JP2024046992A - リヤサスペンション構造 - Google Patents

リヤサスペンション構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2024046992A
JP2024046992A JP2022152397A JP2022152397A JP2024046992A JP 2024046992 A JP2024046992 A JP 2024046992A JP 2022152397 A JP2022152397 A JP 2022152397A JP 2022152397 A JP2022152397 A JP 2022152397A JP 2024046992 A JP2024046992 A JP 2024046992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
suspension structure
rear suspension
width direction
vehicle width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022152397A
Other languages
English (en)
Inventor
明彦 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2022152397A priority Critical patent/JP2024046992A/ja
Priority to CN202311190172.5A priority patent/CN117755027A/zh
Priority to US18/472,459 priority patent/US20240100903A1/en
Publication of JP2024046992A publication Critical patent/JP2024046992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/051Trailing arm twist beam axles
    • B60G21/052Mounting means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/051Trailing arm twist beam axles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G21/00Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
    • B60G21/02Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
    • B60G21/04Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
    • B60G21/05Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
    • B60G21/055Stabiliser bars
    • B60G21/0551Mounting means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/20Semi-rigid axle suspensions
    • B60G2200/24Interconnected split axles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/20Constructional features of semi-rigid axles, e.g. twist beam type axles

Abstract

【課題】クロスビームの捩れ量と、トレーリングアームの変位量との両者を調和すること。【解決手段】左右一対のハブキャリア14a、14bは、後輪の車軸Aよりも車両後方で車幅方向且つ車両内側方向に延びる前腕部30と、前腕部30よりも車両後方に延びる後腕部32とを有し、車両前後方向に延びるトレーリングアーム12a、12bの車両後方端部25を、ラテラルビーム16と結合する左右一対の第3ブッシュ26a、26bである第1結合部を設け、ラテラルビーム16は、車両左側に配置されたハブキャリア14aから車幅方向内側に延びる左ビーム17aと、車両右側に配置されたハブキャリア14bから車幅方向内側に延びる右ビーム17bと、左ビーム17a、右ビーム17b同士を変位可能に結合する左右一対の第2結合部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の後輪を支持するリヤサスペンション構造に関する。
例えば、特許文献1には、トーションビーム式リヤサスペンション構造が開示されている。このリヤサスペンション構造は、左右一対のトレーリングアームと、左右一対のトレーリングアームの間で車幅方向に沿って延在するクロスビームとを一体化して構成している。このクロスビームは、左ビームと右ビームとに分割構成されている。左右の各ビームは、車幅方向に沿った回動軸を回転中心とするゴムブッシュを介して回動可能に連結されている。
特許文献1では、車体が車幅方向に傾斜しないで上下方向に振動する場合、左右のトレーリングアームが同位相で変位する。また、車両の旋回時等に車体が車幅方向に傾斜する場合、左右のトレーリングアームが逆位相で変位し、クロスビーム(左ビーム、右ビーム)の捩れをゴムブッシュの弾性力によって許容することができる、としている。
特開2008-201241号公報
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、接続可能且つ先進的なエネルギへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギの効率化に貢献する車体剛性に関する研究開発が行われている。
ところで、特許文献1に開示されたトーションビーム式リヤサスペンション構造では、トレーリングアームと一体化した左右のクロスビーム同士を結合する構造が採用されているため、左右のクロスビームの捩れ量がゴムブッシュの弾性力(ゴムブッシュの硬さ)に依存する。
このため、特許文献1に開示されたトーションビーム式リヤサスペンション構造では、逆位相時のクロスビームの捩れ量と、同位相時のトレーリングアームの変位量とを調和させる必要がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、クロスビームの捩れ量と、トレーリングアームの変位量との両者を調和することが可能なリヤサスペンション構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両の後輪を支持するリヤサスペンション構造であって、前記車両前後方向に延在し、前端部が前記車両に支持された左右一対のトレーリングアームと、前記後輪を回転可能に支持する車輪支持部を有する左右一対のハブキャリアと、車幅方向に延びるラテラルビームと、を備え、前記ハブキャリアは、前記後輪の車軸よりも車両前方で車幅方向内側に延びる前腕部と、前記前腕部よりも車両後方に延びる後腕部とを有し、前記前腕部は、前記トレーリングアームに設けられた前腕取付部と結合され、前記ラテラルビームは、左右の前記後腕部同士を連結し、左右の前記トレーリングアームの後端部は、ブッシュである第1結合部を介して、前記ハブキャリア又は前記ラテラルビームの少なくとも一方とそれぞれ結合され、前記ラテラルビームは、車両左側の前記後腕部から車幅方向内側に延びる左ビームと、車両右側の前記後腕部から車幅方向内側に延びる右ビームと、互いに重ねて配置された前記左ビーム及び前記右ビーム同士を変位可能に結合する左右一対の第2結合部と、を有することを特徴とする。
本発明では、クロスビームの捩れ量と、トレーリングアームの変位量との両者を調和することが可能なリヤサスペンション構造を得ることができる。そして、延いては、車体剛性の向上にも寄与するものである。
本発明の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面図である。 図1に示すリヤサスペンションを車両後方側から見た一部模式側面図である。 図1に示すリヤサスペンションを車両前方側から見た側面図である。 図3に示す第1結合部及び第2結合部の変形例を示す側面図である。 (a)~(c)は、仮想リンクの作用の説明に供される模式説明図である。 (a)は、横力の入力が零の状態、(b)は、横力が入力されたときのトーイン特性を示す模式説明図である。 本発明の他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面図である。平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面図である。 図8のIX-IXに沿った断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面図である。 図10のXI-XIに沿った断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、車両上下方向(鉛直上下方向)をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係るリヤサスペンション構造は、車両の後輪を支持するリヤサスペンション10に適用されている。このリヤサスペンション10は、左右一対のトレーリングアーム12a、12bと、左右一対のハブキャリア14a、14bと、ラテラルビーム16と、左右一対のコイルスプリング18及びダンパ20とを備えて構成されている。
なお、本明細書において、左右一対のトレーリングアームの両方を総称するときは、「トレーリングアーム12」といい、個別に、車両左側に配置されたトレーリングアームを「トレーリングアーム12a」といい、車両右側に配置されたトレーリングアームを「トレーリングアーム12b」という。また、左右一対のハブキャリアの両方を総称するときは、「ハブキャリア14」といい、個別に、車両左側に配置されたハブキャリアを「ハブキャリア14a」といい、車両右側に配置されたハブキャリアを「ハブキャリア14b」という。
各トレーリングアーム12は、内部に閉断面を有する中空体で構成され、平面視して、車両前方側が車両後方側よりも車幅方向外側に拡開された逆ハの字状に配置されている(図1参照)。
左右一対のトレーリングアーム12a、12bの車両前方端部には、該車両前方端部を図示しない車体側部材に取り付ける車体取付部22がそれぞれ設けられている。この車体取付部22は、環状体で構成されている。この環状体内には、ゴム弾性体を有する左右一対の第1ブッシュ24a、24bがそれぞれ装着されている。
この第1ブッシュ24a、24bには、該第1ブッシュ24a、24bの中心に嵌め込まれた第1支持軸23を固定する第1固定孔が設けられている。第1支持軸23は、第1固定孔を介して略車幅方向に沿って延在している。第1ブッシュ24a、24bは、図示しないブラケット等を介して車体側部材(例えば、サイドシル、リヤフレーム等)に取り付けられている。
トレーリングアーム12の車体取付部22は、第1ブッシュ24a、24bの第1支持軸23を介して、車体側部材(例えば、サイドシル、リヤフレーム等)に車両上下方向に沿って揺動可能に連結されている。なお、第1ブッシュ24a、24bについては、後記で詳細に説明する。
車両前後方向に沿って延びる左右一対のトレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25(図3参照)は、第1結合部である左右一対の第3ブッシュ26a、26bを介して、ラテラルビーム16を構成する左ビーム17a及び右ビーム17bの車幅方向外側端部にそれぞれ連結されている。左右一対の第3ブッシュ26a、26bは、それぞれ、トレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25に設けられた環状体29に内嵌され(図3参照)、車両上下方向に沿って延びる第3支持軸27a、27bによって変位可能に設けられている。図1と図2とを併せて示されるように、左トレーリングアーム12aの後端が、左ビーム17aの左端部に連結されている。右トレーリングアーム12bの後端が、左ビーム17bの右端部に連結されている。
図1に示されるように、本実施形態において、トレーリングアーム12の車両前方端部(車体取付部22)は、車両後方端部25よりも車両外側となるように、平面視して車幅方向外側に向かう傾斜角を設けている。換言すると、平面視して、左右一対のトレーリングアーム12a、12bは、略V字状に配置されている。
なお、本実施形態では、左右一対の第3ブッシュ26a、26bを介して、トレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25をラテラルビーム16の左ビーム17a及び右ビーム17bにそれぞれ連結しているが、これに限定されるものではなく、例えば、トレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25を、左右のハブキャリア14a、14bにそれぞれ連結するようにしてもよい。なお、ラテラルビーム16については、後記で詳細に説明する。
ハブキャリア14は、車輪(タイヤ+ホイール)を支持・回転させるハブ(図示せず)を保持する構造体によって構成されている。このハブキャリア14は、後輪を回転可能に支持する車輪支持部28を有する(図1参照)。
また、図1に示されるように、ハブキャリア14は、車両前方と車両後方に向かって二股に分岐して構成されている。すなわち、ハブキャリア14は、後輪の車軸Aよりも車両前方且つ車両内側方向に延びる前腕部30と、この前腕部30よりも車両後方に延びる後腕部32とを有している。本実施形態では、前腕部30と後腕部32とが一体的に構成されている。なお、前腕部30と後腕部32とをそれぞれ別体で製造し、両者を一体的に連結するようにしてもよい。
また、本実施形態では、図1に示されるように、ラテラルビーム16の左ビーム17a及び右ビーム17bが後輪の車軸Aよりも車両後方に位置しているが、これに限定されるものではない。例えば、図12の後記する他の実施形態に示されるように、ラテラルビーム16の左ビーム17a及び右ビーム17bが後輪の車軸Aよりも車両前方に位置するように配置してもよい。
図1に示されるように、前腕部30は、トレーリングアーム12a、12bの略中央部に設けられた前腕取付部34を介して、トレーリングアーム12a、12bにそれぞれ連結されている。すなわち、前腕部30の車両前方端は、左右一対の第2ブッシュ38a、38bを介して、各トレーリングアーム12a、12bにそれぞれ固定された一対の取付片36a、36bに対して回動可能に軸着されている。この第2ブッシュ38a、38bには、該第2ブッシュ38a、38bの中心に嵌め込まれた第2支持軸39を固定する第2固定孔が設けられている。第2支持軸39は、第2固定孔を介して略車両前後方向に沿って延在している。第2ブッシュ38a、38bは、トレーリングアーム12a、12bの車両前後方向に沿った略中央に配置されている(図1参照)。
図1に示されるように、前腕取付部34は、各トレーリングアーム12a、12bにそれぞれ設けられた一対の取付片36a、36bと、車両前方端部に装着された第2ブッシュ38a、38bと、第2ブッシュ38a、38bに内嵌され、一対の取付片36a、36bの間に軸支された第2支持軸39とによって構成されている。具体的には、各トレーリングアーム12a、12bは、車幅方向内側に向かって屈曲する湾曲部40をそれぞれ有する。この湾曲部40の車幅外側には、互いに対向配置された一対の取付片36a、36bがそれぞれ設けられている。
ラテラルビーム16は、車幅方向に沿って延在し、左右の後腕部32同士をそれぞれ連結している。すなわち、本実施形態において、左側のハブキャリア14aの後腕部32の車幅方向内側端部は、車幅方向に沿って延びるラテラルビーム16の左ビーム17aの車幅方向外側端部と一体的に構成されている。また、右側のハブキャリア14bの後腕部32の車幅方向内側端部は、車幅方向に沿って延びるラテラルビーム16の右ビーム17bの車幅方向外側端部と一体的に構成されている。
図1に示されるように、トレーリングアーム12a、12bは、車両後方端部25よりも車両前方端部(車体取付部22)が車両外側となるように、平面視で車幅方向外側に向かうように傾斜角を設けて配置されている。
図2及び図3に示されるように、ラテラルビーム16は、左ビーム17aと、右ビーム17bと、左右一対の第3ブッシュ(左右一対の第1結合部)26a、26bと、左右一対の第4ブッシュ(左右一対の第2結合部)60a、60bとを有する。
左ビーム17aは、ラテラルビーム16において上側に位置し、車両左側に配置されたハブキャリア14aの上部から車幅方向内側に延びている。右ビーム17bは、ラテラルビーム16において下側に位置し、車両右側に配置されたハブキャリア14bの下部から車幅方向内側に延びている。左ビーム17aと右ビーム17bとは、互いに車両上下方向に重畳する位置に配置されている。左右一対の第3ブッシュ(ブッシュ)26a、26bは、左右一対の第1結合部として機能するものであり、左右のトレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25と左ビーム17a、右ビーム17bとをそれぞれ結合している。左右一対の第4ブッシュ(他のブッシュ)60a、60bは、左右一対の第2結合部として機能するものであり、左ビーム17a、右ビーム17b同士を変位可能に結合している。
本明細書において、左右一対の第3ブッシュ26a、26bの両者を総称して「第3ブッシュ26」ともいう。また、左右一対の第4ブッシュ60a、60bの両者を総称して「第4ブッシュ60」ともいう。
なお、本実施形態では、車両左側に配置されたハブキャリア14aの後腕部32と左ビーム17aとが一体的に構成されていると共に、車両右側に配置されたハブキャリア14bの後腕部32と右ビーム17bとが一体的に構成されているが、これに限定されるものではない。例えば、左右ハブキャリア14a、14bと、左ビーム17a、右ビーム17bとをそれぞれ別体で製造した後、例えば、溶接手段等で一体的に結合するようにしてもよい。
図3に示されるように、第1結合部は、右側のハブキャリア14bに近接する左ビーム17aの車幅方向外側端部の下面に設けられ、第3支持軸27bを介して上下方向に沿って軸支される他側の第3ブッシュ26bと、左側のハブキャリア14aに近接する右ビーム17bの車幅方向外側端部の上面に設けられ、第3支持軸27aを介して上下方向に沿って軸支される一側の第3ブッシュ26aとによって構成されている。
図3に示されるように、第2結合部は、左ビーム17a、右ビーム17bの車幅方向中心から第1結合部(一側の第3ブッシュ26a、他側の第3ブッシュ26b)までの間に配置された一側の第4ブッシュ60a及び他側の第4ブッシュ60bによって構成されている。他側の第4ブッシュ60bは、左ビーム17aの下面に設けられた一対の支持片62a、62bによって車幅方向に沿って軸支される他側の第4支持軸64bと、右ビーム17bの上面に設けられ、第4ブッシュ60aの外面を外嵌する外嵌ブロック63bとを有する。一側の第4ブッシュ60aは、右ビーム17bの上面に設けられた一対の支持片66a、66bによって車幅方向に沿って軸支される一側の第4支持軸64aと、左ビーム17aの下面に設けられ、第4ブッシュ60aの外面を外嵌する外嵌ブロック63aとを有する。第2結合部(一側の第4ブッシュ60a及び他側の第4ブッシュ60b)は、車幅方向中心よりも第1結合部(一側の第3ブッシュ26a、他側の第3ブッシュ26b)に近接した位置に配置されている(図3参照)。
次に、第1結合部及び第2結合部の変形例を図4に示す。この変形例では、図4に示されるように、左ビーム17aの車幅方向外側端部の下面に設けられる支持片68a、及び、右ビーム17bの車幅方向外側端部の上面に設けられる支持片70aを、隣接して対向する他の支持片68b、70bと比較して厚肉に構成している。この厚肉に構成された支持片68a、70aに対して、車幅方向外側から第1結合部である一側の第3支持軸27a及び他側の第3支持軸27bを車幅方向に沿ってそれぞれ軸支している。これにより、変形例では、第1結合部及び第2結合部における左右一対の第3ブッシュ26a、26b及び第4ブッシュ60a、60bの各支持軸27a、27b、64a、64bがそれぞれ車幅方向に沿って同軸に配置されている点で相違している。
この変形例では、例えば、後記する図13の他の実施形態に示されるように、スタビライザ94を配置した場合、左右逆位相の状態において左右一対の第3ブッシュ26a、26b及び第4ブッシュ60a、60bに対して車両上下方向の荷重が入力される。この結果、図4に示される変形例では、比較的にスタビライザ94の効果を高めることができる、という利点を有する。
本実施形態において、車幅方向に沿った一側に配置された第3ブッシュ26aの第3支持軸27aの中心と、車幅方向に沿った他側に配置された第3ブッシュ26bの第3支持軸27bの中心とを結ぶことでハブキャリア14の相対的回転軸72が構成される(図1参照)。本実施形態において、左右一対の第1結合部と左右一対の第2結合部とは、この相対的回転軸72上に配置されている。その作用・効果は、後記で詳細に説明する。
図1に示されるように、本実施形態において、コイルスプリング18とダンパ20とは、同軸配置ではなく、車軸Aよりも車両後方側にそれぞれ異軸に配置されている。この場合、コイルスプリング18が車両前方側で車軸Aに近接配置され、コイルスプリング18よりも車両後方位置にダンパ20が配置されている。なお、ダンパ20の外部をコイルスプリング18で巻回するように、コイルスプリング18とダンパ20とをそれぞれ同軸に配置するようにしてもよい。
第1ブッシュ24、第2ブッシュ38、第3ブッシュ26、及び、第4ブッシュ60は、概略同一に構成されている。各ブッシュ24(38、26、60)は、例えば、円筒状の外筒と、この外筒内に同軸に配置され、その中心に軸方向に沿って貫通する貫通孔を有する内筒と、外筒の内面と内筒の外面との間に設けられて外筒と内筒とをそれぞれ弾性的に連結するゴム弾性体と、内筒の貫通孔内に軸方向に沿って嵌め込まれて固定される支持軸23(39、27、64)とを備えて構成されている。各ブッシュ24(38、26、64)は、ゴム弾性体の弾性変形に基づいて防振作用が発揮される。
本実施形態に係るリヤサスペンション10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態において、左右一対のハブキャリア14a、14bは、後輪の車軸Aよりも車両前方且つ車両内側方向に延びる前腕部30と、前腕部30よりも車両後方に延びる後腕部32とをそれぞれ有している。車両前後方向に延びる左右のトレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25は、第1結合部である左右一対の第3ブッシュ(ブッシュ)26a、26bを介して、ラテラルビーム16にそれぞれ結合されている。このラテラルビーム16は、車両左側に配置されたハブキャリア14aから車幅方向内側に延びる左ビーム17aと、車両右側に配置されたハブキャリア14bから車幅方向内側に延びる右ビーム17bと、この左ビーム17a、右ビーム17b同士を変位可能に結合する第2結合部とを有している。
本実施形態では、左右にセパレートされた左ビーム17a、右ビーム17b同士を変位可能に結合する左右一対の第2結合部を設けることによって、車両の旋回時等に車体が車幅方向に傾斜する際、左右のトレーリングアーム12a、12bをそれぞれ逆位相で変位させることができる。さらに、本実施形態では、左右のトレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25をラテラルビーム16に結合する左右一対の第1結合部(一側の第3ブッシュ26a及び他側の第3ブッシュ26b)を介して、左右のトレーリングアーム12a、12bを同位相で変位させることができる。これにより、本実施形態では、ラテラルビーム16の捩れ量とトレーリングアーム12の変位量とを調和(両立)させたコントロールが可能となる。この結果、本実施形態では、ゴムブッシュの弾性力(ゴムブッシュの硬さ)に依存しないリヤサスペンション構造を得ることができる。
左右一対の第2結合部(一側の第4ブッシュ60a及び他側の第4ブッシュ60b)は、左ビーム17a、右ビーム17bの車幅方向中心から第1結合部(一側の第3ブッシュ26a及び他側の第3ブッシュ26b)までの間に配置されている(図3参照)。本実施形態では、左右のトレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25をラテラルビーム16に結合する第1結合部だけでなく、左ビーム17a、右ビーム17b同士を結合する第2結合部を、左ビーム17a、右ビーム17bの中心から車幅方向に沿った第1結合部までの間に配置することで、トレーリングアーム12とラテラルビーム16とをより強固に結合することができる。
なお、図3に示されるように、本実施形態では、第2結合部を、車幅方向中心よりも第1結合部に近接して配置することで、トレーリングアーム12とラテラルビーム16とをより一層強固に結合することができる。
本実施形態において、左右一対の第2結合部は、一側の第4ブッシュ60a及び他側の第4ブッシュ60bによって構成されている。一側の第4ブッシュ60aは、左ビーム17aの下面に設けられた一対の支持片62a、62bによって車幅方向に沿って軸支される一側の第4支持軸64aを有する。他側の第4ブッシュ60bは、右ビーム17bの上面に設けられた一対の支持片66a、66bによって車幅方向に沿って軸支される他側の第4支持軸64bを有する。
本実施形態では、第2結合部の一側の第4ブッシュ60a及び他側の第4ブッシュ60bにそれぞれ設けられた一側の第4支持軸64a及び他側の第4支持軸64bがそれぞれ車幅方向に沿って配置されている。これにより、本実施形態では、車両前後方向及び車両上下方向に硬く結合されると共に、車幅方向に沿って柔らかく結合することができる。
本実施形態において、左ビーム17a、右ビーム17bは、後輪の車軸Aよりも車両後方に配置されている。これにより、本実施形態では、車両後方側のスペースを拡大させることが可能となり、例えば、バッテリ等の搭載スペースを増大させることができる。
本実施形態において、車幅方向に沿った一側に配置された第3ブッシュ26aの第3支持軸27aの中心と、車幅方向に沿った他側に配置された第3ブッシュ26bの第3支持軸27bの中心とを結ぶことでハブキャリア14の相対的回転軸72が構成される。本実施形態において、左右一対の第1結合部と左右一対の第2結合部とは、この相対的回転軸72上に配置されている。
本実施形態では、ハブキャリア14の相対的回転軸72上に、第1結合部である第3ブッシュ26a、26bの第3支持軸27a、27bと、第2結合部である第4ブッシュ60a、60bの第4支持軸64a、64bとをそれぞれ配置することで、左右のハブキャリア14a、14bの各後腕部32と左ビーム17a、右ビーム17bとの結合部位に対して捩れモーメントが発生しない。この結果、左右のハブキャリア14a、14bの各後腕部32と左ビーム17a、右ビーム17bとの結合部位における剛性・強度が小さくて済む。これにより、リヤサスペンション10の耐久性を向上させると共に、軽量化を達成することができる。
図5(a)~図5(c)に示されるように、本実施形態では、左右一対のトレーリングアーム12a、12bの車両前方端部を図示しない車体側部材に取り付ける左右一対の第1ブッシュ24a、24bと、左右一対のトレーリングアーム12a、12bの各車両後方端部25をラテラルビーム16(左ビーム17a及び右ビーム17b)にそれぞれ取り付ける左右一対の第3ブッシュ26a、26bと、前腕取付部34を介して左右のハブキャリア14a、14bの各前腕部30を左右のトレーリングアーム12a、12bの中間部にそれぞれ取り付ける左右一対の第2ブッシュ38a、38bとを備えて構成されている。ここで、左側のトレーリングアーム12aの中間部に設けられた一側の第2ブッシュ38aと、右側のトレーリングアーム12bの車両後方端部25に設けられた他側の第3ブッシュ26bとを仮想線で結んだ第1仮想リンク74を想定する。また、右側のトレーリングアーム12bの中間部に設けられた他側の第2ブッシュ38bと、左側のトレーリングアーム12aの車両後方端部25に設けられた一側の第3ブッシュ26aとを仮想線で結んだ第2仮想リンク76を想定する。第1仮想リンク74と第2仮想リンク76とは、互いに車幅方向の中心Oで交差している。
本実施形態では、第1仮想リンク74及び第2仮想リンク76を設けることで、左右のトレーリングアーム12a、12bの車両前方端部の幅寸法Lを自在に拡大・縮小することができる利点がある。例えば、図5(a)の状態における左右のトレーリングアーム12a、12bの車両前方端部の幅寸法を寸法Lとした場合、図5(b)の状態では、寸法2bだけ幅寸法が縮小した状態となり、幅寸法(L-2b)となる。さらに、図5(c)の状態では、寸法2cだけ幅寸法が拡大した状態となり、幅寸法(L+2c)となる。なお、図5(a)~図5(c)のいずれの状態であっても、中心Oの位置は、変わらない。
このように、本実施形態では、第1仮想リンク74及び第2仮想リンク76をそれぞれ構成する左右一対の第2ブッシュ38a、38b及び左右一対の第3ブッシュ26a、26bをそれぞれ設けることで、左右のトレーリングアーム12a、12bの車両前方端部の幅寸法Lの自由度が増大する。この結果、本実施形態では、高い横剛性と、同位相から逆位相への変位を容易に行うことができる自由度(逆位相動きの自由度)とを両立させることができる。これにより、車両の挙動安定化に寄与させることができる。
図6(a)は、後輪に対して横力の入力が零の状態(F=0)を示し、図6(b)は、右側の後輪から横力Fが入力された状態を示している。図6(b)に示されるように、右側の後輪に対して横力Fが入力された場合、ラテラルビーム16を構成する左ビーム17a及び右ビーム17bを介して左側の後輪に対して横力Fが伝達される。右側の後輪から左側の後輪へ横力Fが伝達される際、第1結合部である他側の第3ブッシュ26bに対して時計回り方向の矢印方向の力が作用すると共に、一側の第3ブッシュ26aに対して時計回り方向の矢印方向の力が作用する。これにより、左右後輪の車軸Aが矢印B方向に沿って外輪側が前方に、内輪側が後方に傾くことで、外輪側のタイヤ(図面に向かって右側のタイヤ)がトーイン方向に向く特性(リヤトーイン)を付与することができる。
次に、本発明の他の実施形態について、以下説明する。
図7は、本発明の他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面図である。
図7に示す他の実施形態において、車軸Aは、ドライブシャフト80を有している。このドライブシャフト80は、左右のトレーリングアーム12a、12bをそれぞれ貫通して、左右のハブキャリア14a、14bに対してそれぞれ回転可能に支持されている。ドライブシャフト80の両端部には、それぞれ、図示しないベアリング等の軸受手段が配置されている。ドライブシャフト80の中間部には、該ドライブシャフト80を回転駆動させるためのモータユニット82が配置されている。
図7に示す他の実施形態では、ドライブシャフト80を、トレーリングアーム12及びハブキャリア14をそれぞれ貫通させて支持することで、左右一対のトレーリングアーム12a、12bの間に、バッテリ等の搭載スペース84を確保することができる。これにより、省スペース化を達成することができる。
図8は、本発明のさらに他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの模式平面図、図9は、図9のIX-IX線に沿った断面図、図10は、本発明のさらに他のリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの平面模式図、図11は、図10のXI-XI線に沿った断面図である。
図8及び図9に示すさらに他の実施形態では、ラテラルビーム16を構成する右ビーム17bに対して車両前方に向かって延びるモータ搭載部86を一体的に設け、このモータ搭載部86の上面に対して単一のモータユニット88を締結固定している。
図8及び図9に示すさらに他の実施形態では、モータ搭載部86を介して片方のビーム(右ビーム17b)上にモータユニット88を搭載することで、ドライブシャフト80のアウトボードとモータユニット88間の上下変位量を抑制することができ、ドライブシャフト80の揺動角度を小さくすることができる。この結果、図8及び図9に示すさらに他の実施形態では、ドライブシャフト80に連結される図示しない等速ジョイントの小型化、耐久性の向上を達成することができる。また、図8及び図9に示すさらに他の実施形態では、ボディ締結点を増加させることがなく単一のモータユニット88を搭載することができると共に、前輪駆動車両(図8、図9参照)と四輪駆動車両(図10、図11参照)との間において、車体(ボディ)の共通化(共用化)を達成することができる。
図10及び図11に示すさらに他の実施形態では、右ビーム17b上に搭載されたモータユニット88の他に、さらに、ラテラルビーム16を構成する左ビーム17aに対しても車両前方に向かって延びる他のモータ搭載部90を一体的に追加して設け、この他のモータ搭載部90の下面に対してさらに他のモータユニット92を締結固定している。すなわち、図10及び図11に示すさらに他の実施形態では、左ビーム17a、右ビーム17bの両方に対してそれぞれモータユニット88、92が搭載されている点で、図8及び図9に示す実施形態と相違している。
図10及び図11に示すさらに他の実施形態では、左ビーム17a、右ビーム17bに対して左右別々のモータユニット88、92を搭載することで、リヤサスペンション10の揺動作用によるモータユニット88、92とハブキャリア14との相対的変位量を抑制することができ、ドライブシャフト80の揺動変位が不要となり、リヤサスペンション構造の簡素化、スペース効率の向上、及び、耐久性の向上を達成することができる。また、図10及び図11に示すさらに他の実施形態では、ボディ締結点を増加させることがなく複数のモータユニット88、92を搭載することができると共に、前輪駆動車両(図8、図9参照)と四輪駆動車両(図10、図11参照)との間において、車体(ボディ)の共通化(共用化)を達成することができる。
図12は、本発明のさらに他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの模式平面図である。
図12に示すさらに他の実施形態では、第1結合部及び第2結合部を有するラテラルビーム16が、それぞれ、後輪の車軸Aよりも車両前方に配置されている点で前記実施形態と相違している。図12に示すさらに他の実施形態では、左右一対のトレーリングアーム12a、12bの車両前後方向に沿った寸法が短くなり、バッテリ等の搭載スペース84の横方向寸法を小さくすることなく、逆ハの字状に拡開する角度を大きくすることができる。この結果、図12に示すさらに他の実施形態では、例えば、車両旋回時の横力入力時にトーイン特性が強くなり、車両安定性を向上させることができる。
図13は、本発明のさらに他の実施形態に係るリヤサスペンション構造が適用されたリヤサスペンションの模式平面図である。
図13に示すさらに他の実施形態では、左右一対のハブキャリア14a、14bに跨ってスタビライザ94が車幅方向に沿って配置されている点で前記実施形態と相違している。スタビライザ94は、ラテラルビーム16に連結された一対の支持ブロック96a、96bによって支持されている。このスタビライザ94を配置することで、ラテラルビーム16の捩り剛性を補強することができる。この結果、図13に示すさらに他の実施形態では、車両走行時にコーナーで発生するロールや、走行時の揺れを抑制して車両の乗り心地を向上させることができる。
10 リヤサスペンション
12、12a、12b トレーリングアーム
14、14a、14b ハブキャリア
16 ラテラルビーム
17a 左ビーム
17b 右ビーム
24、24a、24b 第1ブッシュ
25 (トレーリングアームの)車両後方端部
26、26a、26b 第3ブッシュ(ブッシュ、第1結合部)
30 前腕部
32 後腕部
34 前腕取付部
38、38a、38b 第2ブッシュ
48 前腕延出部
60、60a、60b 第4ブッシュ(他のブッシュ、第2結合部)
72 相対的回転軸
80 ドライブシャフト
88、92 モータユニット
94 スタビライザ
A 車軸

Claims (10)

  1. 車両の後輪を支持するリヤサスペンション構造であって、
    前記車両前後方向に延在し、前端部が前記車両に支持された左右一対のトレーリングアームと、
    前記後輪を回転可能に支持する車輪支持部を有する左右一対のハブキャリアと、
    車幅方向に延びるラテラルビームと、を備え、
    前記ハブキャリアは、前記後輪の車軸よりも車両前方で車幅方向内側に延びる前腕部と、前記前腕部よりも車両後方に延びる後腕部とを有し、
    前記前腕部は、前記トレーリングアームに設けられた前腕取付部と結合され、
    前記ラテラルビームは、左右の前記後腕部同士を連結し、
    左右の前記トレーリングアームの後端部は、ブッシュである第1結合部を介して、前記ハブキャリア又は前記ラテラルビームの少なくとも一方とそれぞれ結合され、
    前記ラテラルビームは、車両左側の前記後腕部から車幅方向内側に延びる左ビームと、車両右側の前記後腕部から車幅方向内側に延びる右ビームと、互いに重ねて配置された前記左ビーム及び前記右ビーム同士を変位可能に結合する左右一対の第2結合部と、を有することを特徴とするリヤサスペンション構造。
  2. 請求項1記載のリヤサスペンション構造において、
    前記第2結合部は、前記左ビーム及び前記右ビームの車幅方向中心から前記第1結合部までの間に配置されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  3. 請求項1記載のリヤサスペンション構造において、
    前記第2結合部は、前記第1結合部とは異なる他のブッシュで構成され、前記他のブッシュの支持軸が車幅方向に沿って締結されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  4. 請求項1記載のリヤサスペンション構造において、
    前記左ビーム及び前記右ビームは、前記後輪の車軸よりも車両後方に配置されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  5. 請求項3記載のリヤサスペンション構造において、
    車幅方向に沿った一側に配置された前記ブッシュの支持軸の中心と、車幅方向に沿った他側に配置された前記ブッシュの支持軸の中心とを結ぶことで前記ハブキャリアの相対的回転軸が構成され、
    前記第1結合部と前記第2結合部とは、前記相対的回転軸上に配置されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  6. 請求項1記載のリヤサスペンション構造において、
    前記車軸は、ドライブシャフトを有し、
    前記ドライブシャフトは、前記トレーリングアームを貫通して、前記ハブキャリアに対して回転可能に支持されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  7. 請求項1記載のリヤサスペンション構造において、
    前記車軸は、ドライブシャフトを有し、
    前記ドライブシャフトは、前記左右のビームの少なくとも一方に回転可能に支持されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  8. 請求項1記載のリヤサスペンション構造において、
    前記第1結合部及び前記第2結合部は、それぞれ、前記後輪の車軸よりも車両前方に配置されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  9. 請求項1記載のリヤサスペンション構造において、
    前記左右一対のハブキャリアに跨ってスタビライザが配置されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
  10. 請求項2記載のリヤサスペンション構造において、
    第2結合部は、車幅方向中心よりも前記第1結合部に近接して配置されていることを特徴とするリヤサスペンション構造。
JP2022152397A 2022-09-26 2022-09-26 リヤサスペンション構造 Pending JP2024046992A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022152397A JP2024046992A (ja) 2022-09-26 2022-09-26 リヤサスペンション構造
CN202311190172.5A CN117755027A (zh) 2022-09-26 2023-09-15 后悬架构造
US18/472,459 US20240100903A1 (en) 2022-09-26 2023-09-22 Rear suspension structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022152397A JP2024046992A (ja) 2022-09-26 2022-09-26 リヤサスペンション構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024046992A true JP2024046992A (ja) 2024-04-05

Family

ID=90309204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022152397A Pending JP2024046992A (ja) 2022-09-26 2022-09-26 リヤサスペンション構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20240100903A1 (ja)
JP (1) JP2024046992A (ja)
CN (1) CN117755027A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
CN117755027A (zh) 2024-03-26
US20240100903A1 (en) 2024-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3550908B2 (ja) フロントサスペンション装置
JP6330861B2 (ja) 自動車のフロントサスペンション構造
JPH01145214A (ja) 横置きリーフスプリング式サスペンション
JP2001328410A (ja) 鞍乗り型車輌
JPH09249013A (ja) フロントサスペンション装置
JPH111110A (ja) フロントサスペンション装置
JP2001171321A (ja) トーションビーム式サスペンション
JP2024046992A (ja) リヤサスペンション構造
JPS6248602B2 (ja)
JPS6248606B2 (ja)
JP2002347648A (ja) 自動車のサスペンションクロスメンバ構造
JP2006192932A (ja) 自動車のリアサスペンション装置
JP3144207B2 (ja) トーションビーム式リヤサスペンション
JPS62110505A (ja) 車両のリヤサスペンシヨン装置
JPS6248608B2 (ja)
JPH07246817A (ja) 車両用懸架装置
US20240075786A1 (en) Rear suspension construction
JPH0277310A (ja) 前輪駆動型車両用サスペンション
JP2000043529A (ja) フロントサスペンション装置
JPH05169943A (ja) 車両のサスペンション装置
JPS6248603B2 (ja)
JPH01266008A (ja) 車輌用サスペンション
JP2022154759A (ja) 自動車のサブフレーム構造
JP2022154763A (ja) 自動車のサブフレーム構造
JPS6248605B2 (ja)