JP5301199B2 - 復水回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気使用機器等で発生した蒸気の凝縮水としての復水を、ボイラー等へ回収する復水回収装置に関する。蒸気使用機器で発生する復水は一般にスチームトラップを介して外部に排出されるが、排出される復水は高温高圧蒸気の復水であって、まだ高温の熱エネルギーを多く有しており、この熱エネルギーの有効利用を図るために復水の回収が従来から行われている。
従来の復水回収装置は、電動モータと連結した循環ポンプと、この循環ポンプの吐出口と吸込口を結ぶ密閉の循環通路と、循環通路の途中に配置したエゼクタ部材とで構成され、循環ポンプで循環通路とエゼクタ部材内に復水の一部を循環させることによって、スチームトラップから排出される復水を吸引して所定の回収先へポンプ圧送することができるものである。
上記従来の復水回収装置では、放圧通路にエゼクタとタンクと電動ポンプからなる別途の組合せポンプを配置しているために、装置の構造が複雑になると共に装置のコストが上昇してしまう問題があった。
特許第2630882号公報
解決しようとする課題は、構造が簡単で安価な復水回収装置を得ることである。
本発明は、蒸気使用機器で発生した復水を、復水回収ポンプによって、ボイラーあるいは給水タンク等の復水回収先へ復水回収管を介して回収するものにおいて、復水が再蒸発した再蒸発蒸気を吸引する蒸気エゼクタを配置して、当該蒸気エゼクタの出口側に蒸気と水をインラインで混合するインラインヒーターを介在して復水回収管と接続すると共に、インラインヒーターの入口側に水供給管を接続したものである。
本発明は、復水が再蒸発した再蒸発蒸気を吸引する蒸気エゼクタを配置して、この蒸気エゼクタの出口側にインラインヒーターを介在して復水回収管と接続したことによって、放圧通路から排出される復水の再蒸発蒸気を、蒸気エゼクタとインラインヒーターだけでボイラー等の復水回収先へ回収することができ、従来技術のように別途の電動ポンプやタンクを設ける必要がなく、構造が簡単で安価な復水回収装置とすることができる。
蒸気エゼクタとしては従来から使用されているものを用いることができ、ノズルと、吸引口を設けた吸引室、及び、ディフューザ部とで構成されるものを用いることができる。また、インラインヒーターも従来から使用されているものを用いることができ、例えば、蒸気と水をインラインで混合するものを用いることができる。
図1において、蒸気使用機器7と連通した放圧通路5と、放圧通路5に取り付けた蒸気エゼクタ20と、別途のエゼクタ1と循環ポンプ2で構成される復水回収ポンプとしての組み合わせポンプ3と、組み合わせポンプ3に接続した復水回収管4と、復水回収管4に取り付けたインラインヒーター6とで復水回収装置を構成する。
蒸気使用機器7に蒸気を供給する蒸気供給管8を接続する。蒸気供給管8には蒸気の供給量を制御するための制御弁9を取り付ける。蒸気使用機器7の下部にスチームトラップ10を取り付ける。スチームトラップ10は、蒸気と復水の混合流体の内の復水だけを下部の出口から外部へ排出するが、蒸気は出口から外部へは排出しない機能を有するものである。
スチームトラップ10とエゼクタ1の間に、スチームトラップ10から排出される復水を一旦溜め置くヘッダー11を配置する。ヘッダー11の左側面にスチームトラップ10を、下端面にエゼクタ1を、さらに、上端面に放圧通路5を、それぞれ接続する。放圧通路5には、蒸気供給管8を分岐した分岐蒸気管21と接続された蒸気エゼクタ20を取り付ける。蒸気エゼクタ20の吸引口22に放圧通路5の端部を接続すると共に、蒸気エゼクタ20の出口側は管路23によってインラインヒーター6の蒸気流入口15と接続する。インラインヒーター6の入口側には水供給管25を接続する。
組み合わせポンプ3は、エゼクタ1と循環ポンプ2を循環路13でそれぞれ接続して構成する。循環路13の一部を分岐して復水回収管4を接続する。インラインヒーター6の出口側管路14は、復水回収管4と合流して図示しないボイラー等の復水回収先と連通する。
管路23にバルブ24と逆止弁17を取り付ける。逆止弁17は、蒸気エゼクタ20からインラインヒーター6側への流体の通過は許容するが、反対方向の流体の通過は阻止する機能を有するものである。
蒸気供給管8から蒸気使用機器7へ供給された蒸気は、熱を奪われて凝縮することによって復水となり、スチームトラップ10とヘッダー11を通ってエゼクタ1に吸引される。また、スチームトラップ10から排出された復水は、ヘッダー11に溜め置かれることによって、一部の復水が再度蒸発して再蒸発蒸気となり、蒸気エゼクタ20に吸引され、さらに、インラインヒーター6で水供給管25からの水と混合されて、出口側管路14から復水回収先へ圧送される。
スチームトラップ10の出口側の再蒸発蒸気を、蒸気エゼクタ20及びインラインヒーター6で吸引混合して、復水回収先へ回収することによって、放圧通路5から放圧される比較的低圧力の再蒸発蒸気を、効率良く回収することができる。
本発明の復水回収装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 エゼクタ
2 循環ポンプ
3 組み合わせポンプ
4 復水回収管
5 放圧通路
6 インラインヒーター
8 蒸気供給管
10 スチームトラップ
11 ヘッダー
13 循環路
14 出口側管路
20 蒸気エゼクタ
23 管路
25 水供給管

Claims (1)

  1. 蒸気使用機器で発生した復水を、復水回収ポンプによって、ボイラーあるいは給水タンク等の復水回収先へ復水回収管を介して回収するものにおいて、復水が再蒸発した再蒸発蒸気を吸引する蒸気エゼクタを配置して、当該蒸気エゼクタの出口側に蒸気と水をインラインで混合するインラインヒーターを介在して復水回収管と接続すると共に、インラインヒーターの入口側に水供給管を接続したことを特徴とする復水回収装置。
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