JPS614743A - 包装袋用複合樹脂組成物 - Google Patents

包装袋用複合樹脂組成物

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JPS614743A
JPS614743A JP12443684A JP12443684A JPS614743A JP S614743 A JPS614743 A JP S614743A JP 12443684 A JP12443684 A JP 12443684A JP 12443684 A JP12443684 A JP 12443684A JP S614743 A JPS614743 A JP S614743A
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JP
Japan
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film
resin composition
strength
weight
talc
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JP12443684A
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Makio Kanazawa
金沢 牧生
Hideo Hashimoto
橋本 秀男
Hideo Okawa
秀夫 大川
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Calp Kogyo KK
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Calp Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は包装袋用複合樹脂組成物に関し、詳しくは成形
してフィルムとした場合、フィルム強度。
衝撃強度等に優れ、また印刷性1手触り性などの良好な
包装袋用複合樹脂組成物に関する。
包装袋用に適した樹脂組成物としては、次のような条件
が要求される。■可能な限り薄いフィルムであること、
■袋、フィルムに腰があり、フィルム強度に優れている
こと、■印刷性が良く、すし合い等によ−り廁れないこ
と、■インフレーションフィルム加工性に富んでいるこ
と、■手触りがソフトで温かな感触を有していること等
である。
従来、包装用袋としては紙製の袋およびポリエチレン製
の袋が広く用いられている。しかしながら、紙製の袋は
強度が弱く非常に破れ易い。また、耐水性も著しく劣る
ものであった。一方、ポリエチレン製の袋は、一定の強
度および耐水性は有しているが、フィルムの腰が弱く内
容物を入れにくく、内容物の形状保持も十分でない。ま
た、透明であるため、内容物が外部から見えてしまう上
に印刷性も悪い。しかも、内容物の出入れに際し、ガサ
ガサと不快な音を発し、・感触も不良であった。
そこで、本発明者らは包装袋用の材料として要求される
条件を備えた樹脂組成物を開発すべく研究した結果、特
定の合成樹脂および無機充填剤を特定の割合で配合した
樹脂組成物が包装袋用の材料としての条件を満足するこ
とを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は(A)ポリエチレン35〜85重量
%(以下、(A)成分と称する。)、(B)ポリスチレ
ン5〜15重量%(以下、(B)成分と称する。)およ
び(C)炭酸カルシウムおよび/またはタルク10〜5
0重量%(以下、(C)成分と称する。)を配合してな
る包装袋用複合樹脂組成物である。
本発明において、(A)成分のポリエチレンは組成物の
ベースとなるものであり、各種のものが使用できるが、
特に密度0.920〜0.965 g 7cm3゜メル
トインデックス(M I ) 0.03〜0.1g/1
0分の中低圧ポリエチレンが好適である。中低圧ポリエ
チレンは単独で用いるほか他の高密度ポリエチレンなど
と混合して用いても良い。この(A)成分は35〜85
重量%、好ましくは 40〜80重量%の範囲で使用す
る。(A)成分の配合量が35重量%未満であると、引
裂強さ、衝撃強度などが低いものとなり、また85重量
%を超えると、引張弾性率、印刷性が悪化し、実用的で
ない。
次に、本発明の(B)成分であるポリスチレンとしては
、各種のものが使用でき、スチレンの単独重合体である
一般用ポリスチレンのみならず、ポリプクジエンゴム、
スチレン−ブタジェンゴム等の合成ゴムで変性した耐衝
撃用ポリスチレンなども使用でき、p−メチルスチレン
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体なども使
用に供することができる。ポリスチレンの物性としては
特に制限はないが、密度1.00〜1.05g/印3゜
MI3〜5g/10分程度のものが好適に用いられる。
本発明において(B)成分であるポリスチレンの配合割
合は5〜15重量%、好ましくは7〜13重量%である
。(B)成分の配合量が5重量%未満であると、印刷性
1手触り性などが不良となり、15重量%を超えると、
フィルム加工性が不安定となる上に衝撃強度、印刷性等
が低下し、好ましくない。
る役割を果すものであり、炭酸カルシウムおよびタルク
を各々単独で、あるいは両者を混合して使用する。炭酸
カルシウムおよびタルクについては粒径などに関し、特
別な制限はないが、作業性の点から粒径15μ以下のも
のが好ましい。
本発明において、(C)成分の配合割合は10〜50重
量%、好ましくは15〜45重量%である。(C)成分
の配合量が10重量%未満であると、引張弾性率が低下
し、印刷性が不良であり、しかもフィルムの感触もプラ
スチック感のあるものとなり、実用的でない。また、配
合量が50重量%を超えると、フィルム加工性が不安定
となり、組成物を成形してフィルムとした際に(C)成
分の分散が不良となり、ゲル分が目立つとともに衝撃強
さも低下し、好ましくない。
なお、(C)成分において、炭酸カルシウムおよびタル
クを混合して用いる場合、各々の配合量には特に制限は
ないが、通常炭酸カルシウム:タルク−10ニア0〜9
0:30 (重量比)、好ましくは20:60〜80:
40(重量比)である。
タルクの配合量が多くなると、袋としての腰が向上し、
炭酸カルシウムの配合量が多くなると、柔軟性、感触等
が良好となる。
本発明の複合樹脂組成物は原則的には上記(A)。
(B)および(”C)成分を特定の割合で配合すること
により得られるが、必要に応じて適宜酸化防止剤3着色
剤、滑剤、ブロッキング防止剤、紫外線防止剤、難燃剤
、静電防止剤などを添加することができる。ここで、酸
化防止剤としてはフェノール系のものが用いられ、着色
剤としては難溶性アゾ染料1赤色着色染料、カドミウム
イエロー。
クロームイエロー、チタン白などが挙げられる。
滑剤としては流動パラフィン、天然パラフィン。
ワックスなどの炭化水素系滑剤;高級脂肪酸、オキシ脂
肪酸などの脂肪酸系滑剤;脂肪酸の低級アルコールエス
テルなどのエステル系滑剤;脂肪族アルコール、ポリグ
リコールなどのアルコール系滑剤;ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸バリウムなどの金属石けん;シリコ
ンオイル、変性シリコンなどのシリコン等が挙げられる
。紫外線防止剤としてはトリアゾール系、サリチル酸系
アクリロニトリル系のものが用いられる。また、難燃剤
としては無機系の酸化アンチモン、酸化ジルコンなどや
有機リン酸エステル、トリクレジルホスフェートなどが
挙げられ、静電防止剤としては各種の界面活性剤が用い
られる。
本発明の複合樹脂組成物は各成分を配合、混練すること
により得られる。配合にあたって添加順序は特に制限な
く、任意に配合することができる。
混練は通常行なわれている方法で良く、バンバリーミキ
サ−7−軸押出機、二軸押出機などを用いることができ
る。例えば、バンバリーミキサ−で行なう場合は、温度
130〜150℃にて10〜30分間行なう。
このようにして得られた複合樹脂組成物はペレット化し
、インフレーション成形などによりフィルム化した後、
常法により製袋して目的とする袋を得ることができる。
成形条件としては特に制限はないが、通常は190〜2
30°Cの温度で行なわれる。
本発明の複合樹脂組成物を用いた包装袋はフィルム強度
、特に衝撃強度に優れたものである。また、フィルムの
腰が強く内容物の出入れが容易で、内容物の形状保持が
可能である。しかも、印刷性も良好で、意匠的効果に優
れ、さらに手触りがソフトで取扱い時に不快な音も少な
い。
したがって、本発明の包装袋用複合樹脂組成物は、各種
の包装袋の素材として極めて有用である。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1〜17 第1表に示す所定成分を所定量配合し、さらにステアリ
ン酸マグネシウム0.25重量部および酸化防止剤(チ
ハガイギー社製、商品名「イルガノックス1010.J
 ) 0.05重量部を配合してバンバリーミキサ−に
て130〜150℃で20分間混練し、ペレットを作製
した。
得られたペレットを50龍φ単軸のインフレーション成
形機(プラコウ■製L/D=28)にて、第1表に示す
温度およびブロー比にて厚さ45μのフィルムを作製し
た。
得られたフィルムの加工性1分散性、引張弾性率、引裂
強さ、衝撃強さ、印刷強さおよび感触についての評価結
果を第1表に示す。
また、得られたフィルムをヒートシール機で、温度12
0〜140°C1時間1〜3秒にて片側をヒートシール
して袋を作製した。得られた袋は腰。
強度ともに適度であり、感触も紙様風合でソフトであっ
た。
比較例1〜8 実施例において所定成分の配合量をI変えたこと以外は
実施例と同様にしてフィルムを得た。評価結果を第1表
に示す。
また、実施例1と同様にして作製した袋は硬すぎて内容
物を入れた場合、鋭部が当たると破れたり、ガザガサと
不快な音を発するものであったり、あるいは逆に軟らか
すぎて内容物を入れるのが困難であり、手触りもプラス
チックフィルム感があるなど、不良な袋であった。
*1・・・中イ氏圧ポリエチレン(出光石油化学■製、
商品名r640UFJ、密度0.955g/am3.M
lo、05g/10分)*2・・・ポリエチレン(三井
石油化学工業■製、商品名「ハイゼソクス5100Bj
、 密度0.947 g/cm3. M 10.25871
0分) *3・・・ポリエチレン(出光石油化学■製、商品名r
520BJ、密度0.964g/cm3+’ M Io
、 4 g/ 10分)*4・・・ポリスチレン(出光
石油化学側製、商品名rNF−20J、密度1.05g
/cm3) *5・、・・ポリスチレン(出光石油化学■製、高耐衝
撃性ポリスチレン、商品名rHT 50」、密度1.05 g/am3. M I 4g/
10分) *6・・・炭酸カルシウム(金子鉱業■製)、粒径1.
7μ *7・・・タルク(浅田製粉■製)、粒径12.4.1
7*8・・・インフレーション成形におけるハブ?しの
安定性を評価 *9・・・インフレー・ジョン成形後の膜厚45μのフ
ィルムの異物の存在を目視にて評 価 *10・・JIS  K−6781に準拠、TD力方向
強さを測定 *11・・JIS  Z−1702に準拠、T’D方向
の強さを測定 *12・・JIS  P−8134に準拠*13・・フ
ィルム上にシルクスクリーンインク(カルプ工業■製、
「SSインキ、赤」)を250メソシユスクリーンにて
ベタ 印刷後、90℃で30分間乾燥したの ち48時間放置した。このフィルムを 水中にて40℃で24時間浸漬し、 80〜90’Cで2時間乾燥後、セロテープにて剥離強
さを評価した。
*14・・フィルムを素手で触った時の感触により評価
した。
フィルム感があり、手触り 不良

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)ポリエチレン35〜85重量%、(B)ポ
    リスチレン5〜15重量%および(C)炭酸カルシウム
    および/またはタルク10〜50重量%を配合してなる
    包装袋用複合樹脂組成物。
  2. (2)ポリエチレンが密度0.920〜0.965g/
    cm^3の中低圧ポリエチレンである特許請求の範囲第
    1項記載の複合樹脂組成物。
JP12443684A 1984-06-19 1984-06-19 包装袋用複合樹脂組成物 Granted JPS614743A (ja)

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