JPS6145910Y2 - - Google Patents
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- JPS6145910Y2 JPS6145910Y2 JP6865282U JP6865282U JPS6145910Y2 JP S6145910 Y2 JPS6145910 Y2 JP S6145910Y2 JP 6865282 U JP6865282 U JP 6865282U JP 6865282 U JP6865282 U JP 6865282U JP S6145910 Y2 JPS6145910 Y2 JP S6145910Y2
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- Japan
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- coated
- coating
- powder
- coating film
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は粉体流動浸漬塗装装置に関するもの
で、特に装置の機構を簡単にしながらも、均一な
塗膜が得られるようにするものである。
で、特に装置の機構を簡単にしながらも、均一な
塗膜が得られるようにするものである。
粉体塗装法のうち、流動浸漬塗装法(以下便宜
上FBC法と言う)は、一般的に良く知られた方
法で、回転電機鉄心の対地絶縁や、美粧用部品の
塗装などにも多く用いられている。
上FBC法と言う)は、一般的に良く知られた方
法で、回転電機鉄心の対地絶縁や、美粧用部品の
塗装などにも多く用いられている。
被塗物体を予め塗料粉の溶融し易い温度にまで
加熱しておき、これを、空気によつて浮遊状態に
保つた塗料粉の中に数秒間浸漬する。従つて塗料
粉と被塗物体が接触した部分には必ず塗膜が生成
するわけで、塗膜が不要な箇所には、予めマスキ
ングテープをはりつけておいたり、保持具を兼ね
たマスク治具が使用される。
加熱しておき、これを、空気によつて浮遊状態に
保つた塗料粉の中に数秒間浸漬する。従つて塗料
粉と被塗物体が接触した部分には必ず塗膜が生成
するわけで、塗膜が不要な箇所には、予めマスキ
ングテープをはりつけておいたり、保持具を兼ね
たマスク治具が使用される。
この種従来折装置を第1図、第2図について説
明する。
明する。
図において、1は被塗物体である車両用発電機
のステータコアで積層鋼板にて構成されている。
2はこのコアの突出歯部、3は上記ステータコア
のスロツト部で図示しないステータコイルが装着
される。4は上記ステータコア1の側面、5は上
記ステータコア1を位置保持する内径側治具、6
はこの治具と共に上記ステータコア1を位置保持
する外径側治具、7は塗装粉体で粒状のエポキシ
樹脂より形成される。7aは上記ステータコア1
に形成された塗膜である。
のステータコアで積層鋼板にて構成されている。
2はこのコアの突出歯部、3は上記ステータコア
のスロツト部で図示しないステータコイルが装着
される。4は上記ステータコア1の側面、5は上
記ステータコア1を位置保持する内径側治具、6
はこの治具と共に上記ステータコア1を位置保持
する外径側治具、7は塗装粉体で粒状のエポキシ
樹脂より形成される。7aは上記ステータコア1
に形成された塗膜である。
次にこの従来装置における塗膜形成方法につい
て説明する。
て説明する。
まず、被塗物体1を塗装粉体7の溶融し得る温
度まで加熱する。この加熱した被塗物体1を治具
5,6により保持し、その被塗物体1を、空気に
よつて浮遊状態に保つた粉体層における塗装粉体
7の中に数秒間浸漬する。よつて、塗装粉体7と
被塗物体1とが接触した部分に塗装粉体7が付着
する。その後粉体槽より被塗物体1を引き上げ、
常温で冷却し、更にもう一度、被塗物体1を粉体
槽内に浸漬する一連の工程を繰返す。
度まで加熱する。この加熱した被塗物体1を治具
5,6により保持し、その被塗物体1を、空気に
よつて浮遊状態に保つた粉体層における塗装粉体
7の中に数秒間浸漬する。よつて、塗装粉体7と
被塗物体1とが接触した部分に塗装粉体7が付着
する。その後粉体槽より被塗物体1を引き上げ、
常温で冷却し、更にもう一度、被塗物体1を粉体
槽内に浸漬する一連の工程を繰返す。
そして、粉体槽から引上げられた被塗物体1よ
り、治具5,6が外され、被塗物体1は所定位置
に冷却され塗膜7aが形成される。
り、治具5,6が外され、被塗物体1は所定位置
に冷却され塗膜7aが形成される。
上記従来のFBC法では、被塗物体1の全体に
均一な塗膜7aを得がたい。特に被塗物体1を粉
体槽から引き上げた瞬間には第2図bの如く、上
面に粉体7を持ち上げる。これが塗膜化するた
め、第2図cの如く、極端に上面に厚膜となつた
製品ができる。これを防止するためFBC装置に
は、粉体槽へ浸漬している間及び槽から引き上げ
る瞬間に、被塗物体1をはげしく振動させるか、
圧縮エアーで粉体7を吹き飛ばすかしなければな
らない。被塗物体1をはげしく振動させる機構を
設ける装置は複雑化し、高価となるだけでなく、
寿命が短かい。圧縮エアーで粉体を吹き飛ばすに
は、この粉塵を防止する大きな収塵装置を要し、
又悪くすれば塗膜にキズをつけるという欠点を有
していた。
均一な塗膜7aを得がたい。特に被塗物体1を粉
体槽から引き上げた瞬間には第2図bの如く、上
面に粉体7を持ち上げる。これが塗膜化するた
め、第2図cの如く、極端に上面に厚膜となつた
製品ができる。これを防止するためFBC装置に
は、粉体槽へ浸漬している間及び槽から引き上げ
る瞬間に、被塗物体1をはげしく振動させるか、
圧縮エアーで粉体7を吹き飛ばすかしなければな
らない。被塗物体1をはげしく振動させる機構を
設ける装置は複雑化し、高価となるだけでなく、
寿命が短かい。圧縮エアーで粉体を吹き飛ばすに
は、この粉塵を防止する大きな収塵装置を要し、
又悪くすれば塗膜にキズをつけるという欠点を有
していた。
この考案は上記の様な欠点を解消することを目
的とし以下に述べる優れた粉体流動浸漬塗装装置
を提供するものである。
的とし以下に述べる優れた粉体流動浸漬塗装装置
を提供するものである。
以下、第3図に示すこの考案の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
8は上記被塗物体1の塗装面との間で空隙hを
持つて対向した塗膜厚制御部材で、上記被塗物体
1との対向幅はwに設定されている。
持つて対向した塗膜厚制御部材で、上記被塗物体
1との対向幅はwに設定されている。
このように構成された実施例のものでは、予め
加熱した被塗物体1を、塗装粉体7が流動する粉
体槽にすばやく浸漬し1〜2秒間保持したのち、
これを引き上げる。要すれば、保持時間を1秒以
内にして一度引き上げ、更にもう一度これをくり
返す。
加熱した被塗物体1を、塗装粉体7が流動する粉
体槽にすばやく浸漬し1〜2秒間保持したのち、
これを引き上げる。要すれば、保持時間を1秒以
内にして一度引き上げ、更にもう一度これをくり
返す。
この場合、塗膜厚制御部材8によつて、被塗物
体1上面にすくい上げる塗装粉体7の量が規制さ
れる。粉体槽から引き上げた被塗物体1は直ちに
塗膜厚制御部材8を離し、内径側治具5、外径側
治具6も離す。
体1上面にすくい上げる塗装粉体7の量が規制さ
れる。粉体槽から引き上げた被塗物体1は直ちに
塗膜厚制御部材8を離し、内径側治具5、外径側
治具6も離す。
塗膜厚制御部材8の被塗物体1への対向間隙h
を加減する事により、被塗物体1上面の最終膜厚
が変るため、適正値を求めることは容易である。
を加減する事により、被塗物体1上面の最終膜厚
が変るため、適正値を求めることは容易である。
また、塗膜厚制御部材8の幅wを調節すること
により、被塗物体1のエツジ部の塗膜厚を調節す
ることができる。
により、被塗物体1のエツジ部の塗膜厚を調節す
ることができる。
尚、上記塗膜厚制御部材8、内径治具5、外径
治具6は被塗物体1から受ける熱で温度が次第に
高まり、塗膜7aが付着することがあるが水冷式
にしたり、材質を非粘着性のもの(例えばフツ素
樹脂)を使用するようにすれば汚損を防ぐことが
でき、作業性も向上できるものである。
治具6は被塗物体1から受ける熱で温度が次第に
高まり、塗膜7aが付着することがあるが水冷式
にしたり、材質を非粘着性のもの(例えばフツ素
樹脂)を使用するようにすれば汚損を防ぐことが
でき、作業性も向上できるものである。
以上のように、この考案では被塗物体の塗膜形
成面に対し空隙を持つて対向してなる塗膜厚制御
部材を設け、この塗膜厚制御部材の被塗物体への
対向位置を変えて対向空隙を調整することによ
り、被塗物体の塗膜厚を任意に設定することがで
きるので、均一でかつ正確な塗膜が得られしかも
予め設定した塗膜を簡単に形成できる実用的大な
る効果を有する。
成面に対し空隙を持つて対向してなる塗膜厚制御
部材を設け、この塗膜厚制御部材の被塗物体への
対向位置を変えて対向空隙を調整することによ
り、被塗物体の塗膜厚を任意に設定することがで
きるので、均一でかつ正確な塗膜が得られしかも
予め設定した塗膜を簡単に形成できる実用的大な
る効果を有する。
第1図は、一般的に使用される被塗物体を示す
斜視図、第2図は従来装置における製作工程を一
部断面して示す正面図、第3図はこの考案の一実
施施例による製作工程を一部断面して示す正面図
である。 図中、1は被塗物体、5は内径治具、6は外径
治具、7は塗装粉体、7aは塗膜、8は塗膜厚制
御部材、hは対向空隙、wは幅を示す。なお、各
図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
斜視図、第2図は従来装置における製作工程を一
部断面して示す正面図、第3図はこの考案の一実
施施例による製作工程を一部断面して示す正面図
である。 図中、1は被塗物体、5は内径治具、6は外径
治具、7は塗装粉体、7aは塗膜、8は塗膜厚制
御部材、hは対向空隙、wは幅を示す。なお、各
図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 被塗物体を粉体流動浸漬塗装にて塗膜を形成す
るものにおいて、上記被塗物体の塗膜形成面に対
して空隙を介し対向してなる塗膜厚制御部材を設
け、上記塗膜厚制御部材の上記被塗物体への対向
位置を変えることにより上記被塗物体の塗膜厚を
制御するようにしたことを特徴とする粉体流動浸
漬塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6865282U JPS58171276U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | 粉体流動浸漬塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6865282U JPS58171276U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | 粉体流動浸漬塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58171276U JPS58171276U (ja) | 1983-11-15 |
JPS6145910Y2 true JPS6145910Y2 (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=30078414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6865282U Granted JPS58171276U (ja) | 1982-05-08 | 1982-05-08 | 粉体流動浸漬塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58171276U (ja) |
-
1982
- 1982-05-08 JP JP6865282U patent/JPS58171276U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58171276U (ja) | 1983-11-15 |
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