JPH0480277A - 金属の被覆用および接着用樹脂 - Google Patents

金属の被覆用および接着用樹脂

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JPH0480277A
JPH0480277A JP19323190A JP19323190A JPH0480277A JP H0480277 A JPH0480277 A JP H0480277A JP 19323190 A JP19323190 A JP 19323190A JP 19323190 A JP19323190 A JP 19323190A JP H0480277 A JPH0480277 A JP H0480277A
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JP
Japan
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resin
benzotriazole
examples
coating
diisocyanate
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JP19323190A
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Hideyuki Ohashi
大橋 英之
Yoshiichi Kodera
宣一 小寺
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属に対する密着性及び耐蝕性に優れた金属の
被覆用及び接着用樹脂に関する。
〔従来の技術と課題〕
金属の被覆用及び接着用樹脂として従来より使用されて
いる樹脂としては、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等が
あり、それらは特開昭5416537号公報、特開昭5
4−16538号公報、特開昭56−167767号公
報等に開示、されている。
金属の被覆用及び接着用の樹脂として要求される性能と
しては、金属への密着性、耐蝕性、耐傷付き性(硬度)
、折り曲げ加工性、耐溶剤性、耐水性等が挙げられ、特
に金属・\の密着性、耐蝕性は重要な性能である。現在
これらの性能に優れるとされているものはエポキシ樹脂
であり、エポキシ樹脂以上の性能を有する樹脂が要望さ
れているのが実情である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は以上のような事情に鑑み、鋭意検討した結
果、分子中にベンゾトリアゾール環を5〜2000当量
/トン含有する樹脂が金属への電着性、耐蝕性等に優れ
、金属の被覆及び接着用樹脂として極めて有用であるこ
とを見出し、さらに研究を重ねて本発明を完成させるに
到った。
即ち、本発明は分子中にベンゾトリアゾール環を5〜2
000当量/トン含有することを特徴とする金属の被覆
用及び接着用樹脂に関する。
本発明の樹脂は、その分子中にベンゾトリアゾール環を
5〜2000当量/トン、好ましくはlO〜]500当
量/トン、さらに好ましくは20〜800当量/トン含
有するものである。官能基(1)の含有量が5当量/ト
ン未満の場合には本発明の目的が達成されず、2000
当量/トンを越えると樹脂の溶解性が悪くなる。
本発明において使用する樹脂としては、例えばポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル
樹脂等が挙げられる。
ポリエステル樹脂はポリカルボン酸とポリオールとを反
応させることによって製造される。ポリカルボン酸とし
ては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタ
ル酸、1.5−ナフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、p
−オキシ安息香酸等の芳香族オキシカルボン酸、コハク
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン
ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、フマール酸、マ
レイン酸、イタコン酸、ヘキサヒドロフタル酸、テトラ
ヒドロフタル酸等の不飽和脂肪族及び脂環族ジカルボン
酸等が挙げられる。必要により、トリメリント酸、トリ
メシン酸、ピロメリット酸等のトリ及びテトラカルボン
酸を少量含んでもよい。
ポリオールとしては、例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1.3−プロパンジオール、1.4
−ブタンジオール、1.5−ベンタンジオール、1.6
−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、2,2.4
−)リフチル−13−ベンタンジオール、1.4−シク
ロヘキサンジメタツール、スピログリコール、1.4−
フェニレングリコール、1,4−フェニレングリコール
のエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのエチ
レンオキサイド付加物及びプロピレンオキサイド付加物
、水素化ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物
、及びプロピレンオキサイド付加物、ビスフェノールS
のエチレンオキサイド付加Th及びプロピレンオキサイ
・ド付加物、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール等が挙げら
れる。
必要により、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール等のトリオ
ール及びテトラオールを少量含んでいてもよい。
ポリエステル樹脂の分子中にベンゾトリアゾール環を含
有させる方法としては、ポリカルボン酸及び/又はポリ
オールの一成分として、ベンゾトリアゾール環を分子中
に有する化合物を使用すればよい。かかるポリカルボン
酸の例としては、ベンゾトリアゾールのグリシドール付
加物等が挙げられる。
また、重合したポリエステル樹脂が有する水酸基または
カルボキシル基に、ベンゾトリアゾール環を有する化合
物を反応させてもよい。かかる化合物の例としては、ベ
ンゾトリアゾールの2.4トリレンジイソシアネート付
加物等が挙げられる。
ポリウレタン樹脂は、ポリオール、ポリアミン等の活性
水素を有する化合物と、ポリイソシアネート化合物とを
反応させて得られる。活性水素を有する化合物としては
、ポリオール(例えばポリエステルポリオール、ポリエ
ーテルポリオール等のポリオール樹脂、前記ポリエステ
ル樹脂のポリオール成分として例示したポリオール)、
モノエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン等
のアミノアルコール、エチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、イソホロンジアミン、ピペラジン、4,4
°−ジアミノジフェニルメタン等のジアミンあるいは水
等がある。
ポリイソシアフート化合物としては、例えば2゜4−ト
リレンジイソシアネート、2.6−)リレンジイソシア
ネート、p−フェニレンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネート、mフェニレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチレン
ジイソシアネート、3,3゛−ジメトキシ−4,4゛ 
−ビフエニレンジイソシアネー)、2.4−ナフタレン
ジイソシアネート、33゛−ジメチル−4,4′−ビフ
ェニレンジイソシアネート、4,4゛ −ジフェニレン
ジイソシアネート、4,4゛−ジイソシアネート−ジフ
ェニルエーテル、1,5−ナフタレンジイソシアネート
、p−キシリレンジイソシアネート、m−キシリレンジ
イソシアネート、1.3−ジイソシアネートメチルシク
ロヘキサン、1.4−ジイソシアネートメチルシクロヘ
キサン、4.4−ジイソシアネートジシクロヘキサン、
4.4−ジイソシアネートジシクロヘキシルメタン、イ
ソホロンジイソシアネート等のジイソシア7一ト化合物
、あるいは全イソソア不−ト基のうち7モル%以下の2
,4〜トリレンジイソンアネートの三量体、ヘキサメチ
レンジイソシアネートの三量体等のトリイソシアネート
化合物が挙げられる。
ポリウレタン樹脂の分子中にベンゾトリアゾール環を含
有させる方法としては、活性水素を有する化合物として
ベンゾトリアゾール環を分子中に有する化合物を使用す
ればよい。
かかる化合物の例としては、前記のベンゾトリアゾール
環を分子中に有するポリエステル樹脂、ヘンシトリアソ
ールのグリシドール付加物等が挙げられる。
また、ベンゾトリアゾール等のモノオール及び/又はモ
ノアミンを末端停止剤として使用してもよい。
ポリウレタン樹脂の重付加反応は、全成分を同時に反応
させるワンンヨノト法、まずイソシアネート過剰の条件
下でポリエステルポリオール等を反応させ、得られるイ
ソソアネート基末端プレポリマーをポリオール及び/又
はポリアミン等の鎖延長剤により、さらに高分子化させ
るプレポリマー法とがあり、いずれの方法によっても本
発明の樹脂を製造することができる。
反応は、原料を溶融した状態で行っても、溶液中で溶解
して行ってもよい。
また、反応触媒として、オクチル酸第−錫、ジプチル錫
ジラウレート、トリエチルアミン等を使用してもよい。
エポキシ樹脂は、ビスフェノールへのジグリシジルエー
テルを重合する等の方法で得られるものであり、分子骨
格としては、ビスフェノールA等の芳香族系の他、脂肪
族系、脂環族系等積々のものが挙げられる。
エポキシ樹脂の分子中にベンゾトリアゾール環を含有さ
せる方法としては、エポキシ樹脂の有する水酸基及び/
又はグリシジル基に、ベンゾトリアゾール環を分子中に
有する化合物を反応させればよい。かかる化合物の例と
しては、ベンゾトリアゾールの2.4−トリレンジイソ
シア7−ト付加物、ベンゾトリアゾールのモノアジピン
酸アミド、ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
アクリル樹脂は、不飽和二重結合を有する化合物を重合
して得られるものである。不飽和二重結合を有する化合
物としては、アクリル酸エステル類、アクリルアミド類
、メタクリル酸エステル類、メタクリルアミド類、アク
リル酸、メタクリル酸、酢酸ビニル、塩化ビニル、アリ
ル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエステル類、ビニ
ル異節環化合物、N−ビニル化合物、スチレン類、クロ
トンMtll、イタコン#類、マレイン酸類、オレフィ
ン類、フン素化オレフィン類等が挙げられる。
アクリル樹脂の分子中にベンゾトリアゾール環を含有さ
せる方法としてはベンゾトリアゾール環を分子中に有し
、かつ不飽和二重結合を有する化合物を共重合すればよ
い。ベンゾトリアゾール環を分子中に有し、かつ不飽和
二重結合を有する化合物の例としては、ベンゾトリアゾ
ールのグリシジル(メタ)アクリレート付加物、ベンゾ
トリアゾールと(メタ)アクリル酸の縮合物等が挙げら
れる。
また、アクリル樹脂に、水酸基、カルボキシル基、グリ
シジル基、イソシアネート基等の官能基と、不飽和二重
結合を有する化合物を共重合させた後、水酸基、カルボ
キシル基、グリシジル基、イソシアネート基等の官能基
と反応可能な官能基と、ベンゾトリアゾール環を分子中
に有する化合物を反応させてもよい。かかる化合物の具
体的な例としては、ヘンシトリアソール、ヘンシトリア
ソールの2.41リレンジイソンアネート付加物等が挙
げられる。
本発明の金属の被覆用及び接着用樹脂は、当該樹脂を製
造する任意の段階において、必要に応して、式−N (
R)、、−N (R)3、−303M、C00M、−P
O(OM”L 、>PO(OM’)〔上記各式中、Rは
それぞれ水素原子、アルキル(好適には、炭素数1〜4
のもの)、アリール(例えば、フェニル)、アラルキル
(例えば、ヘンシル)を表し、Mは水素原子、アルカリ
金属原子(例エバ、Na、K) 、テトラアルキルアン
モニウム(アルキル部分は、好適には、炭素数1〜4の
もの)、テトラアルキルホスホニウム(アルキル部分は
、好適には、炭素数1〜4のもの)を表し、Moは水素
原子、アルカリ金属原子(例えば、Na、K)、テトラ
アルキルアンモニウム(アルキル部分は、好適には、炭
素数1〜4のもの)、アルキル(好適には、炭素数1〜
4のもの)、アリール(例えば、フェニル)、アラルキ
ル(例えば、ヘンシル)を表す。〕等で表される極性基
を有する化合物を反応させることにより、各種基材との
密着性や、顔料、添加剤等の均一性の向上をはかること
もできる。
また、前記の極性基を導入した樹脂は、水または水と相
溶性のある有i溶剤と水との混合媒体に均一に分散でき
るため、水系分散体として使用することかできる。
また、本発明の金属の被覆用及び接着剤用樹脂は、樹脂
を得る方法の任意の段階において、(メタ)アクリロイ
ルオキシ基を有する化合物を反応させることにより、γ
線、電子線、紫外線等の放射線で硬化する樹脂として使
用することができる。
[作用・効果] 本発明の金属の被覆用及び接着用樹脂は、熱硬化性樹脂
として、あるいはアルキルエーテル化ホルムアルデヒド
樹脂又はポリイソシアネート化合物等の硬化剤を配合し
た熱硬化性樹脂として、鋼板等の金属の被覆材及び接着
剤として用いることができる。
アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂としては、例
えばメタノール、エタノール、n−プロパツール、イソ
プロパツール、n−ブタノールなどの炭素数1〜4のア
ルキルアルコールによってアルキルエーテル化されたホ
ルムアルデヒド、あるいはパラホルムアルデヒド等と尿
素、N−Nエチレン尿素、ジシアンジアミド、アミノト
リアジン等との縮合生成物であり、具体的にはメトキシ
メチロール尿素、メトキシ化メチロール−NN”−エチ
レン尿素、メトキシ化メチロールジンアンジアミド、メ
トキシ化メチロールジシアンジアミド、メトキシ化メチ
ロールジシアンジアミド、メトキシ化メチロールメラミ
ン、メトキシ化メチロールヘンゾグアナミン、ブトキシ
化メチロールヘンゾグアナミン等が挙げられる。
ポリイソシアネート化合物としては、前記ポリウレタン
樹脂の成分として例示したポリイソシアネート化合物及
びその反応物が挙げられる。具体的には、トリメチロー
ルプロパン1モルとトリレンジイソシアネート3モルと
の反応物、トリレンジイソシアネートとの3量体、ヘキ
サメチレンジイソシアネートとの3量体、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート3モルと水1モルとの反応物等が挙
げられる。
本発明の金属の被覆用及び接着用樹脂は、通常は有機溶
媒に溶解、分散した状態で使用することができる。有I
IWj媒としては、当該樹脂に対して不活性なものであ
れば、特に制限されるものではな(、例えばトルエン、
キシレン、ソルヘンソ100、ソルヘンソ150、酢酸
エチル、酢酸ブチル、メチルセロソルブ、ブチルセロソ
ルブ、メチルセロソルブアセテート、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソ
ホロン、エチレングリコールモノアセテート、ブタノー
ル、オクタツール、ジアセトンアルコール、酢酸カルピ
トール、酢酸メトキシブチル等が挙げられる。
本発明の金属の被覆用及び接着用樹脂は使用する際、必
要に応して、クロム酸塩、塩基性鉛化合物、t14酸亜
鉛等の防錆顔料、チタン白、カリオンクレーなどの着色
や増量のために使用する顔料、界面活性剤、流動性調整
剤、可塑側、難燃剤、紫外線吸収側等の添加剤や、硬化
触媒を配合して使用することができる。
本発明に係わる分子中にベンゾトリアゾール環を5〜2
000当量/トン含有する樹脂を金属の被覆用又は接着
用樹脂として使用すると、金属との密着性、耐蝕性が大
幅に向上するという特有の効果が得られる。
〔実施例] 以下、本発明を、実施例、実験例によってより具体的に
説明する。
なお、実施例、実験例中、単に部とあるのは重量部を示
す。
実施例1〜6(ポリエステル樹脂の製造例)温度計、攪
拌機を備えたオートクレーブ中に、ジメチルテレフタレ
ート485部、ジメチルイソフタレート485部、エチ
レングリコール409部、ネオペンチルグリコール45
8部及びテトラブトキンチク2−ト0.68部を仕込み
、150〜230°Cで120分間加熱しエステル交換
を行い、次いでベンゾトリアゾールのグリシドール付加
物を24.4部加え、220〜230°Cで更に1時間
反応を行った。次いで反応系を30分間で250°Cま
で昇温し、系の圧力を徐々に滅し45分後に10a++
nHgとし、この条件で更に60分間反応を続けた。
得られたポリエステル樹脂Aの分子量は20,000で
あった。同様の製造方法により得られたポリエステル樹
脂B−Fを第1表に示した。樹脂組成はHNMRにより
分析した。
〔以下余白〕
実施例7〜10(ポリウレタン樹脂の製造例)温度計、
撹拌機、還流式冷却器を具備した反応容器中に、前記ポ
リエステル樹脂D100部、ネオペンチルグリコール1
3部、トルエン155部、メチルエチルケトン155部
を仕込み、溶解後、44゛−ジフェニルメタンジイソシ
ア2−ト20部及びジブチル錫ジラウレート0.05部
を仕込み、70〜80°Cで10時間反応させ、ポリウ
レタン樹脂Aを得た。
得られたポリウレタン樹脂A溶液は固形分濃度30%で
あり、ポリウレタン樹脂への分子量は22.000であ
った。
同様の製造方法により得られたポリウレタン樹脂B−D
を第2表に示した。
C以下余白〕 実験例1・実施例11〜13・比較例1前記ポリエステ
ル樹脂Aをンクロへキサノン/ソルヘンソ150混合溶
媒(重量比50150)に溶解し、固形分濃度30%と
した溶液100部に、酸化チタン30部、メチルエーテ
ル化メチロールメラミン(商標名:スミマールM40S
、固形分濃度80%、住人化学工業(株)製)8部をポ
ールミ、ル中で24時間混練し、塗料組成物とした。
得られた塗料組成物を厚さ0.3閣の亜鉛鉄板をリン酸
亜鉛溶液で処理した試験片に膜厚約20μになるように
塗布した後、260 ’Cで1分間焼付を行った。
得られた塗装鋼板について、以下の項目について測定し
た。
(1)硬度(鉛筆硬度) 鋼板の塗面をJISK−6006に規定された高級鉛筆
を用い、JISK−5400に従って測定した。
(2)光沢 60度反射率を測定した。
(3)屈曲性 塗装鋼板を180度折り曲げ、屈曲部に発生する割れを
判定した。
○は異常なし、×は割れあり、3Tとは折り曲げ部に同
し板厚のものを3枚挟んだ場合をさす。
(4)ひっかき抵抗性 塗装鋼板を10円硬貨で約45度の角度でひっかき、塗
膜の削り取られる状態を判定した。
○は削りにくい。×は削り取りやすい。
(5)耐蝕性 JISK−5400に従って測定した。500時間後の
切り口からの腐食幅(m)で評価した。
(6)耐キジロール性 キジロールで濡らしたガーゼで塗膜をこすり、金属面が
露出するまでの回数で示した。
(7)耐沸水性 導水中に2時間浸漬したときの状態を判定した。
Oは良好、×は不良。
次に、ポリエステル樹脂Aを、B及びC並びムこE(比
較例1)に代え同様に処理して塗装網板を作製し、塗膜
物性の評価を行った。結果を第3表に示した。
〔以下余白] 実験例2・実施例14〜16・比較例2前記ポリウレタ
ン樹脂A熔液100部に酸化チタン30部を加えボール
ミル中で24時間混練した後、コロ2−トL(日本ポリ
ウレタン工業1株)製)20部を加えさらに1時間混練
し、塗料組成物とした。得られた塗料組成物を厚さ0.
3 wmの亜鉛鉄板をリン酸亜鉛溶液で処理した試験片
に膜厚約20μになるように塗布した後、40°Cで3
日間放置した。
得られた塗装鋼板について、実施例1と同様の評価を行
った。
次にポリウレタン樹脂Aを、B及びC並びにD(比較例
2)に代えて塗装鋼板を作製し、塗膜物性の評価を行っ
た。結果を第4表に示した。
〔以下余白] 実験例3・実施例17 温度計、攪拌機を備えたオートクレーブ中にシェル化学
(株)製エポキシ樹脂100部、ベンゾトリアゾール5
部を仕込み、150°Cで2時間加熱し、ベンゾトリア
ゾール環を有するエポキシ樹脂を合成した。得られたエ
ポキシ樹脂を実験例1と同様の方法により評価した。
その結果は第5表に示した通りである。
実験例4・実施例18 温度計、攪拌機、還流式冷却器を具備した反応容器中に
、メチルメタクリレート100部、2ヒドロキシ工チル
アクリレート10部、ベンゾトリアゾールのグリシジル
アクリレート付加物5部、アゾビスイソブチロニトリル
2部メチルエチルケトン200部を仕込み、窒素気流下
80°Cで3時間反応させ、ベンゾトリアゾール環を有
するアクリル樹脂を合成した。アクリル樹脂の分子量は
35.000であった。
得られたアクリル樹脂を実験例1と同様の方法により評
価した。
その結果は第5表に示した通りである。
比較例3 実m例I7において、ンエル化学(株)製エポキシ樹脂
エビコー)1007を変性せずにそのまま使用する以外
は実施例17と同様にして評価を行った。
比較例4 実施例18において、ベンゾトリアゾールのグリシジル
アクリレート付加物を共重合していないアクリル樹脂(
分子量35.000 )を使用する以外は実施例18と
同様にして評価を行った。
〔以下余白]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分子中にベンゾトリアゾール環を5〜2000当量/ト
    ン含有することを特徴とする金属の被覆用及び接着用樹
    脂。
JP19323190A 1990-07-20 1990-07-20 金属の被覆用および接着用樹脂 Pending JPH0480277A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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