JPS6148432A - 高精度プレスレンズの成形方法 - Google Patents

高精度プレスレンズの成形方法

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Publication number
JPS6148432A
JPS6148432A JP17001984A JP17001984A JPS6148432A JP S6148432 A JPS6148432 A JP S6148432A JP 17001984 A JP17001984 A JP 17001984A JP 17001984 A JP17001984 A JP 17001984A JP S6148432 A JPS6148432 A JP S6148432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
mold
press
pressure
viscosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17001984A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Hirota
慎一郎 広田
Tetsuo Izumitani
泉谷 徹郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP17001984A priority Critical patent/JPS6148432A/ja
Priority to US06/753,050 priority patent/US4629489A/en
Publication of JPS6148432A publication Critical patent/JPS6148432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はプレス成形後において研磨不要の高い形状精度
と高い面粗度を持つようにしたプレスレンズの成形方法
に11gする。
[従来の技術] 最近、特殊な金型材料を用いて型表面を光学表面に仕上
げ、かつ非酸化性雰囲気でプレス成形することによって
、研削、研磨を必要としない光学鏡面をもつレンズを得
るという研究が行なわれている。例えば、米国特許第3
,833,341号では金型材料としてガラス状炭素を
用い、次のような工程の成形方法が開示されている。
すなわち、 ■金型内にガラス塊を入れること、 ■金型を包囲しているチャンバー内を脱気し、次いでヂ
ャンバー内に非酸化性ガスを導入すること、 ■金型の温度をガラスの軟化点(リトルトン7.65 点;10   ポアズのガラス粘度に相当する温度)近
傍にまで上昇させ、その温度で1〜5分保持すること ■金型に荷重をかけてガラスを成形すること、■成形さ
れたガラスが変形しないように荷重を維持しながら、金
型温度をガラス転移温度よりも低い温度にまで下げるこ
と、 ■荷重を取り除くこと、 ■金型の酸化を防止する為に約300℃まで更に冷却す
ること、 ■型を聞いて取り出すこと、 からなっている。
し発明が解決しようとする問題点] −ヒ記成形方法ではガラスをかなり低粘性7.65 (10ポアズ近(シ1)にしてプレスを開始し、300
℃という低温にまで下げて取出しているため、成形のサ
イクルタイムが著しく長くなると考えられ、また、この
ような低粘性で型と融着を起こさないためには金型拐料
が非常に限定されてしまう。一方、高面積度のプレスレ
ンズを得る場合、最も重要な点はヒケをなくすることで
ある。本発明者らは特公′rlII56−378号公報
においてヒケをなくすために流動性を有するガラスを軟
化点と転移点の間の一定温度に保った金型で20sec
以上押すことにより高面積度を得ることを提案した。し
かし、この場合にはブレi     ス後、減圧せず比
較的早いうちに取り出すため、ヒケを完全になくすこと
にはならなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、プレス成形後において研磨不要の高い形状精
度と高い面粗度を持つようにしたプレスレンズを成形す
ることを目的としている。
上記目的を達成するため本発明はプレス後、減圧し、一
定速度で冷却し、転移点付近で取出ずようにしたもので
ある。
本発明者らはプレス成形後、研削、研磨を要しない高い
形状精度と高い面粗度を持つプレスレンズを得るための
要素は金型とプレス条件に集約されると考える。金型と
しての必要条件は光学鏡面に加工することが可能で、か
つ高温強度と高温硬度を持ち、成形時にガラスと融着を
起こすことなく、また肌荒れを起こずことのないことが
必要である。また、空気による酸化で肌荒れが起るのを
防ぐために、非酸化性雰囲気で使用する必要がある。
上記のように、本発明は特定の温度・圧力条件でプレス
後、減圧し、一定速度でゆっくりと冷却し、転移点付近
でプレス品を取り出すことによりさらにヒケの起らない
レンズが1qられることを見出してなったものである。
すなわら、8.5 ガラスが10 〜1010°5ポアズの粘度を有するあ
る一定の温度で50〜500Kg/cm2の圧力で5秒
以上プレスし、その後減圧して、冷却することが必要で
ある。
[実施例1] 第1図に示す金型に重フリント系光学ガラス5F11(
転移点434℃)をセラ1−シ、N2雰囲気にして、型
と共にガラス6を加熱する。第1図中、符号1は上型、
2はネックリング、3はJim型、4は下型、5は押棒
、7は熱電対である。
金型及びガラスが109°2ポアズのガラス粘度に対応
する485℃で安定したところでネックリング2により
中心合せを行ない上型1により、100Kg/cm2の
圧力でプレスを開始し、10秒後にプレス圧を除去し、
約5 K(1/cm 2に減圧すると同時に0.5℃/
 SQCの冷却速度で冷却を行なう。ガラス中心部の粘
度がほぼ1012ポアズ(445°C)になったところ
で上型1、つづいてネックリング2を上昇させ、押棒5
により、下型を上昇させてレンズを取出したアニール後
の面精度を調べたところ、ニュー上リング1木以内、ア
スティグマ175本以内の直径10mm ;中心肉厚1
 film、 R1= 25mm、 R2= 5Onl
lllの両凹レンズが得られた。
[実施例2] 最終レンズの形状は直径20 m lI+、中心肉厚2
mm、R1=25mmSR2=50mmの両凹レンズで
、カラスは実施例1と同様である。ガラス及び型を10
9゛5ポアズのガラス粘度に対応する478°Cにし、
250Kg/Cm2の圧力でプレスを開始し、25秒後
に10 Ka/cm2に圧力を減じると共に、0.25
℃/secの冷却速度で冷却し、ガラス粘度が1011
°7ボアズに対応する448℃でプレスを終了して取り
出した。アニール後に測定を行なったところ、ニュート
リレグ2木以内、アスティグマ172本以内のものが安
定して得られた。
本発明は高面精度のプレスレンズを得るための成形条件
としてプレス開始時のガラス粘度、プレス圧力、冷却速
度、取り出し時のガラス粘度などを定めたものであり、
ガラスの種類は限定されるものではない。ガラス及び型
の加熱はガラスを加熱しても良いが、ガラスと型は別々
に加熱してもよい。
[発明の効果] 本発明によればプレス成形後、研削、研磨を要しないし
、高面精度のプレスレンズが比較的短時間に製造でき、
特に非球面レンズの場合にその効果を最大限に発揮する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法に用いた金型の概略断面図である。 1・・・上型、2・・・ネックリング、3・・・調型、
4・・・下型、5・・・押棒、6・・・ガラス7・・・
熱電対 す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラスが10^8^.^5〜10^1^0^.^5
    ポアズの粘度を有するある一定の温度で、50〜500
    Kg/cm^2の圧力で5秒以上プレスし、その後プレ
    ス圧を除去し、型と共にガラスを0.7℃/secより
    遅いほぼ一定の速度で冷却し、ガラスの粘度が 10^1^1^.^5〜10^1^2^.^5ポアズの
    間にある温度でプレス品を取り出すことを特徴とする高
    精度プレスレンズの成形方法。
JP17001984A 1984-07-09 1984-08-16 高精度プレスレンズの成形方法 Pending JPS6148432A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17001984A JPS6148432A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 高精度プレスレンズの成形方法
US06/753,050 US4629489A (en) 1984-07-09 1985-07-09 Method of manufacturing pressed lenses

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17001984A JPS6148432A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 高精度プレスレンズの成形方法

Publications (1)

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JPS6148432A true JPS6148432A (ja) 1986-03-10

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ID=15897087

Family Applications (1)

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JP17001984A Pending JPS6148432A (ja) 1984-07-09 1984-08-16 高精度プレスレンズの成形方法

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JP (1) JPS6148432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01257140A (ja) * 1988-04-05 1989-10-13 Olympus Optical Co Ltd 光学素子の成形方法
US5601627A (en) * 1992-05-21 1997-02-11 Canon Kabushiki Kaisha Method for molding optical element

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884134A (ja) * 1981-10-30 1983-05-20 コ−ニング グラス ワ−クス 精密ガラス製品の成形方法

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