JPS6145157B2 - - Google Patents

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JPS6145157B2
JPS6145157B2 JP54135967A JP13596779A JPS6145157B2 JP S6145157 B2 JPS6145157 B2 JP S6145157B2 JP 54135967 A JP54135967 A JP 54135967A JP 13596779 A JP13596779 A JP 13596779A JP S6145157 B2 JPS6145157 B2 JP S6145157B2
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Japan
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condensate
spillover
water
hot well
water level
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JP54135967A
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Toyohiko Masuda
Takeshi Ueno
Hirotsugu Nagai
Hitoshi Ishimaru
Shozo Nakamura
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to DE19803039722 priority patent/DE3039722A1/de
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Publication of JPS6145157B2 publication Critical patent/JPS6145157B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D5/00Condensation of vapours; Recovering volatile solvents by condensation
    • B01D5/0078Condensation of vapours; Recovering volatile solvents by condensation characterised by auxiliary systems or arrangements
    • B01D5/009Collecting, removing and/or treatment of the condensate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D5/00Condensation of vapours; Recovering volatile solvents by condensation
    • B01D5/0033Other features
    • B01D5/0051Regulation processes; Control systems, e.g. valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22DPREHEATING, OR ACCUMULATING PREHEATED, FEED-WATER FOR STEAM GENERATION; FEED-WATER SUPPLY FOR STEAM GENERATION; CONTROLLING WATER LEVEL FOR STEAM GENERATION; AUXILIARY DEVICES FOR PROMOTING WATER CIRCULATION WITHIN STEAM BOILERS
    • F22D11/00Feed-water supply not provided for in other main groups
    • F22D11/006Arrangements of feedwater cleaning with a boiler

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Flow Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発電プラントの復水器に係り、特に給
水処理系統を発電プラントの主系統より独立させ
たサイドストリーム式復水器の復水系統およびそ
の制御装置に関する。
まずサイドストリーム式復水器について第1図
により説明する。
サイドストリーム式復水器1はホツトウエル部
分が仕切板4により、第1ホツトウエル2と第2
ホツトウエル3の2つの独立したホツトウエルに
分割されている。
前記第1ホツトウエル2内の復水はプラント運
転状態と独立に一定流量が復水浄化系ポンプ5を
通じて過式脱塩装置6や混床式脱塩装置7を有
する復水浄化系統へ送られ、水質処理すなわち不
純物処理、PHコントロールされた後、図示省略
のタービンおよび弁のグランド部の封入蒸気を凝
縮するグランンド蒸気復水器ならびに復水器1内
の非凝縮気体を抽出するために使用される蒸気エ
ゼクタ駆動用蒸気の排出蒸気を凝縮させる復水器
空気抽出器9へ送られる。
前記グランド蒸気復水器8および復水器空気抽
出器9での熱交換により温度上昇せしめられた復
水は、復水供給配管12を介して第2ホツトウエ
ル3へ送られ、その1部は戻り配管11を経て第
1ホツトウエル2へ戻される。
また第2ホツトウエル3の復水は復水ポンプ1
5を通じてプラントの運転状態に従つて主系統へ
送られる。
このように復水浄化系統を主系統より独立させ
たサイドストリーム式復水器の特徴として、復水
浄化系の流量制御は主系統の給水制御系と無関係
となり相互の協調が不要、また急激な圧力流量の
変動がないので浄化性能が向上するなどがあげら
れる。
しかしながら制御すべき水位が2箇所となるの
で、通常運転時および起動停止時の水位制御をい
かにすべきかが問題となる。
従来のサイドストリーム式復水器の系統ならび
に水位制御方式について第1図により説明する。
第1ホツトウエル2の復水は復水浄化系ポンプ
5により復水浄化装置を構成する過式脱塩装置
6,混床式脱塩装置7を経てグランド蒸気復水器
8,復水器空気抽出器9へ送られ、その一部は流
量調節弁13,14を有する復水戻り配管11を
通つて再び第1ホツトウエル2へ戻され、残りの
復水は復水供給配管12を通つて第2ホツトウエ
ル3へ送られる。そして第2ホツトウエル3の復
水は復水ポンプ15により主系統へ送られる。な
お第1図中、符号10は電動弁である。
前記主系統に送水する配管16にはスピルオー
バ弁19を有するスピルオーバ配管18が連結さ
れ、第2ホツトウエル3の復水の一部を復水貯蔵
タンク17へ戻すようになつている。
前記復水貯蔵タンク17と第1ホツトウエル3
間には、補給水調節弁21を備える補給水配管2
0が連結され、復水貯蔵タンク17から第1ホツ
トウエル2へ補給水を送るようになつている。
このような系統構成のもとで従来のサイドスト
リーム式復水器1のホツトウエル水位制御は、次
のように計画されている。
すなわち第1ホツトウエル2の水位制御は、水
位検出器22の信号を水位制御装置23に挿入
し、この水位制御装置23により流量調節弁1
3,14の開度を制御し、第1ホツトウエル2へ
戻す復水流量を調節することにより実施されてい
る。
また第2ホツトウエル3の水位制御は、水位検
出器24の信号を水位制御装置25に挿入し、こ
の水位制御装置25によりスピルオーバ弁18と
補給水調節弁21の開度を制御し、第2ホツトウ
エル3から復水貯蔵タンク17への復水の戻り量
ならびに復水貯蔵タンク17から第1ホツトウエ
ル2への補給水量を調節することにより実施され
ている。
しかしながら前述の従来の制御方式において
は、次のような欠点がある。すなわち第1ホツト
ウエル2の水位制御時には復水浄化系の流量およ
び第2ホツトウエル3の水位に外乱として変動を
与える。また第1ホツトウエル2の水位と補給水
調節弁21とは直接的な関係があるにもかかわら
ず、第2ホツトウエル3の水位により制御されて
いるため水位制御の応答が遅くなるとともに、第
2ホツトウエル水位制御の結果が外乱として第1
ホツトウエル水位制御に影響を与える。さらにま
た第1ホツトウエル水位制御と第2ホツトウエル
水位制御とが互いに干渉し合う。
さらに発電プラントの起動停止時の問題点とし
て、復水ポンプ15を停止し、サイドストリーム
式復水系統単独で運転するような場合には、ホツ
トウエルの水位制御が不可能である。
なお本発明出願人によつて主系統に送水する配
管16と復水貯蔵タンク17とを結ぶスピルオー
バ配管18とは別に、復水浄化系と復水貯蔵タン
ク17間に他のスピルオーバ弁を有するスピルオ
ーバ配管が連結され、そのスピルオーバ弁と前記
補給水調節弁21とを第1ホツトウエル内の復水
の水位検出器22に接続された水位制御装置によ
り開度制御するものが提案され、水位制御の応答
性および安定性の向上が図られている。
本発明の目的は主系統の復水ポンプの停止時、
あるいは第1ホツトウエル内への多量の海水流入
時等において、第1、第2スピルオーバ配管のス
ピルオーバ弁のいずれかを開に、自動的に切り替
えでき、かつより一層省力化および信頼性を向上
しうるサイドストリーム式復水器の水位制御装置
を提供することにある。
本発明の特徴は第1、第2ホツトウエルに区画
されたサイドストリーム式復水器の前記第1ホツ
トウエルに、蒸気タービン排気蒸気の凝縮水を溜
め、その復水を復水浄化系で浄化し、浄化された
復水を温度上昇させ、その復水の一部を前記第1
ホツトウエルに戻し、他の一部を第2ホツトウエ
ルに送り、第2ホツトウエルから発電プラントの
主系統へ送水し、前記復水浄化系から復水貯蔵タ
ンクへスピルオーバ弁を有する第1スピルオーバ
配管を通じて復水の一部を戻しかつ主系統に送水
する配管から同じ復水貯蔵タンクへスピルオーバ
弁を有する第2スピルオーバ配管を通じて復水の
一部を戻し、さらに復水貯蔵タンクから第1ホツ
トウエルへ補給水調節弁を備える補給水配管を通
じて補給水を送りうるように構成された復水系統
において、前記第1スピルオーバ配管の入口側端
部が復水浄化系の過式脱塩装置と混床式脱塩装
置の間に接続され、第1ホツトウエル内の復水の
水位検出器に水位制御装置が連結され、該水位制
御装置に調節弁切り替え装置が接続され、該調節
弁切り替え装置には前記第1、第2スピルオーバ
配管の各スピルオーバ弁が接続されかつ両スピル
オーバ弁のいずれかを開に選択的に切り替えられ
るように構成されているところに存し、この構成
により主系統の復水ポンプの停止時、あるいは第
1ホツトウエル内への多量の海水の流入時に、第
1、第2スピルオーバ配管のスピルオーバ弁のい
ずれかを開に、自動的に選択的に切り替えうるサ
イドストリーム式復水器の水位制御装置を得たも
のである。
そして本発明の他の発明の特徴は第1、第2ホ
ツトウエルに区画されたサイドストリーム式復水
器の前記第1ホツトウエルに、蒸気タービン排気
蒸気の凝縮水を溜め、その復水を復水浄化系で浄
化し、浄化された復水を温度上昇させ、その復水
の一部を前記第1ホツトウエルに戻し、他の一部
を第2ホツトウエルに送り、第2ホツトウエルか
ら発電プラントの主系統へ送水し、前記復水浄化
系から復水貯蔵タンクへスピルオーバ弁を有する
第1スピルオーバ配管を通じて復水の一部を戻し
かつ主系統に送水する配管から同じ復水貯蔵タン
クへスピルオーバ弁を有する第2スピルオーバ配
管を通じて復水の一部を戻し、さりに復水貯蔵タ
ンクから第1ホツトウエルへ補給水調節弁を備え
る補給水配管を通じて補給水を送りうるように構
成された復水系統において、第1ホツトウエル内
の復水の水位検出器に水位制御装置が連結され、
該水位制御装置に調節弁切り替え装置が接続さ
れ、該調節弁切り替え装置には前記第1、第2ス
ピルオーバ配管の各スピルオーバ弁が接続されか
つ両スピルオーバ弁のいうずれかを開に選択的に
切り替えうるように構成され、さらに調節弁切り
替え装置には第1ホツトウエル内の復水の検温装
置が接続されているところに存し、この構成によ
り一層省力化および信頼性を向上しうるサイドス
トリーム式復水器の水位制御装置を得たものであ
る。
以下本発明を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例を示し、サイドスト
リーム式復水器1はホツトウエル部分が仕切板4
により第1ホツトウエル2と第2ホツトウエル3
の2つの独立したホツトウエルに分割されてい
る。
前記第1ホツトウエル2内の復水はプラント運
転状態と独立に、一定流量が復水浄化系を構成す
る過式脱塩装置6および混床式脱塩装置7に送
られ、不純物処理およびPHコントロール等の水
質処理が施された後図示省略のタービンと弁のグ
ランド部の封入蒸気を凝縮するグランド蒸気復水
器8および復水器1内の非凝縮気体を抽出するた
めに使用される蒸気エゼクタ駆動用蒸気の排出蒸
気を凝縮させる復水器空気抽出器9および電動弁
10を備える装置へ送られる。
前記グランド蒸気復水器8および復水器空気抽
出器9で熱交換され、温度上昇された復水の一部
は流量調節弁28を有する復水戻り配管26を通
じて第1ホツトウエル2へ戻され、他の一部は流
量調節弁29を有する復水供給配管27を経て第
2ホツトウエル3へ送られる。
前記電動弁10を有する配管と復水戻り配管2
6間には流量検出器30が設けられ、この流量検
出器30の検出信号は流量制御装置31に送ら
れ、該流量制御装置31の制御信号により前記復
水戻り配管26の流量調節弁28が開度調節され
る。
前記第2ホツトウエル3内の復水はプラントの
運転状態に従つて復水ポンプ32に吸引され、主
系統に送水する配管33に送られる。
前記復水器1には第1ホツトウエル2の水位検
出器34および第2ホツトウエルの水位検出器3
5が設けられている。前記第1のホツトウエル2
の水位検出器34の検出信号は水位制御装置36
に送られる。一方第2ホツトウエル3の水位検出
器35の検出信号は他の水位制御装置37に送ら
れ、該水位制御装置37から出力される制御信号
により前記第2ホツトウエル3に復水を送る復水
供給配管27の流量調節弁29が開度調節され
る。 前記第1ホツトウエル2の水位検出器35
と接続された水位検出器36に調節弁切り替え装
置38が連結されている。
前記復水器1の外部には復水貯蔵タンク39が
設けられている。
前記復水浄化系と復水貯蔵タンク39間には
過式脱塩装置6と混床式脱塩装置7間に入口側端
部を配して、スピルオーバ弁41を有する第1ス
ピルオーバ配管40が連結され、浄化された復水
の一部を復水貯蔵タンク39に送水しうるように
なつている。
また主系統の配管33と前記復水貯蔵タンク3
9間には、スピルオーバ弁43をする第2スピル
オーバ配管42が連結され、復水貯蔵タンク39
に浄化された復水の一部を送水しうるようになつ
ている。
前記復水貯蔵タンク39と第1ホツトウエル2
間には補給水調節弁45を備える補給水配管44
が連結されており、その補給水調節弁45には前
記第1ホツトウエル2の水位検出器34に接続さ
れた水位制御装置36から制御信号が送り込ま
れ、開度制御される。
前記第1スピルオーバ配管40のスピルオーバ
弁41と第2スピルオーバ配管42のスピルオー
バ弁43とは前記調節弁切り替え装置38に連結
され、該調節弁切り替え装置38により選択的に
開かれ、かつ開度制御されるようになつている。
前記第1ホツトウエル3には検塩装置46が設
けられ、その検出信号は前記調節弁切り替え装置
38に送られるように連結されている。
前述構成のホツトウエル水位制御装置では水位
検出器34により第1ホツトウエル2の水位が検
出され、その検出信号が水位制御装置36に送ら
れ、該水位制御装置36から直接復水貯蔵タンク
39と第1ホツトウエル2とを連結する補給水配
管44の補給水調節弁45が開度制御され、復水
貯蔵タンク39からの第1ホツトウエル2に供給
される復水流量が調節され、第1ホツトウエル内
の水位が調整される。
一方前記水位制御装置36から調節弁切り替え
装置38に指令信号が送られ、該調節弁切り替え
装置38により復水浄化系と復水貯蔵タンク39
間に連結された第1スピルオーバ配管40のスピ
ルオーバ弁41または主系統の配管42と復水貯
蔵タンク39間に連結された第2スピルオーバ配
管42のスピルオーバ弁43のいずれかが開にセ
ツトされ、かつ開度調節される。
すなわち通常運転中は第1スピルオーバ配管4
0のスピルオーバ弁41が開かれかつ開度制御さ
れ、第1スピルオーバ配管40を通じて復水浄化
系から復水貯蔵タンク39へ復水の一部が送水さ
れる。
さらに発電プラントの主系統へ送水する復水ポ
ンプ32が停止している場合にも、第1スピルオ
ーバ配管40のスピルオーバ弁41が開かれ、復
水浄化系を通る復水の一部が復水貯蔵タンク39
へ戻されるので、復水浄化系を単独で運転する場
合にも、第1ホツトウエル2の水位制御が可能と
なる。つまり主系統の運転状態とは全く無関係に
復水浄化系を運転することができるので、第1、
第2ホツトウエル2,3内の金属腐食を防止する
ことができ、主系統の停止中にも機器冷却のため
の熱交換器供給水や他の用途に使用される供給水
の水量ならびに水質を確保できる。
しかも復水浄化系から復水貯蔵タンク39へ復
水を送水するためには一般に高い押込み圧力を必
要とするので、第1スピルオーバ配管40の入口
端部を過式脱塩装置6と混床式脱塩装置7の間
から取り出すことにより、復水浄化ポンプ5の設
計全揚程を不必要に大きくすることなく、スピル
オーバの水量および水質を確保できる。
また復水器1内に冷却海水を通すための冷却管
および水室管板(図示省略)の破壊事故等により
第1ホツトウエル2内に多量の海水が流入した場
合には、過式脱塩装置6だけでは復水の脱塩処
理が不可能となるため、調節弁切り替え装置38
により第1のスピルオーバ配管40のスピルオー
バ弁41が閉じられ、第2のスピルオーバ配管4
2のスピルオーバ弁43が開かれかつ開度調節さ
れるので、スピルオーバの水質を確保することが
できる。
そして第2ホツトウエル3の水位検出器35か
ら水位制御装置37に検出信号が送られ、この検
出信号に基づいて復水供給配管27の流量制御弁
29が開度制御され、復水浄化系から第2ホツト
ウエル3への復水供給量が調節され、第2ホツト
ウエル3の水位制御が行なわれる。このようにす
れば、過式脱塩装置6および混床式脱塩装置7
の再生作業のために発生する急激な流量の変化を
緩和することができ、安定した運転が可能とな
る。
しかも検塩装置46により第1ホツトウエル2
内の復水の塩分が検出され、検出された塩分が設
定値以上のとき、調節弁切り替え装置38により
自動的に第1スピルオーバ配管40のスピルオー
バ弁41が絞られ、復水浄化系の復水の大部分が
混床式脱塩装置7に導入されて浄化され、第1、
第2ホツトウエル3,4に戻されるので、省力化
および信頼性を向上できる。
つぎに第3図は本発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例では第2ホツトウエル3の上部に
ラビリンス構造の連絡通路47が設けられてお
り、また復水戻り配管48には電動弁50のみ設
けられ、復水供給配管49には他の電動弁51の
み設けられている。
而してこの実施例では第2ホツトウエル3の上
部の連絡通路47まで常時復水を満たし、主系統
への給水を行なつている際にも、一部の復水は連
絡通路47を通つて第1ホツトウエル2へ戻すよ
うに、電動弁50,51の開度を設定しておくも
のとする。その結果、主系統への給水量が変化し
た場合には連絡通路47を経て第1ホツトウエル
2へ戻る復水量が変化するだけで、第2ホツトウ
エル3の水位制御が不要となる。第4図は更に異
なる実施例を示す。前例(第3図)と異なるとこ
ろは、復水ヘツドタンク60を設け、その水位を
検出して電動弁51を制御するように構成したこ
とである。本例においても前例と同様の効果が得
られる。) 本発明は以上説明した構成、作用のもので、復
水浄化系と復水貯蔵タンク間に連結された第1ス
ピルオーバ配管の入口側端部を、過式脱塩装置
と混床式脱塩装置との間から取り出すことによ
り、従来と同じ復水浄化ポンプの揚程でスピルオ
ーバ水量および水質を確保することができる効果
がある。
また本発明は発電プラントの主系統へ送水する
復水ポンプの起動停止時においても復水浄化系を
独立に運転することができるので、復水ポンプ停
止時においても浄化された復水を種々の用途に使
用できるし、第1ホツトウエルへの海水漏入時な
ど過脱塩装置だけでは脱塩処理ができない場合
には、復水ポンプは吐出側から第2スピルオーバ
配管を通じてスピルオーバを行ない、水質を確保
しうる効果がある。
本発明の他の発明は第1ホツトウエル内の塩分
を検出しかつ調節弁切り替え装置にその検出信号
を送る検塩装置と、前記調節弁切り替え装置との
協働により、第1ホツトウエル内の復水の塩分に
よつて第1スピルオーバ配管のスピルオーバ弁を
自動的に開度制御できるので、省力化および信頼
性をより一層向上しうる格別な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の系統図、第2図は本発明の
一実施例の系統図、第3図は本発明の他の実施例
の系統図である。第4図は更に異なる実施例の系
統図である。 1……サイドストリーム式復水器、2……第1
ホツトウエル、3……第2ホツトウエル、5……
復水浄化ポンプ、6……過式脱塩装置、7……
混床式脱塩装置、8……グランド蒸気復水器、9
……復水器空気抽出器、26……復水戻り配管、
27……復水供給配管、28,29……流量調節
弁、32……復水ポンプ、33……主系統へ送水
する配管、34,35……水位検出計、36……
水位制御装置、38……調節弁切り替え装置、3
9……復水貯蔵タンク、40……第1スピルオー
バ配管、41……スピルオーバ弁、42……第2
スピルオーバ配管、43……スピルオーバ弁、4
4……補給水配管、45……補給水調節弁、46
……検塩装置、60……復水ヘツドタンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1,第2ホツトウエルに区画されたサイド
    ストリーム式復水器の前記第1ホツトウエルに、
    蒸気タービン排気蒸気の凝縮水を溜め、その復水
    を復水浄化系で浄化し、浄化された復水を温度上
    昇させ、その復水の一部を前記第1ホツトウエル
    に戻し、他の一部を第2ホツトウエルに送り、第
    2ホツトウエルから発電プラントの主系統へ送水
    し、前記復水浄化系から復水貯蔵タンクへスピル
    オーバ弁を有する第1スピルオーバ配管を通じて
    復水の一部を戻しかつ主系統に送水する配管から
    同じ復水貯蔵タンクへスピルオーバ弁を有する第
    2スピルオーバ配管を通じて復水の一部を戻し、
    さらに復水貯蔵タンクから第1ホツトウエルへ補
    給水調節弁を備える補給水配管を通じて補給水を
    送りうるように構成された復水系統において、前
    記第1スピルオーバ配管の入口側端部が復水浄化
    系の過式脱塩装置と混床式脱塩装置の間に接続
    され、第1ホツトウエル内の復水の水位検出器に
    水位制御装置が連結され、該水位制御装置に調節
    弁切り替え装置が接続され、該調節弁切り替え装
    置には前記第1,第2スピルオーバ配管の各スピ
    ルオーバ弁が接続されかつ両スピルオーバ弁のい
    ずれかを開に選択的に切り替えられるように構成
    されていることを特徴とするサイドストリーム式
    復水器の水位制御装置。 2 前記調節弁切り替え装置により第1,第2ス
    ピルオーバ配管のスピルオーバ弁が少なくとも発
    電プラントの主系統の復水ポンプの停止時には第
    1スピルオーバ配管のスピルオーバ弁開に、また
    第1ホツトウエル内に多量の海水の流入時には第
    2スピルオーバ配管のスピルオーバ弁開にそれぞ
    れセツトされるように構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のサイドストリ
    ーム式復水器の水位制御装置。 3 第1,第2ホツトウエルに区画されたサイド
    ストリーム式復水器の前記第1ホツトウエルに、
    蒸気タービン排気蒸気の凝縮水を溜め、その復水
    を復水浄化系で浄化し、浄化された復水を温度上
    昇させ、その復水の一部を前記第1ホツトウエル
    に戻し、他の一部を第2ホツトウエルに送り、第
    2ホツトウエルから発電プラントの主系統へ送水
    し、前記復水浄化系から復水貯蔵タンクへスピル
    オーバ弁を有する第1スピルオーバ配管を通じて
    復水の一部を戻しかつ主系統に送水する配管から
    同じ復水貯蔵タンクへスピルオーバ弁を有する第
    2スピルオーバ配管を通じて復水の一部を戻し、
    さらに復水貯蔵タンクから第1ホツトウエルへ補
    給水調節弁を備える補給水配管を通じて補給水を
    送りうるように構成された復水系統において、第
    1ホツトウエル内の復水の水位検出器に水位制御
    装置が連結され、該水位制御装置に調節弁切り替
    え装置が接続され、該調節弁切り替え装置には前
    記第1,第2スピルオーバ配管の各スピルオーバ
    弁が接続されかつ両スピルオーバ弁のいずれかを
    開に選択的に切り替えうるように構成され、さら
    に調節弁切り替え装置には第1ホツトウエル内の
    復水の検塩装置が接続されていることを特徴とす
    るサイドストリーム式復水器の水位制御装置。
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US4365476A (en) 1982-12-28

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