JPH0344059Y2 - - Google Patents

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JPH0344059Y2
JPH0344059Y2 JP13047286U JP13047286U JPH0344059Y2 JP H0344059 Y2 JPH0344059 Y2 JP H0344059Y2 JP 13047286 U JP13047286 U JP 13047286U JP 13047286 U JP13047286 U JP 13047286U JP H0344059 Y2 JPH0344059 Y2 JP H0344059Y2
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JP
Japan
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lid
deodorizing
cover
portable toilet
impregnated
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JP13047286U
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JPS6336395U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばポータブルトイレの蓋に取付
けることにより効果的な脱臭作用を行う脱臭カバ
ーに関するものである。
(従来の技術) 従来、ポータブルトイレの糞尿臭に対する対策
として、糞尿臭よりも臭いの強い芳香剤を投入す
るか、或いは化学的に糞尿の臭気を分解する塩素
系等の薬剤を投入する方法が行われている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の対策のうち、芳香剤を用いる場合に
は、両者の臭気が混合して独特の悪臭を生じ、そ
の効果が十分なものではないという問題点があ
り、また、科学的脱臭剤を用いる場合には、この
脱臭剤が殺菌力を有するため、この糞尿を一般ト
イレに捨てると浄化槽中の浄化用バクテリアまで
殺菌されてしまい、浄化作用に悪影響を及ぼし、
また病院等においては後に検便を行う場合これを
使用することができないし、排便のたびに薬剤を
投入しなければならないので運動に障害のある病
人にとつては大きな負担となるという問題点があ
る。
本考案は、従来の上記のような問題点に鑑みて
開発されたもので、装着が容易で、一旦装着すれ
ば数次の用便の間続けて使用することができ、取
扱いに便利であり、しかも極めて優れた脱臭効果
を発揮するにも拘らず殺菌作用のない脱臭カバー
を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、上記従来の問題点を解決す
るため、通気性シートと防水性シートとから成る
袋体の内部に脱臭剤を含浸させた柔軟な含浸部材
を挿入し、前記通気性シートにポータブルトイレ
の蓋を挿入する開口を形成し、前記含浸部材を蓋
の下面に配置して装着可能としてポータブルトイ
レ用の脱臭カバーを構成した。
(作用) 本考案の脱臭カバーにおいては、これをポータ
ブルトイレの蓋に装着する場合には、通気性シー
トの開口からポータブルトイレの蓋を挿入し、含
浸部材を蓋の下面に配置し、蓋を閉じたときに含
浸部材が蓋と容器との間に挟まれるようにする。
この場合、蓋と容器との接合面間に含浸部材が挟
つてこの間から洩れようとする臭気を効果的に吸
収し、外部への洩れを阻止する。通気性シートは
容器内の臭気を内側に容易に透過させるから、含
浸材材による脱臭作用の妨げとならない。防水シ
ートは汚れを防ぎ蓋の上面の衛生を保ち、また袋
体の内側からの臭気の漏れ出しを阻止する。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図乃至第7図に示す。
第1図は脱臭カバーの斜視図、第2図は脱臭カバ
ーの断面図、第3図は脱臭カバーをポータブルト
イレの蓋に取付ける状態の斜視図、第4図は脱臭
カバーをポータブルトイレの蓋に取付けた状態の
断面図、第5図乃至第7図は他の実施例を示すも
ので、第5図は脱臭カバーの底面図、第6図は断
面図、第7図はポータブルトイレの蓋に取付けた
状態の断面図である。
第1図乃至第4図において脱臭カバー1は、袋
体2の内部に、脱臭剤を含浸させた柔軟で偏平な
含浸部材3を挿入して成る。
袋体2は、通気性シート4と防水性シート5と
を周縁において接着或いは縫合して成る。通気性
シート4は、布、不織布、その他便宜の通気性を
有する各種素材から成り、その長手方向の一端側
にはポータブルトイレの容器10の蓋11を挿入
するための開口4aを備えている。また、防水性
シート5は、ビニールやラミネート加工された紙
等の防水性を備えた素材から成る。
含浸部材3は、防水性シート5の開口5aに対
応する位置に、ポータブルトイレの容器10の蓋
11を挿通するための切り込み3aを備え、この
切り込みにより、大面積の容器カバー部3bと、
隙間カバー部3cとに区分されている。含浸部材
3に含浸された脱臭剤は、アンモニア、メチルカ
プタン、硫化水素によく反応する化学的脱臭剤
(例えば、硫酸第一鉄を主成分とし、微量の安定
剤を配合したもの)である。
第3図、第4図にはこの実施例の脱臭カバー1
をポータブルトイレ5の蓋6に取付けて使用する
状態が示してある。この場合、通気性シート4の
開口4aからポータブルトイレの容器10の蓋1
1を挿入し、かつこれを含浸部材3の切り込み3
aを挿通させて防水シート5と含浸部材3との間
に挿入し、含浸部材3の容器カバー部3bを蓋1
1の下面に配置し、隙間カバー部3cを蓋11の
外側に出し、蓋の蝶着部の隙間を覆うように装着
する。そして、蓋11を閉じたときに容器カバー
部3bの周縁がが蓋11と容器10との間に挟ま
れるようにする。こうすると、蓋11と容器10
との接合面間に含浸部材3が挟つてこの間から洩
れをようとする臭気を効果的に吸収し、外部への
洩れを阻止するし、蓋11の蝶着部にできる隙間
から漏れ出ようとする臭気を隙間カバー部3cで
効果的に吸収する。通気性シート4は臭気を内側
に容易に透過させるから、含浸部材材3による脱
臭作用の妨げとならない。防水シート5は汚れを
防ぎ、蓋11の上面の衛生を保ち、また袋体2の
内側からの臭気の漏れ出しを阻止する。
第5乃至第7図には他の実施例が示してある。
同図において先の実施例と同一構成部には同一の
符号を付して説明を省略する。
この実施例においては、予め含浸部材3の容器
カバー部3bと隙間カバー部3cとが重なつて重
合部Aを形成するように構成されている。そし
て、隙間カバー部3cを覆う通気性シート4cの
縁が防水シート5の下面に接着され、容器カバー
部3bを覆う通気性シート4cの縁に開口4aが
形成されている。
この実施例の脱臭カバーの装着方法は先の実施
例のものと同様であり、作用効果も略先の実施例
のものと同等であるが、容器カバー部3bと隙間
カバー部3cとが重なつている分だけ蓋11の蝶
着部のカバーが確実となり、より優れた脱臭効果
を発揮する。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、通気性シー
トと防水性シートとから成る袋体の内部に脱臭剤
を含浸させた柔軟な含浸部材を挿入し、前記通気
性シートにポータブルトイレの蓋を挿入する開口
を形成し、前記含浸部材を蓋の下面に配置して装
着可能としたため、装着が容易で、一旦装着すれ
ば数次の用便の間続けて使用することができ、運
動の不自由な病人の使用に適し、取扱いに便利で
あり、しかも極めて優れた脱臭効果を発揮するに
も拘らず殺菌作用のない脱臭カバーを提供するこ
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は脱臭カバーの斜視図、第2図は脱臭カバーの断
面図、第3図は脱臭カバーをポータブルトイレの
蓋に取付ける状態の斜視図、第4図は脱臭カバー
をポータブルトイレの蓋に取付けた状態の断面
図、第5図乃至第7図は他の実施例を示すもの
で、第5図は脱臭カバーの底面図、第6図は断面
図、第7図はポータブルトイレの蓋に取付けた状
態の断面図である。 1…脱臭カバー、2…袋体、3…含浸部材、4
…通気性シート、4a…開口、5…防水性シー
ト、10…ポータブルトイレ容器、11…蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気性シートと防水性シートとから成る袋体の
    内部に脱臭剤を含浸させた柔軟な含浸部材を挿入
    し、前記通気性シートにポータブルトイレの蓋を
    挿入する開口を形成し、前記含浸部材を蓋の下面
    に配置して装着可能としたことを特徴とするポー
    タブルトイレ用脱臭カバー。
JP13047286U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0344059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13047286U JPH0344059Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13047286U JPH0344059Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6336395U JPS6336395U (ja) 1988-03-09
JPH0344059Y2 true JPH0344059Y2 (ja) 1991-09-17

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ID=31028003

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JP13047286U Expired JPH0344059Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JPS6336395U (ja) 1988-03-09

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