JP2630882B2 - 復水回収装置 - Google Patents
復水回収装置Info
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Description
た復水をボイラ―等へ回収する復水回収装置に関する。
蒸気使用機器で発生する復水は一般にスチ―ムトラップ
を介して排出される。排出される復水は、一般に高圧蒸
気の復水であり、まだ高温の熱エネルギ―を有してお
り、この熱エネルギ―の有効利用を計るために復水の回
収が行なわれている。復水を回収してボイラ―等の所望
箇所に圧送するために、スチ―ムトラップの出口側を復
水ポンプ装置に連結することが行なわれている。この場
合回収する復水は、その保有熱量が大きいほどすなわち
復水の飽和圧力が高いほど回収効率は高くなる。しか
し、回収効率を高めようとして復水の飽和圧力を高めれ
ば、スチ―ムトラップ前後の圧力差が確保されず、トラ
ップの排出能力が低下して、蒸気使用機器で発生した復
水が排出されずにスチ―ムトラップの入口側ひいては蒸
気使用機器内に滞留して、機器の熱効率が低下してしま
う。
すものが用いられていた。これは、蒸気供給管51と連
通した蒸気使用機器52の二次側にスチ―ムトラップ5
3を連設し、エゼクタ54と電動ポンプ55からなる組
合せポンプ56のエゼクタ54とスチ―ムトラップ53
を復水流入通路57を介して連設し、復水流入通路57
から分岐した放圧通路58を設け、放圧通路58に復水
流入通路57の圧力が所定圧力よりも高くなったときに
開弁する圧力調節弁59を配置し、組合せポンプ56の
循環通路から復水回収通路60を設け、復水回収通路6
0に圧力調節弁61を配置したものである。圧力調節弁
59の開弁圧力を所望の圧力に設定して、スチ―ムトラ
ップ53の二次側を所定の低圧に維持することにより、
スチ―ムトラップの一次側に復水が滞留しないようにす
る。
スチ―ムトラップの二次側を所定の低圧に維持するため
に、復水流入通路の圧力が所定圧力よりも高くなったと
きに放圧通路に設けた圧力調節弁が開弁するのである
が、この圧力調節弁から流出する流体は系外に放出され
てしまい回収できないので、熱エネルギ―の有効利用が
充分に計られていなかった。従って本発明の技術的課題
は、放圧通路に設けた圧力調節弁から放出される流体も
ボイラ―等の所望箇所に圧送できるようにすることであ
る。
るために講じた本発明の技術的手段は、蒸気使用機器の
二次側にスチ―ムトラップ等の復水排出手段を設け、復
水排出手段の二次側に復水流入通路を介してエゼクタと
電動ポンプを組合せた組合せポンプを連設し、復水流入
通路から分岐した放圧通路を設け、復水流入通路の圧力
が所定圧力よりも高くなったときに開弁する圧力調節弁
を放圧通路に配置し、組合せポンプの循環水の一部をボ
イラ―等の復水回収先に圧送する復水回収通路を設けた
ものにおいて、圧力調節弁の二次側にエゼクタとタンク
と電動ポンプを組合せた組合せポンプを連設し、組合せ
ポンプの循環水の一部を復水排出通路を介して復水回収
通路に合流せしめたものである。
放圧通路に設けた圧力調節弁の二次側にエゼクタとタン
クと電動ポンプを組合せた組合せポンプを連設し、組合
せポンプの循環水の一部を復水排出通路を介して復水回
収通路に合流せしめたので、放圧通路の圧力調節弁から
流出する流体は組合せポンプで復水排出通路を介して復
水回収通路に圧送される。従って、放圧通路の圧力調節
弁から流出する流体も復水回収通路を通してボイラ―等
の所望箇所に圧送できる。
参照)。蒸気供給管1と連通した蒸気使用機器2の二次
側にスチ―ムトラップ3を連設する。スチ―ムトラップ
3の二次側に復水流入通路4を介して組合せポンプ5を
連設する。組合せポンプ5はエゼクタ6と電動ポンプ7
からなり、循環通路8で連結したものである。エゼクタ
6に復水流入通路4が連結する。循環通路8から分岐し
て復水回収通路9を設け、ボイラ等の圧送先に連結す
る。復水回収通路9に圧力調節弁10を配置する。圧力
調節弁10は循環通路8の圧力が所定以上になったとき
に開弁し、循環水の一部を復水回収通路9を通して圧送
する。
を設け、組合せポンプ12に連結する。放圧通路11に
復水流入通路4の圧力が所定圧力よりも高くなったとき
に開弁する圧力調節弁13を配置する。組合せポンプ1
2はエゼクタ14とタンク15と電動ポンプ16からな
り、循環通路17で連結したものである。エゼクタ14
に放圧通路11が連結する。循環通路17から分岐して
復水排出通路18を設け、復水回収通路9に連結する。
復水排出通路18に電動弁19配置する。タンク15に
は冷却水を供給する冷却水供給通路20を連結し、冷却
水供給通路20に電動弁21を設ける。電動弁21はタ
ンク15内の水温を検出する温度スイッチ22と連動し
て開閉し、タンク15内の水温が設定以下であれば閉弁
し、設定以上になれば開弁する。復水排出通路18に設
けた電動弁19はタンク15内の液位を検出するレベル
スイッチ23と連動して開閉し、タンク15内の液位が
設定以下であれば閉弁し、設定以上になれば開弁する。
管1から供給された蒸気は、蒸気使用機器2内で復水と
なりスチ―ムトラップ3を経て組合せポンプ5のエゼク
タ6に吸引され、循環水と共に循環通路8を循環する。
循環水の圧力が所定以上になれば圧力調節弁10が開い
て、循環水の一部を復水回収通路9を通してボイラ等へ
圧送する。放圧通路11に配置した圧力調節弁13は復
水流入通路4の圧力が所定以上になると開弁する。圧力
調節弁13が開弁すると、復水流入通路4の流体の一部
が放圧通路11から組合せポンプ12のエゼクタ14に
吸引され、循環水と共に循環通路17を循環する。循環
水の水温は、温度スイッチ22で制御される電動弁21
の開閉により供給される冷却水で制御され、所定温度に
保たれる。タンク15の液位が所定以上になると、レベ
ルスイッチ23により電動弁19が開弁し、循環水の一
部を復水排出通路18を通して復水回収通路9に吐出
し、ボイラ等へ圧送する。
記のように本発明によれば、放圧通路に設けた圧力調節
弁から流出する流体もボイラ―等の所望箇所に圧送でき
るので、復水の回収率が向上する。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸気使用機器の二次側にスチ―ムトラッ
プ等の復水排出手段を設け、復水排出手段の二次側に復
水流入通路を介してエゼクタと電動ポンプを組合せた組
合せポンプを連設し、復水流入通路から分岐した放圧通
路を設け、復水流入通路の圧力が所定圧力よりも高くな
ったときに開弁する圧力調節弁を放圧通路に配置し、組
合せポンプの循環水の一部をボイラ―等の復水回収先に
圧送する復水回収通路を設けたものにおいて、圧力調節
弁の二次側にエゼクタとタンクと電動ポンプを組合せた
組合せポンプを連設し、組合せポンプの循環水の一部を
復水排出通路を介して復水回収通路に合流せしめた復水
回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32802891A JP2630882B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 復水回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32802891A JP2630882B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 復水回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141613A JPH05141613A (ja) | 1993-06-08 |
JP2630882B2 true JP2630882B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=18205714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32802891A Expired - Fee Related JP2630882B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 復水回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2630882B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007051800A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100898380B1 (ko) * | 2008-11-13 | 2009-05-18 | 영일펌프테크(주) | 재증발 증기 및 응축수 회수 장치 |
JP6842302B2 (ja) * | 2017-01-05 | 2021-03-17 | 株式会社テイエルブイ | ドレン回収システム |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP32802891A patent/JP2630882B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007051800A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
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JPH05141613A (ja) | 1993-06-08 |
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