JP2752749B2 - 光学ヘッドの駆動装置 - Google Patents

光学ヘッドの駆動装置

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JP2752749B2 JP1322730A JP32273089A JP2752749B2 JP 2752749 B2 JP2752749 B2 JP 2752749B2 JP 1322730 A JP1322730 A JP 1322730A JP 32273089 A JP32273089 A JP 32273089A JP 2752749 B2 JP2752749 B2 JP 2752749B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的情報記録再生装置に用いる光学ヘッ
ドの駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
光学ヘッドは、光ディスク等の情報を記録する情報記
録媒体に、光源から所要の光路を通ってきた光ビームを
位置決めして微小に集光した光スポットを照射し、情報
記録媒体からの反射光を検出する等のために用いられて
いるものである。
そして、光学ヘッドはこれを情報記録媒体の所定の位
置に移動するためのアクセス機構を要する他、光ディス
ク等の高速回転する情報記録媒体は面振れ等を生じる
が、これに応じて光学ヘッドに備えた集光レンズと光デ
ィスクとの間隔を一定に保つためのフォーカシング機構
を要する。また光ディスク上の螺旋又は同心円状の情報
トラックに沿って光スポットを追従させるためのトラッ
キング機構を要する。
このように従来のものはそれぞれ別個に駆動機構を設
けているので、これまでにも駆動装置全体の構成の簡素
化、軽量化を図るための種々の提案がなされてきた。
例えば特開昭59−11544号公報には、磁石装置を固定
配置して、それにより磁気ギャップを光ディスク半径方
向の光学ヘッド移動軌跡の全長にわたって形成し、重い
磁石装置を運動させることなしに軽いフォーカシングコ
イルとトラッキングコイルとで光学ヘッドの駆動をする
ようにした内容が開示してある。
〔発明が解決しようとする課題〕
情報記録媒体への情報の高密度化に対応し、光学的情
報記録再生装置の処理能力も高度化が要求されている現
在、光学ヘッドのアクセスはより高速化が要求されてい
る。そのためには、光学ヘッドの小型・軽量化を図り、
移動の際の慣性力を小さくする必要がある。
ところが、光学ヘッドは機能上必要な構成部品が多
く、特に所定の駆動力を確保するためには磁気回路の大
きさを余り小さくすることもできないので、小型・軽量
化は困難である。また光学ヘッドを高速駆動する場合、
可動部の剛性が充分でないと共振が起こり駆動制御が適
正になされなくなるが、前記のように構成部品が多いた
め構成が複雑化し剛性を向上させることは困難である。
また構成の複雑さのため光学ヘッドの組み立ても容易で
ない。
こうした問題点を前記従来例により具体的に説明する
と、第4図に示す特開昭59−11544号公報のものは、磁
石装置59はその磁気ギャップ長さ方向を光ディスク半径
方向に向けて固定配置され、この磁石装置59に沿ってガ
イド60が設けてある。61は、可動コイル64を支持した2
次元平行バネ支持体をガイドに沿って移動可能に支持す
るスライダで、このスライダ61には必要に応じて光学系
が設けられ、スライダ61を光ディスク半径方向にシフト
移動させるための磁気回路とリニアモータを形成するコ
イル62がスライダ61に取りつけられている。63は集光レ
ンズである。この従来例ではスライダ61全体を移動させ
るためのコイル62に係る磁気回路と、集光レンズ63を駆
動するための可動コイル64に係る磁気回路とを必要とす
るため、大型の磁気回路2組み必要となり装置が大型化
してしまう、さらに可動部の形状がコンパクト化できず
剛性が低くなってしまう、さらに高価なマグネットが大
きくなってしまいコストアップを招くといった不具合が
ある。又、特開昭63−224037号公報に開示の構成は、磁
気ギャップを共通するためにコイルの自由度が無く、小
型化に不利で、共振しにくい構造をとれない欠点があ
る。
本発明は、上記不具合を解決すべく提案されるもので
光学ヘッドの小型・軽量化、可動部剛性の向上、生産効
率の向上を図った光学ヘッドの駆動装置を提供すること
を目的としたものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は、記録媒体に対し光学ヘッドを移動して目的
位置に位置制御するものであって且つ第1の磁気回路に
おける第1の磁気ギャップと該第1の磁気ギャップ中に
配置された第1のコイルとを有する第1の駆動機構と、
前記光学ヘッドに対し集光レンズを移動して光ビームの
位置制御をするものであって且つ第2の磁気回路におけ
る第2の磁気ギャップと該第2の磁気ギャップ中に配置
された集光レンズをアクセス方向に駆動する第2のコイ
ルと集光レンズをフォーカス方向に駆動する第3のコイ
ルとを有する第2の駆動機構とを備える光ヘッドの駆動
装置において、前記第1の磁気ギャップと、前記第2の
磁気ギャップの磁気ギャップは異なるように磁気回路を
構成すると共に、駆動装置の固定側に設けた前記第1の
磁気回路のヨークと前記光学ヘッドに固定された磁性部
材とで前記第2の磁気ギャップを構成したことを特徴と
するものである。
〔実施例〕
第1図A、Bは、本発明の第1実施例を示したもので
平面図及び断面図である。本実施例は、可動部の軽量化
を図るための可動光学系と固定光学系を分離したいわゆ
る分離光学系である。キャリッジ1の中央部に反射ミラ
ー2が設けてあり、キャリッジ1には上部に集光レンズ
3を有するホルダ4が駆動可能に保持してあり、図示し
ていない固定光学系から出射された光束は反射ミラー2
でほぼ直角に曲げられ、集光レンズ3を介して図示して
いない光ディスクの記録面に光スポットを照射するよう
になっている。ホルダ4の両側のアクセス方向には磁気
回路を形成してあるが、この磁気回路は一対の外ヨーク
5、6の内側にマグネット7、8を設け、マグネット
7、8とホルダ4との間にはそれぞれ内ヨーク9、10を
配している。そしてマグネット7、8と内ヨーク9、10
との間に形成された磁界にキャリッジ1に固定されたコ
イル11、12が配してあり、これに電流を流すことにより
アクセス方向の力を発生させ、キャリッジ1をアクセス
方向に駆動させ目標トラック近辺まで移動させるように
してある。また上記一対の磁気回路の間には、キャリッ
ジ1上に設けたマグネット13、14、ヨーク15、16と前記
内ヨーク9、10との間に形成された磁界にコイル17、1
8、19、20が配してあり、これに電流を流すことにより
同様にアクセス方向に力を発生させ、集光レンズ3を有
するホルダ4をキャリッジ1に対してアクセス方向に駆
動し、集光レンズ3からの光スポットを目標トラック上
に移動させることができる。なおキャリッジ1は、下部
に複数個のローラ21を設けてありこのローラ21が2本の
平行なガイド軸23、24に沿ってアクセス方向にスムーズ
に平行移動できるようにしてある。
次にホルダ4は、キャリッジ1の固定部とホルダ側部
とにかけて上下2本づつ張設してあるワイヤ25、26によ
り支持してあるとともに、ホルダ4外周にコイル27を巻
装してある。コイル27に電流を流さない状態では、ホル
ダ4は中間位置を保持している。コイル27は前記マグネ
ット13、14、ヨーク15、16と内ヨーク9、10との間に形
成された磁界に配してあり、電流を流すことによりホル
ダ4にフォーカス方向の駆動力を生じさせ、集光レンズ
3からの光スポットを光ディスクの記録面上に焦点を結
ばせるためのフォーカシングを行わせることができる。
第2図は、本発明の第2実施例を示したもので、第1
実施例と対応する箇所には同一符号を付した。本実施例
では内ヨーク9、10の下方にマグネット7、8を有する
外ヨーク5、6を配している。またガイド軸23を内ヨー
ク9、10等の外側に配し、一方側4個、他方側2個のロ
ーラ21によってアクセス方向に移動可能にしてある。他
の構成につては、ほぼ第1実施例と同様である。
上記各実施例によれば、第4図に示す従来例のような
アクセス用、フォーカシング・トラッキング用にそれぞ
れ固定された大型の磁気回路を形成することによる装置
の大型化、構成の複雑化、剛性の低下、マグネットの大
型化といった不具合を避けることができる。
第3図は、本発明の第3実施例を示したものである。
本実施例では、キャリッジ1はガイド軸23に対しスベリ
軸受30により擦動自在に支持してある。このキャリッジ
1を駆動するためのコイル12と磁気回路は1組の部材で
形成してある。コイル12の内部を外ヨーク5とマグネッ
ト8が通過するように設けてある。ホルダ4には回転中
心31を通過するようにコイル29を巻装してあり、コイル
29の内部に内ヨーク10が通過するように設けてあり、こ
の内ヨーク10と前記マグネット8との間に磁界が形成さ
れる。ホルダ4を挟んで前記磁気回路と対応する位置に
マグネット13を有するヨーク15を設けてあり、内ヨーク
10とマグネット13との間に磁界が形成される。そこで、
コイル29に電流を流すと前記両磁界の中に相互に逆向き
の電流が流れ、左右逆向きの力が生じる。すると、への
字状に形成された上下2本づつのワイヤ28により回動可
能に支持されているホルダ4は、回転中心31の略中心に
各ワイヤ28が変形することにより回動し、集光レンズ3
をトラッキング方向に移動させることができる。コイル
27は、ロの字状に巻回するとともにL字状に折り曲げ形
成してあるので電流を流すと、トラッキング方向と平行
方向部分にフォーカス方向に力が発生し、前記ワイヤ28
がフォーカス方向に変形することにより、集光レンズ3
を有するホルダ4はフォーカス方向に駆動される。
本実施例は、アクセス用の磁気回路およびコイルが1
組であるため、前記各実施例のものより一層構成が簡素
化、小型化できる。またホルダ4駆動用のコイル29、27
とアクセス用のコイル12とは磁界中でアクセス方向に離
れているので、マグネット8と内ヨーク10とで形成され
る磁気ギャップの長さを短くできることとなり、磁束密
度を高くすることができる。また4本のワイヤ28は、ア
クセス方向の軸に対して対称に配設してあるとともに、
ワイヤ28の軸方向がアクセス方向にほぼ向いているた
め、キャリッジ1をアクセス方向に駆動しホルダ4に加
速度が生じてもその力の多くはワイヤ28の曲げに比較し
剛性の高い伸縮方向に作用するため、ワイヤ28は変形し
にくくホルダ4のキャリッジ1に対するアクセス方向の
位置が変化しにくく、高速アクセス時の集光レンズ3の
位置の安定を図れる。
〔発明の効果〕
本発明は、記録媒体に対し光学ヘッドを移動して目的
位置に位置制御するものであって且つ第1の磁気回路に
おける第1の磁気ギャップと該第1の磁気ギャップ中に
配置された第1のコイルとを有する第1の駆動機構と、
前記光学ヘッドに対し集光レンズを移動して光ビームの
位置制御をするものであって且つ第2の磁気回路におけ
る第2の磁気ギャップと該第2の磁気ギャップ中に配置
された集光レンズをアクセス方向に駆動する第2のコイ
ルと集光レンズをフォーカス方向に駆動する第3のコイ
ルとを有する第2の駆動機構とを備える光ヘッドの駆動
装置において、前記第1の磁気ギャップと、前記第2の
磁気ギャップの磁気ギャップは異なるように磁気回路を
構成すると共に、駆動装置の固定側に設けた前記第1の
磁気回路のヨークと前記光学ヘッドに固定された磁性部
材とで前記第2の磁気ギャップを構成したので、レイア
ウトの自由度が大きく、それぞれの特性に合った構成を
とりやすく、小型化に有利で共振しにくい安価な構成に
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示した平面図、断面
図、 第2図は、本発明の第2実施例を示した平面図、断面
図、 第3図は、本発明の第3実施例を示した平面図、断面
図、 第4図は、従来例を示したものである。 1……キャリッジ 3……集光レンズ 5・6……外ヨーク 7・8……マグネット 9・10……内ヨーク 11・12……コイル 13・14……マグネット 15・16……ヨーク 17・18・19・20……コイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に対し光学ヘッドを移動して目的
    位置に位置制御するものであって且つ第1の磁気回路に
    おける第1の磁気ギャップと該第1の磁気ギャップ中に
    配置された第1のコイルとを有する第1の駆動機構と、
    前記光学ヘッドに対し集光レンズを移動して光ビームの
    位置制御をするものであって且つ第2の磁気回路におけ
    る第2の磁気ギャップと該第2の磁気ギャップ中に配置
    された集光レンズをアクセス方向に駆動する第2のコイ
    ルと集光レンズをフォーカス方向に駆動する第3のコイ
    ルとを有する第2の駆動機構とを備える光ヘッドの駆動
    装置において、 前記第1の磁気ギャップと、前記第2の磁気ギャップの
    磁気ギャップは異なるように磁気回路を構成すると共
    に、駆動装置の固定側に設けた前記第1の磁気回路のヨ
    ークと前記光学ヘッドに固定された磁性部材とで前記第
    2の磁気ギャップを構成したことを特徴とする光学ヘッ
    ドの駆動装置。
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