JPS6147721A - ポリウレタン樹脂の製造法 - Google Patents

ポリウレタン樹脂の製造法

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JPS6147721A
JPS6147721A JP59170736A JP17073684A JPS6147721A JP S6147721 A JPS6147721 A JP S6147721A JP 59170736 A JP59170736 A JP 59170736A JP 17073684 A JP17073684 A JP 17073684A JP S6147721 A JPS6147721 A JP S6147721A
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polyester diol
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Tsuyoshi Hachitsuka
剛志 八塚
Yoshiichi Kodera
宣一 小寺
Yutaka Mizumura
水村 裕
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗料1インキ、記録材料分野等で利用可能なポ
リウレタン樹脂に関するものであり1更に詳しくは微細
な無機粉末に対して、優れた分散性と保存安定性とを有
し1各種被着剤に対し、でも優れた密着性を有するボ゛
リウ゛レタン樹脂の一造法に関する。
(従来の技術) 従来よりポリウレタン樹脂はバインダー丸塗料、接着剤
等の用途で巾広く用いられているが1塗料分野で使用さ
れる場合、無機粉末の分散性が低く1その改良が求めら
れている。しかも最近の電子産業分野での技術革新は1
より高性能の塗料1コーテイング剤を求めており1導電
性、絶縁性〜耐食性1耐湿性等でより高い性能が求めら
れている。
更に電子産業分野では小型化が進み1コーテイングの厚
みも当然数μm程度の薄膜で塗布できることが求められ
ており、そのため無機粉末はより微細な方向へと開発が
進んでいる。
従来よりポリウレタン樹脂は無機粉末に対してぬれ性が
悪く1分散性が悪いと言われていたが1無機粉末が微細
化し、分散が困難になるに従い1高い機能が要求される
分野でのポリウレタン樹脂−みとしては1特公昭58−
41565号公報1特開昭57−9g4Ji!!!号公
報等% −803N a基等の極性基の導入が提案され
ているが、磁性粒子等製対する分散性は保れているが、
反面酸化チタン、炭酸カルシウム等への分散性は充分な
ものとはいえない。
又耐湿性1密着性といった性能についても充分なものと
はいえず1その改良が求められていた。
(発明の解決しようとする問題点) 本発明者等はこうした事情に鑑み、広い分野で各種の無
機微粉末に対して優れた分散性を有し1優れた保存安定
性1耐湿性を有するポリウレタン樹脂について鋭意研究
を行った結果本発明に到達した。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明は1分子量500〜5,000のポリエ
ステルジオール(A) %分子量500未満の鎖延長剤
(B)およびポリイソシアネート(C)を反応させ1分
子1Et e 、 o o o〜40,000のポリウ
レタン樹脂を製造する方法において1分子量500〜5
,000のl成分を全ジカルボン酸成分又はグリコール
成分−に対して0.1〜20モル%共重合させたポリエ
ステルジオールであること−を特徴とするポリウレタン
樹脂の製造法。
R,−P−OM     (1) −11−Y ! R,−P−OM o       (I) X−R3−P −R,−Y 0M              (厘)X−Rs−P
−R,−Y 0 M       (IV) 〔一般式(1)〜(IT)において、X% Yはエステ
ル形成性官能基% R1は炭素原子数3〜10の炭化水
素基1Mはアルカリ金属1水素又は炭素原子数1〜4の
   ゛アルキル基s Rgは炭素原子数1〜12のア
ルキル基1シクロアルキル基又はアリール基を示す。了
り−ル基は一ハロゲン原子、ヒドロキシル基、−0M’
(I/はアルカリ金属を示す)4→へアミノ基が結合し
たものでも良い。RjyR4は炭素原子数2〜4のアル
キレン基を示す。〕 本発明に使用される分子量500〜5,000のポリエ
ステルジオール(A)のジカルボン酸成分としては、テ
レフタル酸1イソ7り〃酸、オルソフタルps 1,5
−ナフタレンジカルボン酸、2,6−す7タレンジカル
ボン酸−i4,4’−ジフェニルジカルボン酸15−ナ
トリウムスルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸S X、3−シク
ロヘキサンジカルボン酸Sl、2−シクロヘキサンジカ
ルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸1等の脂肪族ジ
カルボン酸を挙げることができる。またp−ヒドロキシ
安息香酸のようなヒドロキシカルボン酸も性能を損なわ
ない範囲で使用することができる。
また、グリコール成分としては1ネオペンチルグリコー
ルのほかにエチレングリコール1プロピレングリコール
11,3−プルパンジオール11.4−ブタンジオール
S1.5−ベンタンジオールSl、4−ヘキサンジオー
ル等の脂肪族グリコール11,4−シクロヘキサンジメ
タツール1工、4−シフ四ヘキサンジオール等の指環族
ジオール1キシリレンクリコール、ビスフェノールAの
エチレンオキサイド付加物1あるいはプロピレンオキサ
イド付加物等の芳香環含有グリコール等を挙げることが
できる。
本発明に使用される分子量500〜5,000のポリエ
ステルジオール(尋のジカルボン醸成分の50モル%以
上は1芳香族ジカルボン酸であることが好ましく、更に
芳香族ジカルボン酸のうち150モル%以上がイソフタ
ル酸であることがより好ましい。一方1グリコール成分
についても全グリフールのうち、ネオペンチルグリコー
ルが25モル%以上であることが好ましい。
本発明に使用される分子量aOO〜5,000のポリエ
ステルジオール(A)は主に、ジカルボン酸とグリコー
ルより構成されるが、必要により1トリメリツト酸1ピ
ロメリツト酸等の3官能以上のポリオール成分あるいは
ジメチロールプロピオン酸等の3官能以上のポリヒドロ
キシカルボン酸を性能の損なわない範囲内1望ましくは
全ジカルボン酸成分あるいは全グリコール成分に対し7
モIv%以下の範囲で使用することができる。
本発明を特徴づける燐化合物は一般式(1)〜(IV)
で示すことができるが、具体例としては一1以下のもの
を挙げることができる。
一般式(1)で示されるものとしては)2,3−ジヒド
ロキシプロピル−フェニル亜ホスホン酸ナトリウム、2
.3−ジヒドロキシプロピル−フェニル亜ホスフオン酸
カリウムS2.3−ジヒドロキシプロピル−エチル亜ホ
スフオン酸ナトリウム、2.3−ジヒド四キシプロピル
ーフェニル亜ホスフオン酸、2.3−ジカルボキシプロ
ピル−フェニル亜ホスフオン酸ナトリ3ウム等を挙げる
ことができる。
一般式(1)で示されるものとしては2.3−ジヒドロ
キシプロビルーフェニルホスフオン酸ナトリウム、z、
3−ジヒドロキジブ四ピルーフェニルホス7オン酸カリ
ウム12.3−ジヒドロキシプロピル−エチルホス7オ
ン酸ナトリウム、2,3−ジヒドロキシプロピル−フェ
ニルホス7オン酸、2.3−ジカルボキシプロピル−ホ
ス7オン酸ナトリウム、2.3−ジカルボキシブVビル
ーフェニルホス7オン酸カリウム12,3−ジカルボキ
シプロピA/−フェニルホス7オン酸、2,3−ジカル
ボキシプロピル−2−ヒドロキシフェニルホス7オン酸
、2.3−ジカルボキシプロピル−2−ナトリウムオキ
シフェニルホス7オン酸ナトリウム等を挙げることがで
きる。
一般式(1)で示されるものとしてはビス(ヒドロキシ
エチル)亜ホス7オン酸ナトリウムλビス(ヒドロキシ
エチル)亜ホスフオン酸カリウム1ビス(ヒドロキシエ
チル)亜ホス7オン酸リチウム1ビス(2−ヒドロキシ
プロピル)亜ホスフオン酸ナトリウム1ビス(2−ヒド
ロキシプロピル)亜ホスフオン酸カリウム1ビス(3−
ヒドロキシプロピル)亜ホスフオン酸ナトリウム、ビス
(3−ヒドロキシプロピル)亜ホスフオン酸カリウム、
ビス(3−ヒドロキシプロピル)亜ホス7オン酸リチウ
ム、ビス(4−ヒドロキシブチル)亜ホス7オン酸ナト
リウム等を挙けることができる。
また一般式(IV)で示される化合物としては(ヒドロ
キシエチル)ホス7オン酸カリウム、ビス(2−ヒドロ
キシプロビル)ホス7オン酸カリウム1ビス(2−ヒド
ロキシプロピル)ホス7オン酸カリウム1ビス(2−ヒ
ドロキシプロピル)ホス7オン酸カリウム1ビス(3−
ヒドロキシプロピル)ホス7オン酸ナトリウム1ビス(
3−ヒドロキシプロピル)ホス7オン酸カリウム1ビス
(3−ヒドロキシプロピル)ホスフオン酸リチウム1ビ
ス(4−ヒドロキシブチル)ホス7オン酸ナトリウム、
ビス(4−ヒドロキシブチル)ホスフオン酸カリウム1
ビス(ヒドロキシエチル)ホス7オン酸1ビス(2−ヒ
ドロキシプロピル)ホス7オン酸、ビス(3−ヒドロキ
シプロピル)ホスフオン酸、ビス(4−ヒドロキシブチ
ル)ホスフオン酸等を挙げることができる。
本発明のポリウレタン樹脂を製造するに際して用いられ
る分子量500〜a、oooのポリエステルジオール(
A)は前述した燐化合物を全ジカルボン酸成分あるいは
全グリコール成分に対して0.1〜20モル%共重合さ
れたものであることが特徴となっており、0.1モル%
未満であっては無機粒子に対する分散性改良の効果が乏
しく1逆に20モル%を超えると1保存安定性、密着性
、耐水性等の性質が悪くなる。実用上、好ましい範囲は
)1〜10モル%の範囲である。
本発明に使用されるポリエステルジオールは分子量50
0〜5,000のものが用いられるが、分子量が500
未満ではポリウレタン樹脂の柔軟性1溶液保存性等の性
質が悪くなり1逆に分子量がJOOOを越えるとポリウ
レタン樹脂の密着性1物理的強度等が低下してくる。
本発明に使用される鎖延長剤(B)としては1エチレン
グリコール1プロピレングリコール、ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,5−ベンタンジオール1
1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジ
メタツール1ネオペンチルグリコールヒドロキシピパレ
ート、トリメチロールプロパン等のポリオール類、エタ
ノールアミンXN−メチルエタノールアミン−ジェタノ
ールアミン、ピペラジン〜x、n’−ジメチルエチレン
ジアミン等のアミノ化合物等を挙げることができる。ま
た本発明の燐含有グリコール化合物も性能を損なわない
範囲で使用できる。
本発明で用いられるポリイソシアネート化合物(C)と
しては、トルエンジイソシアネート1す7タレンジイソ
シアネート島ジフエニルメタンジイソシアネート等の芳
香族ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等
の芳香環含有ジイソシアネート1テトラメチレンジイソ
シアネート1ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪
族ジイソシアネート1イソホロンジイソシアネート1水
添化キシリレンジイソシアネート、水添化トルエンジイ
ソシアネート、水添化ジフェニルメタンジイソシアネー
ト等の脂環族ジイソシアネート等のジイソシアネート化
合物を挙げることができる。
本発明のポリウレタン樹脂は分子量500〜5 、00
0のポリエステルジオール(A) 、分子量500未満
の鎖延長剤(B)とポリイソシアネート化合物(C)と
を(A)+(B)の活性水素基/イソシアネート基−1
/C1,85〜1.15  (当量比)の割合、望まし
くは110.90〜0.98 の割合で反応させること
が好ましい。(A)+(B)の活性水素基lに対して寓
ポリイソシアネートの当量が0.85未満か又は1.1
5を越えると、得られるポリウレタン樹脂の分子量が低
くなりすぎるため機械的強度、密着性等の性能上、実用
に供し得ないものとなる。
本発明のポリウレタン樹脂は数平均分子量で6 、00
0−40 、000の範囲にあり、分子量が6,000
未満では機械的強度〜密着性に乏しいものとなり、逆に
40,000を越えると1無機粒子の分散性島塗布作業
性)保存安定性等の性能が悪くなる。
本発明のポリウレタン樹脂は公知の技術により、溶剤中
、あるいは無溶剤中にて重合することができるが、溶剤
中で重合する場合、使用できる溶剤としてはトルエン1
キシレン、ツルペッツ100等の芳香族炭化水素1酢酸
エチル、酢酸ブチル等のエステル系有機化合物1メチル
エチルケトン1メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ン等のケトン糸有機化合物為テトラハイドロ7ラン、ジ
オキサン等の環状エーテル化合物、ジメチルホルムアミ
ド1N−メチルピロリドン等のアミド系化合物等を挙げ
ることができ、単独あるいは必要に応じ2m類以上併用
して使用することができる。
本発明のポリウレタン樹脂は新規な燐化合物を含有した
ポリエステルジオールを使用して重合することに特徴が
ある。従って、一般式(1)〜(IV)に示された燐化
合物を含有するポリエステルジオールを使用してポリウ
レタン樹脂を製造することが必要であるが)ポリウレタ
ン樹脂製造に際して)燐含有ポリエステルジオール以外
に燐不含の公知のポリエステルジオールを併用すること
は、性能を損なわない範囲内であれば使用することがで
きる。
また1本発明のポリウレタン樹脂の使用に際しrs他の
公知の樹脂素材−1例えばポリエステル樹脂1ポリウレ
タン樹脂1アクリル系樹脂為エポキシ系樹脂1塩化ビニ
ル系樹脂1セルロース系樹脂、シリコン系樹脂1フツソ
系樹脂等を適宜混合して使用することができ、また汎用
の硬化剤1例えばメラミン系硬化剤為3官能以上のポリ
イソシアネート化合物1エポキシ系硬化剤等を配合し、
耐熱性の改良を計ることもできる。またウレタンアクリ
レート系樹脂1エポキシアクリレート系樹脂〜エステル
アクリレート系樹脂のようにパーオキサイド、光あるい
は電子線により硬化する樹脂に混合して使用することも
可能である。
(本発明の効果) 本発明は微細な無機粉末に対して優れた分散性1保存安
定性を有し、なおかつ1優れた密着性1機械的強度1耐
水性を有するポリウレタン樹脂を提供するものである。
とりわけ電子材料1記録材料では)、薄膜で無機敏粒子
をコーティングしたいとの要望が強く1本発明はこうし
た要請に応えるものである。
本発明のポリウレタン樹脂は無機微粒子に対し1優れた
分散性能を有しているが無機粒子としては1酸化錫1酸
化アンチモン1酸化チタンS酸化珪素1酸化アルミニウ
ム)酸化マグネシウム、酸化亜鉛1酸化鉄1醗化クロム
1酸化テルル等の酸化物、炭酸カルシウム等の炭酸化物
1鉄、銀、g等の金属1カーボン)グラファイト等の炭
素化合物等を挙げることができる。
本文中1単に部とあるのは1重量部を示す。
ポリエステル樹脂の製造例 温度計1攪拌機1冷却管を具備した377ラスコ中にジ
メチルテレフタレート388部)ジメチルイソ7タレー
ト436部、エチレングリコールslo@、ネオペンチ
ルグリコール520部1テトラブトキシチタン0.53
部を仕込み1160℃〜210℃の温度で4時間−どス
テル交換反応を行った。
次にセバシン酸101部)2,3−ジヵルボキシプロビ
/l/−フェニルホスホン酸ナトリウム72部を加え、
200〜250℃の温度で1時間エステル化反応を行っ
た後、過剰のグリコールを減圧型際々に濡出させ1更に
0.ユ〜3 m Hg下重重縮合せルコトニヨリ、分子
igt2ooのポリエステル樹脂(K−1)を得た。
ポリエステル樹脂(g−1)はNMR等の分析により、
ジカルボン酸成分がテレフタル酸40モ/l/%、イソ
フタル酸45モル%、セバシン酸1゜モ/l/%12,
3−ジカルボキシプシピルーフェニルホス7オン酸ナト
リウム5モル%、グリコール成分がエチレングリコール
38モル%1ネオペンチルグリコ−A/62モル%であ
った。
同様の方法により第1表に示したポリエステル樹脂(I
C−2)〜(]1i−9)を得た。
実施例 L 攪拌機1部度計1還流式コンデンサーを具備した31フ
ラスコ中にポリエステル樹脂(Il!−1)400部、
アジピン酸と1,6−ヘキサンジオールより成る分子1
2toooのポリエステルジオール100部を入れ)メ
チルエチルケトン350部、トルエン350部を入れ1
70〜80℃の温度で1時間かけて溶解した。次いでジ
フェニルメタンジイソシアネー)141部を加え175
〜80℃で2時間反応させた後、ネオペンチルグリコー
ル36.4 M %ジブチルチンシラウリレート0.1
4部を加えて、初期ウレタン化反応を30分行った後1
メチルエチルケトン540fM、S)ルエン540部を
加え、更に3時間80℃にてウレタン化反応を行った。
得られたポリウレタン樹脂(U−1)は数平均分子量2
6,000を有していた。
なお、本実施例において全活性水素基/イソシアネート
基の比は当量比で170.97であった。
次に固形分濃度30重量%のポリウレタン樹脂(U’−
1)溶液100部に対し1平均粒径0.1μの炭酸カル
シウム粉末30部を加え1更にガラスピーズ(直径2−
)を体積で全体の80%となるように入れた後、振盪機
により1時間顔料分散を行った。次いで3官能ポリイソ
シアネート)コロネー)L(日本ポリウレタン工業製)
4.5部を加え均一に混合した後、ガラスピーズをf別
した。
得られた分散体はアプリケーターを用いて50μポリエ
チレンテレフタレートフイルム上に膜厚10μとなるよ
うに塗布され、100℃5分間乾燥した後150℃2日
間二一ジングを行なった。
塗膜は極めて)平滑であり、走査型電子顕微鏡での表面
観察でも各微粒子が均一に分散していることが観察され
た。
またS塗膜に2−間隔でナイフによる切り線を縦横各々
5本人れた後、セロテープはくりテストを行ったが全く
剥離は認められなかった。更に50’C)90%湿度で
1昼夜放置したものについて為同様のテストを実施した
ところ1同様に剥離は認められなかった。
また1上記分散体を50μポリプロピレンフイルム上に
膜厚が30μになるように塗布しN100’010分乾
燥した後S50℃2日間エージングを行なった。次いで
ポリプロピレンのフィルムをはがしs l 引X4 C
aNのサンプルを切り取りS20″C60%湿度の雰囲
気下1インストロン型引張り試験機1引張り速度50m
+11/分でサンプルの機械的特性を測定したところ破
断強度280 kl/cd破断鬼 伸度220%を有していた。上記サンプルを70”09
0部湿度下に1週間放置後測定したところ破断強度27
2 k f/d %破断伸度228%であり1強度保持
率97%であった。
また上記コロネートL添加前の顔料分散体の濾過液を4
°C冷蔵庫中に2週間放置しておいたが、外観上側等変
化は認められなかった。
実施例 2〜6 実施例1と同様の方法によりポリウレタン樹脂(U−2
)〜(U−6)を第2表に示した成分より得た。
得られたポリウレタン樹脂(U−,2)〜(U−6)を
用いて1実施例1と同様の方法により評価を実施した。
評価結果を第3表に示した。
第    3    表 比較例 L 実施例1と同様の方法により第4表に示した成分より1
ポリウレタン樹脂(U−7)〜(U−14)を得た。そ
の評価結果を第5表に示した。
但し比較例2の場合、ポリウレタン樹脂(U−8)の末
端基がイソシアネート基となるため、フロネ−)Lのか
わりとトリメチ四−ルLのかわりにトリメチロールプロ
パン1.9部を使用した。
実施例 フ。
ポリウレタン樹脂(U−1)溶液1100部に対し為平
均粒径0.1μの導電性カーボン7.5部を加え1更に
直径2msのガラスピーズを体積で全体の8部%となる
よう配合した後、振盪機を用いて1時間1顔料分散を行
った。次いでコロネー)L3.6部を加え1均一に混合
した後1ガラスピーズを濾過した。得られた分散体は、
アプリケーターを用いて、50μPETフイルム上に膜
厚6μとなるように塗布し、100℃5分間乾燥した後
150℃2日間エージングを行った。塗膜は極めて平滑
でありX2O3角反射の光沢針を用いて測定した光沢値
は57%であった。また1実施例1と同様の方法でPE
Tフィルムへの密着性を測定したが1塗膜の剥離は認め
られなかった。また塗膜の表面抵抗を測定したところ%
6XIO’Ω・備を有していたPIICTフィルムの表
面抵抗値がlXl0”Ω・〔あり、大巾な導電性改良効
果が認められた。
比較例 7゜ ポリウレタン樹脂(U−9)溶液を用いて、実施例7と
同様の評価を行った。得られた塗膜の平滑性は〜乏しく
1光沢値も1%と極めて低いものであった。PFiTフ
ィルムへの密着性は良好でセロテープ剥離テストによる
はくりは認められなかった。また塗膜の表面抵抗を測定
を測定したところ52Xlo”Ω・国であり1実施例7
に比べ導電性改良効果が低かった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量500〜5,000のポリエステルジオー
    ル(A)、分子量500未満の鎖延長剤(B)およびポ
    リイソシアネート化合物(C)を反応させることにより
    分子量6,000〜40,000のポリウレタン樹脂を
    製造する方法において、分子量500〜5,000のポ
    リエステルジオール(A)の少くとも1種は、分子中に
    下記一般式( I )から(IV)で示される燐化合物の少
    くとも1成分を全ジカルボン酸成分又は、グリコール成
    分に対し、0.1〜20モル%共重合させたポリエステ
    ルジオールであることを特徴とするポリウレタン樹脂の
    製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IV) 〔一般式( I )〜(IV)において、X、Yはエステル
    形成性官能基、R_1は炭素原子数3〜10の炭化水素
    基、Mはアルカリ金属、水素又は炭素原子数1〜4のア
    ルキル基、R_2は炭素原子数1〜12のアルキル基、
    シクロアルキル基、又はアリール基を示す。 アリール基はハロゲン原子、ヒドロキシル基、−OM′
    (M′はアルカリ金属を示す)、アミノ基が結合したも
    のでも良い。R_3、R_4は炭素原子数2〜4のアル
    キレン基を示す。〕
  2. (2)分子量500〜5,000のポリエステルジオー
    ル(A)中のジカルボン酸が、芳香族ジカルボン酸50
    〜100モル%、脂肪族および/又は脂環族ジカルボン
    酸50〜0モル%からなり、グリコール成分がネオペン
    チルグリコール25〜100モル%、ネオペンチルグリ
    コール以外の炭素原子数2〜10の脂肪族、脂環族、芳
    香環含有グリコールより選ばれた1種又はそれ以上のグ
    リコール75〜0モル%より成ることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のポリウレタン樹脂の製造法。
JP59170736A 1984-08-15 1984-08-15 ポリウレタン樹脂の製造法 Granted JPS6147721A (ja)

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JP59170736A Granted JPS6147721A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 ポリウレタン樹脂の製造法

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JP (1) JPS6147721A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214272A (ja) * 1988-07-01 1990-01-18 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 塗料組成物
JPH03169714A (ja) * 1989-11-30 1991-07-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd ラジアルタイヤ
JPH10292055A (ja) * 1997-04-17 1998-11-04 Kuraray Co Ltd 微粒子分散性に優れた成形物および微粒子分散性の評価方法
US6221955B1 (en) 1997-12-09 2001-04-24 Dekro Paints (Proprietary) Limited Polyurethane resins
JP2005187810A (ja) * 2003-12-03 2005-07-14 Arisawa Mfg Co Ltd 難燃性樹脂組成物、並びに該組成物を用いたフレキシブルプリント配線板用金属張積層板、カバーレイ、接着シート及びフレキシブルプリント配線板

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JPH0248167B2 (ja) 1990-10-24

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