JPH09271483A - 副 木 - Google Patents

副 木

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JPH09271483A
JPH09271483A JP8108387A JP10838796A JPH09271483A JP H09271483 A JPH09271483 A JP H09271483A JP 8108387 A JP8108387 A JP 8108387A JP 10838796 A JP10838796 A JP 10838796A JP H09271483 A JPH09271483 A JP H09271483A
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JP
Japan
Prior art keywords
splint
cushion material
cushion
core material
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP8108387A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Yokoi
勲 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOFT UEEBU KK
Original Assignee
SOFT UEEBU KK
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Publication date
Application filed by SOFT UEEBU KK filed Critical SOFT UEEBU KK
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
    • A61F5/04Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints
    • A61F5/05Devices for stretching or reducing fractured limbs; Devices for distractions; Splints for immobilising
    • A61F5/058Splints
    • A61F5/05825Strips of substantially planar form

Abstract

(57)【要約】 【課題】 副木を手足にあてがいやすくし、あてがって
から手足に包帯で巻き付けやすくする。また、包帯でぐ
るぐるに包み巻きしなくても、患部に直接あてがえるよ
うにする。さらに、使用中における異臭の発生を抑え
る。 【解決手段】 副木1は梯子形状の芯材2を含み、芯材
2の下面及び上面にはクッション材5,6,7が接着さ
れている。芯材2が塑性的に湾曲されることにより、ク
ッション材5,6,7も湾曲され、上側第二クッション
材7の患部側面7aは樋状凹面となっている。クッショ
ン材5,6,7の全体が、綿糸をメリヤス織りしてなる
袋状布8でくるまれている。上側第二クッション材7の
患部側面7aと袋状布8との間には、帯状の消臭シート
9が介装されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手足の患部にあて
がう副木に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の副木としては、針金製の梯子形状
芯材の両面を樹脂フォーム製のクッション材で被覆して
なるものが一般的である。また、図4及び図5に示すよ
うに、梯子形状芯材52を被覆しているクッション材5
3の患部側の面にパイル地54(タオル地)を接着して
なる副木51も知られている(実公昭58−4485号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の副木に
は次のような問題があった。 (1)図6に示すように、手足55の外周は丸いにもか
かわらず、副木51は平らなので、手足55にあてがい
にくいとか、あてがってから副木51を手足55に包帯
56で巻き付けるときに巻き付けにくいとか、巻き付け
に必要な包帯長が長くなるとかという問題があった。
【0004】(2)樹脂フォーム製のクッション材は患
部に発生する汗を吸収しにくいため、通常はクッション
材を汗の吸収性の良い包帯でぐるぐるに包み巻きしてか
ら、上記のように患部にあてがって包帯で巻き付けるよ
うにしており、非常に手間がかかっていた。なお、前記
実公昭58−4485号公報の副木51によれば、患部
側の面に接着したパイル地54が汗を吸収することか
ら、前記包帯の包み巻きは要らなくなるはずである。し
かし、この副木51も、パイル地54がめくれてクッシ
ョン材53の一部がむき出しになるとか、クッション材
53の反患部側の面が破れたときに梯子形状芯材52が
むき出しになるとかという心配があったため、現実には
包帯57でぐるぐるに包み巻きしてから使用していた。
【0005】(3)使用中に、吸収した汗や繁殖した雑
菌によって、異臭が発生するようになるため、患者や介
護者に不快感を与えることがあった。
【0006】本発明の第一の目的は、上記課題を解決
し、手足にあてがいやすく、また、あてがってから手足
に包帯で巻き付けやすい副木を提供することにある。第
二の目的は、包帯でぐるぐるに包み巻きしなくても、汗
の吸収性に優れ、患部に直接あてがうことができ、ま
た、あてがってからクッション材や梯子形状芯材がむき
出しになる心配もない副木を提供することにある。第三
の目的は、使用中における異臭の発生を抑えることがで
きる副木を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、金属細棒製の芯材の両面を樹脂フォー
ム製のクッション材で被覆した副木において、クッショ
ン材の患部側面を樋状凹面としたことを特徴とする。樋
状凹面は、厳密な円筒面に限定されず、例えばV字状の
凹面でもよい。
【0008】ここで、クッション材の患部側面を樋状凹
面とする具体的態様としては、次の例を挙げることがで
きる。 芯材を平らに形成し、該芯材の上面に患部側面を樋
状凹面に成形したクッション材を被覆する。 芯材もクッション材も平らに形成し、芯材を塑性的
に湾曲させることにより、クッション材の患部側面を樋
状凹面とする。
【0009】また、別の本発明では、金属細棒製の芯材
の両面を樹脂フォーム製のクッション材で被覆した副木
において、クッション材全体を袋状布でくるんだことを
特徴とする。クッション材と袋状布とは接着してもよい
し接着しなくてもよい。
【0010】袋状布の材質は、汗の吸収性の良いもので
あれば、特定のものに限定されないが、綿が好ましい。
袋状布の織り方も、特に限定されないが、伸縮性の良い
織り方(例えばメリヤス織り)が好ましい。
【0011】さらに、上記発明を組み合わせること、す
なわち、クッション材の患部側面を樋状凹面とするとと
もに、クッション材全体を袋状布でくるむこともでき
る。
【0012】また、クッション材全体を袋状布でくるむ
場合、クッション材の患部側面と袋状布との間に消臭シ
ートを介装することが好ましい。
【0013】消臭シートとしては、臭気物質を物理的又
は化学的に吸着又は消去する消臭物質を含んだシート
や、雑菌の繁殖を抑えることで異臭の発生を抑える抗菌
物質を含んだシートや、これら消臭物質及び抗菌物質を
両方含んだシート等を例示できる。シートの材質として
は、不織布、織布、耐水性の紙等を例示できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した副木の形
態例について、図1〜図3を参照して説明する。本実施
形態の副木1は梯子形状の芯材2を含み、該芯材2は、
金属細棒を細長い長方形に折り曲げて溶接してなる枠部
材3と、該枠部材3の両長手辺に両端が溶接されるとと
もに2〜4cmの相互間隔をおいて並べられた多数の掛
渡部材4,4…とからなる。
【0015】芯材2の下面には軟質ポリウレタンフォー
ム製の帯状の下側クッション材5が接着され、芯材2の
上面には下側クッション材5よりは硬い軟質ラバタンフ
ォーム(ポリウレタンフォームにエーテル系合成ゴム及
び天然ゴムを配合したもの)製の帯状の上側第一クッシ
ョン材6が接着され、上側第一クッション材6の上面に
は下側クッション材5と同等硬さの軟質ポリウレタンフ
ォーム製の帯状の上側第二クッション材7が接着されて
おり、芯材2はこれらのクッション材5,6,7で完全
に被覆されている。クッション材の材質及び構成は、こ
の例に限定されず、例えば上側を1層又は3層で構成す
る等、適宜変更できる。
【0016】芯材2もクッション材5,6,7も当初は
平らに形成されるが、芯材2の両面がクッション材5,
6,7で被覆された後、芯材2の掛渡部材4,4…と枠
部材3の両端部とが加工装置(図示略)によって塑性的
に湾曲されることにより、クッション材5,6,7も湾
曲され、上側第二クッション材7の患部側面7aは樋状
凹面とされている。
【0017】クッション材5,6,7は、その全体が袋
状布8でくるまれている(接着はされていない)。この
袋状布8は、綿糸でメリヤス織りした布をクッション材
5,6,7にフィットする寸法の袋に縫製し、該袋の一
部に残した開口からクッション材5,6,7を挿入した
後、その開口を縫い付けてなるもので、伸縮性と汗の吸
収性に優れている。
【0018】上側第二クッション材7の患部側面7aと
袋状布8との間には、帯状の消臭シート9として旭化成
社の商品名「セミア」が介装されている。この「セミ
ア」は耐久性の高い不織布に消臭及び抗菌作用のある物
質を付着させたもので、アンモニア、硫化水素、メチル
メリカプタン、トリメチルアミン等の各種臭気物質に対
する消臭作用と、黄色ブトウ球菌等の各種雑菌に対する
抗菌作用が確認されている。
【0019】以上のように構成された本実施形態の副木
1によれば、次のような作用効果が得られる。
【0020】(1)上側第二クッション材7の患部側面
7aが樋状凹面とされているので、図3に示すように、
手足11の外周に合致してあてがいやすく、あてがって
から副木1を手足11に包帯12で巻き付けるときにも
巻き付けやすい。また、本実施形態では下側クッション
材5の下面(反患部側面)も湾曲しているので、巻き付
けに必要な包帯長も従来より短くて済む。
【0021】(2)クッション材5,6,7の全体が袋
状布8でくるまれているので、袋状布8がめくれて上側
第二クッション材7がむき出しになることはないし、仮
に下側クッション材5が破れたときでも芯材2がむき出
しになることもない。このため、従来のように包帯でぐ
るぐるに包み巻きしなくても、安心して患部に直接あて
がうことができる。そして、袋状布8は、副木1を患部
に合わせて変形させるときに伸縮して追従するととも
に、その後は患部からの汗を良く吸収する。
【0022】(3)消臭シート9は、使用中における雑
菌の繁殖を抑制するとともに、臭気物質を吸着するの
で、異臭の発生を抑えることができ、患者や介護者に不
快感を与えない。
【0023】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で
適宜変更して具体化することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
次のような優れた効果を奏する。請求項1の発明に係る
副木は、手足にあてがいやすく、また、あてがってから
手足に包帯で巻き付けやすい。請求項2の発明に係る副
木によれば、さらに、巻き付けに必要な包帯長も短くな
る。請求項3の発明に係る副木は、包帯でぐるぐるに包
み巻きしなくても、汗の吸収性に優れ、患部に直接あて
がうことができ、また、あてがってからクッション材や
梯子形状芯材がむき出しになる心配もない。請求項4の
発明に係る副木は、請求項1の発明の効果と請求項3の
発明の効果とを併せ持つ。請求項5の発明に係る副木に
よれば、使用中における異臭の発生を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態の副木の斜視図で
ある。
【図2】同副木の断面図である。
【図3】同副木の使用状態を示す概略図である。
【図4】従来の副木の平面図である。
【図5】同副木の端面図である。
【図6】同副木の使用状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 副木 2 芯材 3 枠部材 4 掛渡部材 5 下側クッション材 6 上側第一クッション材 7 上側第二クッション材 7a 患部側面 8 袋状布 9 消臭シート 11 手足 12 包帯

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属細棒製の芯材の両面を樹脂フォーム
    製のクッション材で被覆した副木において、前記クッシ
    ョン材の患部側面を樋状凹面としたことを特徴とする副
    木。
  2. 【請求項2】 前記芯材を塑性的に湾曲させることによ
    り、前記クッション材の患部側面を樋状凹面としたこと
    を特徴とする請求項1記載の副木。
  3. 【請求項3】 金属細棒製の芯材の両面を樹脂フォーム
    製のクッション材で被覆した副木において、前記クッシ
    ョン材全体を袋状布でくるんだことを特徴とする副木。
  4. 【請求項4】 金属細棒製の芯材の両面を樹脂フォーム
    製のクッション材で被覆した副木において、前記クッシ
    ョン材の患部側面を樋状凹面とするとともに、前記クッ
    ション材全体を袋状布でくるんだことを特徴とする副
    木。
  5. 【請求項5】 前記クッション材の患部側面と前記袋状
    布との間に消臭シートを介装したことを特徴とする請求
    項3又は4記載の副木。
JP8108387A 1996-04-03 1996-04-03 副 木 Pending JPH09271483A (ja)

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