JPH0344061Y2 - - Google Patents

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JPH0344061Y2
JPH0344061Y2 JP13047386U JP13047386U JPH0344061Y2 JP H0344061 Y2 JPH0344061 Y2 JP H0344061Y2 JP 13047386 U JP13047386 U JP 13047386U JP 13047386 U JP13047386 U JP 13047386U JP H0344061 Y2 JPH0344061 Y2 JP H0344061Y2
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JP
Japan
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lid
bag
urine storage
deodorizing
urine
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JP13047386U
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JPS6336396U (ja
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、病院において患者の一日の尿の量、
色等を検査するために一時貯蔵しておくのに使用
する蓄尿架台の蓋に取付けて使用する脱臭カバー
に関するものである。
(従来の技術) 蓄尿架台は、入院患者の尿を入れた透明なビニ
ール製の蓄尿袋を多数吊支して保管するもので、
臭気を出さないよう開閉自在の蓋を備えている。
しかしながら、この尿は一日放置するため、アン
モニア臭を放ち、蓋による臭気の遮断のみでは十
分な防臭効果が得られない。
(考案が解決しようとする問題点) そこで、これに対応するため、従来一般に悪臭
に対する対策として行われている、強力な芳香剤
を投入する方法、或いは化学的に臭気を分解する
塩素系等の薬剤を投入する方法を用いることが考
えられるが、上記対策のうち、芳香剤を用いる場
合には、両者の臭気が混合して独特の悪臭を生
じ、その効果が十分なものではないし、両者とも
後の尿検査に支障を来すのでこれを使用すること
ができない。
本考案は、従来の上記のような問題点に鑑みて
開発されたもので、装着が容易で、一旦装着すれ
ば2〜3週間にわたつて続けて使用することがで
き、取扱いに便利であり、しかも極めて優れた脱
臭効果を発揮するにも拘らず尿に化学的変化を生
じさせることがない脱臭カバーを提供することを
目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、上記従来の問題点を解決す
るため、通気性シートと透明な防水性シートとか
ら成る少なくとも一辺が開放した袋体の内部に脱
臭剤を含浸させた柔軟な含浸部材を挿入し、前記
袋体の一辺開放部から蓄尿架台の蓋を挿入し、前
記含浸部材を蓋の下面に配置して装着可能として
蓄尿架台用脱臭カバーを構成した。
(作用) 本考案の脱臭カバーにおいては、これを蓄尿架
台の蓋に装着する場合には、袋体の一辺開放部か
ら蓋を挿入して蓋の下面側に含浸部材が位置する
ようにし、蓋を閉じたときに含浸部材が蓋と蓄尿
袋の開口との間に挟まれるようにする。この場
合、蓋と蓄尿袋の開口との接合面間に含浸部材が
挟つてこの間から洩れようとする臭気を効果的に
吸収し、外部への洩れを阻止する。通気性シート
は蓄尿袋の開口内の臭気を内側に容易に透過させ
るから、含浸部材材による脱臭作用の妨げとなら
ない。防水シートは水分の浸み出しを妨げ蓋の上
面の衛生を保ち、また袋体の内側からの臭気の漏
れ出しを阻止する。防水シートは透明であるから
蓋の上面に表示された患者の氏名等の情報を隠蔽
することがないようになつている。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図乃至第4図に示す。
第1図は脱臭カバーの斜視図、第2図は脱臭カバ
ーの断面図、第3図は脱臭カバーを蓄尿架台の蓋
に取付けた状態の斜視図、第4図は脱臭カバーを
蓄尿架台の蓋に取付けた状態の断面図である。
第1図乃至第4図において脱臭カバー1は、袋
体2の内部に、脱臭剤を含浸させた柔軟で偏平な
含浸部材3を挿入して成る。しかして、袋体2
は、一辺に蓄尿架台10の蓋11を挿入するため
の開放部4aを有する。この場合、袋体2の両辺
を開放するようにしても良い。
袋体2は、通気性シート4と透明な防水性シー
ト5とを3辺で、接着或いは縫合して成る。通気
性シート4は、布、不織布、その他適宜の通気性
シートを有する各種素材から成る。
防水性シート5は透明なビニール等の合成樹脂
製シートから成る。
含浸部材3に含浸された脱臭剤は、アンモニ
ア、メチルカプタン、硫化水素によく反応する化
学的脱臭剤(例えば、硫酸第一鉄を主成分とし、
微量の安定剤を配合したもの)である。
第3図、第4図にはこの実施例の脱臭カバー1
を蓄尿架台10の蓋11に取付けて使用する状態
が示してある。
蓄尿架台10は、フレーム12に並行一対の支
持腕13を水平に延出させると共に、この支持腕
13に対応して蓋11を蝶着して成るものであ
り、支持腕13に透明ビニール製の蓄尿袋14の
上縁の係合部を引掛けて吊支し、蓄尿袋14を取
付けた後蓋11を蓄尿袋14の上部開口14a上
に被せて密閉するようになつている。
しかして、脱臭カバー1を装着する場合には、
袋体2の開放部2aから蓄尿架台10の蓋11を
防水シート5と含浸部材3との間に介入するよう
に挿入し、含浸部材3を蓋11の下面に配置す
る。そして、蓋11を閉じたときに含浸部材3の
周縁が蓋11と蓄尿袋の開口14a(支持腕13)
との間に挟まれるようにする。こうすると、蓋1
1と蓄尿袋の開口14aとの接合面間に含浸部材
3が挟まつてこの間から洩れようとする臭気を効
果的に吸収し、外部への洩れを阻止する。通気性
シート4は臭気を内側に容易に透過させるから、
含浸部材3による脱臭作用の妨げとならない。防
水シート5は水分の浸み出しを妨げ蓋11の上面
の衛生を保ち、また袋体2の内側からの臭気の漏
れ出しを阻止する。蓋11の上面を覆う防水シー
トは透明であるから蓋の上面に表示された患者の
氏名等の情報を隠蔽することがない。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、通気性シー
トと透明な防水性シートとから成る少なくとも一
辺が開放した袋体の内部に脱臭剤を含浸させた柔
軟な含浸部材を挿入し、前記袋体の一辺開放部か
ら蓄尿架台の蓋を挿入し、前記含浸部材を蓋の下
面に配置して装着可能として蓄尿架台用脱臭カバ
ーを構成したため、装着が容易で、一旦装着すれ
ば2〜3週間にわたつて続けて使用することがで
き、取扱いに便利であり、しかも極めて優れた脱
臭効果を発揮するにも拘らず尿に化学的変化を生
じさせることがないから後に行われる尿検査に支
障を来すことがない脱臭カバーを提供することい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は脱臭カバーの斜視図、第2図は脱臭カバーの断
面図、第3図は脱臭カバーを蓄尿架台の蓋に取付
けた状態の斜視図、第4図は脱臭カバーを蓄尿架
台の蓋に取付けた状態の断面図である。 1…脱臭カバー、2…袋体、2a…開放部、3
…含浸部材、4…通気性シート、5…透明な防水
性シート、10…蓄尿架台、11…蓋、14…蓋
尿袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気性シートと透明な防水性シートとから成る
    少なくとも一辺が開放した袋体の内部に脱臭剤を
    含浸させた柔軟な含浸部材を挿入し、前記袋体の
    一辺開放部から蓄尿架台の蓋を挿入し、前記含浸
    部材を蓋の下面に配置して装着可能としたことを
    特徴とする蓄尿架台用脱臭カバー。
JP13047386U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0344061Y2 (ja)

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JP13047386U JPH0344061Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13047386U JPH0344061Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JPS6336396U JPS6336396U (ja) 1988-03-09
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JP13047386U Expired JPH0344061Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP4857029B2 (ja) * 2005-10-18 2012-01-18 大豊化学工業株式会社 簡易トイレおよびトイレ用防熱部材

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JPS6336396U (ja) 1988-03-09

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