JP3625609B2 - 蒸気タービン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸気タービン装置に関するものであり、特にその復水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ごみ焼却施設で得られた蒸気を利用して発電を行う蒸気タービン発電設備がある。
【0003】
なお、ごみ焼却設備では、ごみ焼却量とごみ発熱量が施設の運転開始後の年数、季節、天候などで大きく変化し、復水器の特性は、これらの要因の他に、外気温度で大きく影響されるため、特に、復水器の過冷却(器内圧力が過度に下がる場合)に対して、対策が必要となる。
【0004】
この蒸気タービン発電設備は、図4に示すように、ごみ焼却ボイラ101に設けられた過熱器102から供給される蒸気により駆動される蒸気タービン装置103と、この蒸気タービン装置103により回転されて発電を行う発電機104とが具備されている。
【0005】
また、この蒸気タービン装置103は、発電機104に連結された蒸気タービン111と、蒸気タービン111から排出される排気蒸気の復水を行う復水器112と、復水器112で復水された水を蓄える排気復水タンク113および復水タンク114と、この復水タンク114内の水を導入して混入酸素を抜き出す不凝縮性ガスを排気するための脱気器115と、上記蒸気タービン111からの抽気蒸気の一部から廃熱を回収して他の施設に供給するための低圧蒸気溜め116と、上記蒸気タービン111からの排気蒸気を導き他の施設に熱を供給するための吸収式ヒートポンプ117とが具備されている。上記低圧蒸気溜め116からの蒸気の一部は、加熱用として脱気器115に供給されている。なお、排気復水タンクを復水タンクに兼用する場合もある。
【0006】
ところで、上記復水器112は、図5に示すように、建屋121の側壁121aに沿って配置されており、またこの復水器112は、ヘッダー部122およびこのヘッダー部122に接続された複数本の伝熱管123からなる復水器本体124と、この復水器本体124の外周面を覆う壁体部(熱風の廻り込み防止壁)125とから構成されるとともに、この壁体部125とその外方に配置された外壁部(防音壁)126とにより形成された外気取入通路127からの空気を復水器本体124に供給するためのファン装置128とから構成されている。
【0007】
そして、さらに復水器112での過冷却を防止するために、壁体部125内の復水器本体124上方の開口部129を開閉可能な開閉扉装置(開閉天井装置ともいう)130が設けられるとともに、壁体部125には、壁体部125内の空気を外気取入通路127側に導き得るシャッター付きの開口部131が設けられている。
【0008】
上記構成において、外気温度がそれ程低くない場合には、開閉扉装置130が開かれるとともに、開口部131がシャッターにより閉鎖された状態で、ファン装置128の駆動により、復水器本体124の伝熱管123内を流れる蒸気の冷却度合いを調節し、タービン排気圧力が所定の値に保たれる。
【0009】
ところで、外気温度が低い場合、または復水器での処理蒸気量が少ない場合等で、タービン排気圧力が下がり過ぎる時は、冷却用のファン装置128の送風量が低減され、条件が激しい時は、ファン装置128が停止されて、復水器112での冷却機能が軽減されるが、それでも自然対流により、復水器112が過冷却される場合がある。
【0010】
このような場合に対処するために、すなわち自然対流による空気の流れを阻止するために、開閉扉装置130を閉じるとともに、開口部131のシャッターを開き、温かい空気が復水器本体124に循環して流れるように制御される。
【0011】
また、図5の仮想線にて示すように、外気取入通路127の下部全体を閉鎖可能な大型のシャッター装置132を設けて適度に閉鎖し、復水器112での過冷却を防止する場合もある。
【0012】
なお、復水器112での過冷却を防止するのは、蒸気タービン111の出口での排気蒸気の圧力低下が所定値(例えば、排気乾き度で88%相当)以下になると、ドレンアタックが発生して、蒸気タービン111が損傷する虞れがあるからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると、復水器112での過冷却を防止するために、開閉扉装置130、シャッター付き開口部131およびシャッター装置132、これらの機器を操作するための駆動装置などを必要とし、設備コストの増大につながるとともに、操作も複雑になるという問題がある。
【0014】
そこで、本発明は、復水器の過冷却(器内圧力が過度に下がる場合)の対策に対して、設備コストの低減化および操作の簡易化を図り得る蒸気タービン装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1の手段は、蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気移送管を介して導き復水を行う復水器と、この復水器からの復水を復水移送管を介して導き蓄える排気復水タンクと、復水器内の気体を取り出すエジェクタが設けられた抽気管とを具備する蒸気タービン装置において、少なくとも上記抽気管、排気蒸気移送管、排気復水タンクのいずれかに不活性ガスを供給するガス供給装置を具備させ、かつ上記排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧力検出器からの圧力値に基づき上記ガス供給装置を制御する圧力制御装置を具備させた蒸気タービン装置である。
【0016】
また、本発明の第2の手段は、蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気移送管を介して導き復水を行う復水器と、この復水器からの復水を復水移送管を介して導き蓄える排気復水タンクと、復水器内の気体を取り出すエジェクタが設けられた抽気管とを具備する蒸気タービン装置において、少なくとも上記排気蒸気移送管、排気復水タンクのいずれかに不活性ガスを供給するガス供給装置を設け、途中に開閉弁が設けられるとともに上記抽気管に空気を供給する空気供給管を設け、かつ上記排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧力検出器からの圧力値に基づき上記ガス供給装置および上記開閉弁を制御する圧力制御装置を具備させた蒸気タービン装置である。
【0017】
さらに、本発明の第3の手段は、蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気移送管を介して導き復水を行う復水器と、この復水器からの復水を復水移送管を介して導き蓄える排気復水タンクと、復水器内の気体を取り出すエジェクタおよび開閉弁が設けられた抽気管とを具備する蒸気タービン装置において、少なくとも上記排気蒸気移送管、排気復水タンクのいずれかに不活性ガスを供給するガス供給装置を設け、かつ上記排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧力検出器からの圧力値に基づき上記ガス供給装置および上記開閉弁を制御する圧力制御装置を具備させた蒸気タービン装置である。
【0018】
上記各蒸気タービン装置の構成によると、排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力が許容値より低くなると、少なくとも排気蒸気移送管、抽気管、排気復水タンクのいずれかに、不活性ガスが供給されるため、復水器における伝熱効率が低下して冷却効率が落ちるので、復水器での過冷却が防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態における蒸気タービン装置を、図1に基づき説明する。
【0020】
図1において、1は従来例の箇所で説明したボイラ・蒸気タービン発電設備に設けられる蒸気タービン装置で、発電機2に連結された蒸気タービン3と、蒸気タービン3から排出される排気蒸気を排気蒸気移送管4を介して導き復水を行う復水器5と、復水器5で復水された水を復水移送管6を介して導き蓄える排気復水タンク(復水タンクを兼ねる場合もある)7と、この排気復水タンク7内の水を導き混入酸素などの気体を排出するための脱気器(図示せず)と、上記蒸気タービン3からの抽気蒸気を他の施設に供給するための低圧蒸気溜め(図示せず)とが具備されている。なお、上記低圧蒸気溜めからの蒸気の一部は、加熱用として脱気器に供給されている。
【0021】
また、上記復水器5は、排気蒸気移送管4に接続されたヘッダー部11と、このヘッダー部11の下部にかつ斜めに接続された多数のフィン付き伝熱管12と、これら各伝熱管12に冷却用の空気を供給するファン装置13とから構成されている。上記各伝熱管12の底部に、上記復水移送管6が接続されている。
【0022】
なお、上記各伝熱管12は、より具体的に説明すると、蒸気復水伝熱管12aと、抽気復水伝熱管12bと、抽気出口ボックス12cとから構成されている。
【0023】
また、この復水器5内における非凝縮ガス(漏込空気を含む)などの気体を排出するための抽気装置8が具備されている。
この抽気装置8は、抽気出口ボックス12cに一端部が接続された抽気管21と、この抽気管21の途中に設けられた蒸気駆動のエジェクタ22と、この抽気管21の他端部に設けられるとともに排気復水タンク7内の水により冷却されるエジェクタコンデンサ23とから構成されている。なお、このエジェクタコンデンサ23には、非凝縮ガス放出管24が接続されている。
【0024】
さらに、この蒸気タービン装置1には、復水器5での過冷却を防止して排気蒸気圧力を制御するために、不活性ガスを復水器5における伝熱管(蒸気移動経路)内に供給(注入)するための排気蒸気圧制御装置9が具備されている。
【0025】
この排気蒸気圧制御装置9は、不活性ガス、例えば窒素ガスを蓄えたボンベ31と、このボンベ31と上記排気蒸気移送管4とを接続するとともに途中にモータ駆動式制御弁32が介装された第1不活性ガス供給管33と、この第1不活性ガス供給管33の制御弁32より下流側部分と抽気管21とを接続する第2不活性ガス供給管34と、同じく第1不活性ガス供給管33の制御弁32より下流側部分と排気復水タンク7とを接続する第3不活性ガス供給管35と、排気蒸気移送管4内の排気蒸気の圧力を検出する圧力検出器36と、この圧力検出器36からの圧力値を入力するとともにこの圧力値に応じて上記制御弁32を制御する圧力制御装置37とから構成されている。
【0026】
なお、上記ボンベ31、上記制御弁32、各不活性ガス供給管33〜35などにより、ガス供給装置が構成され、また41は排気復水タンク7内と排気蒸気移送管4内とを連通する均圧管であり、さらに上記各配管途中には、各種の弁が必要に応じて設置されている。
【0027】
上記構成において、外気温度が、それ程低くない場合には、窒素ガスは排気蒸気移送管4、抽気管21および排気復水タンク7に供給されずに、通常のファン装置13による冷却空気量の増減で調節される。
【0028】
そして、例えば冬期で外気温度が非常に低くかつファン装置13を停止させても、過冷却の状態となって排気蒸気圧力が許容値(例えば、排気蒸気の乾き度が88%に相当する値)より低くなる場合には、上述したガス供給装置9が作動する。
【0029】
すなわち、排気蒸気移送管4内の排気蒸気圧力の低下が圧力検出器36を介して圧力制御装置37により検出されると、制御弁32が開かれて、ボンベ31から窒素ガスが、抽気管21、排気蒸気移送管4および排気復水タンク7内に供給される。
【0030】
これにより、復水器5内の伝熱管12a,12bおよび抽気出口ボックス12c(蒸気移動経路)に窒素ガスが混入されるため、その伝熱効率が低下し、復水器5における冷却効率が落ちるので、復水器5での過冷却が防止される。したがって、過冷却による弊害、例えば蒸気タービン出口部でのドレンアタックの発生を防止することができる。
【0031】
勿論、排気蒸気移送管4内の排気蒸気圧力が許容値以上に回復した場合には、窒素ガスの供給が停止されて、通常の復水器の運転に戻される。
また、過冷却を防止する際に、従来のように、開閉扉装置を設けたり、大型の外気取込通路を閉鎖するためのシャッター装置を設けたりする必要がないため、設備コストの低減化を図ることができ、またその制御についても、従来のものに比べて容易となる。
【0032】
上記第1の実施の形態において、第1不活性ガス供給管33途中に設けられる制御弁32をモータ駆動式として説明したが、例えば空圧式の制御弁を使用してもよい。
【0033】
次に、本発明の第2の実施の形態における蒸気タービン装置を、図2に基づき説明する。
なお、第1の実施の形態と異なるところは、排気蒸気圧制御装置9の一部分にあるため、第1の実施の形態と同一の部品には、同一の番号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0034】
すなわち、図2に示すように、第1の実施の形態で設けられた第2不活性ガス供給管34を廃止して、第1不活性ガス供給管33および第3不活性ガス供給管35を使用して、ボンベ31から、窒素ガスを排気蒸気移送管4および排気復水タンク7に供給するようになし、さらに抽気管21の途中に、空気を供給(注入)するための空気供給管51を接続するとともに、この空気供給管51の途中に、圧力制御装置37により制御される電磁開閉弁52を設けたものである。なお、空気供給管51の端部には、フィルター53が取り付けられている。
【0035】
この構成において、排気蒸気移送管4内の圧力が許容値より低くなると、圧力制御装置37により制御弁32が開かれて、ボンベ31から、窒素ガスが排気蒸気移送管4および排気復水タンク7内に供給されるとともに、電磁開閉弁52が開かれて、空気が抽気管21内に供給される。
【0036】
すなわち、本第2の実施の形態においても、窒素ガスが復水器5の伝熱管(蒸気移動経路)内に供給されて、伝熱効率が低下するため、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0037】
そして、さらに本第2の実施の形態においては、空気が抽気管21内に供給されて、エジェクタ22により外部に排出される抽気ガス内に空気が混入するため、外部に排出される復水器5の内部に供給された窒素ガス等の不活性ガスの量を減らすことができる。
【0038】
なお、復水器5での伝熱管(蒸気移動経路)内に空気が多量に混入すると、酸化腐食が発生する可能性があるが、エジェクタ22により、殆どの空気が排出されるため、実用上、問題になることはない。
【0039】
次に、本発明の第3の実施の形態における蒸気タービン装置を、図3に基づき説明する。
なお、第1の実施の形態と異なるところは、排気蒸気圧制御装置9の一部分にあるため、第1の実施の形態と同一の部品には、同一の番号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0040】
すなわち、図3に示すように、第1の実施の形態で設けられた第2不活性ガス供給管34を廃止して、第1不活性ガス供給管33および第3不活性ガス供給管35を使用して、ボンベ31から、窒素ガスを排気蒸気移送管4および排気復水タンク7に供給するようになし、さらにエジェクタ22への駆動用蒸気供給管61途中、抽気管21からエジェクタ22への抽気ガスの導出管62途中、およびエジェクタコンデンサ23内のガスを大気に放出するためのガス放出管24途中に、電磁開閉弁71,72,73を設け、これら各電磁開閉弁71,72,73を、圧力制御装置37により制御するように構成されている。
【0041】
この構成において、排気蒸気移送管4内の圧力が許容値より低くなると、圧力制御装置37により、制御弁32が開かれて、ボンベ31から窒素ガスが、排気蒸気移送管4および排気復水タンク7内に供給されるとともに、電磁開閉弁71,72,73が閉じられて、抽気が停止される。
【0042】
本第3の実施の形態においても、窒素ガスが復水器5の伝熱管(蒸気移動経路)内の蒸気中に不活性ガスが混入されて、伝熱効率が低下するため、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0043】
そして、さらに本第3の実施の形態においては、抽気管21よりの抽気が停止されるため、エジェクタ22から抽気ガスが排出されないため、窒素ガスの無駄な消費を防止することができる。
【0044】
ところで、上記各実施の形態においては、窒素ガスを、少なくとも、排気蒸気移送管および排気復水タンクに供給するように説明したが、勿論、その内の任意の一箇所に供給するようにしてもよく、要するに、復水器の伝熱管(蒸気移動経路)内の蒸気中に不活性ガスが必要な時期に適当量供給(注入)されればよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明の各蒸気タービン装置の構成によると、排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力が許容値より低くなると、少なくとも排気蒸気移送管、抽気管、排気復水タンクのいずれかに、不活性ガスが供給されるため、伝熱管内の蒸気中に不活性ガスが混入されるため、復水器における伝熱効率が低下して冷却効率が落ちるので、復水器での過冷却が防止される。
【0046】
すなわち、復水器での過冷却を防止する際に、従来のように、開閉扉装置を設けたり、大型の外気取込通路を閉鎖するシャッター装置を設けたりする必要がないため、設備コストの低減化を図ることができ、またその制御についても、従来のものに比べて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における蒸気タービン装置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における蒸気タービン装置の概略構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態における蒸気タービン装置の概略構成を示す図である。
【図4】従来例におけるボイラ・蒸気タービン発電設備の概略構成を示す図である。
【図5】従来例の蒸気タービン装置における復水器の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 蒸気タービン装置
2 発電機
3 蒸気タービン
4 排気蒸気移送管
5 復水器
6 復水移送管
7 排気復水タンク
8 抽気装置
9 排気蒸気圧制御装置
11 ヘッダー部
12 伝熱管
13 ファン装置
21 抽気管
22 エジェクタ
24 非凝縮ガス放出管
31 ボンベ
32 制御弁
33 第1不活性ガス供給管
34 第2不活性ガス供給管
35 第3不活性ガス供給管
36 圧力検出器
37 圧力制御装置
51 空気供給管
52 電磁開閉弁
61 駆動用蒸気供給管
62 導出管
71 電磁開閉弁
72 電磁開閉弁
73 電磁開閉弁

Claims (3)

  1. 蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気移送管を介して導き復水を行う復水器と、この復水器からの復水を復水移送管を介して導き蓄える排気復水タンクと、復水器内の気体を取り出すエジェクタが設けられた抽気管とを具備する蒸気タービン装置において、少なくとも上記抽気管、排気蒸気移送管、排気復水タンクのいずれかに不活性ガスを供給するガス供給装置を具備させ、かつ上記排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧力検出器からの圧力値に基づき上記ガス供給装置を制御する圧力制御装置を具備させたことを特徴とする蒸気タービン装置。
  2. 蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気移送管を介して導き復水を行う復水器と、この復水器からの復水を復水移送管を介して導き蓄える排気復水タンクと、復水器内の気体を取り出すエジェクタが設けられた抽気管とを具備する蒸気タービン装置において、少なくとも上記排気蒸気移送管、排気復水タンクのいずれかに不活性ガスを供給するガス供給装置を設け、途中に開閉弁が設けられるとともに上記抽気管に空気を供給する空気供給管を設け、かつ上記排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧力検出器からの圧力値に基づき上記ガス供給装置および上記開閉弁を制御する圧力制御装置を具備させたことを特徴とする蒸気タービン装置。
  3. 蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気移送管を介して導き復水を行う復水器と、この復水器からの復水を復水移送管を介して導き蓄える排気復水タンクと、復水器内の気体を取り出すエジェクタおよび開閉弁が設けられた抽気管とを具備する蒸気タービン装置において、少なくとも上記排気蒸気移送管、排気復水タンクのいずれかに不活性ガスを供給するガス供給装置を設け、かつ上記排気蒸気移送管内の排気蒸気圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧力検出器からの圧力値に基づき上記ガス供給装置および上記開閉弁を制御する圧力制御装置を具備させたことを特徴とする蒸気タービン装置。
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