JPS6145560A - ハロゲン電球 - Google Patents

ハロゲン電球

Info

Publication number
JPS6145560A
JPS6145560A JP15259284A JP15259284A JPS6145560A JP S6145560 A JPS6145560 A JP S6145560A JP 15259284 A JP15259284 A JP 15259284A JP 15259284 A JP15259284 A JP 15259284A JP S6145560 A JPS6145560 A JP S6145560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
molybdenum tube
welding
wire
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15259284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0519258B2 (ja
Inventor
明 小瀬
鶴丸 明彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP15259284A priority Critical patent/JPS6145560A/ja
Publication of JPS6145560A publication Critical patent/JPS6145560A/ja
Publication of JPH0519258B2 publication Critical patent/JPH0519258B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロケ゛ン電球におけるフィラメントの端部を
モリブデンチューブを介して内部導入線に溶接する方法
に関するものである。
(従来技術) この種のモリブデンチューブを利用したフィラメントの
、容接方法としては、例えば第8〜10図に示したもの
が公知である。この溶接方法は、タングステンワイヤー
からなるフィラメント1がコイリング部2と取付用の端
部3とを有し、この端部3側をモリブデンチューブ4に
挿入し、該モリブデンチューブを楕円形に押潰して端部
3と当接させ、このモリブデンチューブを電球内に配設
させた内部導入線5に溶接する。
この場合、第9図に示したように上下知配した電極6,
7が内部導入線5とモリブデンチューブ4とをサンドイ
ンチ状に挾み、所定の電圧を印加してスポット溶接を行
うものであり、内部導入線5とモリブデンチューブ4と
はその当接長さが、モリブデンチューブを横切る長さの
最長さで溶接される/こめに、その溶接強度は充分であ
る。
この種のハロケ8ノ電球において、ハロケ8ンサイクル
を考えだ場合にフィラメントの端子部分、即ら溶!姦側
の嬬1都のl71i度が極めて重大な問題となる。
つ1す、電球内に封入されるハロケ゛ンガスとして1;
1素を用いた陽舒に、電球内に酸素が存在すると、フィ
ラメントの低温部がエツチングされ、電球として’P、
、)、 3’=7 自になる。これは低温部のタングス
テンワイヤーが酸素まだはその化合物によって酸比され
、その酸化タングステンと臭素が化合して蒸発し易いf
ヒ合物となるために生ずる現象である。実際に内部導入
線はフィラメントを保持するために必要な強度を保ち且
つエツチングを受けないようにフィラメント胚(径の数
倍以上の太さのものが使用され、そのためにこの内部導
入線と接続したフィラメントの接続部分近傍が低温部と
なってエツチングを受けてし1つ。
又、一般的にはフィラメントの点灯によって電1〕);
内部に対流が生じ、それによって低温部におけるタング
ステンが酸化と蒸発とが助成されエツチングが促進され
るが、フィラメントから直径約1.5φの範囲は、ラン
グミュアシート(フィラメント近傍では温度上昇のため
気体の粘度が高くなり、対流が起らない層ができる。こ
の層をラングミュアノートと称している)と呼ばれ、対
流が生じないことも知られている。
そして、この種のハロケ゛ン電球では、内部に遮光板が
取付けられるものや、パルプが長く形成され、長さ方向
に沿ってフィラメントが配設されるものがあり、遮光板
を使用するものにあっては、酸素その他の不純ガスが出
易く、タングステン線の酸化及びエツチングが促進され
、更にはバルブが長いと高温部と低温部の温度差が著し
く、低温部にハロケ゛ン化タングステンの凝縮が起る。
この凝縮によるハロケ゛ンの減量を補うためにハロケ゛
ン量を多くするか、又は活性度の高いハロケ゛ンを混入
して凝縮を防止する必要があるが、その反面エツチング
を受は易い状態になることも明らかである。
このような実情からして前記した従来例にあってば、内
部導入線5に対する溶接強度は充分であるが、その溶接
部分の近辺及びモリブデンチューブ4から出だ部分は1
〜3胴程度の範囲において、内部幅入線5及びモリブデ
ンチューブ4に熱ヲ奪わり、る/こめ低温部となり、対
流が生ずる範囲に属すると共にエツチングを受は易い部
分となり長期に1j14用し得ないという問題点がある
更ンζ、内部刺・、入線5にZ・1シてモリブデンチュ
ーブ・lを溶接する際に、第10図に示しだように、溶
接電流aがモリブデンチューブ4よりもタングステンワ
イヤー即ちフィラメント1に多く流れるため、溶接部分
におけるフィラメントがもろくなり、著しい時には折1
負して断線を起すという問題点も有している9゜ (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、内部】n入線に溶接されたフィラメントの低
温部分を対流にさらされないようにし、エツチングによ
るr= alり及び使用寿命が短いという問題点、並び
に心接時における溶接電流でフィラメントがもろくなる
という問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は上記問題点を解決する具体的手段として、フィ
ラメントの端部をモリブデンチューブに挿入して押し潰
し、該モリブデンチューブの外面を内部導入線に溶接す
るフィラメント溶接方法において、該モリブデンチュー
ブのフィラメント端部側のみを潰して溶接部とし、フィ
ラメントのコイリング部側のモリブデンチューブは1〜
3晒程度の長さにおいてフィラメント線径の2倍以上で
且つ1φ以下の径とし、フィラメントがモリブデンチュ
ーブに接触しない保護部としたことを特徴とするハロケ
゛ン電球のフィラメント溶接方法を要旨とするものであ
って、前記溶接部から出た低温になり易い所定の長さに
亘ってフィラメントを保護部で保護しているため、対流
にさらされず、し−かもその保護部の径が1φ以下であ
って、ラングミュアシートの範囲内でカバーし、そのカ
バーされた内部が除々に高温となってラングミュアシー
ト現象を作り出し、エツチングされなくなるのである。
又、前記溶接部はフィラメント線材の外周° 面全体に
亘って圧接するように押し6°Jさ九でいるので、M接
電流の大半がモリブデンチューブを通ってbIf、 h
ることになり、フィラメント線利がもろくならないと共
に内部導入線との溶接部分が広くなり溶接強度も高くな
るのである。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例に基き更に詳しく説明すると
、IIはタングステンワイヤー等からなるフィラメント
であり、コイリング部12と取付用の端部13とからな
っている。このフィラメント11の端部13をモリブデ
ンチューブ14に挿通し、該モリブデンチューブの一方
の端部を所定長さに亘って押潰しフィラメント110周
面全体に亘って圧接する溶接部15を形成する。押潰さ
れない方の端部はチューブ状をその1寸残し、フィラメ
ント11と接触させないようにして保護部16を形成す
る。この当合に[小川されるモリブデンチューブ14の
内径はフイラメン) 110線径の2倍以上で且っ1φ
以下のものが使用され、フィラメント11と接触しない
保護i1?B]6の長さは約1〜3 mm程度である。
つまり、フィラメント11が保護部16で保護される長
さが約1〜3門程度ということになる。そしてf@接部
】5にあっては、フィラメント】1の全周に当接するこ
とになるので上面を平坦にすると下部に出張部15aが
形成されることになる。
このようにモリブデンチューブ14を取付けたフイラメ
ン) 11を内部導入線17に溶接する場合には、出張
部15aが内部導入線I7に当接するようにし、上下の
電極18 、19で押圧しながら通電すると第6図に示
したように出張部15aが内部導入線17に喰い込むよ
うに溶接され溶接面が犬きくなる。この時の溶接電流a
はその大半がモリブデンチューブ14を通して流れ、フ
ィラメント11にはそれほど大きな電流が流れずもろく
ならない。
(作 用) このようにモリブデンチューブ14を介してフィラメン
ト11を内部導入線]7に溶接することによって、実際
の使用時にフィラメント11に通電された場合、コイリ
ング部I2及びそれに近い部分は高温となり、ラングミ
ュアシート現象によって対流が生じないのでエツチング
されることはまずないが、溶接i′τ[S+5に近いフ
ィラメント11は、内部導入線17及びモリブデンチュ
ーブ111によって熱が奪われるため低温部となる。即
ち保護部16でカバーされている部分が低温部となるの
である。
しかしながら、この1代部部は保護部16でカバーされ
ているため電球内の対流にさらされず、酸化しパ唯い状
態におかれているのでエツチングされず、しかも保護部
16で囲まれているため熱が逃げなくなり、保護部16
内が徐々に高温になって、ラングミュアシート現象と同
じ状態になる。特に保護部1(つが1φ以下の内径であ
ることもこの現象を生じさぜる上で重要である。
(発明の効果) 以」二説明したように本発明に係るハロケ゛ン電球のフ
ィラメント溶接方法は、モリブデンチューブに挿通した
フィラメントの端部側のみを潰して溶凄)$とし、フィ
ラメントのコイリング部1’tillのモリブデンチュ
ーブは1〜3 mm程度の長さにおいてフィラメント線
径の2倍以上で且つlφ以下の匝とし、フィラメントが
モリブデンチューブに接触しない保護部としたことによ
って、該保護部でカバ ′−された部分のフィラメント
は実質的には低温部となるが、電球内に生ずる対流にさ
らされなくなるので、タングステンが酸化され難くなり
、しかも保護部でカバーされているため周囲の熱が逃げ
ず徐々に高温部となるのでエツチングされ難いものとな
り、長期に使用し得ると云う優れた効果を奏する。
更に、フィラメントとモリブデンチューブとの結合にお
いて、押潰された溶接部がフィラメントの周面全体に亘
って圧接した状態にあるので、内部導入線との溶接にお
いて、溶接電流の大部分がモリブデンチューブを流れ、
フィラメントを流れる電流が少なくなり、溶接工程によ
るフィラメントのもろさは全くなくなるので、フィラメ
ントの折損等も生じなくなるという優れた効果も奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するものでフィラメントの
端部をモリブデンチューブに挿通しだ状態を示す斜視図
、第2図は同モリブデンチューブの一部を押潰してフィ
ラメントと結合させた状暢の1・11兄図、2L 3図
は第2図のl11−口1線に沿う断ii’i 121、
第4図は第2図のフィラメントを内部導入線に溶接する
状態を示す斜視図、第5図は同状態における一部拡大側
面図、第6図は同状態において溶接した後の状態を示す
拡大側面図、第7図は溶接した後の第3図と同様の断面
図、第8図は従来例におけるフィラメントの溶接状態を
示す斜視図、第9図は従来例の溶接工程を示す側面図、
第10図は同溶接工程における溶接電流の流れを示す略
図である。 11・・・フィラメント  12・・・・・・コイリン
グ部13  ・・・端部 1/(・・・モリブデンチューブ 15・・・溶接部     16・・・・保護部15a
・・出張部     17・・・内部導入線+S、+!
、+・・・’K −tIii4      a・・・・
・・電流の流れ第1図 第3図 第4図 第6図 第8図 手続ネ市J]E出 al和60年9月12日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、フイラメントの端部をモリブデンチユーブに挿
    入して押し潰し、該モリブデンチユーブの外面を内部導
    入線に溶接するフイラメント溶接方法において、該モリ
    ブデンチユーブのフイラメント端部側のみを潰して溶接
    部とし、フイラメントのコイリング部側のモリブデンチ
    ユーブは1〜3mm程度の長さにおいてフイラメント線
    径の2倍以上で且つ1φ以下の径とし、フイラメントが
    モリブデンチユーブに接触しない保護部としたことを特
    徴とするハロゲン電球のフイラメント溶接方法。
  2. (2)、溶接部は押潰しによつてフイラメントの線材の
    外周面に全体的に亘つて圧接するようにしたことを特徴
    とする前記1項記載のフイラメント溶接方法。
JP15259284A 1984-07-23 1984-07-23 ハロゲン電球 Granted JPS6145560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15259284A JPS6145560A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 ハロゲン電球

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15259284A JPS6145560A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 ハロゲン電球

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145560A true JPS6145560A (ja) 1986-03-05
JPH0519258B2 JPH0519258B2 (ja) 1993-03-16

Family

ID=15543806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15259284A Granted JPS6145560A (ja) 1984-07-23 1984-07-23 ハロゲン電球

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6145560A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04206337A (ja) * 1990-11-30 1992-07-28 Tokyo Tungsten Co Ltd フィラメント部材及びその加工装置
JP2010511275A (ja) * 2006-12-19 2010-04-08 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング コイルフィラメント用の溶接補助部

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04206337A (ja) * 1990-11-30 1992-07-28 Tokyo Tungsten Co Ltd フィラメント部材及びその加工装置
JP2010511275A (ja) * 2006-12-19 2010-04-08 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング コイルフィラメント用の溶接補助部

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0519258B2 (ja) 1993-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3039626B2 (ja) メタルハライドランプおよびその製造方法
US4003014A (en) Refractory resistance terminal
US4550269A (en) Electric discharge lamps
US3969696A (en) Refractory resistor with supporting terminal
JP3562271B2 (ja) ショートアークランプ
US3588315A (en) Quartz-to-metal seal
JPS6145560A (ja) ハロゲン電球
US5001395A (en) High-pressure discharge lamp with corrosion protected electrode leads
US5387839A (en) Electrode-inlead assembly for electrical lamps
US2403070A (en) Filament joint for electric lamps or similar devices
US4661739A (en) Welded tungsten filament to lead joint
US4066926A (en) Gas-filled incandescent lamp with integral fuse assembly
JPS6051761B2 (ja) 電灯
JP3334484B2 (ja) ランプの製造方法
JPH0129714Y2 (ja)
JPH0589839A (ja) 管球用ウエルズ
US4600861A (en) Fluorescent lamp circuit breaker
US5205769A (en) Method of making a lamp with an internally pressed fuse
JP2692032B2 (ja) 管状電球の製造方法及び該製造方法による管状電球
JPH0343651Y2 (ja)
JPS6118304B2 (ja)
US1830216A (en) Fuse to protect current meters
JP3555051B2 (ja) ガラス封着用金属線および管球ならびに電気部品
JPH01233332A (ja) 熱電対
US3716898A (en) Lamp having improved press seal