JPH0133764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133764Y2 JPH0133764Y2 JP54084U JP54084U JPH0133764Y2 JP H0133764 Y2 JPH0133764 Y2 JP H0133764Y2 JP 54084 U JP54084 U JP 54084U JP 54084 U JP54084 U JP 54084U JP H0133764 Y2 JPH0133764 Y2 JP H0133764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shroud
- hub
- variable stator
- peripheral wall
- circumferential wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はターボ機械、ことに内外周壁間に翼を
放射状に設けて成るターボ機械流路の構造に関す
るものである。
放射状に設けて成るターボ機械流路の構造に関す
るものである。
従来のこの種ターボ機械流路の構造を、その1
枚の可変静翼の附近のみについて第1図に示して
ある。この図から明かなように、可変静翼10
は、シユラウド20(全体としては円筒状をな
す)に設けた孔に嵌め込まれたスリーブ21およ
び軸受22によつて一方の軸端を回動可能に支承
されている。またこの可変静翼の他方の軸端(第
1図下方の軸端)はハブ30(これも全体として
は円筒状をなす)に設けられた軸受32によつて
回動可能に支承されている。
枚の可変静翼の附近のみについて第1図に示して
ある。この図から明かなように、可変静翼10
は、シユラウド20(全体としては円筒状をな
す)に設けた孔に嵌め込まれたスリーブ21およ
び軸受22によつて一方の軸端を回動可能に支承
されている。またこの可変静翼の他方の軸端(第
1図下方の軸端)はハブ30(これも全体として
は円筒状をなす)に設けられた軸受32によつて
回動可能に支承されている。
この可変静翼の前記一方の軸端、すなわちシユ
ラウド側の軸端は、シユラウド20を貫通して延
び、外部で駆動レバー40に連結している。この
駆動レバー40を動かすことによつて可変静翼1
0はその回動軸芯50を中心として回動し、シユ
ラウド20とハブ30との間の流路を流れる流体
の指向方向を変え、これによりタービン流量を変
化させるのである。
ラウド側の軸端は、シユラウド20を貫通して延
び、外部で駆動レバー40に連結している。この
駆動レバー40を動かすことによつて可変静翼1
0はその回動軸芯50を中心として回動し、シユ
ラウド20とハブ30との間の流路を流れる流体
の指向方向を変え、これによりタービン流量を変
化させるのである。
さて、このように可動静翼10が回動する場合
のシユラウド20およびハブ30との関係を第2
図により検討してみる、前述のようにシユラウド
20およびハブ30は円筒状である。この円筒状
のシユラウド20の内周壁23およびハブ30の
外周壁33と、可変静翼10のシユラウド側の末
端11およびハブ側末端12の回動軌跡との関係
に注目されたい。すなわち静翼末端11と12の
回動による軌跡71,72は、回動軸芯50と直
交する平面上にあるため、一方においては、回動
の角度によつてシユラウド側の末端11がシユラ
ウド内周壁23に食込む(この量をAで示した)、
他方においてはハブ側末端12とハブ外周壁33
との間隙Bが大巾に変化する。云うまでもなくシ
ユラウド内周壁との機械的な接触は不具合である
し、ハブ外周壁との間隙拡大も損失の増大が生じ
るので好ましくない。
のシユラウド20およびハブ30との関係を第2
図により検討してみる、前述のようにシユラウド
20およびハブ30は円筒状である。この円筒状
のシユラウド20の内周壁23およびハブ30の
外周壁33と、可変静翼10のシユラウド側の末
端11およびハブ側末端12の回動軌跡との関係
に注目されたい。すなわち静翼末端11と12の
回動による軌跡71,72は、回動軸芯50と直
交する平面上にあるため、一方においては、回動
の角度によつてシユラウド側の末端11がシユラ
ウド内周壁23に食込む(この量をAで示した)、
他方においてはハブ側末端12とハブ外周壁33
との間隙Bが大巾に変化する。云うまでもなくシ
ユラウド内周壁との機械的な接触は不具合である
し、ハブ外周壁との間隙拡大も損失の増大が生じ
るので好ましくない。
本考案の目的は従来のこの欠点をなくすことに
ある。すなわち本考案は、外周壁と内周壁との間
に複数個の翼を放射状に設けて構成された流路を
そなえたターボ機械において、前記外周壁と前記
内周壁のうちの少なくとも一方を前記翼の枚数と
同数の辺を有する多角形として構成し、その各辺
にそれぞれ前記翼を取付けたことを特徴とするタ
ーボ機械にある。
ある。すなわち本考案は、外周壁と内周壁との間
に複数個の翼を放射状に設けて構成された流路を
そなえたターボ機械において、前記外周壁と前記
内周壁のうちの少なくとも一方を前記翼の枚数と
同数の辺を有する多角形として構成し、その各辺
にそれぞれ前記翼を取付けたことを特徴とするタ
ーボ機械にある。
本考案によれば、少なくとも前述の翼とシユラ
ウド内周壁との機械的な接触ないしは食い込み現
象は全くなくなる。またクリアランスの増大によ
る損失増加を有効に防止することができる。
ウド内周壁との機械的な接触ないしは食い込み現
象は全くなくなる。またクリアランスの増大によ
る損失増加を有効に防止することができる。
以下添付図面第3図および第4図に例示した本
考案の概念的な実施例について本考案を詳述す
る。
考案の概念的な実施例について本考案を詳述す
る。
可変静翼100の両端に突出したシユラウド側
軸130とハブ側面140は、可変静翼枚数と同
数の辺を有する多角形の形としたシユラウド内周
壁230をもつシユラウド200と同様の多角形
のハブ外周壁330をもつハブ300とにそれぞ
れ固定された軸受220と軸受320で支持され
ている。
軸130とハブ側面140は、可変静翼枚数と同
数の辺を有する多角形の形としたシユラウド内周
壁230をもつシユラウド200と同様の多角形
のハブ外周壁330をもつハブ300とにそれぞ
れ固定された軸受220と軸受320で支持され
ている。
シユラウド側軸130の軸端には、ノズル駆動
レバー400が取付けられている。
レバー400が取付けられている。
可変静翼シユラウド末端110、可変静翼ハブ
末端120、シユラウド内周壁230、ハブ外周
壁330はそれぞれ可変静翼100の回転軸芯5
00と直交する平面上にあり、可変静翼100を
回転軸芯500を中心に回転させた場合でも、可
変静翼シユラウド末端110とシユラウド内周壁
230及び可変静翼ハブ末端120とハブ外周壁
330との間隙は変わらない。
末端120、シユラウド内周壁230、ハブ外周
壁330はそれぞれ可変静翼100の回転軸芯5
00と直交する平面上にあり、可変静翼100を
回転軸芯500を中心に回転させた場合でも、可
変静翼シユラウド末端110とシユラウド内周壁
230及び可変静翼ハブ末端120とハブ外周壁
330との間隙は変わらない。
このため、可変静翼100を回動させた時に、
シユラウド内周壁230、ハブ外周壁330と可
変静翼100との接触や間隙の増大による間隙損
失の増大を防止できるのである。
シユラウド内周壁230、ハブ外周壁330と可
変静翼100との接触や間隙の増大による間隙損
失の増大を防止できるのである。
上述の実施例では可変静翼について適用するも
のとして説明を行なつたが、本考案の主旨を生か
すことによつて各種の応用展開が可能である。た
とえば本考案を固定静翼に適用すれば、取付、加
工コストが低減できる。また可変動翼のハブ側で
実施すれば、上述の実施例と同一の効果が得られ
るのである。
のとして説明を行なつたが、本考案の主旨を生か
すことによつて各種の応用展開が可能である。た
とえば本考案を固定静翼に適用すれば、取付、加
工コストが低減できる。また可変動翼のハブ側で
実施すれば、上述の実施例と同一の効果が得られ
るのである。
第1図はターボ機械における可変静翼まわりの
縦断面図、第2図はシユラウド内周壁とハブ外周
壁と可変静翼上下面の回動軌跡との関係を示す、
可変静翼まわりの縦断面図、第3図は本考案の一
実施例としての多角形シユラウドとハブの概念
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図であ
る。 100……可変静翼、110……可変静翼シユ
ラウド末端、120………可変静翼ハブ末端、1
30……シユラウド側軸、140……ハブ側軸、
200……シユラウド、230……シユラウド内
周壁、300……ハブ、320……軸受、330
……ハブ外周壁、400……ノズル駆動レバー、
500……回転軸芯。
縦断面図、第2図はシユラウド内周壁とハブ外周
壁と可変静翼上下面の回動軌跡との関係を示す、
可変静翼まわりの縦断面図、第3図は本考案の一
実施例としての多角形シユラウドとハブの概念
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図であ
る。 100……可変静翼、110……可変静翼シユ
ラウド末端、120………可変静翼ハブ末端、1
30……シユラウド側軸、140……ハブ側軸、
200……シユラウド、230……シユラウド内
周壁、300……ハブ、320……軸受、330
……ハブ外周壁、400……ノズル駆動レバー、
500……回転軸芯。
Claims (1)
- 外周壁と内周壁との間に複数個の翼を放射状に
設けて構成された流路をそなえたターボ機械にお
いて、前記外周壁と前記内周壁のうちの少なくと
も一方を前記翼の枚数と同数の辺を有する多角形
として構成し、その各辺にそれぞれ前記翼を取付
けたことを特徴とするターボ機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54084U JPS60112603U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | タ−ボ機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54084U JPS60112603U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | タ−ボ機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112603U JPS60112603U (ja) | 1985-07-30 |
JPH0133764Y2 true JPH0133764Y2 (ja) | 1989-10-13 |
Family
ID=30472477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54084U Granted JPS60112603U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | タ−ボ機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112603U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2623717A1 (de) * | 2012-02-02 | 2013-08-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Schaufelkranz für eine Axialturbomaschine und Verfahren zum Justieren der Schluckfähigkeit des Schaufelkranzes |
JP5916510B2 (ja) * | 2012-05-16 | 2016-05-11 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械用のブレードの製造方法及びこれに用いられるバランスウェイトの鋳込み用治具 |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP54084U patent/JPS60112603U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60112603U (ja) | 1985-07-30 |
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