JPS6147962B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6147962B2 JPS6147962B2 JP17410580A JP17410580A JPS6147962B2 JP S6147962 B2 JPS6147962 B2 JP S6147962B2 JP 17410580 A JP17410580 A JP 17410580A JP 17410580 A JP17410580 A JP 17410580A JP S6147962 B2 JPS6147962 B2 JP S6147962B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor blades
- rotor blade
- blade
- turbine
- resonance
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、タービンに組込まれるタービン動翼
における共振防止装置に関する。
における共振防止装置に関する。
一般に、タービンの回転軸に設けられるタービ
ン動翼は、タービンの駆動時における共振現象を
抑制手段として、例えば、５枚綴若しくは６枚綴
により動翼を連結ワイヤーや連結カバー等でそれ
ぞれ連結して、ユニツト化したタービン動翼群を
構成し、これによつて、このタービン動翼群の固
有振動数が規定回転数（例えば、50R.P.S）の整
数倍（２，３，４…）と共振現象を生じないよう
に設計して製作されている。
ン動翼は、タービンの駆動時における共振現象を
抑制手段として、例えば、５枚綴若しくは６枚綴
により動翼を連結ワイヤーや連結カバー等でそれ
ぞれ連結して、ユニツト化したタービン動翼群を
構成し、これによつて、このタービン動翼群の固
有振動数が規定回転数（例えば、50R.P.S）の整
数倍（２，３，４…）と共振現象を生じないよう
に設計して製作されている。
特に、上記タービン動翼群の一次振動数（基本
振動数＝−１次振動モードともいう）の共振現象
を回避することが、最も重要視されている。
振動数＝−１次振動モードともいう）の共振現象
を回避することが、最も重要視されている。
従来、この種のタービン動翼の共振防止装置
は、第１図及び第２図に示されるように、回転軸
ａに５枚綴の各動翼ｂを植設し、この各動翼ｂの
外端部b1に扁平な連結カバーｃをかしめ付けして
固着し、しかも、この連結カバーｃと上記回転軸
ａとの略中程に位置する上記各動翼ｂに連結ワイ
ヤーｄを引通して、この連結ワイヤーｄと各動翼
ｂとの間を、例えば、銀ろうｅによつてろう付け
して固定している。
は、第１図及び第２図に示されるように、回転軸
ａに５枚綴の各動翼ｂを植設し、この各動翼ｂの
外端部b1に扁平な連結カバーｃをかしめ付けして
固着し、しかも、この連結カバーｃと上記回転軸
ａとの略中程に位置する上記各動翼ｂに連結ワイ
ヤーｄを引通して、この連結ワイヤーｄと各動翼
ｂとの間を、例えば、銀ろうｅによつてろう付け
して固定している。
従つて、上記タービン動翼の共振防止手段は、
動翼ｂの綴数を変更したり、上記連結ワイヤーｄ
の直径を変更したりしているけれども、上記基本
振動数（第１次振動モード）を大きく加減して調
整することは困難である。
動翼ｂの綴数を変更したり、上記連結ワイヤーｄ
の直径を変更したりしているけれども、上記基本
振動数（第１次振動モード）を大きく加減して調
整することは困難である。
又一方、第３図に示されるタービン動翼の共振
防止手段は、５枚綴を施した各動翼ｂの一部に各
切欠部b2を設け、これにより、各動翼ｂ自身の基
本振動数を変えて、タービン動翼群全体の基本振
動数を変えるように調整することも行われてい
る。
防止手段は、５枚綴を施した各動翼ｂの一部に各
切欠部b2を設け、これにより、各動翼ｂ自身の基
本振動数を変えて、タービン動翼群全体の基本振
動数を変えるように調整することも行われてい
る。
しかしながら、上述したタービン動翼の共振防
止手段は各動翼ｂの形状を損い、強度や流体力学
上に問題を生じるおそれがある。
止手段は各動翼ｂの形状を損い、強度や流体力学
上に問題を生じるおそれがある。
本発明は、上述した点に鑑み、回転軸に植設さ
れ、しかも、ユニツト化された複数の動翼の外端
部に連結カバー若しくは連結部材を固着し、上記
各動翼の中程に連結杆を引き通し、この連結杆に
上記動翼を選択的に固定し、他の残りの動翼を緩
く嵌装し、これにより、特別な部品を設けること
なく、ユニツト化したタービン動翼の固有振動数
が規定回転数の整数倍となる共振現象の発生を防
止し、併せて、タービン動翼の信頼性及び安全性
の向上を図ることを目的としたタービン動翼の共
振防止装置を提供するものである。
れ、しかも、ユニツト化された複数の動翼の外端
部に連結カバー若しくは連結部材を固着し、上記
各動翼の中程に連結杆を引き通し、この連結杆に
上記動翼を選択的に固定し、他の残りの動翼を緩
く嵌装し、これにより、特別な部品を設けること
なく、ユニツト化したタービン動翼の固有振動数
が規定回転数の整数倍となる共振現象の発生を防
止し、併せて、タービン動翼の信頼性及び安全性
の向上を図ることを目的としたタービン動翼の共
振防止装置を提供するものである。
以下、本発明を図示の一実施例について説明す
る。
る。
第４図乃至第６図において、符号１は、タービ
ンにおける回転軸であつて、この回転軸１には、
５枚綴のユニツト化された各動翼２が植設されて
おり、この各動翼２の外端部２ａには扁平な連結
カバー３がかしめ付して固着されている。又、こ
の連結カバー３と上記回転軸１の略中程に位置す
る上記各動翼２には連結杆４が引き通されてお
り、この連結杆４は５枚綴をなす各動翼２の両側
翼と中央翼とを、例えば銀ろう５で選択的に固定
し、他の残りの動翼２を緩く嵌装されている。即
ち、この残りの動翼２と連結杆４とはきわめて小
さい間隙（スリツト）６が形成されている。
ンにおける回転軸であつて、この回転軸１には、
５枚綴のユニツト化された各動翼２が植設されて
おり、この各動翼２の外端部２ａには扁平な連結
カバー３がかしめ付して固着されている。又、こ
の連結カバー３と上記回転軸１の略中程に位置す
る上記各動翼２には連結杆４が引き通されてお
り、この連結杆４は５枚綴をなす各動翼２の両側
翼と中央翼とを、例えば銀ろう５で選択的に固定
し、他の残りの動翼２を緩く嵌装されている。即
ち、この残りの動翼２と連結杆４とはきわめて小
さい間隙（スリツト）６が形成されている。
しかして、上述したように、本発明は、ユニツ
ト化された複数の動翼２を連結杆４に選択的に固
定して、他の残りの動翼２を緩く嵌装することに
より、第６図のグラフに示されるような各振動モ
ード曲線が得られる。即ち、この第６図のグラフ
に示される振動モード曲線は一次振動数曲線
（基本振動数曲線）であり、これによつて、大き
な振動数化率（％）を得ることが実験的に証明さ
れた。
ト化された複数の動翼２を連結杆４に選択的に固
定して、他の残りの動翼２を緩く嵌装することに
より、第６図のグラフに示されるような各振動モ
ード曲線が得られる。即ち、この第６図のグラフ
に示される振動モード曲線は一次振動数曲線
（基本振動数曲線）であり、これによつて、大き
な振動数化率（％）を得ることが実験的に証明さ
れた。
従つて、上述した５枚綴のユニツト化されたタ
ービン動翼の共振現象の防止する場合、例えば、
規定回転数を50R.P.Sのとき、この規定回転数の
整数倍による振動変化率（％）は、第６図に示さ
れるように、溶接部数を“３”と選定することに
より、共振現象を避けることができる。
ービン動翼の共振現象の防止する場合、例えば、
規定回転数を50R.P.Sのとき、この規定回転数の
整数倍による振動変化率（％）は、第６図に示さ
れるように、溶接部数を“３”と選定することに
より、共振現象を避けることができる。
又一方、他の振動モード曲線における変化率の
小さい二次振動数曲線と三次振動数曲線も、
上述した一次振動数曲線と同様に選定すること
ができる。
小さい二次振動数曲線と三次振動数曲線も、
上述した一次振動数曲線と同様に選定すること
ができる。
いずれにしても、上記タービン動翼の一次振動
数の共振現象が最も重要視される関係上、上述し
た５枚綴のユニツト化されたタービン動翼の共振
防止の構成は、上記各動翼２の中程に連結杆４を
引き通し、この連結杆４に上記動翼２の両側翼と
中央翼とを固定してなされるものである。
数の共振現象が最も重要視される関係上、上述し
た５枚綴のユニツト化されたタービン動翼の共振
防止の構成は、上記各動翼２の中程に連結杆４を
引き通し、この連結杆４に上記動翼２の両側翼と
中央翼とを固定してなされるものである。
又、第７図に示される実施例は、本発明の他の
実施例であつて、これは、各動翼２を連結した連
結カバー３の代りに、連結部材３′を引き通して
固着したものであり、これは上述した実施例と同
じ内容をなすものである。
実施例であつて、これは、各動翼２を連結した連
結カバー３の代りに、連結部材３′を引き通して
固着したものであり、これは上述した実施例と同
じ内容をなすものである。
以上述べたように、本発明によれば、回転軸１
に植設され、しかも、ユニツト化された複数の動
翼２の外端部２ａに連結カバー３若しくは連結部
材３′を固着し、上記各動翼２の中程に連結杆４
を引き通し、他の残りの動翼を緩く嵌装してある
ので、あらたな構成部材を附加することなく、共
振現象の発生を防止できるばかりでなく、組立も
容易になる等の優れた効果を有する。
に植設され、しかも、ユニツト化された複数の動
翼２の外端部２ａに連結カバー３若しくは連結部
材３′を固着し、上記各動翼２の中程に連結杆４
を引き通し、他の残りの動翼を緩く嵌装してある
ので、あらたな構成部材を附加することなく、共
振現象の発生を防止できるばかりでなく、組立も
容易になる等の優れた効果を有する。
第１図乃至第３図は、従来のタービン動翼の共
振防止装置を説明するための各図、第４図は、本
発明によるタービン動翼の共振防止装置を線図的
に示す図、第５図は、本発明の要部のみを示す
図、第６図は、振動数変化率と溶接部数との関係
を示すグラフ、第７図は、本発明の他の実施例を
示す図である。 １……回転軸、２……動翼、３……連結カバ
ー、５……銀ろう、６……間隙。
振防止装置を説明するための各図、第４図は、本
発明によるタービン動翼の共振防止装置を線図的
に示す図、第５図は、本発明の要部のみを示す
図、第６図は、振動数変化率と溶接部数との関係
を示すグラフ、第７図は、本発明の他の実施例を
示す図である。 １……回転軸、２……動翼、３……連結カバ
ー、５……銀ろう、６……間隙。
Claims (1)
- １ 回転軸に植設され、しかもユニツト化された
複数の動翼の外端部に連結カバー若しくは連結部
材を固着し、上記各動翼の中程に連結杆を引き通
し、その連結杆に上記動翼を選択的に固定し、他
の残りの動翼を緩く嵌装したことを特徴とするタ
ービン動翼の共振防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17410580A JPS5799212A (en) | 1980-12-10 | 1980-12-10 | Resonance prevention device for turbine rotor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17410580A JPS5799212A (en) | 1980-12-10 | 1980-12-10 | Resonance prevention device for turbine rotor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5799212A JPS5799212A (en) | 1982-06-19 |
| JPS6147962B2 true JPS6147962B2 (ja) | 1986-10-22 |
Family
ID=15972729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17410580A Granted JPS5799212A (en) | 1980-12-10 | 1980-12-10 | Resonance prevention device for turbine rotor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5799212A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04125851U (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-17 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
-
1980
- 1980-12-10 JP JP17410580A patent/JPS5799212A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04125851U (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-17 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5799212A (en) | 1982-06-19 |
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