JPS6145425A - 回動型アクチユエ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学式ビデオディスク、コンパクトディジタ
ルオーディオディスク、静止画ディスクファイル等の各
種光ディスクの記録、再生用ピックアップに使用される
回動型アクチュエータに関するものである。

従来例の構成とその問題点 図面を参照しながら従来の回動型アクチュエータについ
て説明する。第１図は従来の回動型アクチュエータの外
観図、第２図は第１図のＸ方向の断面図、第３図は第１
図のｙ方向の断面図である。

１は対物レンズ保持筒で、回動中心軸より偏芯した位置
に対物レンズ２が設けられている。３はヨーク５から垂
直に立てられた支軸で、対物レンズ保持筒１の中央内側
に設けられた軸受部４に内嵌している。対物レンズ保持
筒１はこの支軸３のまわりに回動してトラッキング動作
を行い、また軸方向に摺動することによってフォーカシ
ング動作を行う。以下でフォーカシングとトラッキング
動作を行うための磁気回路上について説明する。

ヨーク５の外周部にリング状のマグネット６が装着され
、その上に外周ヨーク７が装着されている。

外周ヨーク７はヨーク壁７ａと切欠部７ｂから成り、こ
れらヨーク壁７ａと切欠部７ｂとは円周方向に９０”分
割した対称位置に２つづつ設けられている。ヨーク５も
同様にヨーク壁５ａと切欠部５ｂとから成り、ヨーク５
と外周ヨーク７は互いにヨーク壁５ａ、７ａどうし、切
欠部５ｂ、７ｂどうしが対向するように配置されている
。

ヨーク壁５ａとマグネット６とヨーク壁７ａとの間に磁
気回路８が構成され、ヨーク壁５ａと７ａの間の磁気空
隙１１に対物レンズ保持筒１の外周部が嵌入される。フ
ォーカシングコイル９とトラッキングコイル１０は上記
対物レンズ保持筒１の外周上に装管されている。フォー
カシング９は円周方向に巻かれ、これに電流を流すこと
によりコイル９には回動中心軸方向の力が働くので、電
流の方向と大きさによって対物レンズ保持ｎ１の回動中
心軸方向の動きを制御し、フォーカシングを行うのであ
る。トラッキングコイル１０は、方形状に巻かれたもの
が対物レンズ保持筒１の周上に装着されている。

ドラッギングコイル１０は回動中心軸方向に巻かれてる
部分１０ａ、　１０ｂと円周方向に巻かれている部分１
０ｃ、１０ｄから構成されるが、このトラッキングコイ
ル１０は半分が磁気空隙１１に属し、残り半分が切欠部
５ｂと７ｂの間に屈するようになっている。コイル１０
に電流を流すと、部分１０ｃと１０ｄで円周方向に逆向
きの電流が流れるので、磁気回路８により互いに逆向き
の力を受けることになってその力は相殺される。磁気空
隙１１にある部分１０ａは磁気回路８により円周方向の
力を受ける。

部分１０ｂは部分１０ａと逆向きに電流が流れ、逆向き
の力を受けるので、磁気回路８のない切欠部５ｂ、７ｂ
に対応して配置されている。一般にトラッキングコイル
１０はほぼ対称位置に４個Ｖｊ、着され、それぞれのコ
イル１０が同じ方向に力を受けるように電流の向きが考
１ａされている。このように、ドラッギングコイル１０
に流す電流の方向と大きさによって対物レンズ保持筒１
の回動中心軸まわりの回転を制御１ノ、トラッキングを
行う、１２は光澱からの光を通すためにヨーク５の切欠
部５ｂに設けられた窓である。１３は光路で、光は窓１
２から切欠部５ｂを通り、対物レンズ２へ入射する。し
かし、このような従来例では、対物レンズ保持筒１が回
転して２対物レンズ２が動（と、対物レンズ２に入射す
る光量が変化して光沿損が生じるという問題点を有して
いた。すなわち、対物レンズ２がトラッキング方向に動
いても、光路１３を通って対物レンズ２に入射する光の
位置は動かないので、光のけられが生じるのである。こ
のため、正常にトラッキングの動作を行うことのできる
トラッキング追従範囲が小さくなってしまうという問題
があった。このことは、トラッキング方向に非常に大ぎ
な可動範囲を有する回動型アクチュエータであっても、
その回動輪を大きく制限してしまうという欠点が生じる
原因となっていた。

発明の目的 不発用は、対物レンズに入射する光の光路を、対物レン
ズと一体に回動させることにより、対物レンズの回動に
よる光のけられの生じないトラッキング追従範囲の大き
な回動型アクチュエータを提供することを目的とするも
のである。

発明の構成 本発明の回動型アクチュエータは、回動中心軸を４１１
１成する回動軸を中空に形成し、この中空部にＪ３ける
前記回動中心軸に沿った少なくとも一部に光路を設け、
この光路からの光を対物レンズにうＳく手段を対物レン
ズ保持筒と一体可動可能に構成したものであり、これに
よれば、対物レンズがトラッキング方向に動いても対物
レンズに入射する光のけられは生じず、ｇＭ　ＪＲ的に
対物レンズが回動できる範囲を有効にトラッキング追従
範囲とすることができるものである。

実施例の説明 以下、本発明の第１の実施例について、第４図を参照し
ながら説明する。なお、本実施例において、対物レンズ
保持筒をフォーカシング方向、トラッキング方向に駆動
する手段としては、たとえば従ヌξ例の第１図〜第３図
のような構成を用いるため、ここでは対物レンズ保持筒
内の光路の４ｒ４　ｔｃについてのみ詳しく説明する。

１と２はそれぞれ従来例と同様な対物レンズ保持筒と対
物レンズである。１４は回動中心軸を構成する中空の回
動軸で、対物レンズ保持筒１の中央に固定されている。

１５は回’ｆｔ）Ｊ　’Ｍｌ　１４を受ける軸受部で、
ヨーク５に固定されている。この軸受部１５内での回動
軸１４の回転により、対物レンズ保持筒１は１〜ラツキ
ング方向に動き、また軸受部１５内での回動軸１４の摺
動により、対物レンズ保持筒Ｉ　Ｇ、ｔフ４−カシング
方向に動く。ここで回動軸１４がなめらかに回転および
摺動するように、たとえＧｆ　、軸受部１５は自己潤滑
性を有するプラスチック材料で形成され、回動軸１４も
アルミニウム等の非鉄金属やセラミック等で形成される
ことが望まし０゜１６は回動軸１４と軸受部１５の下端
を解放することにより形成された穴部である。１７は回
動軸１４の内側に固定されている光学素子でここでは一
例としてミラーを用いている。ミラー１７は穴部１６よ
り回動軸１４内へ導かれた光の方向を変え、光を回動軸
外へ導いている。１８は回動軸１４の一部に設けられた
窓でミラー１７により方・向を変えられた光を回動軸１
４の外へ導くためのものである。１９は回動軸１４外へ
出た光を対物レンズ２へ導くための光学素子で、たとえ
ばミラーが用いられている。ここでミラー１９は固定台
２０によって対物レンズ保持筒１の内壁に装着されてい
る。２１は光源からの光が対物レンズ２を出射するまで
の光路を示している。このような（構成によれば、ミラ
ー１７とミラー１９はそれぞれ回動軸１４と対物レンズ
保持筒１とに固定されているので、対物レンズ゛保持筒
１と一体で可動する。すなわち光路２１が対物レンズ保
持筒１と一体で可動するので対１カレンズ２が回動して
も、けられににる光りの損失は全く生じることがなく、
対物レジ１２０回！ＩＩＩ範囲全てをトラッキング追従
範囲として利用できるものである。

以上のように本実施例によれば、光源から対物レンズ２
へ導かれる光の光路２１を、対物レンズ２と一体で可動
するようにしたことにより、対物レンズ２が回動しても
光のけられは生じず、當に一定の完工ｉが対物レンズ２
に入ｒｌｌ　’Ｊ“るので、対物レンズ２の回動範囲す
べてをトラッキング追従範囲とできる高性能な回動型ア
クチュエータを実現ツるものである。

第５図は本発明の第２の実施例における回動型アクチュ
エータの構成を示すものである。上記第１の実施例と同
様の部分の説明は省略し、異っている部分を詳細に説明
する。２２は軸受部で第１の実施例と同様に、回動軸１
４を受けて回転、摺動させるためものであるが、第１の
実施例の軸受部１５よりも長く構成され、回動軸１４と
ほぼ全体含むようになっている。軸受部２２の一部には
窓２３が設けられており、窓１８より出射される光の光
路の一部を構成している。この構成では、回動軸１４と
軸受部２２の摺動部分が長くなるので、回動軸１４と軸
受部２２の隙間によって生じる回動軸１４の傾きが小さ
くなり、これにより対物レンズ２および光軸の傾きの小
さい回動型アクチュエータが実現できるという利点を有
する。

なお、第１、第２の実施例では軸受部Ｉｓ、　２２を自
己潤滑性を有するプラスチック材料で構成し、かつ回動
軸１４をアルミニウム等の非鉄金属やセラミック等で構
成したが、逆に軸受部１５．２２をアルミニウム等の非
鉄金属やセラミック等で構成するとともに、回動軸１４
を自己潤滑性を有するプラスチック材料で（１１Ｓ成し
ても全く同様に効果が得られることは８うまでもない。

また回動軸１４や軸受部１５．２２は、全体を自己潤滑
性を有するプラスチック材料で構成ブる以外に、たとえ
ばアルミニウム等で作り、その摺動面に自己潤滑性を有
する材料をコーティングしたり、フィルム状の材料を装
着したりして構成することも可能である。

第６図は本発明の第３の実施例を示ずものである。ここ
でも第１及び第２の実施例と異なる部分のみを詳細に説
明する。３０は対物レンズ保持筒１の中央に設けられた
穴で、回ｆ、Ｊ＋軸２８内へ導かれた光は穴３０より対
物レンズ保持筒１の上部へ出射し、光学素子たとえばミ
ラー２５により対物レンズ２４の下方へ心かれる。２６
は対物レンズ２４の下方へ導かれた光を対物レンズ２４
へ導く光学素子で、たとえばミラー等で構成されている
。対物レンズ２４と光学素子２５．２６はすべて対物レ
ンズ保持筒１に装着され、すべてが一体で可動するよう
に構成されていることは言うまでもない。２８．２９は
それぞれ回動軸と軸受部であるが、第１、第２の実施例
と異っているのは窓を設ける必要がない点である。この
ような構成においては、光路２７の一部が対物レンズ保
持０１の上側に設けられいるため、光学素子２５．２６
の［ａが容易に行える等の利点を有している。

発明の詳細 な説明から明らかなように、本発明の回動型アクチュエ
ータは、回動軸を中空に形成し、前記中空部の回動中心
軸に沿った少くとも一部を光路とし、前記光路よりの光
を前記対物レンズに導く手段が前記回動軸と一体で可動
するように構成されているので、対物レンズが動いても
けられによる光ｆｆ１Ｊ（’Ｊ失が生じず、常に一定の
光ｍが対物レンズに入射するという優れた効果が得られ
る。このことにより、対物レンズの回動範囲を有効にト
ラッキング追従範囲とする高性能な回動型アクチュエー
タの実現が可能となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の構成を示す斜視図、第２図は同上のＸ
方向断面図、第３図は同上のｙ方向断面図、第４図は本
発明の第１の実施例を示す１１４或図、第５図はその第
２の実施例を示す４か成因、第６図はその第３の実施例
を示す構成図である。 １・・・対物レンズ保持筒、２，２４・・・対物レンズ
、９・・・フォーカシングコイル（駆動手段）、１ｏ・
・・トラッキングコイル（駆動手段）　、１４．２８・
・・ｒｇＪ動軸、１７、２５・・・光学素子（ミラー）
、１８・・・窓、１９．２６・・・光学素子（ミラー）
　、２１．２７・・・光路代理人　　　森　　本　　義
　　弘 第１　因 （ν） 第２図 第３図 第４区 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回動中心軸まわりの方向に回動可能でかつ前記回動
   中心軸の軸方向に移動可能な対物レンズ保持筒と、この
   対物レンズ保持筒の前記回動中心軸より偏心した位置に
   設けられた対物レンズと、前記対物レンズ保持筒を前記
   ２方向に駆動する手段とを有する回動型アクチュエータ
   において、 前記回動中心軸を構成する回動軸を中空に 形成し、この中空における前記回動中心軸に沿った少な
   くとも一部に光路を設け、この光路からの光を前記対物
   レンズに導く手段を前記対物レンズ保持筒と一体可動可
   能に構成したことを特徴とする回動型アクチュエータ。 ２、対物レンズに光を導く手段として、回動軸内に光学
   素子を配置したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の回動型アクチュエータ。 ３、回動軸は窓を有することを特徴とする特許請求の範
   囲第２項記載の回動型アクチュエータ。 ４、対物レンズに光を導く手段として、回動軸外に光学
   素子を配置したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   から第３項までのいずれかに記載の回動型アクチュエー
   タ。 ５、回動軸の中空部に導かれた光を対物レンズに導く光
   学系に、前記光を少なくとも２回反射させる光学素子を
   配置したことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
   ４項までのいずれかに記載の回動型アクチュエータ。