉6と鉄粉7とを少くとも一
方を破れ易い防水性の内袋8に密封して収納し、
さらに外袋5を熱圧シール9により密封したもの
である。
に多数の小孔1を有する熱可塑性合成樹脂フイル
ム2と通気性を有する不織布3との積層シート4
を不織布3を外側にして形成した外装5内に、水
分を含有せる活性炭粉6と鉄粉7とを少くとも一
方を破れ易い防水性の内袋8に密封して収納し、
さらに外袋5を熱圧シール9により密封したもの
である。
第1図〜第2図の実施例は、鉄粉入りの内袋8
を紙10と熱可塑性合成樹脂薄膜11との積層フ
イルム12で形成し、鉄粉入りの内袋7と含水活
性炭粉6とを外袋5に収納し、これを無通気性の
外装袋13に収納したものであり、第3図の実施
例は上記と同様な2個の内袋7にそれぞれ鉄粉7
と含水活性炭粉6とを充填し、外袋5内に収納し
たものである。
を紙10と熱可塑性合成樹脂薄膜11との積層フ
イルム12で形成し、鉄粉入りの内袋7と含水活
性炭粉6とを外袋5に収納し、これを無通気性の
外装袋13に収納したものであり、第3図の実施
例は上記と同様な2個の内袋7にそれぞれ鉄粉7
と含水活性炭粉6とを充填し、外袋5内に収納し
たものである。
使用の際には外袋5の外から内袋7を揉み破つ
て、鉄粉7と含水活性炭粉6とをよく混合し、こ
れをバンドやサポータを用いて患部に当てがう
と、活性炭を触媒として鉄粉が酸化され、その際
に発生する反応熱によつて患部が温められるので
ある。
て、鉄粉7と含水活性炭粉6とをよく混合し、こ
れをバンドやサポータを用いて患部に当てがう
と、活性炭を触媒として鉄粉が酸化され、その際
に発生する反応熱によつて患部が温められるので
ある。
本発明は上記のように構成され、不織布に積層
された合成樹脂フイルムを加熱加圧することによ
り、外袋の成形および開口部のシールが容易であ
るから、従来のように縫製工程を必要とせず製造
工程を簡略化できる上に、内容物の計量充填工程
を熱圧シール工程と共に連続自動化することが可
能であり、また厚みの均一な不織布の通気性を利
用しているので布目から微粉が洩れるおそれがな
く、また自発熱袋を使用する以前の運搬、展示あ
るいは梱包の際に内袋が破れて内容物が混じり合
わないように、内袋は適度の強度を必要とする
が、使用時には外袋の外から内袋を揉み破る必要
があり、不織布に積層された合成樹脂フイルムは
この場合の補強を兼ねたものである。また鉄粉の
酸化に要する空気の流通は合成樹脂フイルムに設
けられた多数の小孔により行なわれ、熱圧シール
の巾をこの小孔の直径より大きくしておけば、小
孔がシールに差支えることもない。また外袋の内
面に合成樹脂フイルム、外面に不織布がくるよう
に外袋を形成するので、肌ざわりを損なうことも
ない。
された合成樹脂フイルムを加熱加圧することによ
り、外袋の成形および開口部のシールが容易であ
るから、従来のように縫製工程を必要とせず製造
工程を簡略化できる上に、内容物の計量充填工程
を熱圧シール工程と共に連続自動化することが可
能であり、また厚みの均一な不織布の通気性を利
用しているので布目から微粉が洩れるおそれがな
く、また自発熱袋を使用する以前の運搬、展示あ
るいは梱包の際に内袋が破れて内容物が混じり合
わないように、内袋は適度の強度を必要とする
が、使用時には外袋の外から内袋を揉み破る必要
があり、不織布に積層された合成樹脂フイルムは
この場合の補強を兼ねたものである。また鉄粉の
酸化に要する空気の流通は合成樹脂フイルムに設
けられた多数の小孔により行なわれ、熱圧シール
の巾をこの小孔の直径より大きくしておけば、小
孔がシールに差支えることもない。また外袋の内
面に合成樹脂フイルム、外面に不織布がくるよう
に外袋を形成するので、肌ざわりを損なうことも
ない。
また内装を紙と熱可塑性合成樹脂薄膜との積層
フイルムで形成したので、内袋を破つて水分を含
有せる活性炭粉と鉄粉とを混合して活性炭を触媒
として鉄粉を酸化して発熱させるに当つて、紙が
水で湿潤し、鉄粉が水を含有した活性炭と接触し
た時はもちろん紙と接触した時も水と接触して水
との接触効率がよくおこなえるものである。
フイルムで形成したので、内袋を破つて水分を含
有せる活性炭粉と鉄粉とを混合して活性炭を触媒
として鉄粉を酸化して発熱させるに当つて、紙が
水で湿潤し、鉄粉が水を含有した活性炭と接触し
た時はもちろん紙と接触した時も水と接触して水
との接触効率がよくおこなえるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠せる
斜視図、第2図は同上の断面図、第3図は他の実
施例の断面図である。 1……小孔、2……熱可塑性合成樹脂フイル
ム、3……不織布、4……積層シート、5……外
袋、6……活性炭粉、7……鉄粉、8……内袋、
9……熱圧シール部。
斜視図、第2図は同上の断面図、第3図は他の実
施例の断面図である。 1……小孔、2……熱可塑性合成樹脂フイル
ム、3……不織布、4……積層シート、5……外
袋、6……活性炭粉、7……鉄粉、8……内袋、
9……熱圧シール部。
Claims (1)
- 1 全面に多数の小孔を有する熱可塑性合成樹脂
フイルムと通気性を有する不織布との積層シート
を不織布を外側にして形成した外袋内に、水分を
含有せる活性炭粉とを少なくとも一方を紙と熱可
塑性合成樹脂薄膜との積層フイルで形成した破れ
易い防水性の内袋に密封して、さらに外袋を熱圧
シールにより密封したことを特徴とする自発熱
袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11623378A JPS5542638A (en) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | Selffheating bag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11623378A JPS5542638A (en) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | Selffheating bag |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5542638A JPS5542638A (en) | 1980-03-26 |
JPS6148954B2 true JPS6148954B2 (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=14682110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11623378A Granted JPS5542638A (en) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | Selffheating bag |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5542638A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2600764B2 (ja) * | 1988-02-26 | 1997-04-16 | 三菱化学株式会社 | 通気性を有する袋の製造法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4817991B1 (ja) * | 1964-07-07 | 1973-06-02 | ||
JPS52113383A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-22 | Sunao Higashijima | Exothermic agent |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4817991U (ja) * | 1971-07-08 | 1973-02-28 | ||
JPS5744979Y2 (ja) * | 1975-06-09 | 1982-10-04 |
-
1978
- 1978-09-20 JP JP11623378A patent/JPS5542638A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4817991B1 (ja) * | 1964-07-07 | 1973-06-02 | ||
JPS52113383A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-22 | Sunao Higashijima | Exothermic agent |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5542638A (en) | 1980-03-26 |
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