JPH11169397A

JPH11169397A - 男性用排尿具の固定具

Info

Publication number: JPH11169397A
Application number: JP9338962A
Authority: JP
Inventors: Kiyo Kumaki; キヨ熊木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-12-09
Filing date: 1997-12-09
Publication date: 1999-06-29

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、簡易構造にして秀れた効果を発揮
する男性用排尿具の固定具を提供することを目的とす
る。【解決手段】男性の陰茎部に装着して排尿を吸収保持
し得る男性用排尿具１を固定するための男性用排尿具の
固定具であって、前記陰茎部に装着した男性用排尿具１
を支承し得る支承体２を設け、この支承体２の所定の部
分に身体に装着し得る装着部３を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、男性用排尿具の固
定具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、病人や高齢者などといった排尿が思うようにできな
い男性を対象とした男性用排尿具が提案されている。

【０００３】この男性用排尿具は、例えば幼児用の紙お
むつのようなタイプのものやパンツタイプなどの所謂成
人用オムツとは異なり、男性の陰茎部に吸収体を巻き付
けて包み込むように構成したものであり、使用時には、
この男性用排尿具を陰茎部に装着した状態のままパンツ
で押さえ付けるように覆って固定している。

【０００４】この男性用排尿具は、陰茎部に固定されて
いる限り確実に尿漏れを防止していつでも衛生的でいら
れるなど前記成人用オムツに比して便利なメリットがあ
る。

【０００５】ところが、前述のように男性用排尿具はパ
ンツで押さえ付けて固定することになる為、使用者が圧
迫感や不快感を感じてしまうのは否めず、しかも、運動
した際や寝返りをうった際など男性用排尿具をパンツで
押さえ付けただけでは不完全で陰茎部から擦れて外れて
しまう場合があり、その上、男性用排尿具の取り替えの
際や小便の際などにはその都度ズボンとパンツ両方を脱
がなければならないなど種々の問題点が指摘されてい
る。

【０００６】従って、従来においては、男性用排尿具が
もつメリットを最大限に発揮しきれていないのが現状で
ある。

【０００７】本発明は、上述の問題点を解決する男性用
排尿具の固定具を提供するものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。

【０００９】男性の陰茎部に装着して排尿を吸収保持し
得る男性用排尿具１を固定するための男性用排尿具の固
定具であって、前記陰茎部に装着した男性用排尿具１を
支承し得る支承体２を設け、この支承体２の所定の部分
に身体に装着し得る装着部３を設けたことを特徴とする
男性用排尿具の固定具に係るものである。

【００１０】また、前記支承体２と装着部３との連設部
を、装着部３を身体に装着した際、支承体２が装着部３
に対して適度な自由動を許容され得るように構成したこ
とを特徴とする請求項１記載の男性用排尿具の固定具に
係るものである。

【００１１】また、前記支承体２として布製の支承体２
を採用し、この支承体２を男性用排尿具１を包み込んだ
状態で支承し得る袋状体に構成したことを特徴とする請
求項１，２いずれか１項に記載の男性用排尿具の固定具
に係るものである。

【００１２】また、前記支承体２の所定の部分に開口部
２ａを設け、この開口部２ａから男性用排尿具１を出し
入れし得るように構成したことを特徴とする請求項１〜
３いずれか１項に記載の男性用排尿具の固定具に係るも
のである。

【００１３】また、前記開口部２ａに開口部２ａの閉塞
状態を保持し得る閉塞保持構造を設けたことを特徴とす
る請求項４記載の男性用排尿具の固定具に係るものであ
る。

【００１４】また、前記装着部３を、支承体２の所定の
部分に設けられ、身体の腰部に巻き付け装着し得る巻き
付け体４と、支承体２の所定の部分に設けられ、身体の
脚部に巻き付け装着し得る巻き付け体５とで構成したこ
とを特徴とする請求項１〜５いずれか１項に記載の男性
用排尿具の固定具に係るものである。

【００１５】

【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
（発明をどのように実施するか）を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。

【００１６】本発明は、使用に際して、例えば陰茎部に
男性用排尿具１を装着し、この男性用排尿具１を支承体
２で支承するとともに装着部３により身体に装着するこ
とになる（尚、予め装着部３を身体に装着した状態で、
陰茎部に男性用排尿具１を装着するとともに、この男性
用排尿具１を支承体２で支承させるようにしても良
い。）。

【００１７】従って、男性用排尿具１を支承する専用の
支承体２で包み込むように支承し、この支承体２を専用
の装着部２で身体へ確実に装着し得るものであるから、
従来のように男性用排尿具１をパンツで押さえ付けただ
けで固定していたのでは男性用排尿具１が陰茎部から擦
れて外れてしまうといった問題点は常にあったが、本発
明によればその問題は解決されることとなる。

【００１８】また、請求項２記載の発明のように構成し
た場合は、従来のように陰茎部に装着した男性用排尿具
１の固定が通常履かれているパンツの押し付け力を利用
して固定しようとするものではなく、男性用排尿具１が
陰茎部から擦れて外れてしまうのを防止しつつも、装着
時には、支承体２が装着部３に対して適度な自由動を許
容され得るものであるから、装着時における圧迫感や違
和感が確実に軽減されることとなる。

【００１９】また、請求項３記載の発明のように構成し
た場合は、支承体２が布製故に装着した際直接肌に触れ
ても肌に優しく何ら不快感を感じさせず、その上、支承
体２を男性用排尿具１を包み込むように支承し得る袋状
体に構成したから、男性用排尿具１を確実に固定するこ
とができることとなる。

【００２０】また、請求項４記載の発明のように構成し
た場合は、支承体２の開口部２ａから男性用排尿具１を
出し入れし得ることで、例えばズボンのファスナーを降
ろすだけで、支承体２の開口部２ａから陰茎部への男性
用排尿具１の取り外し或いは装着が行えることとなる。
従って、従来では陰茎部に装着した男性用排尿具１をパ
ンツで固定していたため男性用排尿具の取り替えの際や
小便の際などにはその都度ズボンとパンツ両方を脱がな
ければならないといった問題点はあったが、本発明によ
ればその問題は解決されることとなる。

【００２１】また、請求項５記載の発明のように構成し
た場合は、支承体２の開口部２ａの閉塞状態を維持し得
ることで、開口部２ａを閉塞した際には、男性用排尿具
１を支承体１で支承した状態を保持することができ、反
対に、開口部２ａの閉塞状態を解除した際には、男性用
排尿具１の取り外し或いは装着が行えることとなる。

【００２２】また、請求項６記載の発明のように構成し
た場合は、支承体２を例えば身体の一カ所で固定させる
ようにして装着するのではなく、巻き付け体４を身体の
腰部へ、巻き付け体５を身体の脚部へ巻き付けて装着す
るという複数箇所で固定して装着するものであるから堅
固な装着が行えることとなる。

【００２３】

【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したものであ
り、以下に説明する。

【００２４】本実施例は、男性の陰茎部に装着した男性
用排尿具１を固定するためのものであり、前記男性用排
尿具１を包み込んだ状態で支承し得る布製の支承体２を
設け、この支承体２の所定の部分に身体に巻き付け装着
し得る布製の装着部３を設けた男性用排尿具１を固定す
るものである。

【００２５】また、本実施例は、前記支承体２と装着部
３との連設部を、装着部３を身体に装着した際、支承体
２が装着部３に対して適度な自由動を許容され得るよう
に構成している。

【００２６】以下、本実施例を構成する各部の詳細な説
明をする。

【００２７】支承体２は、図１〜３に図示したように適
宜な布材を平面視逆台形状に形成し、この布材の先端部
を折り返すとともに左右側縁夫々を逢着して袋状部２ｂ
を設けることで袋状体に構成したものである。

【００２８】袋状部２ｂは、男性用排尿具１の先端部位
のみを包み込んだ状態で支承し得るように構成されてお
り、支承体２の先端に袋状部２ｂを設けたことで支承体
２の裏面側には開放部２ｃが形成されている。従って、
男性用排尿具１を支承した際（使用時）には男性用排尿
具１全体を包み込むのではなく男性用排尿具１の先端部
位のみを包み込んで前記開放部２ｃから男性用排尿具１
の一部が露出することになるから、男性用排尿具１の通
気機能に何ら支障を来す事なく爽やかな装着環境を提供
し得ることになる。

【００２９】また、袋状部２ｂの開口縁２ｂ’にはゴム
材を内設している。従って、この袋状部２ｂ内に男性用
排尿具１を包み込んだ状態とした際、当該男性用排尿具
１の先端部位はゴム材の締め付け力で堅固に支承される
ことになる。

【００３０】支承体２の正面長さ方向には開口部２ａを
設けている。この開口部２ａは、支承体２内に男性用排
尿具１を出し入れする際に支障を来さない程度の開口度
合いに設定されている。

【００３１】また、この開口部２ａにはファスナー６を
設けている。これが請求項でいう閉塞保持構造である。
従って、このファスナー６の開閉作用により開口部２ａ
は開閉自在となり、開口部２ａの閉塞時には確実に男性
用排尿具１を支承体２内で支承した状態を保持すること
ができ、反対に、開口部２ａの閉塞状態を解除した際に
は、男性用排尿具１の取り外し或いは装着が何ら不自由
なく容易に行えることになる。

【００３２】装着部３は、図１〜３に図示したように身
体の腰部に巻き付け装着し得る巻き付け体４と、身体の
左右脚部に巻き付け装着し得る巻き付け体５とで構成し
たものである。

【００３３】巻き付け体４は、支承体２上端部に逢着さ
れる一本の布製の紐体４ａから成り、巻き付け体５は、
支承体２の左右上端部夫々に逢着される布製の短い紐体
５ａと、支承体２の左右下端部夫々に付設される布製の
長い紐体５ｂとから成るものである（尚、この巻き付け
体４，５を構成する紐体４ａ及び紐体５ａと紐体５ｂ同
志夫々の長さは、装着者の胴回り並びに足回りを考慮し
て適宜各種サイズに設計するものである。）。従って、
布製の支承体２と布製の装着部３とを逢着により連設さ
せるものであるから、装着部３を身体に装着した際、支
承体２は装着部３に対して適度な自由動を許容され得る
ことになる。

【００３４】巻き付け体４は、図１，３に図示したよう
に紐体４ａをベルトを巻くように身体の腰部の左側から
後側へ回して該腰部の右側で縛るようにし、巻き付け体
５は、紐体５ａを身体の脚部の前側に配すると共に、紐
体５ｂを該脚部の後側から前側へ回すように配して当該
紐体５ａと紐体５ｂとを縛るようにして巻き付け装着す
るものである。

【００３５】本実施例では、使用者自身の縛り易い位置
を考慮して紐体４ａ，５ａ，５ｂ夫々の止着位置（縛る
位置）を、巻き付け体４であれば身体の腰部の右側、巻
き付け体５であれば身体の脚部の前側で止着し得るよう
に構成しているが、使用者の要望等に併せて適宜変更し
得るものである。尚、巻き付け体４，５夫々の止着をマ
ジックテープ（商品名）や包帯を止める際に使用される
金具などで止着するようにしても良い。

【００３６】男性用排尿具１は、一般に市販されている
紙おむつのように、不透水性シートと吸水体と透水性シ
ートとからなる三層構造の吸収体（図示省略）で構成し
ており、不透水性シートは、吸水体に吸収保持された尿
が外部に漏れるのを防止し、吸水体は、一度吸収した尿
を吸収保持し、透水性シートは、陰茎部１からの排尿を
通過させ且つ尿の戻りを防止するものである。

【００３７】本実施例は上述のように構成したから、使
用に際して、例えば陰茎部に男性用排尿具１を装着し、
この男性用排尿具１を支承体２で支承するとともに装着
部３により身体に装着することになる（尚、予め装着部
３を身体に装着した状態で、陰茎部に男性用排尿具１を
装着するとともに、この男性用排尿具１を支承体２で支
承させるようにしても良い。）。

【００３８】また、例えば男性用排尿具１の取り替え作
業の際は、支承体２に係る開口部２ａをファスナー６を
下げて開口し、この陰茎部１から男性用排尿具１を外す
とともに該男性用排尿具１を開口部２ａから取り出し、
新しい男性用排尿具１を開口部２ａから陰茎部へ装着し
て支承体２内へ収納し、ファスナー６を上げることで男
性用排尿具１の取り替え作業が完了することになる。ま
た、小便を行おうとする際は、支承体２に係る開口部２
ａをファスナー６を下げて開口し、この陰茎部１から男
性用排尿具１を外すとともに該男性用排尿具１を開口部
２ａから取り出して小便をし、再び男性用排尿具１を開
口部２ａから陰茎部へ装着して支承体２内へ収納してフ
ァスナー６を上げれば良いことになる。

【００３９】よって、本実施例によれば、従来のように
陰茎部に装着した男性用排尿具１をパンツで押さえ付け
るように固定するのではなく、前述のとおり男性用排尿
具１を支承体２で支承し、この支承体２を装着部３で身
体に巻き付けた状態で装着するという適度な自由動を許
容しつつも無理に押さえ付けて固定しようとするもので
はないから、装着時の圧迫感や違和感を確実に軽減して
飛躍的に男性用排尿具１の使用感を良好とすることがで
き、しかも、男性用排尿具１を堅固に固定することがで
きることになるから、例えば運動をした際や寝返りをう
った際など確実に尿漏れを防止することができていつで
も衛生的でいられることになる。

【００４０】また、支承体２は、その形状を平面視逆台
形状に形成されている為、身体へ装着した際において身
体の形状に良くフィットしてかさ張ることなく良好な装
着状態が達成されることになる。

【００４１】また、支承体２が布製であるが故に肌に優
しく使用者に違和感を与えることはなく、また、支承体
２を単に例えば紐状体などの男性用排尿具１を支承でき
ればそれで足りるというもので構成するのではなく、支
承体２を男性用排尿具１を包み込んだ状態で支承し得る
袋状体に構成したから、ある程度の運動が加わったとし
ても確実に男性用排尿具１を包み込んで外れてしまうの
を防止することができ、その上、使用者に男性用排尿具
１が外れないという安心感を与えることで使用者の運動
を制限することがなくなることになる。

【００４２】また、支承体２の所定の部分に開口部２ａ
を設け、この開口部２ａから男性用排尿具１を出し入れ
し得るように構成したから、男性用排尿具１の取り替え
の際や小便の際にはその都度わざわざズボンやパンツを
脱ぐ必要はなく、例えばズボンのファスナーを降ろした
状態で支承体２の開口部２ａから男性用排尿具１の取り
替え或いは小便をすることができるため非常に便利とな
る。

【００４３】また、支承体２に係る開口部２ａに開口部
２ａの閉塞状態を保持し得る閉塞保持構造としてのファ
スナー６を設けたから、男性用排尿具１が支承体２の開
口部２ａから自然に外れ落ちてしまうことがなくなるな
ど、開口部２ａの閉塞時には確実に男性用排尿具１を固
定した状態を保持することができ、反対に、開口部２ａ
の閉塞状態を解除した際には、男性用排尿具１の取り替
えや小便など何ら不自由なく使用者自身で容易に行える
ことになる。

【００４４】また、装着部３を支承体２の所定の部分か
ら延設され身体の腰部に巻き付け装着し得る巻き付け体
４と、支承体２の所定の部分から延設され身体の脚部に
巻き付け装着し得る巻き付け体５とで構成したから、例
えば装着部３を身体の一カ所で固定して装着しようとす
るものではなく、装着部３に係る巻き付け体４を身体の
腰部へ、巻き付け体５を身体の左右脚部（脚の付け根部
分）へ巻き付けて固定して装着するという複数箇所で身
体への堅固な装着を行うというものであるから、身体へ
の着脱が簡易に行えることになるのは勿論、身体に支承
体２を堅固に固定して確実に男性用排尿具１を固定する
ことができることになる。

【００４５】

【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、従
来のように陰茎部に装着した男性用排尿具１をパンツで
押さえ付けるように固定するのではなく、前述のとおり
男性用排尿具１を支承体２で包み込むように支承し、こ
の支承体２を装着部３で別途身体に装着するものである
から、男性用排尿具１を堅固に固定して擦れて陰茎部か
ら外れてしまうのを確実に防止することができることに
なり、例えば運動をした際や寝返りをうった際など確実
に尿漏れを防止することができていつでも衛生的でいら
れるなど、男性用排尿具１がもつメリットを最大限に発
揮し得る簡易構造にして秀れた効果を発揮する男性用排
尿具の固定具となる。

【００４６】また、請求項２記載の発明においては、前
記請求項１記載の発明の作用効果に加え、従来のように
陰茎部に装着した男性用排尿具１の固定が通常履かれて
いるパンツの押し付け力を利用して固定しようとするも
のではなく、装着時には、男性用排尿具１が陰茎部から
擦れて外れてしまうのを防止しつつも、支承体２が装着
部３に対して適度な自由動を許容され得るものであるか
ら、装着時の圧迫感や違和感を確実に軽減して飛躍的に
男性用排尿具１の使用感を良好とすることができるな
ど、男性用排尿具１がもつメリットを最大限に発揮し得
る簡易構造にして秀れた効果を発揮する男性用排尿具の
固定具となる。

【００４７】また、請求項３記載の発明においては、前
記請求項１，２記載の発明の作用効果に加え、支承体２
が布製であるが故に肌に優しく使用者に違和感を与える
ことはなく、また、支承体２を単に例えば紐状体などの
男性用排尿具１を支承できればそれで足りるというもの
で構成するのではなく、支承体２を男性用排尿具１を包
み込んだ状態で確実に支承し得る袋状体に構成したか
ら、ある程度の運動が加わったとしても確実に男性用排
尿具１を包み込んで外れてしまうのを防止することがで
き、その上、使用者に男性用排尿具１が外れないという
安心感を与えることで使用者の運動を制限することがな
くなるなど、男性用排尿具１がもつメリットを最大限に
発揮し得る簡易構造にして秀れた効果を発揮する男性用
排尿具の固定具となる。

【００４８】また、請求項４記載の発明においては、前
記請求項１〜３記載の発明の作用効果に加え、男性用排
尿具１の取り替えの際や小便の際などには、その都度わ
ざわざズボンやパンツを脱ぐ必要はなく、例えばズボン
のファスナーを降ろした状態で支承体２の開口部２ａか
ら男性用排尿具１の陰茎部からの取り外し或いは装着が
可能であるから非常に便利となるなど、男性用排尿具１
のメリットを最大限に発揮し得る簡易構造にして秀れた
効果を発揮する男性用排尿具の固定具となる。また、請
求項５記載の発明においては、前記請求項４記載の発明
の作用効果に加え、男性用排尿具１が支承体２の開口部
２ａから自然に外れてしまうことがないなど、開口部２
ａの閉塞時には確実に男性用排尿具１を支承体１で支承
した状態を保持することができ、反対に、開口部２ａの
閉塞状態を解除した際には、男性用排尿具１の取り外し
或いは装着が何ら不自由なく容易に行えることになるな
ど、男性用排尿具１のメリットを最大限に発揮し得る簡
易構造にして秀れた効果を発揮する男性用排尿具の固定
具となる。

【００４９】また、請求項６記載の発明においては、前
記請求項１〜５記載の発明の作用効果に加え、装着部３
に係る巻き付け体４を身体の腰部へ、巻き付け体５を身
体の脚部へ巻き付け装着するだけで装着部３の身体への
堅固な装着が容易に行えることになるから、男性用排尿
具１の陰茎部への固定が容易に行えることになり、しか
も、身体に支承体２を堅固に固定して確実に男性用排尿
具１が擦れるのを防止することができるなど、男性用排
尿具１のメリットを最大限に発揮し得る簡易構造にして
秀れた効果を発揮する男性用排尿具の固定具となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例の使用状態を示す斜視図である。

【図２】本実施例を示す背面図である。

【図３】本実施例の使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１男性用排尿具２支承体２ａ開口部３装着部４巻き付け体５巻き付け体

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】男性の陰茎部に装着して排尿を吸収保持
し得る男性用排尿具を固定するための男性用排尿具の固
定具であって、前記陰茎部に装着した男性用排尿具を包
み込んだ状態で支承し得る支承体を設け、この支承体の
所定の部分に身体に装着し得る装着部を設けたことを特
徴とする男性用排尿具の固定具。
【請求項２】前記支承体と装着部との連設部を、装着
部を身体に装着した際、支承体が装着部に対して適度な
自由動を許容され得るように構成したことを特徴とする
請求項１記載の男性用排尿具の固定具。
【請求項３】前記支承体として布製の支承体を採用
し、この支承体を男性用排尿具を包み込んだ状態で支承
し得る袋状体に構成したことを特徴とする請求項１，２
いずれか１項に記載の男性用排尿具の固定具。
【請求項４】前記支承体の所定の部分に開口部を設
け、この開口部から男性用排尿具を出し入れし得るよう
に構成したことを特徴とする請求項１〜３いずれか１項
に記載の男性用排尿具の固定具。
【請求項５】前記開口部に開口部の閉塞状態を保持し
得る閉塞保持構造を設けたことを特徴とする請求項４記
載の男性用排尿具の固定具。
【請求項６】前記装着部を、支承体の所定の部分に設
けられ、身体の腰部に巻き付け装着し得る巻き付け体
と、支承体の所定の部分に設けられ、身体の脚部に巻き
付け装着し得る巻き付け体とで構成したことを特徴とす
る請求項１〜５いずれか１項に記載の男性用排尿具の固
定具。