JPS6146326B2 - - Google Patents
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- JPS6146326B2 JPS6146326B2 JP13647582A JP13647582A JPS6146326B2 JP S6146326 B2 JPS6146326 B2 JP S6146326B2 JP 13647582 A JP13647582 A JP 13647582A JP 13647582 A JP13647582 A JP 13647582A JP S6146326 B2 JPS6146326 B2 JP S6146326B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
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- B60G2200/312—Rigid axle suspensions with one of the two trailing arms being rigidly connected to the axle
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、トレーリングリンク式ビームサスペ
ンシヨンに関し、特に、前輪駆動車におけるリア
サスペンシヨンとして好適なビームサスペンシヨ
ンに関するものである。
ンシヨンに関し、特に、前輪駆動車におけるリア
サスペンシヨンとして好適なビームサスペンシヨ
ンに関するものである。
トレーリング式ビームサスペンシヨンにおいて
も、左右の車輪がそれぞれ自由に上下動できるよ
うにするために、左右一対のトレーリングアーム
のうちの一方はアクスルビームに固着するが、他
方はアクスルビームに回動可能に連結するように
したものが提案されている。このようなトレーニ
ング式ビームサスペンシヨンの一例を第1図及び
第2図により説明すると、左右の車輪1,2はこ
れぞれアクスル3,4に回転自在に支持されてい
る。これらの車輪1,2の回転軸線Qの下方に
は、アクスル3,4にはそれぞれ固定連結された
アクスルビーム5が配置されている。第1図にお
いて左側のアクスル3とアクスルビーム5との連
結部には、左側のトレーニングアーム6の後端が
固着されており、このトレーリングアーム6の前
端は、車体(図示せず)に軸線OLを中心として
回動自在に連結されている。また、右側のアクス
ル4とアクスルビーム5との連結部には、右側の
トレーリングアーム7の後端が揺動ベアリング8
を介して軸線Qのまわりに回動可能に連結されて
おり、このトレーリングアーム7の前端は、車体
に軸線QRを中心として回動自在に連結されてい
る。したがつて、左右の車輪1,2が上下動する
ときには、アクスルビーム5が軸線OL,ORのま
わりに上下に揺動する。この揺動に対して車体を
弾性支持するために、アクスルビーム5と車体と
の間には左右一対のコイルスプリング9,10が
設けられており、更にこのコイルスプリング9,
10の振動エネルギを吸収するために左右一対の
ダンパ11,12が設けられている。このダンパ
11,12は、それぞれアクスルビーム5に一体
的に設けられた前方に突出する腕13,14の前
端部15,16と車体との間に斜め前方に向けて
配置されている。そのほか、アクスルビーム5の
車体に対する左右動を規制するために、アクスル
ビーム5と車体とにそれぞれ車体の前後方向にほ
ぼ平行な軸線のまわりに回動自在に連結されたパ
ナールロツド17が設けられている。なお、トレ
ーリングアーム6,7は、アクスルビーム5の車
体に対する前後動を規制するものである。
も、左右の車輪がそれぞれ自由に上下動できるよ
うにするために、左右一対のトレーリングアーム
のうちの一方はアクスルビームに固着するが、他
方はアクスルビームに回動可能に連結するように
したものが提案されている。このようなトレーニ
ング式ビームサスペンシヨンの一例を第1図及び
第2図により説明すると、左右の車輪1,2はこ
れぞれアクスル3,4に回転自在に支持されてい
る。これらの車輪1,2の回転軸線Qの下方に
は、アクスル3,4にはそれぞれ固定連結された
アクスルビーム5が配置されている。第1図にお
いて左側のアクスル3とアクスルビーム5との連
結部には、左側のトレーニングアーム6の後端が
固着されており、このトレーリングアーム6の前
端は、車体(図示せず)に軸線OLを中心として
回動自在に連結されている。また、右側のアクス
ル4とアクスルビーム5との連結部には、右側の
トレーリングアーム7の後端が揺動ベアリング8
を介して軸線Qのまわりに回動可能に連結されて
おり、このトレーリングアーム7の前端は、車体
に軸線QRを中心として回動自在に連結されてい
る。したがつて、左右の車輪1,2が上下動する
ときには、アクスルビーム5が軸線OL,ORのま
わりに上下に揺動する。この揺動に対して車体を
弾性支持するために、アクスルビーム5と車体と
の間には左右一対のコイルスプリング9,10が
設けられており、更にこのコイルスプリング9,
10の振動エネルギを吸収するために左右一対の
ダンパ11,12が設けられている。このダンパ
11,12は、それぞれアクスルビーム5に一体
的に設けられた前方に突出する腕13,14の前
端部15,16と車体との間に斜め前方に向けて
配置されている。そのほか、アクスルビーム5の
車体に対する左右動を規制するために、アクスル
ビーム5と車体とにそれぞれ車体の前後方向にほ
ぼ平行な軸線のまわりに回動自在に連結されたパ
ナールロツド17が設けられている。なお、トレ
ーリングアーム6,7は、アクスルビーム5の車
体に対する前後動を規制するものである。
このようなトレーリングリンク式ビームサスペ
ンシヨンにおいて、例えば第1図で左側車輪のみ
が路面の突起を乗り越すことにより上昇した場合
には、アクスルビーム5の左側端部はトレーリン
グアーム6によつて軸線OLのまわりに回動して
上昇する。アクスルビーム5とトレーリングアー
ム6とは互いに固着されているから、このときア
クスルビーム5は、第1図の右側から見て時計方
向に回転することになる。一方、右側のトレーリ
ングアーム7は、アクスルビーム5に回動可能に
連結されているから、アクスルビーム5のこの回
転によつては影響を受けない。すなわち、右側の
トレーリングアーム7が左側の車輪1の上下動に
追随して揺動するようなことはなく、したがつ
て、右側の車輪2はそのままの状態に保たれる。
ンシヨンにおいて、例えば第1図で左側車輪のみ
が路面の突起を乗り越すことにより上昇した場合
には、アクスルビーム5の左側端部はトレーリン
グアーム6によつて軸線OLのまわりに回動して
上昇する。アクスルビーム5とトレーリングアー
ム6とは互いに固着されているから、このときア
クスルビーム5は、第1図の右側から見て時計方
向に回転することになる。一方、右側のトレーリ
ングアーム7は、アクスルビーム5に回動可能に
連結されているから、アクスルビーム5のこの回
転によつては影響を受けない。すなわち、右側の
トレーリングアーム7が左側の車輪1の上下動に
追随して揺動するようなことはなく、したがつ
て、右側の車輪2はそのままの状態に保たれる。
ところで、アクスルビーム5はほとんどねじれ
変形しないものであるから、このときのアクスル
ビーム5の左端部における回転はそのまま右端部
に伝えられる。したがつて、このとき、アクスル
ビーム5の右端部に一体的に設けられた腕14
は、第1図の右側から見て時計方向、すなわち第
2図で反時計方向に回動し、その前端部16は下
降することになる。そして、その回動中心はほぼ
軸線Qであるから、ダンパ12は大きく下方へ引
かれることになる。そのため、ダパ12に減衰力
が発生し、その結果、車体が動揺し、乗り心地性
が低下するという問題が生ずる。
変形しないものであるから、このときのアクスル
ビーム5の左端部における回転はそのまま右端部
に伝えられる。したがつて、このとき、アクスル
ビーム5の右端部に一体的に設けられた腕14
は、第1図の右側から見て時計方向、すなわち第
2図で反時計方向に回動し、その前端部16は下
降することになる。そして、その回動中心はほぼ
軸線Qであるから、ダンパ12は大きく下方へ引
かれることになる。そのため、ダパ12に減衰力
が発生し、その結果、車体が動揺し、乗り心地性
が低下するという問題が生ずる。
また、このようにダンパ12に引張力が加えら
れることから、このダンパ12部分にコイルスプ
リング10を設けると更に乗り心地性が低下する
ため、アクスルビーム5と車体とに、ダンパ12
の取付部とは別にコイルスプリング10の取付部
を設けなければならない。そして、コイルスプリ
ング9はコイルスプリング10と対称に取り付け
る必要があるから、コイルスプリング9の取付部
もダンパ11の取付部とは別個に設けなければな
らない。
れることから、このダンパ12部分にコイルスプ
リング10を設けると更に乗り心地性が低下する
ため、アクスルビーム5と車体とに、ダンパ12
の取付部とは別にコイルスプリング10の取付部
を設けなければならない。そして、コイルスプリ
ング9はコイルスプリング10と対称に取り付け
る必要があるから、コイルスプリング9の取付部
もダンパ11の取付部とは別個に設けなければな
らない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、その第1番目の発明は、この種のト
レーリングリンク式ビームサスペンシヨンにおい
て、車両の片輪突起乗り越し時等における左右の
トレーリングアームの回動角度の差によるダンパ
の減衰力発生をできるだけ小さく抑え、それによ
つて乗り心地性のよいサスペンシヨンを得ること
を目的とする。
のであつて、その第1番目の発明は、この種のト
レーリングリンク式ビームサスペンシヨンにおい
て、車両の片輪突起乗り越し時等における左右の
トレーリングアームの回動角度の差によるダンパ
の減衰力発生をできるだけ小さく抑え、それによ
つて乗り心地性のよいサスペンシヨンを得ること
を目的とする。
また、第2番目の発明は、コイルスプリングを
ダンパと同軸上に配置しても、コイルスプリング
の伸縮によりばね反力が変化することがほとんど
なくなるようにし、それによつて組立て及び加工
が容易でスペースも節約できるトレーリングリン
ク式ビームサスペンシヨンを得ることを目的とす
る。
ダンパと同軸上に配置しても、コイルスプリング
の伸縮によりばね反力が変化することがほとんど
なくなるようにし、それによつて組立て及び加工
が容易でスペースも節約できるトレーリングリン
ク式ビームサスペンシヨンを得ることを目的とす
る。
この目的を達成するために、本発明では、アク
スルビームを車輪回転軸線より車体の前後方向に
ずらして配置し、ダンパの軸線が車輪回動軸線の
近傍を横切るようにダンパを配置している。ま
た、第2番目の発明では、更にコイルスプリング
をダンパと同軸上に配置している。
スルビームを車輪回転軸線より車体の前後方向に
ずらして配置し、ダンパの軸線が車輪回動軸線の
近傍を横切るようにダンパを配置している。ま
た、第2番目の発明では、更にコイルスプリング
をダンパと同軸上に配置している。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、本発明の一実施例を示す第3図及び第
4図において、第1図及び第2図に示したものと
同様の構成部品には同じ符号が用いられている。
左右の車輪1,2を回転自在に支持するアクスル
3,4は、アクスルビーム5によつて固定連結さ
れている。このアクスルビーム5は、車輪1,2
の回転軸線Qより下方、かつ後方に配置されてい
る。第3図において左側のトレーリングアーム6
は、その前端が車体(図示せず)に軸線OLのま
わりに回動自在に連結され、その後端がアクスル
ビーム5とアクスル3との間の連結部に固着され
ている。また、右側のトレーリングアーム7は、
その前端が車体に軸線ORのまわりに回動自在に
連結され、その後端がアクスルビーム5とアクス
ル4との間の連結部に揺動ベアリング8によつて
回動可能に連結されている。これらのトレーリン
グアーム6,7は、車輪1,2が上下動するとき
は軸線OL,ORのまわりに回動してこれを許容す
るが、車輪1,2の車体に対する前後動は規制す
るものである。
明すると、本発明の一実施例を示す第3図及び第
4図において、第1図及び第2図に示したものと
同様の構成部品には同じ符号が用いられている。
左右の車輪1,2を回転自在に支持するアクスル
3,4は、アクスルビーム5によつて固定連結さ
れている。このアクスルビーム5は、車輪1,2
の回転軸線Qより下方、かつ後方に配置されてい
る。第3図において左側のトレーリングアーム6
は、その前端が車体(図示せず)に軸線OLのま
わりに回動自在に連結され、その後端がアクスル
ビーム5とアクスル3との間の連結部に固着され
ている。また、右側のトレーリングアーム7は、
その前端が車体に軸線ORのまわりに回動自在に
連結され、その後端がアクスルビーム5とアクス
ル4との間の連結部に揺動ベアリング8によつて
回動可能に連結されている。これらのトレーリン
グアーム6,7は、車輪1,2が上下動するとき
は軸線OL,ORのまわりに回動してこれを許容す
るが、車輪1,2の車体に対する前後動は規制す
るものである。
アクスルビーム5は中空管状のもので、その内
部にスタビライザ18が収容されている。このス
タビライザ18はトーシヨンバーとして構成され
ており、その左端は、アクスルビーム5の左端部
にセレーシヨン等によつて互いに回動しないよう
に結合されている。また、右端はアクスルビーム
5から突出し、リンク19を介して右側のトレー
リングアーム7に回動可能に連結されている。
部にスタビライザ18が収容されている。このス
タビライザ18はトーシヨンバーとして構成され
ており、その左端は、アクスルビーム5の左端部
にセレーシヨン等によつて互いに回動しないよう
に結合されている。また、右端はアクスルビーム
5から突出し、リンク19を介して右側のトレー
リングアーム7に回動可能に連結されている。
アクスルビーム5の左右両端部には前方に突出
する腕13,14が一体的に設けられており、こ
れらの腕13,14の前端部15,16と車体と
の間には、それぞれダンパ11,12が回動自在
に連結されている。これらのダンパ11,12
は、第4図に示すように、その軸線が車輪1,2
の回転軸線Qのすぐ近くを、可能ならばその回転
軸線Qを横切るように配置されている。また、車
体とアクスルビーム5との間を弾性的に支持する
コイルスプリング9,10(第4図に10のみ示
す)が、これらのダンパ11,12と同軸上に配
置されている。
する腕13,14が一体的に設けられており、こ
れらの腕13,14の前端部15,16と車体と
の間には、それぞれダンパ11,12が回動自在
に連結されている。これらのダンパ11,12
は、第4図に示すように、その軸線が車輪1,2
の回転軸線Qのすぐ近くを、可能ならばその回転
軸線Qを横切るように配置されている。また、車
体とアクスルビーム5との間を弾性的に支持する
コイルスプリング9,10(第4図に10のみ示
す)が、これらのダンパ11,12と同軸上に配
置されている。
アクスルビーム5の前部には、車輪1,2の回
転軸線Qとほぼ同軸上に配置されたパナールロツ
ド17の右端部が、車体前後方向にほぼ平行な軸
線のまわりに回動自在に連結されている。このパ
ナールロツド17の左端部は車体に回動自在に連
結されており、それによつてこのパナールロツド
17が、アクスルビーム5の車体に対する左右動
を規制するようになつている。
転軸線Qとほぼ同軸上に配置されたパナールロツ
ド17の右端部が、車体前後方向にほぼ平行な軸
線のまわりに回動自在に連結されている。このパ
ナールロツド17の左端部は車体に回動自在に連
結されており、それによつてこのパナールロツド
17が、アクスルビーム5の車体に対する左右動
を規制するようになつている。
次に、この実施例の作用を説明すると、例えば
左側の車輪1が路面の突起を乗り越すことにより
上昇した場合、車輪1及びアクスルビーム5の左
端部はトレーリングアーム6によつて軸線OLの
まわりに回動して上昇する。このとき、アクスル
ビーム5は車体に対して腕13の前端部15が下
降する方向に相対的に回転するが、腕13全体が
軸線OLのまわりに回動して大きく上昇するの
で、その前端部15と車体との間の距離は縮ま
り、ダンパ11及びコイルスプリング9は圧縮さ
れて、通常の振動吸収作用が行われる。
左側の車輪1が路面の突起を乗り越すことにより
上昇した場合、車輪1及びアクスルビーム5の左
端部はトレーリングアーム6によつて軸線OLの
まわりに回動して上昇する。このとき、アクスル
ビーム5は車体に対して腕13の前端部15が下
降する方向に相対的に回転するが、腕13全体が
軸線OLのまわりに回動して大きく上昇するの
で、その前端部15と車体との間の距離は縮ま
り、ダンパ11及びコイルスプリング9は圧縮さ
れて、通常の振動吸収作用が行われる。
このアクスルビーム5の回転は右側にも伝えら
れるが、アクスルビーム5と右側のトレーリング
アーム7との間は回動可能に連結されているの
で、トレーリングアーム7には直接伝えられず、
スタライザ18及びリンク19を介して弾性的に
伝えられる。
れるが、アクスルビーム5と右側のトレーリング
アーム7との間は回動可能に連結されているの
で、トレーリングアーム7には直接伝えられず、
スタライザ18及びリンク19を介して弾性的に
伝えられる。
このアクスルビーム5の回転によつて、これに
一体的に設けられた腕14の前端部16が回動し
て下降するが、この回動中心は車輪2の回転軸線
Qとほぼ一致する。そして、ダンパ12の軸線が
この回転軸線Qの近傍を横切るようにされている
ので、腕14の前端部16の回動下降によるダン
パ12の長さの変化はごくわずかである。
一体的に設けられた腕14の前端部16が回動し
て下降するが、この回動中心は車輪2の回転軸線
Qとほぼ一致する。そして、ダンパ12の軸線が
この回転軸線Qの近傍を横切るようにされている
ので、腕14の前端部16の回動下降によるダン
パ12の長さの変化はごくわずかである。
したがつて、ダンパ12が大きく引き伸ばされ
るようなことがなく、これと同軸上に配置された
コイルスプリング10に引張力が加えられてその
ばね反力が変化するようなこともない。ただし、
コイルスプリング10はダンパ12と別個の場所
に取り付けることもできることは明らかである。
るようなことがなく、これと同軸上に配置された
コイルスプリング10に引張力が加えられてその
ばね反力が変化するようなこともない。ただし、
コイルスプリング10はダンパ12と別個の場所
に取り付けることもできることは明らかである。
右側の車輪2が上昇した場合には、スタビライ
ザ18がねじり変形するだけで、ダンパ11には
ほとんど影響はなく、また、たとえ腕13が回動
下降したとしても、ダンパ11の軸線が車輪1の
回転軸線Qの近傍を横切るように配置されている
ので、上記の場合と同様にダンパ11が大きく引
き伸ばされるようなことはない。
ザ18がねじり変形するだけで、ダンパ11には
ほとんど影響はなく、また、たとえ腕13が回動
下降したとしても、ダンパ11の軸線が車輪1の
回転軸線Qの近傍を横切るように配置されている
ので、上記の場合と同様にダンパ11が大きく引
き伸ばされるようなことはない。
なお、上記実施例では、アクスルビーム5を車
輪回転軸線Qより後方にずらせたものとしている
が、逆にアクスルビーム5を車輪回転軸線Qより
前方に配置して構成することもできる。その場合
には、腕13,14を後方に突出させ、その後端
部と車体との間にダンパ11,12を設け、これ
らのダンパ11,12の軸線がやはり車輪回転軸
線Qの近傍を横切るようにすればよい。
輪回転軸線Qより後方にずらせたものとしている
が、逆にアクスルビーム5を車輪回転軸線Qより
前方に配置して構成することもできる。その場合
には、腕13,14を後方に突出させ、その後端
部と車体との間にダンパ11,12を設け、これ
らのダンパ11,12の軸線がやはり車輪回転軸
線Qの近傍を横切るようにすればよい。
以上のように本発明によれば、左右一対のトレ
ーリングアームの一方をアクスルビームに固着
し、他方をアクスルビームに回動可能に連結した
トレーリング式ビームサスペンシヨンにおいて、
アクスルビームと車体との間に設けられるダンパ
を、その軸線が車輪回転軸線の近傍を横切るよう
に配置しているので、一方の車輪が上下動してア
クスルビームが車体に対して回転したとしてもダ
ンパが大きく伸縮されることがなく、ダンパに減
衰力が発生して乗り心地を低下させるようなこと
はなくなる。またダンパと同軸上にコイルスプリ
ングを配置してもそのばね反力を変化させるよう
なことがなくなる。したがつて、第2番目の発明
にようにダンパとコイルスプリングとを同軸上に
配置することができ、それによつて、コイルスプ
リングを取り付けるための特別のスペースを設け
る必要がなくなり、また、ダンパとコイルスプリ
ングとをユニツト化することもできるので、サス
ペンシヨンの組立て及び加工も容易なものとする
ことができる。
ーリングアームの一方をアクスルビームに固着
し、他方をアクスルビームに回動可能に連結した
トレーリング式ビームサスペンシヨンにおいて、
アクスルビームと車体との間に設けられるダンパ
を、その軸線が車輪回転軸線の近傍を横切るよう
に配置しているので、一方の車輪が上下動してア
クスルビームが車体に対して回転したとしてもダ
ンパが大きく伸縮されることがなく、ダンパに減
衰力が発生して乗り心地を低下させるようなこと
はなくなる。またダンパと同軸上にコイルスプリ
ングを配置してもそのばね反力を変化させるよう
なことがなくなる。したがつて、第2番目の発明
にようにダンパとコイルスプリングとを同軸上に
配置することができ、それによつて、コイルスプ
リングを取り付けるための特別のスペースを設け
る必要がなくなり、また、ダンパとコイルスプリ
ングとをユニツト化することもできるので、サス
ペンシヨンの組立て及び加工も容易なものとする
ことができる。
第1図は、本発明が改良の対象とするトレーリ
ングリンク式ビームサスペンシヨンの一例を示す
縦断平面図、第2図は第1図の―線による要
部の横断側面図、第3図は本発明によるトレーリ
ングリンク式ビームサスペンシヨンの一実施例を
示す縦断平面図、第4図は第3図の―線によ
る要部の横断側面図である。 1,2……車輪、5……アクスルビーム、6,
7……トレーリングアーム、9,10……コイル
スプリング、11,12…ダンパ、Q……車輪回
転軸線。
ングリンク式ビームサスペンシヨンの一例を示す
縦断平面図、第2図は第1図の―線による要
部の横断側面図、第3図は本発明によるトレーリ
ングリンク式ビームサスペンシヨンの一実施例を
示す縦断平面図、第4図は第3図の―線によ
る要部の横断側面図である。 1,2……車輪、5……アクスルビーム、6,
7……トレーリングアーム、9,10……コイル
スプリング、11,12…ダンパ、Q……車輪回
転軸線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 左右一対のトレーリングアーム6,7と;こ
れらのトレーニングアーム6,7の一方に固着さ
れるともに他方に回動可能に連結されたアクスル
ビーム5と;このアクスルビーム5と車体との間
に設けられた、一対のダンパ11,12とを備
え;前記アクスルビーム5を車輪回転軸線Qより
車体前後方向にずらせて配置し、前記ダンパ1
1,12を、その軸線がこの車輪回転軸線Qの近
傍を横切るように配置してなる、トレーリングリ
ンク式ビームサスペンシヨン。 2 左右一対のトレーリングアーム6,7と;こ
れらのトレーリングアーム6,7の一方に固着さ
れるとともに他方に回動可能に連結されたアクス
ルビーム5と;このアクスルビーム5と車体との
間に設けられた一対のコイルスプリング9,10
及びダンパ11,12とを備え;前記アクスルビ
ーム5を車輪回転軸線Qより車体前後方向にずら
せて配置し、前記ダンパ11,12を、その軸線
がこの車輪回転軸線Qの近傍を横切るように配置
するとともに、前記コイルスプリング9,10を
それぞれ前記ダンパ11,12と同軸上に配置し
てなる、トレーリングリンク式ビームサスペンシ
ヨン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13647582A JPS5926313A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | トレ−リングリンク式ビ−ムサスペンシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13647582A JPS5926313A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | トレ−リングリンク式ビ−ムサスペンシヨン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926313A JPS5926313A (ja) | 1984-02-10 |
JPS6146326B2 true JPS6146326B2 (ja) | 1986-10-14 |
Family
ID=15175989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13647582A Granted JPS5926313A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | トレ−リングリンク式ビ−ムサスペンシヨン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926313A (ja) |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP13647582A patent/JPS5926313A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5926313A (ja) | 1984-02-10 |
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