JPS614527A - 複合コアセルベーション法によるマイクロカプセルの製造方法 - Google Patents

複合コアセルベーション法によるマイクロカプセルの製造方法

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JPS614527A
JPS614527A JP12324284A JP12324284A JPS614527A JP S614527 A JPS614527 A JP S614527A JP 12324284 A JP12324284 A JP 12324284A JP 12324284 A JP12324284 A JP 12324284A JP S614527 A JPS614527 A JP S614527A
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Yasuo Ninomiya
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Uiriamu Beekaa Richiyaado
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/10Complex coacervation, i.e. interaction of oppositely charged particles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロカプセルの製造方法に関し、詳しくは
親油性の芯物質乃至はマイクロカプセル壁に部分的に可
溶性である芯物質をマイクロカプセル化する方法に関す
る。
?lコアセルベーション法によって親油性物質を芯物質
としてマイクロカプセル化する方法は、米国特許第2,
800,457号明細書に記載されているように、基本
的には次の工程からなる。
(al  芯物質としてマイクロカプセル化すべき油性
物質を親水性の第1のコロイド水溶液に乳化分散させて
、エマルジョンヲ得ル。
fbl  このエマルジョンを上記第1のコロイドとは
反対電荷をもつ親水性の第2のコロイド水溶液と混合す
る。
(C)  上記コロイド水溶液混合物を水にて希釈し、
又はpHを調整することにより、油性物質の小滴の周囲
に濃厚なコロイド液、即ち、コアセルベートを生成させ
る。
(dl  上記コロイド水溶液混合物をO〜10℃程度
の温度に冷却し、上記コアセルベートをゲル化させる。
te+  このようにゲル化させたコアセルベートをア
ルデヒド類の添加や、pH又は温度調整等により硬化さ
せる。
更に、このような複合コアセルベーション法によるマイ
クロカプセルの製造方法を改善するために、例えば、米
国特許第3,34L466号明細書には、Cコアセルベ
ートを生成させるに際して、段階的に温度を降下させる
ことにより、カプセル壁を厚くする方法が開示されてい
る。また、米国特許第3.956,172号明細書には
、低分子ジアルデヒドとホルムアミドを併用することに
より、コアセルベートを硬化させる際に、着色、粘度上
昇、凝集等を防止し得ることが開示されている。
しかし、上記したいずれの方法による場合も、攪拌条件
、粘度、pH1温度等に細心の注意を払って調整しても
、尚生成したマイクロカプセルが凝集することが再々あ
る。
更に、例えば、芯物質が蚊忌避剤として有用であるN、
N−ジエチル−m−)ルアミドのように、カプセル壁に
部分的に可溶性である場合は、上記した従来のいずれの
方法によっても、得られるマイクロカプセルは十分な強
度をもたず、しかも、芯物質の乾燥重量による含有率は
50%以下であり、また、芯物質がマイクロカプセル化
される割合、即ち、マイクロカプセル化率も低く、通常
、10〜40%にすぎない。
本発明は、複合コアセルベーション法による親    
   マ油性芯物質のマイクロカプセルの製造方法にお
ける上記したような種々の問題を解決するためになされ
たものであって、凝集を伴うことなく、安定で且つ芯物
質含有率の高いマイクロカプセルを容易且つ速やかに製
造する方法を提供することを目的とし、特に、カプセル
壁に部分的に可溶性である親油性物質を芯物質とするマ
イクロカプセルを簡便に且つ高いマイクロカプセル化率
にて得ることができるマイクロカプセルの製造方法を提
供することを目的とする。
本発明は、第1には、複合′コアセルベーション法によ
るマイクロカプセルの製造方法において、芯物質を親水
性コロイド水溶液に乳化分散させる前に、イオン化性コ
ロイド、イオン性界面活性剤及びイオン化性長鎖脂肪酸
又はその誘導体から選ばれるコアセルヘーション助剤を
添加することを特徴とする。この方法によって、コロイ
ド水溶液のpH調整や希釈を要せずして、速やかに且つ
効率的にコアセルベーションを生起させることができる
と共に、従来の方法におけるよりも温和な温度条件下で
コアセルベートをゲル化させることができる。
また、本発明は、第2には、複合コアセルベーション法
によるマイクロカプセルの製造方法において、マイクロ
カプセル壁のゲル化後であって、その硬化前に水溶性ワ
ックス誘導体を添加することを特徴とする。この方法に
よってマイクロカプセルの凝集を有効に防止することが
できる。このようなマイクロカプセルの凝集は、親油性
芯物質がマイクロカプセル壁をなす材料に相当量の溶解
度を有する場合に多く発生するが、本発明によれば、こ
れを有効に防止し得るので、乾燥重量にて60%以上の
芯物質を含有する安定なマイクロカプセルを60%以上
の高収率にて得ることができる。
以下に本発明による改善されたコアセルベーション法に
よるマイクロカプセルの製造方法、かかる方法によって
製造されるマイクロカプセル、及びかかるマイクロカプ
セルを含有して、効力が長期間にわたって持続される蚊
忌避剤について詳細に説明する。
本発明によるマイクロカプセルの製造方法は、次の工程
からなる。
第1工程 芯物質とする親油性物質をイオン化性コロイ
ド、イオン性界面活性剤及びイオン化性長鎖脂肪酸又は
その誘導体から選ばれるコアセルヘーション助剤と混合
する。
第2工程 この混合物をイオン化性コロイドの水溶液に
乳化分散させて、第1の親水性コロイド水溶液を得る。
第3工程 第1のコロイド水溶液と、このコロイ゛ドと
反対電荷を有する第2のイオン化性親水性コロイド水溶
液とを攪拌下に混合して、コアセルベーションを生起さ
せる。
第4工程 このコロイド水溶液混合物を冷却して、コア
セルベートをゲル化させ、カプセル壁を形成させる。
第5工程 水溶性ワックス誘導体を添加して、ゲル化し
たカプセルを安定化し、凝集を防止する。
I        第6エ程 カプセル壁を硬化させる
先ず、第1工程において、コアセルヘーション助剤はイ
オン化性コロイド、イオン性界面活性剤及びイオン化性
長鎖脂肪酸又はその誘導体から選ばれる。イオン化性コ
ロイドとしては、例えば、ゼラチン、アラビヤゴム、カ
ゼイン、カラゲニン、カルボキシメチルセルロース等が
用いられる。イオン性界面活性剤は粗水性親油性バラン
ス(HLB)の低いものが好ましく、例えば、高級脂肪
族アミン、ポリアミン、第4級アンモニウム塩、スルホ
ン酸塩、カルボン酸塩等が用いられる。また、イオン化
性長鎖脂肪酸又はその誘導体としては、高級脂肪酸、高
級アルコール、高級脂肪酸エステル等が用いられる。
本発明の方法においては、芯物質には親油性の液状物が
用いられる。この液状物は親油性であれば特に制限され
ず、例えば、純液体、混和し得る液体の混合物、1種又
は2種以上の固体物質を液体に溶解してなる液状物、親
水性液状物若しくは親水性水溶液を親油性液体に乳化さ
せた親油性エマルジ貯等を含む・従9て・かかる液状物
の具        グ体例として、例えば、蚊忌避剤
であるN、N−ジエチル−m−トルアミドを含む昆虫忌
避剤、昆虫フェロモン、殺虫剤、除草剤、肥料、医薬品
、芳香剤、香味剤、甘味剤、化粧剤、その他の物理的、
化学的若しくは生理学的活性を有する天然及び合成薬剤
等を挙げることができる。本発明の方法は、特に、上記
したN、N−ジエチル−m−トルアミドやその他のアミ
ド、アミン、カルボン酸、芳香族化合物等、従来の方法
によればそのマイクロカプセル化が困難である芯物質を
マイクロカプセル化するのに好適である。一般的には極
性有機化合物のマイクロカプセル化に好適である。
次に、第1工程、第2工程及び第3工程で用いるイオン
化性コロイドとしては、従来より知られているコロイド
を用いることができ、具体例として、例えば、ゼラチン
、カゼイン、カラゲニン、アラビヤゴム、カルボキシル
メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等を挙げるこ
とができる。
第2工程における第1のコロイドと第3工程における第
2のコロイドとは相互に反対符号の電荷を有するように
選ばれる。特に、本発明の方法においては、一方にゼラ
チン、他方にアラビヤゴムが好ましく用いられる。
第1及び第2工程は、常温又はそれより高い温度で行な
われ、例えば、35〜50°Cの範囲の温度が好適であ
る。第3工程は、コロイドのゲル化より高い温度、35
〜50℃の範囲の温度で行なわれる。また、第3工程に
おけるコロイド水溶液を混合するための時間は何ら制限
されず、広い範囲にわたって変化させることができる。
尚、第1工程において、芯物質とコアセルヘーション助
剤を混合してエマルジョンを得た後、このエマルジョン
を減圧し、溶解している空気を除去しておくことによっ
て、一層強靭なカプセル壁を有するマイクロカプセルを
得ることができる。
第4工程において、このコロイド水溶液混合物を冷却し
て、コアセルベートをゲル化させて、カプセル壁を形成
させる。この場合、冷却速度は何ら制限されないが、冷
却温度は20°C以下とする必要があり1、好ましくは
15〜20°Cの範囲であって、従来の方法に比較して
、より温和な条件にてコアセルへ一トをゲル化させるこ
とができる。
本発明の方法によれば、第5工程において水溶性ワック
ス誘導体を添加して、ゲル化したカプセルを安定化し、
凝集を防止する。水溶性ワックス誘導体としては天然ワ
ックス及び合成ワックスの誘導体、例えば、ラノリン、
カルナバ、蜜蝋、パラフィン、ポリエーテルエステル、
塩化ナフタレン等の誘導体から選択されるが、ラノリン
をエトキシ化したエトキシ化ラノリンが特に好ましく用
いられる。この工程は上記の冷却温度で行なわれる。
ゲル化したカプセル壁は、次いで第6エ程において硬化
され、不溶化されて安定化する。カプセルの硬化は、前
記した文献ほかに既に知られているように、ホルムアル
デヒド、グルタルアルデヒド、グリオキサール又はこれ
らの混合物を添加し、次いで、好ましくは温度を20〜
40℃に昇温し、硬化を促進することによって行なうこ
とができる。
また、カプセル壁の硬化は15〜25℃の温度でタンニ
ン酸を添加し、次いで、混合物を数時間放置することに
よっても行なうことができる。タンニン酸は、水溶性ワ
ックス誘導体の添加の前後のいずれの時期に添加しても
よい。アルデヒドを用いることなく、タンニン酸にてカ
プセル壁を硬化させた場合は、得られるマイクロカプセ
ルが30℃以上の温度で融解するため、生物、化学、医
学等の分野において、30℃以上の温度で活性物質を放
出し、30℃よりも低い温度では放出しない用途に好適
に利用することができる。
以上のように、本発明の方法によれば、コアセルベート
の形成時にコロイド水溶液混合物のp++調整や希釈を
行なう必要がなく、また、従来の方法よりも温和な条件
にてコアセルベートをゲル化させることができる。更に
、本発明の方法によれば、マイクロカプセルの凝集が起
こらないので、従来はマイクロカプセル化が困難であっ
たカプセル壁に可溶性の親油性物質も芯物質として効率
的4、j(−5t:l”7°ゞJL=(Is”FS4・
         を以下に実施例を挙げて本発明を説
明するが、本      ′1発明はこれら実施例によ
り何ら限定されるものではない。
実施例1 ゼラチン14gを40℃の温度で水175m1に溶解し
た。別に、ステアリン酸4.2gをN、N−ジエチル=
m−)ルアミド100m1に溶解し、この溶液を上記ゼ
ラチンコロイドに攪拌下に40℃の温度で加えて、乳化
分散させた。アラビヤゴム9゜3gを水135m1に溶
解させた溶液を上で得たエマルジョンに加えた後、絶え
ず攪拌しつつ3時間攪拌して18℃に冷却した。
この後、30重量%エトキシ化ラノリン水溶液(エメリ
ー社製エトキシラン10100)140を加え、10分
後に更に50容量%グルタルアルデヒド水溶?ffu3
5μlを添加した。生成した混合溶液を穏やかに1.5
時間攪拌した後、室温にて一晩放置した。
沈殿したマイクロカプセルを2800rpmで15分間
遠心分離して、湿潤重量で42〜44重量%のN、N−
ジエチル−m−トルアミドを含有するマイクロカプセル
を凝集なしに約220m1得た。
この湿潤マイクロカプセルを室温にて4時間乾燥させた
ところ、N、N−ジエチル−m−トルアミドの含量は乾
燥重量にて75〜80%であった。また、N、N−ジエ
チル−m−トルアミドのマイクロカプセル化率は約94
%であった。
本実施例において、ゼラチンは負電荷をもつ第1のイオ
ン化性コロイド、ステアリン酸は負電荷をもつコアセル
ベーション助剤、N、N−ジエチル−m−)ルアミドは
親油性芯物質、アラビヤゴムは正電荷をもつ第2のイオ
ン化性コロイド、エトキシ化ラノリンは水溶性ワックス
誘導体である。
比較例1 上記実施例1において、エトキシ化ラノリンを添加しな
かった以外は、全く同様にしてマイクロカプセルを調製
したところ、マイクロカプセルが著しい凝集を起こし、
高速での攪拌にもかかわらず、溶液全体がゲル化した。
実施例2 ゼラチン20gを40℃の温度で水200m1に溶解し
た。別に、アラビヤゴム8gをN、N−ジエチル−m−
1−ルアミド80m1に分散させ、これを上記ゼラチン
水溶液に加え、45℃で激しく攪拌してエマルジョンと
した。アラビヤゴム20gを水200m1に溶解させた
溶液を上で得たエマルジョンに加え、次いで、この混合
物を絶えず攪拌しながら25℃に冷却した。この後、タ
ンニン酸8gを水80m1に溶解した水溶液を加え、更
に、前記と同じ30重量%エトキシ化ラノリン水溶液2
00m1を加えた。この混合物を3時間攪拌した後、室
温にて一晩放置した。
沈殿したマイクロカプセルを270Orpmで10分間
遠心分離して、約350m1のマイクロカプセルを凝集
なしに得た。このマイクロカプセルは、湿潤重量で16
〜20重量%、乾燥重量で約60重量%のN、N−ジエ
チル−m−)ルアミドを含有していた。また、N、N−
ジエチル−m−1−ルアミドのマイクロカプセル化率は
約80%であった。
本実施例において、最初に添加したアラビャゴ/J、、
よヨアヤ79、−ウヨ7ゆ□jよ、7、ケッ、アヤは硬
化剤として作用する。
実施例3 ゼラチン30gを室温で水440m1に溶解した。
別に、ステアリン酸5.4gをN、N−ジエチル−m−
トルアミド157.5mlに熔解し、この溶液をブレン
ダーを用いて室温で上記ゼラチン水溶液中に乳化分散さ
せた。このエマルジョンを攪拌下に20分間減圧して脱
気させ、この後、これをアシビヤゴム20gを水360
m1に溶解させた水溶液に45℃の温度で加えた。3時
間にわたって攪拌しなから、混合物を19℃に冷却した
次いで、前記と同じ30重量%エトキシ化ラノリン水溶
液540m1を20分間にわたって加えた。
この後、50容量%グルタルアルデヒド水溶液4.5m
lと36容量%ホルムアルデヒド水溶液0.3m1とを
加え、攪拌しながら1時間にわたって温度を35℃に昇
温した。次いで、この溶液を室温にて一晩放置した。
沈殿したマイクロカプセルを300Orpmで35分間
よ78、分離1−1.7ml!=ft L c= ?イ
、。カッ、ヤ         ゛トル約390gを得
た。このマイクロカプセルは、湿潤重量で約30重量%
、乾燥重量で約70重量%のN、N−ジエチル−m−ト
ルアミドを含有していた。また、N、N−ジエチル−m
−)ルアミドのマイクロカプセル化率は約75%であっ
た。
実施例4 実施例3で得られた含有マイクロカプセル91重量部に
対し、賦形剤としてのメチルビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体溶液が9重量部になるように、この共重
合体の、47.5%溶液と混合した。得られたクリーム
をヒト皮膚に塗布し、12時間にわたって皮膚に残存す
るN、N−ジエチル−m−トルアミドの量を測定した。
2時間後には塗布量の40%が、6時間後には20%が
、そして10時間後には15%がそれぞれ残存していた
。ここに、N、N−ジエチル−m−トルアミドの皮膚へ
の残存量は、アルコールにてN、N−ジエチル−m−)
ルアミドを皮膚から濯ぎ落として回収し、秤量した。
また、本実施例により得られたN、N〜ジエチル−m−
トルアミドのマイクロカプセルは、ウサギを使った実験
にて蚊忌避効果を調べた結果、8時間以上にわたり持続
することが確かめられた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複合コアセルベーション法によるマイクロカプセ
    ルの製造方法において、芯物質を親水性コロイド水溶液
    に乳化分散させる前に、イオン化性コロイド、イオン性
    界面活性剤及びイオン化性長鎖脂肪酸又はその誘導体か
    ら選ばれるコアセルベーション助剤を添加することを特
    徴とするマイクロカプセルの製造方法。
  2. (2)芯物質が極性有機物質であり、第1及び第2のイ
    オン化性コロイドがゼラチン、アラビヤゴム、カゼイン
    、カラゲニン及びカルボキシルメチルセルロースから選
    ばれることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマ
    イクロカプセルの製造方法。
  3. (3)複合コアセルベーション法によるマイクロカプセ
    ルの製造方法において、カプセル壁のゲル化後であつて
    、その硬化前に水溶性ワックス誘導体を添加することを
    特徴とするマイクロカプセルの製造方法。
  4. (4)水溶性ワックス誘導体がラノリン、カルナバ、蜜
    蝋、パラフィン、ポリエーテルエステル及び塩素化ナフ
    タレンの誘導体から選ばれることを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載のマイクロカプセルの製造方法。
  5. (5)水溶性ワックス誘導体がエトキシ化ラノリンであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のマイク
    ロカプセルの製造方法。
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