JPS6147494B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6147494B2
JPS6147494B2 JP53165800A JP16580078A JPS6147494B2 JP S6147494 B2 JPS6147494 B2 JP S6147494B2 JP 53165800 A JP53165800 A JP 53165800A JP 16580078 A JP16580078 A JP 16580078A JP S6147494 B2 JPS6147494 B2 JP S6147494B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
dough
minutes
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53165800A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5592647A (en
Inventor
Yutaka Ootsubo
Teru Takatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP16580078A priority Critical patent/JPS5592647A/ja
Publication of JPS5592647A publication Critical patent/JPS5592647A/ja
Publication of JPS6147494B2 publication Critical patent/JPS6147494B2/ja
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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は優れた製パン性を有する小麦粉に関す
る。 従来、パンの体積を大ならしめると共にパンの
内外相の見かけを良好とし、且つ食感を改善しよ
うとする試みは種々なされている。例えばパン生
地へのL−アスコルビン酸類の添加が、この目的
のために行われているがこの方法によればある程
度パンの体積は改善されるが作業工程およびパン
の品質の点で満足のゆくものではなかつた。 本発明者らは種々検討の結果前記アルギン酸ま
たはアルギン酸ソーダを含有する小麦粉を使用す
ることによつて良品質のパン類が得られることを
見出したものである。 本発明はアルギン酸またはアルギン酸ソーダを
含有する小麦粉に関する。 本発明で云う小麦粉とは小麦粉の外、小麦粉以
外の殼物、例えばライ麦等を混入したものを包含
する。アルギン酸またはアルギン酸ソーダの添加
量は小麦粉重量に対して0.1〜1.0%が適当であ
る。 添加するアルギン酸またはアルギン酸ソーダ
は、予め小麦粉に含有せしめる外、製パン時の生
地混〓時に添加して充分混〓しても使用すること
ができる。また製パン法として中種法を用いる場
合には中種生地に前記アルギン酸またはアルギン
酸ソーダを添加してもよい。 本発明の小麦粉を用いて製パンすれば製パン吸
水の向上、生地適性の向上およびパン容積の増大
等の種々の優れた効果が得られる。 次に本発明をさらに具体的に説明するために実
施例および参考例を掲げるが、本発明は以下の例
に限定されるものではない。 実施例 1 小麦粉100重量部にアルギン酸0.1重量部を均一
に混合して小麦粉組成物を得る。 実施例 2 小麦粉100重量部にアルギン酸0.3重量部を均一
に混合して小麦粉組成物を得る。 実施例 3 小麦粉100重量部にアルギン酸10重量部を均一
に混合して小麦粉組成物を得る。 実施例 4 小麦粉100重量部にアルギン酸0.1重量部を均一
に混合して小麦粉組成物を得る。 実施例 5 小麦粉100重量部にアルギン酸ソーダ0.3重量部
を均一に混合し小麦粉組成物を得る。 参考例 1 ミキサーボールにアルギン酸0.2重量部を含有
する強力小麦粉60.2部、イースト1.2重量部、イ
ーストフード0.06重量部、砂糖3重量部、食塩
1.2重量部、シヨートニング2.4重量部および水44
重量部を加えて混〓する。得られた生地をまるめ
て27℃で75分間醗酵させた後ガス抜きを行い、27
℃でさらに25分間醗酵させる。その後型詰めして
37℃で45分間醗酵させ、220℃で30分間焙焼す
る。 製造工程中の生地の性状、得られた山型食パン
の体積および後記第1表に示す評価基準表に基づ
いて行なつた品質評価の結果を第2表に示す。 参考例 2 ミキサーボールに強力小麦粉70重量部と、別に
イースト2重量部および砂糖2重量部を〓水10重
量部で溶解したものとを加え、残りの〓水35重量
部を加えて混〓して生地を調製する。この生地の
〓上温度は24℃で行う。次いでこれを醗酵容器に
入れ、そして醗酵室(温度27℃、湿度75%)で4
時間醗酵させて中種をつくる。 前記で得られた中種と、アルギン酸0.3重量部
を含有する強力小麦粉30.3重量部、砂糖5重量
部、食塩2重量部、脱脂粉乳2重量部および水22
重量部とを充分混〓した後これに油脂6重量部を
添加し、その後さらに充分混〓した。なお前記生
地〓上温度は27℃に保持した。 混〓終了より20分間のフロアームタイムをとつ
た後分割を行い、軽くまるめてベンチタイムを20
分間とつた後成型および型詰めを行い、ホイロ
(温度38℃、湿度85%)に入れ、型容積の80〜85
%程度に膨脹させ、そして220℃の窯で約40分間
焼成を行う。 参考例 3 ミキサーボールに強力小麦粉70重量部と、別に
イースト2重量部および砂糖2重量部を〓水10重
量部で溶解したものとを加え、残りの〓水32重量
部を加えて混〓して生地を調製する。この生地の
〓上げ温度は24℃で行う。次いでこれを醗酵容器
に入れ、次いで醗酵室(温度27℃、湿度75%)で
4時間醗酵させて中種をつくる。 前記で得られた中種と、アルギン酸0.1重量部
を含有する強力小麦粉30.1重量部、砂糖5重量
部、食塩2重量部、脱脂粉乳2重量部および水22
重量部とを充分混〓した後、これに油脂6重量部
を添加し、その後さらに混〓した。なお前記生地
の〓上げ温度は27℃に保持した。 混〓終了より20分間のフロアータイムをとつた
後分割を行い、軽くまるめてベンチタイムを20分
間とり、その後成型および型詰めを行つてホイロ
(温度38℃、湿度85%)に入れ、型容積の80〜85
%程度に膨脹させ、そして220℃の窯で約40分間
焼成を行う。 参考例 4 ミキサーボールに強力小麦粉70重量部と、別に
イースト2重量部および砂糖2重量部を〓水10重
量部で溶解したものとを加え、残りの〓水35重量
部を加えて混〓を行つて生地を調製する。この生
地の〓上げ温度は24℃で行う。次いでこれを醗酵
容器に入れ、醗酵室(温度27℃、湿度75%)で4
時間醗酵させて中種をつくる。 前記で得られた中種と、アルギン酸1.0重量部
を含有する強力小麦粉31重量部、砂糖5重量部、
食塩2重量部、脱脂粉乳2重量部および水24重量
部とを充分混〓した後、これに油脂6重量部を添
加し、その後さらに混〓した。なお前記生地の〓
上げ温度は27℃に保持した。 混〓終了より20分間のフロアータイムをとつた
後分割を行い、軽くまるめてベンチタイムを20分
間とる。その後成型および型詰めを行いホイロ
(温度38℃、湿度85%)に入れ、型容器の80〜85
%程度まで膨脹させ、そして220℃の窯で約40分
間焼成を行う。 参考例 5 ミキサーボールに強力小麦粉70重量部と、別に
イースト2重量部および砂糖2重量部を〓水10重
量部で溶解したものとを加え、次いで残りの〓水
35重量部を加えて混〓を行つて生地を調製する。
この生地の〓上げ温度は24℃で行う。次いでこれ
を醗酵容器に入れ、そして醗酵室(温度27℃、湿
度75%)で4時間醗酵させて中種をつくる。 前記で得られた中種と、アルギン酸ソーダ0.3
重量部を含有する強力小麦粉30.3重量部、砂糖5
重量部、食塩2重量部、脱脂粉乳2重量部および
水22重量部とを充分混〓した後、これに油脂6重
量部を添加し、その後さらに混〓した。なお前記
生地の〓上げ温度は27℃に保持した。 混〓終了より20分間フロアータイムをとつた後
分割を行い軽くまるめてベンチタイムを20分間と
る。その後成型および型詰めを行い、ホイロ(温
度38℃、湿度85%)に入れ、型容積の80〜85%程
度まで膨脹させ、そして220℃の窯で約40分間焼
成を行う。 参考例 6 ミキサーボールにアルギン酸0.3重量部を含有
する強力小麦粉70.3重量部と、別にイースト2重
量部、砂糖2重量部および〓水45重量部を加えて
混〓を行つて生地を調製する。この生地の〓上げ
温度は24℃で行う。次いでこれを醗酵容器に入
れ、そして醗酵室(温度27℃、湿度75%)で4時
間醗酵させて中種をつくる。 前記で得られた中種と、強力小麦粉30重量部、
砂糖5重量部、食塩2重量部、脱脂粉乳2重量部
および水22重量部とを充分混〓した後、これに油
脂6重量部を添加する。その後さらに混〓する。
なお前記生地の〓上げ温度は27℃に保持した。 混〓終了より20分間フロアータイムをとつた後
分割を行い軽くまるめてベンチタイムを20分間と
り、その後成型および型詰めを行い、ホイロ(温
度38℃、湿度85%)に入れ、型容積の80〜85%程
度に膨脹させ、そして220℃の窯で約40分間焼成
を行う。 比較例 1 ミキサーボールに強力小麦粉60部、イースト
1.2重量部、イーストフード0.06重量部、砂糖3
重量部、食塩1.2重量部、シヨートニング2.4重量
部および水44重量部を加えて混〓する。得られた
生地をまるめて27℃で75分間醗酵させた後ガス抜
きを行い、27℃でさらに25分間醗酵させる。その
後型詰めして37℃で45分間醗酵させ、220℃で30
分間焙焼する。 製造工程中の生地の性状、得られた山型食パン
の体積および下記第1表に示す評価基準表に基づ
いて行なつた品質評価の結果を第2表に示す。
【表】
【表】
【表】 * パンの品質評価についてはパネラー
数10人で行い、その平均を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルギン酸またはアルギン酸ソーダを含有す
    る製パン適性を有する小麦粉。 2 アルギン酸またはアルギン酸ソーダの添加量
    が小麦粉重量に対して0.1〜1.0%である特許請求
    の範囲第1項記載の小麦粉。
JP16580078A 1978-12-28 1978-12-28 Wheat flour having bread making property Granted JPS5592647A (en)

Priority Applications (1)

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JP16580078A JPS5592647A (en) 1978-12-28 1978-12-28 Wheat flour having bread making property

Applications Claiming Priority (1)

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JP16580078A JPS5592647A (en) 1978-12-28 1978-12-28 Wheat flour having bread making property

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Publication Number Publication Date
JPS5592647A JPS5592647A (en) 1980-07-14
JPS6147494B2 true JPS6147494B2 (ja) 1986-10-20

Family

ID=15819224

Family Applications (1)

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JP16580078A Granted JPS5592647A (en) 1978-12-28 1978-12-28 Wheat flour having bread making property

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01108375U (ja) * 1988-01-14 1989-07-21

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152226A (ja) * 1984-12-26 1986-07-10 理研ビタミン株式会社 冷凍生地用品質改良剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5568259A (en) * 1978-11-17 1980-05-22 Kibun Kk Food additive and its utilization
JPS5574765A (en) * 1978-11-30 1980-06-05 Kibun Kk Food additive and method of utilization

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JPS5592647A (en) 1980-07-14

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