JP3094443U - 消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴の型崩れ防止具 - Google Patents
消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴の型崩れ防止具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 靴内の消臭、抗菌、吸湿を簡単かつ安価に行
う。 【解決手段】 靴内に挿入する形式の靴の型崩れ防止具
の表面に消臭、抗菌処理を施した親水性不織布を貼付し
て、靴型と共に靴内に挿入する。
う。 【解決手段】 靴内に挿入する形式の靴の型崩れ防止具
の表面に消臭、抗菌処理を施した親水性不織布を貼付し
て、靴型と共に靴内に挿入する。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、簡便かつ安価な手段で靴内の消臭、抗菌、吸湿処理が可能な靴の型
崩れ防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、靴内は汗や湿気が充満しやすく、空気の流通も悪いところから「かび」
類、バクテリヤ等の細菌類が繁殖しやすく、それに起因する悪臭や変色が発生し
、特に雨等に遭遇した靴は、大量の水分を吸収して着用することができない状態
となる。
【0003】
このような障害を除去する手段として、新聞紙や塵紙のような吸湿性の紙を丸
めて靴内に押し込み、水分を吸収、除去していたが、水分を充分に吸収させるこ
とは困難であり、更に「かび」類や悪臭の発生を防止することも一層困難であっ
た。また水分を吸収すると、靴が型崩れを起こしやすくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述したような従来の靴内の湿気を除去する手段の機能を向上させ
て、湿気を速やかに除去し、合わせて「かび」類、バクテリヤ等の繁殖を防止し
、抗菌、消臭性を付与し、更に靴の型崩れを阻止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、消臭、抗菌処理を施した親水性、通気性に富む不織布を、ク
ッション性に富む靴型の表面に貼付して使用するものである。
【0006】
本考案に使用するクッション性が大きい靴型は、風船状のプラスチック中空体
や紙塊、布塊、発泡体のようなクッション性に富む物体から構成された靴内挿入
型の靴型である。
【0007】
また上記消臭、抗菌処理を施した親水性、通気性に富む不織布は、セルロース
系等の親水性繊維が用いられ、短繊維、長繊維のいずれでもよいが、靴内で摩擦
等の外力により、不織布自体が分離、崩壊しないように長繊維不織布を使用する
のが好ましい。また親水性、通気性不織布としては、高吸水性樹脂のような親水
化剤をポリエステル、ナイロンのような疎水性繊維を使用してもよい。
【0008】
上記親水性、通気性不織布は、フェノール系、塩素系、よう素系、安息香酸系
等の殺菌、消臭剤や活性炭、ゼオライト等の消臭剤を適宜使用して作成した処理
液で不織布を処理することによって得られる。
【0009】
上記消臭、抗菌、吸湿不織布を靴型表面に貼布するには、該不織布の裏面に粘
着加工を施して、これを靴型表面に巻き付けて貼り付けてもよいし、該不織布を
靴型表面に巻き付けて、不織布の端部と靴型とを粘着テープや粘着剤で靴型に貼
り付け、固定してもよい。また不織布は取替えがしやすいように脱着自在に固定
するのがよい。
【0010】
次に図面の例について、本考案の靴の型崩れ防止具を説明すると、図1は本考
案の靴の型崩れ防止具の斜視図であって、1は芯部に存在するクッション性のあ
る靴型であって、その表面には消臭、抗菌性のある吸湿性不織布2が巻き付けら
れ、粘着テープ3で靴型に固定されている。
【0011】
図2は、図1のII−II線における断面図であってクッション性のある靴型
1は内部が中空部4となっており、靴型1の表面部には消臭、抗菌性のある吸湿
性不織布2が全体に貼布されている。
【0012】
【考案の効果】
本考案の靴内の消臭、抗菌処理を施した靴内の吸湿、型崩れ防止具は構造が極
めて簡単、かつ安価であり、使用手段も非常に容易であるため、靴を脱いだのち
に、靴内に挿入するのみで吸湿、消臭、抗菌処理を同時に行える利点がある。し
かも靴の変形を防止できることはいうまでもない。又、不織布を容易に脱着でき
るので、不織布のみを使い捨てできることも極めて便利で経済的である。
【提出日】平成15年1月14日(2003.1.14)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、簡便かつ安価な手段で靴内の消臭、抗菌、吸湿処理が可能な靴の型
崩れ防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、靴内は汗や湿気が充満しやすく、空気の流通も悪いところから「かび」
類、バクテリヤ等の細菌類が繁殖しやすく、それに起因する悪臭や変色が発生し
、特に雨等に遭遇した靴は、大量の水分を吸収して着用することができない状態
となる。
【0003】
このような障害を除去する手段として、新聞紙や塵紙のような吸湿性の紙を丸
めて靴内に押し込み、水分を吸収、除去していたが、水分が吸湿性の紙塊の芯部
までに浸透するのに長時間かかり、靴の水分を充分に吸収させることは困難であ
り、更に「かび」類や悪臭の発生を防止することも一層困難であった。また水分
を吸収すると、靴が型崩れを起こしやすくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述したような従来の靴内の湿気を除去する手段の機能を向上させ
て、湿気を速やかに除去し、合わせて「かび」類、バクテリヤ等の繁殖を防止し
、抗菌、消臭性を付与し、更に靴の型崩れを阻止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、クッション性のある素材を靴型に成形し、得られた成形体の
表面に、消臭、抗菌処理を施した吸湿性、通気性不織布シートを巻付け、貼付し
た靴の型崩れ防止具である。
【0006】
本考案に使用するクッション性が大きい靴型は、風船状のプラスチック中空体
や紙塊、布塊、発泡体のようなクッション性に富む物体から構成された靴内挿入
型の靴型である。
【0007】
また上記消臭、抗菌処理を施した親水性、通気性に富む不織布は、セルロース
系等の親水性繊維が用いられ、短繊維、長繊維のいずれでもよいが、靴内で摩擦
等の外力により、不織布自体が分離、崩壊しないように長繊維不織布を使用する
のが好ましい。また親水性、通気性不織布としては、高吸水性樹脂のような親水
化剤をポリエステル、ナイロンのような疎水性繊維に塗布したものを使用しても
よい。
【0008】
上記親水性、通気性不織布は、フェノール系、塩素系、よう素系、安息香酸系
等の殺菌、消臭剤や活性炭、ゼオライト等の消臭剤を適宜使用して作成した処理
液で不織布を処理することによって得られる。
【0009】
上記消臭、抗菌、吸湿不織布を靴型表面に貼布するには、該不織布の裏面に粘
着加工を施して、これを靴型表面に巻き付けて貼り付けてもよいし、該不織布を
靴型表面に巻き付けて、不織布の端部と靴型とを粘着テープや粘着剤で靴型に貼
り付け、固定してもよい。また不織布は取替えがしやすいように脱着自在に固定
するのが好ましい。
【0010】
次に図面の例について、本考案の靴の型崩れ防止具を説明すると、図1は本考
案の靴の靴型に巻き付ける不織布シートの一部を開いた状態を示す型崩れ防止具
の斜視図であって、1は芯部に存在するクッション性のある靴型であって、その
表面には消臭、抗菌性のある吸湿性不織布2が矢印の方向に巻き付けられ、粘着
テープ3で靴型に固定されている。
【0011】
図2は、図1のA−A線における断面図であって中空でクッション性のある靴
1は内部が中空部4となっており、靴型1の表面部には消臭、抗菌性のある吸湿
性不織布2が全体に貼布されている。
【0012】
【考案の効果】
本考案の靴内の消臭、抗菌処理を施した靴内の吸湿、型崩れ防止具は構造が極
めて簡単、かつ安価であり、使用手段も非常に容易であるため、靴を脱いだのち
に、靴内に挿入するのみで吸湿、消臭、抗菌処理を同時に行える利点がある。し
かも靴の変形を防止できることはいうまでもない。又、不織布を容易に脱着でき
るので、不織布のみを取り替えて何度でも使用できるので使い捨てできることも
極めて便利で経済的である。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の靴の型崩れ防止具の斜視図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【符号の説明】
1 クッション性のある靴型
2 消臭、抗菌性のある吸湿性不織布
3 粘着テープ
4 靴型の中空部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成15年1月14日(2003.1.1
4) 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【考案の名称】 消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴
の型崩れ防止具 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 クッション性のある素材を靴型に成形
し、得られた成形体の表面に、消臭、抗菌処理を施した
吸湿性、通気性不織布シートを巻付け貼付した靴の型崩
れ防止具。 【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の靴の靴型に巻き付ける不織布シートの
一部を開いた状態を示す型崩れ防止具の斜視図である。 【図2】図1のA−A線における断面図である。 【符号の説明】 1 クッション性のある靴型 2 消臭、抗菌性のある吸湿性不織布 3 粘着テープ 4 靴型の中空部 【手続補正3】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図2】 【図1】
【手続補正書】 【提出日】平成15年1月14日(2003.1.1
4) 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【考案の名称】 消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴
の型崩れ防止具 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 クッション性のある素材を靴型に成形
し、得られた成形体の表面に、消臭、抗菌処理を施した
吸湿性、通気性不織布シートを巻付け貼付した靴の型崩
れ防止具。 【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の靴の靴型に巻き付ける不織布シートの
一部を開いた状態を示す型崩れ防止具の斜視図である。 【図2】図1のA−A線における断面図である。 【符号の説明】 1 クッション性のある靴型 2 消臭、抗菌性のある吸湿性不織布 3 粘着テープ 4 靴型の中空部 【手続補正3】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図2】 【図1】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 クッション性を持つ靴型からなる靴の型
崩れ防止具の表面に貼付する、消臭、抗菌処理を施した
親水性、通気性不織布シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006800U JP3094443U (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | 消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴の型崩れ防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006800U JP3094443U (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | 消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴の型崩れ防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3094443U true JP3094443U (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=43248418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002006800U Expired - Fee Related JP3094443U (ja) | 2002-09-19 | 2002-09-19 | 消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴の型崩れ防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094443U (ja) |
-
2002
- 2002-09-19 JP JP2002006800U patent/JP3094443U/ja not_active Expired - Fee Related
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