JPS6147879A - 繊維用経糸糊剤 - Google Patents
繊維用経糸糊剤Info
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- JPS6147879A JPS6147879A JP59169698A JP16969884A JPS6147879A JP S6147879 A JPS6147879 A JP S6147879A JP 59169698 A JP59169698 A JP 59169698A JP 16969884 A JP16969884 A JP 16969884A JP S6147879 A JPS6147879 A JP S6147879A
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- Japan
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- meth
- group
- monomer
- resin
- acrylic
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、フィラメント糸、スノ(ン糸等の繊維の種類
に関係なく、又普通側Lつ′を一タージエ・ノドルーム
用、エアージエツFルーム用の〜)ずれの製w&眠を用
〜)る場合においても優れた性能を発揮する繊維糊剤1
こ関するものである。
に関係なく、又普通側Lつ′を一タージエ・ノドルーム
用、エアージエツFルーム用の〜)ずれの製w&眠を用
〜)る場合においても優れた性能を発揮する繊維糊剤1
こ関するものである。
[従来の技術1
e!All糊剤として従来よりフィラメント先番こ(±
・アク1Jル系、ポリビニルアルコール系の樹脂が、又
スノ(ン糸1こ(上ポリビニルアルコール系樹脂、澱粉
等の糊剤が広汎tこ使用され、例えば特公昭46−76
34号、同46−7635号公報及び同46−1576
0号公報にはポリアルキレンオキサイドにビニル系単量
体(アクリル酸等)をグラフトしたり、あるいはエステ
ル化して後重合することが提案され、又特開昭48−9
9482号公報には(メタ)アクリル酸単量体とポリア
ルキレンオキサイド基とからなるブロック共重合体のア
ンモニア中和物が糊剤として有用であることが、開示さ
れている。
・アク1Jル系、ポリビニルアルコール系の樹脂が、又
スノ(ン糸1こ(上ポリビニルアルコール系樹脂、澱粉
等の糊剤が広汎tこ使用され、例えば特公昭46−76
34号、同46−7635号公報及び同46−1576
0号公報にはポリアルキレンオキサイドにビニル系単量
体(アクリル酸等)をグラフトしたり、あるいはエステ
ル化して後重合することが提案され、又特開昭48−9
9482号公報には(メタ)アクリル酸単量体とポリア
ルキレンオキサイド基とからなるブロック共重合体のア
ンモニア中和物が糊剤として有用であることが、開示さ
れている。
[発明が解決しようとする問題点1
しかしながら、本発明者らが、これら上記樹脂について
検討を加えた結果、これらの樹脂であっても尚、それ単
独では柔軟性、平滑性、膠着防止性、製繊スピードなど
が不足しているため、かなりの量の油剤類等の助剤を添
加しなければならず、助剤の添加によって安定性に問題
がおこり、長期の使用あるいは貯蔵を行なう際に層分離
が起こったり、場合によって抱合力の低下を招いたりす
るなど、作業時のトラブルの原因となることが判明し即
ちその添加には細心の注意が必要・どなるのである。こ
の傾向は、特に要求性能及び製織条件の厳しいつオータ
ーシ゛エツトルーム用の糊剤において大きな問題となっ
ており、業界においてはより扱いやすく、かつ更に優れ
た性能を有する糊剤が要求されているところである。
検討を加えた結果、これらの樹脂であっても尚、それ単
独では柔軟性、平滑性、膠着防止性、製繊スピードなど
が不足しているため、かなりの量の油剤類等の助剤を添
加しなければならず、助剤の添加によって安定性に問題
がおこり、長期の使用あるいは貯蔵を行なう際に層分離
が起こったり、場合によって抱合力の低下を招いたりす
るなど、作業時のトラブルの原因となることが判明し即
ちその添加には細心の注意が必要・どなるのである。こ
の傾向は、特に要求性能及び製織条件の厳しいつオータ
ーシ゛エツトルーム用の糊剤において大きな問題となっ
ており、業界においてはより扱いやすく、かつ更に優れ
た性能を有する糊剤が要求されているところである。
L問題点を解決するだめの手段1
しかるに本発明者等はかかる問題点に鑑み、油剤を必要
とせずあるいは必要としても従来よりごくわずかな量し
か必要としないで安定な糊剤溶液を調製で外、かつ銘性
能にも優れた繊維糊剤を開発すべく鋭意研究を重ねだ結
果、オキシアルキレン基を有する不飽和単量体と(メタ
)アクリル系単量体を共重合体せしめて得られる(メタ
)アクリル系樹脂がかかる要求を満足することを見出し
、本発明を完成するに到った。
とせずあるいは必要としても従来よりごくわずかな量し
か必要としないで安定な糊剤溶液を調製で外、かつ銘性
能にも優れた繊維糊剤を開発すべく鋭意研究を重ねだ結
果、オキシアルキレン基を有する不飽和単量体と(メタ
)アクリル系単量体を共重合体せしめて得られる(メタ
)アクリル系樹脂がかかる要求を満足することを見出し
、本発明を完成するに到った。
本発明でいうオキシアルキレン基とは一般式〔但しR’
、R2は水素又はアルキル基、Xは水素、アルキル基、
アルキルエステル基、アルキルアミド基、スルホン酸塩
基等の有機残基、nは1〜300の整数を示す〕で表わ
される構造を有するものである。Xは通常は水素である
。
、R2は水素又はアルキル基、Xは水素、アルキル基、
アルキルエステル基、アルキルアミド基、スルホン酸塩
基等の有機残基、nは1〜300の整数を示す〕で表わ
される構造を有するものである。Xは通常は水素である
。
nの数は有利には2〜300、特に好ましくは5〜30
0程度のオキシアルキレン基が実用的であり、ポリオキ
シエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリオキシブ
チレン基等が効果的である。該基のなかでも特にポリオ
キシエチレン基、ポリオキシプロピレン基を樹脂に対し
て0.1〜20重量%程度単独に又は同時に存在させる
と効果的である。
0程度のオキシアルキレン基が実用的であり、ポリオキ
シエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリオキシブ
チレン基等が効果的である。該基のなかでも特にポリオ
キシエチレン基、ポリオキシプロピレン基を樹脂に対し
て0.1〜20重量%程度単独に又は同時に存在させる
と効果的である。
本発明においてはオキシアルキレン基を有する不飽和単
量体と(メタ)アクリル系単量体を共重合せしめて、そ
の結果オキシアルキレン基が樹脂中にランダムに存在す
る(メタ)アクリル系樹脂を用いることが必須であって
例えばポリオキシアルキレンの存在下に(メタ)アクリ
ル系単量体をグラフト重合して得られる樹脂、あるいは
(メタ)アクリル酸系単量体とポリアルキレンオキサイ
ド基とからなるブロック共重合体等では目的を達成する
ことが出来ない。
量体と(メタ)アクリル系単量体を共重合せしめて、そ
の結果オキシアルキレン基が樹脂中にランダムに存在す
る(メタ)アクリル系樹脂を用いることが必須であって
例えばポリオキシアルキレンの存在下に(メタ)アクリ
ル系単量体をグラフト重合して得られる樹脂、あるいは
(メタ)アクリル酸系単量体とポリアルキレンオキサイ
ド基とからなるブロック共重合体等では目的を達成する
ことが出来ない。
オキシアルキレン基を有する不飽和単量体としては次の
様なものが例示されるが、かがる例のうち、(メタ)ア
リルアルコール型、ビニルエーテル型のものが、特に優
れた性能を示すので好ましい。但し、本発明ではこれら
のみに限定されるものではない。
様なものが例示されるが、かがる例のうち、(メタ)ア
リルアルコール型、ビニルエーテル型のものが、特に優
れた性能を示すので好ましい。但し、本発明ではこれら
のみに限定されるものではない。
で示される(Rは水素又はメチル基IR’fR”Inは
前記と同様)ものでポリオキシエチレン(メタ)アリル
エーテル、ポリオキシプロピレン(メタ)アリルエーテ
ル等が挙げられる。
前記と同様)ものでポリオキシエチレン(メタ)アリル
エーテル、ポリオキシプロピレン(メタ)アリルエーテ
ル等が挙げられる。
で示される(八はアルキレン基、置換アルキレン基、フ
ェニレン基、置換フェニレン基++aはO又は1以上の
整数、Rl 、 R2、nは前記と同様)ものでポリオ
キシエチレンビニルエーテル、ポリオキシプロピレンビ
ニルエーテル等が挙げられる。
ェニレン基、置換フェニレン基++aはO又は1以上の
整数、Rl 、 R2、nは前記と同様)ものでポリオ
キシエチレンビニルエーテル、ポリオキシプロピレンビ
ニルエーテル等が挙げられる。
で示される(但しR+A++++、1は前記と同様)も
ので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリ
オキシプロピレン(メタ)アクリレート等が挙げられる
。
ので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリ
オキシプロピレン(メタ)アクリレート等が挙げられる
。
で示される(但しR3は水素又はアルキル基又はポリオ
キシエチレン(メタ)アクリル酸アミ)ζ、ポリオキシ
プロピレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリオキシエチ
レン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチル
プロピル)エステル等が挙げられる。
キシエチレン(メタ)アクリル酸アミ)ζ、ポリオキシ
プロピレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリオキシエチ
レン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチル
プロピル)エステル等が挙げられる。
(メタ)アクリル系単量体としては、主としてアクリル
酸アルキルエステル、例えばアクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘプチル、アクリル酸
オクチル、アクリル酸デシル、アクリル酸ヘキサデシル
、アクリル酸オクタデシル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘプチル
、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸デシノ呟メタク
リル酸ヘキサデシル、メタクリル酸オクタデシル、アク
リル酸、メタクリル酸等が単独又は併用で用いられるが
、特にアクリル酸又はメタクリル酸の低級アルキルエス
テルが好ましく用いられる。
酸アルキルエステル、例えばアクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘプチル、アクリル酸
オクチル、アクリル酸デシル、アクリル酸ヘキサデシル
、アクリル酸オクタデシル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘプチル
、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸デシノ呟メタク
リル酸ヘキサデシル、メタクリル酸オクタデシル、アク
リル酸、メタクリル酸等が単独又は併用で用いられるが
、特にアクリル酸又はメタクリル酸の低級アルキルエス
テルが好ましく用いられる。
前記オキシアルキレン基を有する不飽和単量体と(メタ
)アクリル系単量体の共重合重量比は1:99〜50:
50、特に好ましくは1:99〜30ニア0の間で共重
合させることが好ましく、アクリル系単量体が少ないと
本発明の目的を達成することはできない。
)アクリル系単量体の共重合重量比は1:99〜50:
50、特に好ましくは1:99〜30ニア0の間で共重
合させることが好ましく、アクリル系単量体が少ないと
本発明の目的を達成することはできない。
本発明においては、かかる重合の際に前述した如きオキ
シアルキレン基を有する不飽和単量体、(メタ)アクリ
ル系単量体以外の他の一般の単量体を30重量%以下存
在せしめて重合を行なっても良い。これらの単量体を次
に例示する。
シアルキレン基を有する不飽和単量体、(メタ)アクリ
ル系単量体以外の他の一般の単量体を30重量%以下存
在せしめて重合を行なっても良い。これらの単量体を次
に例示する。
クロトン酸、(無水)マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸ならびにこれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩等
。
酸ならびにこれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩等
。
クロトン酸メチル、クロトン酸エチル、イタコン酸メチ
ル、イタコン酸メチル、ソルビン酸メチル、ソルビン酸
エチル、マレイン酸モノアルギルエステル、マレイン酸
ノアルキルエステル、オレイン酸アルキルエステル等。
ル、イタコン酸メチル、ソルビン酸メチル、ソルビン酸
エチル、マレイン酸モノアルギルエステル、マレイン酸
ノアルキルエステル、オレイン酸アルキルエステル等。
飽和カルボン酸のアリルエステル
ステアリン酸アリル、ラウリン酸アリル、ヤシ油脂肪酸
アリル、オクチル酸アリル、酪酸アリル等。
アリル、オクチル酸アリル、酪酸アリル等。
α−オレフィン
エチレン、プロピレン、α−ヘキセン、a−オクテン、
a−デセン、α−ドデセン、α−へキサデセン、α−オ
クタデセン等。
a−デセン、α−ドデセン、α−へキサデセン、α−オ
クタデセン等。
アルキルビニルエーテル
プロビルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ヘキ
シルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、デシル
ビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデシ
ルビニルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オク
タデシルビニルエーテル等。
シルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、デシル
ビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデシ
ルビニルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オク
タデシルビニルエーテル等。
アルキルアリルエーテル
プロピルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、ヘキ
シルアリルエーテル、オクチルアリルエーテル、デシル
アリルエーテル、ドデシルアリルエーテル、テトラデシ
ルアリルエーテル、ヘキサデシルアリルエーテル、オク
タデシルアリルエーテル等。
シルアリルエーテル、オクチルアリルエーテル、デシル
アリルエーテル、ドデシルアリルエーテル、テトラデシ
ルアリルエーテル、ヘキサデシルアリルエーテル、オク
タデシルアリルエーテル等。
その1凹、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリル酸ビニル
、パーサティック酸ビニル、パルミチン酸ビニル、又テ
アリン酸ビニル、(メタ)アクリルアミド、(メタ)ア
クリロニトリル、(メタ)アリルスルホン酸塩、エチレ
ン性不飽和スルホン酸塩、スチレン、塩化ビニル、ビニ
ルアルコール等の使用も可能である。
ル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリル酸ビニル
、パーサティック酸ビニル、パルミチン酸ビニル、又テ
アリン酸ビニル、(メタ)アクリルアミド、(メタ)ア
クリロニトリル、(メタ)アリルスルホン酸塩、エチレ
ン性不飽和スルホン酸塩、スチレン、塩化ビニル、ビニ
ルアルコール等の使用も可能である。
共重合するに当たっては特に制限はなく公知の重合方法
が任意に用いられるが、普通メタノール、エタノールア
ルいはイソプロピルアルコール等のアルコールを溶t&
とする溶液重合が実施される。勿論、乳化重合、懸濁重
合も可能である。かかる溶液重合において単量体の仕込
み方法としては、まず(メタ)アクリル系単量体の全量
と前記オキシアルキレン基含有不飽和単量体の一部を仕
込み重合を開始し、残りの不飽和単量体を重合期間中に
連続的に又は分割的に添加する方法、前者を一括仕込み
する方法等任意の手段を用いて良い。共重合反応は、ア
ゾビスイソブチロニトリ呟過酸化アセチル、過酸化ベン
ゾイル、過酸化ラウロイルなどの公知のラジカル重合触
媒を用いて行なわれる。又反応温度は50°C〜沸点程
度の範囲から選択される。
が任意に用いられるが、普通メタノール、エタノールア
ルいはイソプロピルアルコール等のアルコールを溶t&
とする溶液重合が実施される。勿論、乳化重合、懸濁重
合も可能である。かかる溶液重合において単量体の仕込
み方法としては、まず(メタ)アクリル系単量体の全量
と前記オキシアルキレン基含有不飽和単量体の一部を仕
込み重合を開始し、残りの不飽和単量体を重合期間中に
連続的に又は分割的に添加する方法、前者を一括仕込み
する方法等任意の手段を用いて良い。共重合反応は、ア
ゾビスイソブチロニトリ呟過酸化アセチル、過酸化ベン
ゾイル、過酸化ラウロイルなどの公知のラジカル重合触
媒を用いて行なわれる。又反応温度は50°C〜沸点程
度の範囲から選択される。
かくして得られる繊維糊剤は、一般には水に溶解して用
いられる。水に不溶性の場合は予めカルボン酸塩、アン
モニウム塩等の親水性基を有する前記不飽和単量体、た
とえば(メタ)アクリル酸、マレイン酸、クロトン酸等
のアルカリ金属塩、アンモニウム塩を共重合させたり、
あるいはカルボキシル基含有不飽和単量体を樹脂中に導
入して、これをアンモニア水溶液又は苛性ソーダ等のア
ルカリ水溶液、又はアルカノールアミンで中和溶解した
後、水溶液として用いられる。
いられる。水に不溶性の場合は予めカルボン酸塩、アン
モニウム塩等の親水性基を有する前記不飽和単量体、た
とえば(メタ)アクリル酸、マレイン酸、クロトン酸等
のアルカリ金属塩、アンモニウム塩を共重合させたり、
あるいはカルボキシル基含有不飽和単量体を樹脂中に導
入して、これをアンモニア水溶液又は苛性ソーダ等のア
ルカリ水溶液、又はアルカノールアミンで中和溶解した
後、水溶液として用いられる。
糊剤溶液の調製に当たっては特に制限はなく、要するに
水とオキシフルキレン基を有する(メタ)アクリル系樹
脂を混合すれば良い。濃度は適宜調節すれば良いが、特
に好ましい該樹脂の濃度は糊剤の性能並びに作業性等を
考慮して通常は1〜20重量%程度の範囲から選ばれる
。
水とオキシフルキレン基を有する(メタ)アクリル系樹
脂を混合すれば良い。濃度は適宜調節すれば良いが、特
に好ましい該樹脂の濃度は糊剤の性能並びに作業性等を
考慮して通常は1〜20重量%程度の範囲から選ばれる
。
本発明の繊維糊剤には油剤は特に必要はないが、必要な
らば使用目的に応じて油脂、ワックス等の油剤及び消泡
剤、浸透剤等の従来公知の助剤は添加しても何等差支え
はない。
らば使用目的に応じて油脂、ワックス等の油剤及び消泡
剤、浸透剤等の従来公知の助剤は添加しても何等差支え
はない。
又本発明の特徴を損なわない範囲でならば他の繊m糊剤
、例えば従来公知のポリビニルアルコール系U(脂、澱
粉、カルボキシメチルセルロース、市販のアクリル系、
水溶性ポリエステル系糊剤等も混合することができる。
、例えば従来公知のポリビニルアルコール系U(脂、澱
粉、カルボキシメチルセルロース、市販のアクリル系、
水溶性ポリエステル系糊剤等も混合することができる。
[発明の効果1
本発明の繊維糊剤は、フィラメント糸、スパン糸等の原
糸の種類、更にサイソング方式、即ち製織方法も普通e
ta、エアージェットル−ム織(幾、ウォーターノエッ
トルーム織機の種類を問わず、溶液安定性面及び抱合力
、膠着性、糊抜性等の物性面のいずれにおいても優れた
性能を発揮しうるものである。
糸の種類、更にサイソング方式、即ち製織方法も普通e
ta、エアージェットル−ム織(幾、ウォーターノエッ
トルーム織機の種類を問わず、溶液安定性面及び抱合力
、膠着性、糊抜性等の物性面のいずれにおいても優れた
性能を発揮しうるものである。
[実 施 例1
以下実施例によって本発明を更に詳しく説明する。尚例
中、「部」又は「%」とあるのは特にことわりのないか
ぎり重量基準である。
中、「部」又は「%」とあるのは特にことわりのないか
ぎり重量基準である。
樹脂の説明
樹脂−1: メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
メタクリル酸、ポリオキシプロピレンモノアリルエーテ
ル(n=15)の共重合体(共重合重量比45/35/
10/10)をアンモニア水で中和したもの 樹脂−2: メタクリル酸メチル、アクリル酸プロピル
、アクリル酸、ポリオキシエチレンモノアリルエーテル
(n=80)、ポリオキシプロピレンモノアリルエーテ
ル(n=15)の共重合体(共重合重量比40/33/
1215/10)をアンモニア水で中和したもの 樹脂−3: メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、
イタコン酸、ポリオキシプロピレンビニルエーテル(n
=15)、無水マレイン酸の共重合体(共重合重量比4
9/27/915)を苛性ソーダで中和したもの 樹脂−4: アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、メ
タクリル酸、無水マレイン酸、ポリオキシプロピレンモ
ノアリルエーテル(n=15)の共重合体(共重合重量
比35/40/1015/10)を苛性ソーダで中和し
たもの 樹脂−5: アクリル酸エチル、イタコン酸、ポリオキ
シエチレンメタクリレ−) (n−200)の共重合体
(共重合重量比60/20/20)をアンモニア水で中
和したもの 樹脂−〇二 メタクリル酸メチル、アクリル酸プロピル
、ポリオキシプロピレンメタクリレート(n=15)と
アクリル酸の共重合体(共重合重量比30/20/10
/40)をアンモニア水で中和したもの 比較樹脂−1:ポリプロピレンオキサイド(n=15)
に対し、メタクリル酸10部、アクリル酸エチル10部
の混合物をグラフト共重合させたもののアンモニア中和
物 比較樹脂−2: ポリエチレンオキサイド(n=300
)とポリプロピレンオキサイド(n=15)の共重合体
(共重合重量比70/30)100部に対し、メタクリ
ル酸メチル5部、アクリ ル酸10部の混合物を共重合させたもののアンモニア中
和物 比較樹脂−3: ポリエチレンオキサイド(n=100
)100部に対し、アクリル酸10部をグラフト共重合
させたもののアンモニア中 和物 比較樹脂−4: ポリエチレンオキサイドに(n=30
0)100部とアクリル酸20部のエステル化物を更に
重合させたもの 比較樹脂−5: ポリエチレンオキサイドに(n=30
0)、アクリル酸、アクリル酸エチル、メタ クリル酸メチルのブロック共重合体(共重合比2515
/35/35)をアンモニア水で中和したもの 実施例 上記樹脂−1〜6及び比較樹脂1〜5を水で希釈して樹
脂分が20重量%の糊剤水溶液を調製し、第1表に示す
如き処方でポリエステル糸(50デニール、36フイラ
メント)にワーパーサイソング糊付し、その性能を評価
した。
メタクリル酸、ポリオキシプロピレンモノアリルエーテ
ル(n=15)の共重合体(共重合重量比45/35/
10/10)をアンモニア水で中和したもの 樹脂−2: メタクリル酸メチル、アクリル酸プロピル
、アクリル酸、ポリオキシエチレンモノアリルエーテル
(n=80)、ポリオキシプロピレンモノアリルエーテ
ル(n=15)の共重合体(共重合重量比40/33/
1215/10)をアンモニア水で中和したもの 樹脂−3: メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、
イタコン酸、ポリオキシプロピレンビニルエーテル(n
=15)、無水マレイン酸の共重合体(共重合重量比4
9/27/915)を苛性ソーダで中和したもの 樹脂−4: アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、メ
タクリル酸、無水マレイン酸、ポリオキシプロピレンモ
ノアリルエーテル(n=15)の共重合体(共重合重量
比35/40/1015/10)を苛性ソーダで中和し
たもの 樹脂−5: アクリル酸エチル、イタコン酸、ポリオキ
シエチレンメタクリレ−) (n−200)の共重合体
(共重合重量比60/20/20)をアンモニア水で中
和したもの 樹脂−〇二 メタクリル酸メチル、アクリル酸プロピル
、ポリオキシプロピレンメタクリレート(n=15)と
アクリル酸の共重合体(共重合重量比30/20/10
/40)をアンモニア水で中和したもの 比較樹脂−1:ポリプロピレンオキサイド(n=15)
に対し、メタクリル酸10部、アクリル酸エチル10部
の混合物をグラフト共重合させたもののアンモニア中和
物 比較樹脂−2: ポリエチレンオキサイド(n=300
)とポリプロピレンオキサイド(n=15)の共重合体
(共重合重量比70/30)100部に対し、メタクリ
ル酸メチル5部、アクリ ル酸10部の混合物を共重合させたもののアンモニア中
和物 比較樹脂−3: ポリエチレンオキサイド(n=100
)100部に対し、アクリル酸10部をグラフト共重合
させたもののアンモニア中 和物 比較樹脂−4: ポリエチレンオキサイドに(n=30
0)100部とアクリル酸20部のエステル化物を更に
重合させたもの 比較樹脂−5: ポリエチレンオキサイドに(n=30
0)、アクリル酸、アクリル酸エチル、メタ クリル酸メチルのブロック共重合体(共重合比2515
/35/35)をアンモニア水で中和したもの 実施例 上記樹脂−1〜6及び比較樹脂1〜5を水で希釈して樹
脂分が20重量%の糊剤水溶液を調製し、第1表に示す
如き処方でポリエステル糸(50デニール、36フイラ
メント)にワーパーサイソング糊付し、その性能を評価
した。
尚、ウォータージェットルームではタフタ(密度139
×102本/インチ)を20疋製繊した。一方普通織機
ではデシン(密度128X80本/インチ)を40疋製
繊した。
×102本/インチ)を20疋製繊した。一方普通織機
ではデシン(密度128X80本/インチ)を40疋製
繊した。
結果を第1表に示す。
性能の評価は次の方法による。
抱合カニ ウォータージェットルーム用糊剤においては
糊付糸を30℃の水中に10分間浸漬して湿潤状態でT
M式抱合力試験機により測定した。
糊付糸を30℃の水中に10分間浸漬して湿潤状態でT
M式抱合力試験機により測定した。
普通織機用糊剤においては糊付糸を65%RH/20°
Cで充分に調湿した後、TM式抱合力試験機により測定
した。
Cで充分に調湿した後、TM式抱合力試験機により測定
した。
膠着性:a付光をボビンに巻き取り、80%R11/3
5℃で1週間放置した後、糸を引き出す時の抵抗を判定
する。(良好◎−〇−Δ−X不良) 糊抜性:生機をソープ灰2g/l、アルキルベンゼンス
ルホン酸ソーグ1g/Jlの精練浴で80″C115秒
浸漬、水洗い後ローダミンで染色し、生成の染濃度によ
って判定した。(良好:5級・・・1級:不良) (以下余白)
5℃で1週間放置した後、糸を引き出す時の抵抗を判定
する。(良好◎−〇−Δ−X不良) 糊抜性:生機をソープ灰2g/l、アルキルベンゼンス
ルホン酸ソーグ1g/Jlの精練浴で80″C115秒
浸漬、水洗い後ローダミンで染色し、生成の染濃度によ
って判定した。(良好:5級・・・1級:不良) (以下余白)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、オキシアルキレン基を有する不飽和単量体と(メタ
)アクリル系単量体を共重合せしめて得られる(メタ)
アクリル系樹脂を主剤としてなる繊維糊剤。 2、オキシアルキレン基を有する不飽和単量体と(メタ
)アクリル系単量体の共重合重量比が1:99〜50:
50である特許請求の範囲第1項記載の繊維糊剤。 3、ウォータージェットルーム用に用いることを特徴と
する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の繊維糊剤。 4、オキシアルキレン基がポリオキシプロピレン基であ
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の繊維糊剤。 5、オキシアルキレン基を有する不飽和単量体が下記一
般式( I )、(II)(式中R、R^1、R^2は水素
又はアルキル基、mは0又は1以上の整数、nは1〜3
00の整数を示す)で表わされる(メタ)アリルアルコ
ール型又はビニルエーテル型の該単量体である特許請求
の範囲第2項記載の繊維糊剤。 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (II)▲数式、化学式、表等があります▼
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59169698A JPS6147879A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 繊維用経糸糊剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59169698A JPS6147879A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 繊維用経糸糊剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147879A true JPS6147879A (ja) | 1986-03-08 |
JPH0561389B2 JPH0561389B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=15891225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59169698A Granted JPS6147879A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 繊維用経糸糊剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6147879A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01216825A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-08-30 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | スライドフアスナー用構成部品とその製造方法 |
JP2011106053A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 繊維用糊剤 |
WO2017164058A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 株式会社日本触媒 | 繊維処理剤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310796A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-31 | Mitsubishi Gas Chemical Co | Bundling and coupling agent for glass fiber |
-
1984
- 1984-08-13 JP JP59169698A patent/JPS6147879A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310796A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-31 | Mitsubishi Gas Chemical Co | Bundling and coupling agent for glass fiber |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01216825A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-08-30 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | スライドフアスナー用構成部品とその製造方法 |
JP2011106053A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 繊維用糊剤 |
WO2017164058A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 株式会社日本触媒 | 繊維処理剤 |
CN108884629A (zh) * | 2016-03-25 | 2018-11-23 | 株式会社日本触媒 | 纤维处理剂 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561389B2 (ja) | 1993-09-06 |
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