JPH08170801A - 竪型排熱ボイラ - Google Patents
竪型排熱ボイラInfo
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- JPH08170801A JPH08170801A JP31310894A JP31310894A JPH08170801A JP H08170801 A JPH08170801 A JP H08170801A JP 31310894 A JP31310894 A JP 31310894A JP 31310894 A JP31310894 A JP 31310894A JP H08170801 A JPH08170801 A JP H08170801A
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- pressure
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
くする。 【構成】 ボイラ本体12内に低圧蒸発器2の低圧蒸発
水管33を設け、ボイラ本体12外に低圧ドラム34を
設け、低圧ドラム34と低圧蒸発水管33の入口管寄3
5とを降水管31によって接続し、低圧蒸発水管33の
出口管寄36と低圧ドラム34とを上昇管32によって
接続し、低圧ドラム34に低圧飽和蒸気管41を接続
し、上昇管32の入口部に中圧蒸発器の中圧ドラムに接
続された中圧飽和蒸気管37を接続し、中圧飽和蒸気管
37に調節弁38を設ける。
Description
平に配置された竪型排熱ボイラに関するものである。
概略図である。図に示すように、排ガス11が流れる排
ガスダクトに接続されたボイラ本体12に低圧節炭器
1、低圧蒸発器2、中圧節炭器3、中圧蒸発器4、低圧
過熱器5、中圧過熱器6、高圧節炭器7、高圧蒸発器
8、再熱器9、高圧過熱器10が設けられている。
一部を示す図である。図に示すように、ボイラ本体12
内に低圧蒸発器2の低圧蒸発水管33が水平に配置さ
れ、ボイラ本体12外に低圧ドラム34が設けられ、低
圧ドラム34と低圧蒸発水管33の入口管寄35とが降
水管31によって接続され、降水管31に缶水循環ポン
プ46が設けられ、低圧蒸発水管33の出口管寄36と
低圧ドラム34とが上昇管32によって接続され、低圧
ドラム34に低圧飽和蒸気管41が接続されている。
ポンプ46によって低圧ドラム34から飽和温度の缶水
39が降水管31を介して低圧蒸発水管33に供給さ
れ、缶水39が低圧蒸発水管33で吸熱して汽水混合物
40となり、汽水混合物40は上昇管32を介して低圧
ドラム34に戻り、低圧ドラム34に戻った汽水混合物
40は汽水分離され、蒸気は低圧飽和蒸気管41に導か
れる。なお、中圧蒸発器4等においても同様の動作が行
なわれる。
0の比重よりも大きいから、低圧蒸発水管33の管路抵
抗が小さければ、低圧ドラム34、低圧蒸発水管33間
で自然循環するので、缶水循環ポンプ46を設ける必要
がない。しかし、缶水循環ポンプ46が設けられていな
いときには、低圧蒸発水管33の管路抵抗が大きいと、
循環する流量が少なくなるから、低圧蒸発水管33の出
口部での蒸気含有率が極端に増加するので、低圧蒸発水
管33の温度が排ガス11の温度に近づくため、低圧蒸
発水管33の材料を高温に耐えうるような材料にする必
要がある。そこで、低圧蒸発水管33の管路抵抗を低減
するために、低圧蒸発水管33の管径を大きくすること
も考えられるが、これも好ましくない。これに対して、
図5に示したように、缶水循環ポンプ46を設けたとき
には、低圧蒸発水管33の管路抵抗が大きくとも、循環
する流量を多くすることができるから、低圧蒸発水管3
3の材料を高温に耐えうるような材料にする必要がな
く、また低圧蒸発水管33の管径を大きくする必要がな
い。
型排熱ボイラにおいては、缶水循環ポンプ46を使用し
ているから、運転コストが高価となり、また缶水循環ポ
ンプ46は通常地上に設置されるから、設置面積が大き
くなる。
されたもので、運転コストが安価であり、また設置面積
が小さい竪型排熱ボイラを提供することを目的とする。
め、この発明においては、蒸発器の蒸発水管が水平に配
置された竪型排熱ボイラにおいて、上記蒸発器の上昇管
の入口部に蒸気管を接続する。
た竪型排熱ボイラにおいて、上記蒸発器の上昇管の入口
部に飽和水管を接続する。
た竪型排熱ボイラにおいて、上記蒸発器の降水管の入口
部に給水管を接続する。
の缶水の比重と上昇管中の汽水混合物の比重との差が大
きくなるから、蒸発水管の管路抵抗が大きくとも、循環
する流量が多くなるので、缶水循環ポンプを使用する必
要がない。
イラの一部を示す図である。図に示すように、上昇管3
2の入口部に中圧蒸発器4の中圧ドラム(図示せず)に
接続された中圧飽和蒸気管37が接続され、中圧飽和蒸
気管37の接続部での中圧飽和蒸気管37と上昇管32
の上流側とのなす角は鋭角であり、中圧飽和蒸気管37
に調節弁38が設けられている。
蒸気管37により上昇管32の入口部に汽水混合物40
よりも圧力が高い飽和蒸気を供給することができるか
ら、缶水39の比重と汽水混合物40の比重との差が大
きくなるので、この比重差と中圧飽和蒸気管37の接続
部から低圧ドラム34の水面までの高さH1との積すな
わち循環力が大きくなる。このため、低圧蒸発水管33
の管路抵抗が大きくとも、循環する流量が多くなるか
ら、缶水循環ポンプを使用する必要がないので、運転コ
ストが安価となり、また従来の缶水循環ポンプの設置面
積分だけ設置面積が小さくなる。また、同一の竪型排熱
ボイラの中圧蒸発器4の中圧飽和蒸気管37を上昇管3
2に接続しているから、汽水混合物40に圧力が高い飽
和蒸気を容易に供給することができる。また、中圧飽和
蒸気管37の接続部での中圧飽和蒸気管37と上昇管3
2の上流側とのなす角は鋭角であるから、飽和蒸気が汽
水混合物40の流れ方向に向けて注入されるので、循環
する流量をより多くすることができる。
排熱ボイラの一部を示す図である。図に示すように、上
昇管32の入口部に中圧蒸発器4の中圧ドラム(図示せ
ず)に接続された中圧飽和水管42が接続され、中圧飽
和水管42の接続部での中圧飽和水管42と上昇管32
の上流側とのなす角は鋭角であり、中圧飽和水管42に
調節弁43が設けられている。
水管42により上昇管32の入口部に汽水混合物40よ
りも圧力が高い飽和水を供給することができ、上昇管3
2に飽和水が供給されると、フラッシュ蒸気が発生する
から、缶水39の比重と汽水混合物40の比重との差が
大きくなるので、この比重差と中圧飽和水管42の接続
部から低圧ドラム34の水面までの高さH2との積すな
わち循環力が大きくなる。このため、低圧蒸発水管33
の管路抵抗が大きくとも、循環する流量が多くなるか
ら、缶水循環ポンプを使用する必要がないので、運転コ
ストが安価となり、また従来の缶水循環ポンプの設置面
積分だけ設置面積が小さくなる。また、同一の竪型排熱
ボイラの中圧蒸発器4の中圧ドラムに接続された中圧飽
和水管42を上昇管32に接続しているから、汽水混合
物40に圧力が高い飽和水を容易に供給することができ
る。また、中圧飽和水管42の接続部での中圧飽和水管
42と上昇管32の上流側とのなす角は鋭角であるか
ら、飽和水が汽水混合物40の流れ方向に向けて注入さ
れるので、循環する流量をより多くすることができる。
排熱ボイラの一部を示す図である。図に示すように、降
水管31の入口部にボイラ給水管44が接続され、ボイ
ラ給水管44の接続部でのボイラ給水管44と降水管3
1の上流側とのなす角は鋭角であり、ボイラ給水管44
に調節弁45が設けられている。
水管44により降水管31の入口部に比重の大きいボイ
ラ給水を供給することができ、降水管31にボイラ給水
が供給されると、缶水39の比重と汽水混合物40の比
重との差が大きくなるので、この比重差と入口管寄35
からボイラ給水管44の接続部までの高さH3との積す
なわち循環力が大きくなる。このため、低圧蒸発水管3
3の管路抵抗が大きくとも、循環する流量が多くなるか
ら、缶水循環ポンプを使用する必要がないので、運転コ
ストが安価となり、また従来の缶水循環ポンプの設置面
積分だけ設置面積が小さくなる。また、ボイラ給水管4
4の接続部でのボイラ給水管44と降水管31の上流側
とのなす角は鋭角であるから、ボイラ給水が缶水39の
流れ方向に向けて注入されるので、循環する流量をより
多くすることができる。
竪型排熱ボイラについて説明したが、他の竪型排熱ボイ
ラにもこの発明を適用することができる。また、上述実
施例においては、低圧蒸発器2について説明したが、中
圧蒸発器4等にもこの発明を適用することができる。そ
して、中圧蒸発器4にこの発明を適用する場合には、同
一の竪型排熱ボイラの高圧蒸発器8の高圧飽和蒸気管、
高圧飽和水管を上昇管に接続すれば、汽水混合物に圧力
が高い飽和蒸気、飽和水を容易に供給することができ
る。また、上述実施例においては、上昇管32に中圧蒸
発器4の中圧飽和蒸気管37、中圧飽和水管42を接続
したが、他のシステムの飽和蒸気管、飽和水管を上昇管
32に接続してもよい。また、たとえば高圧蒸発器の降
水管の入口部に給水管を接続したときには、他のシステ
ムの飽和蒸気管、飽和水管を上昇管に接続することな
く、循環する流量を多くすることができる。
型排熱ボイラにおいては、缶水循環ポンプを使用する必
要がないから、運転コストが安価となり、また設置面積
が小さくなる。
部を示す図である。
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
る。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】蒸発器の蒸発水管が水平に配置された竪型
排熱ボイラにおいて、上記蒸発器の上昇管の入口部に蒸
気管を接続したことを特徴とする竪型排熱ボイラ。 - 【請求項2】蒸発器の蒸発水管が水平に配置された竪型
排熱ボイラにおいて、上記蒸発器の上昇管の入口部に飽
和水管を接続したことを特徴とする竪型排熱ボイラ。 - 【請求項3】蒸発器の蒸発水管が水平に配置された竪型
排熱ボイラにおいて、上記蒸発器の降水管の入口部に給
水管を接続したことを特徴とする竪型排熱ボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31310894A JP3648275B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 竪型排熱ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31310894A JP3648275B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 竪型排熱ボイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08170801A true JPH08170801A (ja) | 1996-07-02 |
JP3648275B2 JP3648275B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=18037248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31310894A Expired - Fee Related JP3648275B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 竪型排熱ボイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3648275B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102213407A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-10-12 | 北京科技大学 | 一种水蒸汽压可控的饱和水蒸汽发生装置 |
CN106090857A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-09 | 江苏海协机械科技有限公司 | 饱和蒸汽发生器装置 |
CN109798254A (zh) * | 2019-01-11 | 2019-05-24 | 江苏泰丰泵业有限公司 | 一种炉水循环泵 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31310894A patent/JP3648275B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102213407A (zh) * | 2011-04-15 | 2011-10-12 | 北京科技大学 | 一种水蒸汽压可控的饱和水蒸汽发生装置 |
CN106090857A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-09 | 江苏海协机械科技有限公司 | 饱和蒸汽发生器装置 |
CN109798254A (zh) * | 2019-01-11 | 2019-05-24 | 江苏泰丰泵业有限公司 | 一种炉水循环泵 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3648275B2 (ja) | 2005-05-18 |
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