JPH0350904Y2 - - Google Patents
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- JPH0350904Y2 JPH0350904Y2 JP1985091191U JP9119185U JPH0350904Y2 JP H0350904 Y2 JPH0350904 Y2 JP H0350904Y2 JP 1985091191 U JP1985091191 U JP 1985091191U JP 9119185 U JP9119185 U JP 9119185U JP H0350904 Y2 JPH0350904 Y2 JP H0350904Y2
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- water
- diaper
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- repellent
- treated
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- Expired
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Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、おむつから滲み出す水分を、カバー
内部で吸収し得、しかもカバー内側ぬれた感じの
しない、排泄物の漏れ難いおむつカバーに関する
ものである。 〔従来の技術〕 おむつカバーは、おむつを保持し、おむつに排
泄された尿、便が外に漏れないようにすることを
目的としているため、内側が撥水処理されている
ものが多い。また、ウール等の天然の素材を用い
たものも、その布の有する撥水効果により、排泄
物の漏れを防いでいる。 〔考案が解決しようとする問題点〕 内側が撥水性を有するおむつカバーにおいて
は、おむつより滲み出した尿は、撥水性の布地上
で水滴となり、着装者の脚囲のすき間等から外へ
漏れる惧れがあり、また、縫目からも水分が外へ
押し出されて漏れることもある等の問題がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、おむつを保持する主要部を、カバー
の内側より、撥水処理を施したネツト１、吸水処
理を施した織編地２、防水透湿性シート３、及び
撥水処理を施した織編地４を順次重合させて構成
することにより、おむつカバーの上記問題点を解
決したものである。 〔作用〕 本考案のおむつカバーによれば、保持されてい
るおむつから滲み出した尿は、撥水処理を施した
ネツト１においてはじかれるが、その外側の吸水
処理を施した織編地２に素早く吸収され、その外
側の防水透湿性シート３及び更にその外側の撥水
処理を施した織編地４によつて、吸水処理を施し
た織編地２中に保持され、おむつカバーからその
外側に漏れるのを防止される。また、おむつには
撥水処理を施したネツト１が接しているためおむ
つカバーの内側もぬれた感じがしない。 以下、本考案のおむつカバーを実施例について
詳述する。 〔実施例〕 図面は、本考案のおむつカバーの一実施例を示
すもので、第１図は、おむつカバーを内側から見
た展開平面図、第２図は第１図上Ａ−Ａ線拡大断
面図即ち、おむつを保持する主要部１０の断面図
で、１は撥水処理を施したネツト、２は吸水処理
を施した織編地、３は防水透湿性シート、４は撥
水処理を施した織編地で、これらは撥水処理を施
したネツト１を内側にして順次重合させてある。 撥水処理を施したネツト１としては、テビロ
ン、ナイロン、ビニロン、ポリエチレンテレフタ
レート、アクリル、ポリブチレンテレフタレート
等の合成繊維を素材として形成したものが好まし
く、ネツトの穴の径0.5〜2.5mm及び厚み0.5〜1.5
mmのものが特に好ましい。 吸水処理を施した織編地２としては、ナイロ
ン、ポリエステル、アクリル及び綿を素材として
形成したものが好ましく、パイル長1.0〜1.5mmの
パイル地が保水性が高く特に好ましい。 防水透湿性シート３としては、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル、テフロン、ポリプロピレン等
種々の素材で形成したものが用いられるが、他の
重ね合わせ材料１，２及び４と共に主要部１０を
構成した際におむつカバーを着装者の動きに追随
し易くするために、伸縮性のあるポリウレタンフ
イルムに透湿性を付与したものが好ましく、例え
ば、東レ エントラント（商標）が挙げられる。 撥水処理を施した織編地４としては、毛、綿、
ナイロン、ポリエステル及びアクリルを素材とし
て形成したものが好ましい。 上記ネツト１、上記織編地２、上記シート３及
び上記織編地４は、通常、縫製されて４層構造を
形成し主要部１０を構成するものであるが、上記
防水透湿性シート３は、上記織編地２及び／又は
上記織編地４と予めラミネートされていても良
い。 また、上記撥水処理又は吸水処理は、常法によ
り、それぞれネツト１及び織編地２，４に施す
か、又はそれらを構成する素材繊維に予め施すせ
ば良い。 また、おむつカバーの主要部１０を構成する上
述の４層構造は、その内側からの水分の吸収量が
0.03〜0.1g／cm2、特に0.05〜0.08g／cm2となるよう
にするのが好ましい。 尚、本考案のおむつカバーは、少なくとも、お
むつを保持する主要部１０（第１図における略矩
形枠１１の内部）を上述の４層構造で構成するも
ので、おむつから滲み出る尿に対して前述の如き
作用を奏するように前述の４層構造を設けてあれ
ば良く、上記主要部以外も適宜上述の４層構造と
しても差し支えなく、また主要部の位置及び形状
内部で吸収し得、しかもカバー内側ぬれた感じの
しない、排泄物の漏れ難いおむつカバーに関する
ものである。 〔従来の技術〕 おむつカバーは、おむつを保持し、おむつに排
泄された尿、便が外に漏れないようにすることを
目的としているため、内側が撥水処理されている
ものが多い。また、ウール等の天然の素材を用い
たものも、その布の有する撥水効果により、排泄
物の漏れを防いでいる。 〔考案が解決しようとする問題点〕 内側が撥水性を有するおむつカバーにおいて
は、おむつより滲み出した尿は、撥水性の布地上
で水滴となり、着装者の脚囲のすき間等から外へ
漏れる惧れがあり、また、縫目からも水分が外へ
押し出されて漏れることもある等の問題がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、おむつを保持する主要部を、カバー
の内側より、撥水処理を施したネツト１、吸水処
理を施した織編地２、防水透湿性シート３、及び
撥水処理を施した織編地４を順次重合させて構成
することにより、おむつカバーの上記問題点を解
決したものである。 〔作用〕 本考案のおむつカバーによれば、保持されてい
るおむつから滲み出した尿は、撥水処理を施した
ネツト１においてはじかれるが、その外側の吸水
処理を施した織編地２に素早く吸収され、その外
側の防水透湿性シート３及び更にその外側の撥水
処理を施した織編地４によつて、吸水処理を施し
た織編地２中に保持され、おむつカバーからその
外側に漏れるのを防止される。また、おむつには
撥水処理を施したネツト１が接しているためおむ
つカバーの内側もぬれた感じがしない。 以下、本考案のおむつカバーを実施例について
詳述する。 〔実施例〕 図面は、本考案のおむつカバーの一実施例を示
すもので、第１図は、おむつカバーを内側から見
た展開平面図、第２図は第１図上Ａ−Ａ線拡大断
面図即ち、おむつを保持する主要部１０の断面図
で、１は撥水処理を施したネツト、２は吸水処理
を施した織編地、３は防水透湿性シート、４は撥
水処理を施した織編地で、これらは撥水処理を施
したネツト１を内側にして順次重合させてある。 撥水処理を施したネツト１としては、テビロ
ン、ナイロン、ビニロン、ポリエチレンテレフタ
レート、アクリル、ポリブチレンテレフタレート
等の合成繊維を素材として形成したものが好まし
く、ネツトの穴の径0.5〜2.5mm及び厚み0.5〜1.5
mmのものが特に好ましい。 吸水処理を施した織編地２としては、ナイロ
ン、ポリエステル、アクリル及び綿を素材として
形成したものが好ましく、パイル長1.0〜1.5mmの
パイル地が保水性が高く特に好ましい。 防水透湿性シート３としては、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル、テフロン、ポリプロピレン等
種々の素材で形成したものが用いられるが、他の
重ね合わせ材料１，２及び４と共に主要部１０を
構成した際におむつカバーを着装者の動きに追随
し易くするために、伸縮性のあるポリウレタンフ
イルムに透湿性を付与したものが好ましく、例え
ば、東レ エントラント（商標）が挙げられる。 撥水処理を施した織編地４としては、毛、綿、
ナイロン、ポリエステル及びアクリルを素材とし
て形成したものが好ましい。 上記ネツト１、上記織編地２、上記シート３及
び上記織編地４は、通常、縫製されて４層構造を
形成し主要部１０を構成するものであるが、上記
防水透湿性シート３は、上記織編地２及び／又は
上記織編地４と予めラミネートされていても良
い。 また、上記撥水処理又は吸水処理は、常法によ
り、それぞれネツト１及び織編地２，４に施す
か、又はそれらを構成する素材繊維に予め施すせ
ば良い。 また、おむつカバーの主要部１０を構成する上
述の４層構造は、その内側からの水分の吸収量が
0.03〜0.1g／cm2、特に0.05〜0.08g／cm2となるよう
にするのが好ましい。 尚、本考案のおむつカバーは、少なくとも、お
むつを保持する主要部１０（第１図における略矩
形枠１１の内部）を上述の４層構造で構成するも
ので、おむつから滲み出る尿に対して前述の如き
作用を奏するように前述の４層構造を設けてあれ
ば良く、上記主要部以外も適宜上述の４層構造と
しても差し支えなく、また主要部の位置及び形状
本考案のおむつカバーは、おむつを保持する主
要部を、カバーの内側より、撥水処理したネツト
１、吸水処理を施した織編地２、防水透湿性シー
ト３、及び撥水処理を施した織編地４を順次重合
させて構成してあるため、本考案のおむつカバー
によれば、おむつから滲み出す水分は吸水処理を
施した織編地２に吸収保持されるため、排泄物が
漏れ難く、しかも上記主要部のカバー最内側がネ
ツト１であるためカバー内側がぬれた感じがしな
い。
要部を、カバーの内側より、撥水処理したネツト
１、吸水処理を施した織編地２、防水透湿性シー
ト３、及び撥水処理を施した織編地４を順次重合
させて構成してあるため、本考案のおむつカバー
によれば、おむつから滲み出す水分は吸水処理を
施した織編地２に吸収保持されるため、排泄物が
漏れ難く、しかも上記主要部のカバー最内側がネ
ツト１であるためカバー内側がぬれた感じがしな
い。
図面は、本考案のおむつカバーの一実施例を示
すもので、第１図は、おむつカバーを内側から見
た展開平面図、第２図は第１図上Ａ−Ａ線拡大断
面図である。 １……撥水処理を施したネツト、２……吸水処
理を施した織編地、３……防水透湿性シート、４
……撥水処理を施した織編地、１０……おむつを
保持する主要部。
すもので、第１図は、おむつカバーを内側から見
た展開平面図、第２図は第１図上Ａ−Ａ線拡大断
面図である。 １……撥水処理を施したネツト、２……吸水処
理を施した織編地、３……防水透湿性シート、４
……撥水処理を施した織編地、１０……おむつを
保持する主要部。
Claims (1)
- おむつを保持する主要部を、カバーの内側よ
り、撥水処理を施したネツト１、吸水処理を施し
た織編地２、防水透湿性シート３、及び撥水処理
を施した織編地４を順次重合させて構成したこと
を特徴とするおむつカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985091191U JPH0350904Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985091191U JPH0350904Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61206604U JPS61206604U (ja) | 1986-12-27 |
| JPH0350904Y2 true JPH0350904Y2 (ja) | 1991-10-30 |
Family
ID=30646873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985091191U Expired JPH0350904Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0350904Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57138909U (ja) * | 1981-02-23 | 1982-08-31 |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP1985091191U patent/JPH0350904Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61206604U (ja) | 1986-12-27 |
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